テストの機能テスト・レポートを生成できます。これはテスト・ログのエレメントの、合格した判断と不合格になった判断を要約したものです。
機能レポートは、テスト実行から、事前定義されたレポート・デザインを使用した HTML ファイルとして生成されます。
始める前に
機能レポートを生成できるようにするには、その前にテストまたはスケジュールを正常に実行して、テスト実行を作成する必要があります。
次のレポート・タイプが使用可能です。
- Extensible Stylesheet Language Transformation (XSLT) レポート: これらのレポートは高速に生成できますが、グラフを入れることができません。
- Business Intelligence and Reporting Tools (BIRT) レポート: これらのレポートにはグラフを入れられますが、生成に時間がかかります。
ワークベンチのレポート・デザイン・パースペクティブで、BIRT レポート・デザインを独自にカスタマイズして作成することができます。BIRT レポートの生成は、ワークベンチが VMWare Windows イメージ上で実行中のときはサポートされません。
注: 独自の XSLT スタイル・シートを使用する場合は、そのスタイル・シートに <xsl:param name="languagePack" select="'default'"/> という行が入っていることを確認してください。
手順
- テスト・ナビゲーターで、テスト実行または実行を選択します。 Ctrl キーを使用すると、複数のテスト実行またはスケジュール実行を選択できます。
5000 件の呼び出しまたはオブジェクトを超える機能レポートは生成できません。
- 「テストの実行」ビューでテスト実行を右クリックし、
「機能テスト・レポートの生成」を選択します。 「HTML 機能テスト・レポートの生成」ウィザードが開きます。
- ワークスペース内の、機能レポートを生成するロケーションを選択し、「機能テスト・レポートのベース名」に入力します。
レポートの生成時に、このベース名にタイム・スタンプとレポートのタイプが付加されます。 デバッグ目的でレポートを生成するために作成された一時 XML ファイルを保持する場合は、「中間 XML データを保持します。」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 事前定義されているレポート・デザインを選択するか、「追加」をクリックし、カスタム BIRT レポート・デザインまたは XSLT スタイル・シートを追加します。
- 「共通機能テスト・レポート」: すべてのテスト・プロトコルに対して汎用機能テスト・レポートを生成します。
- 「SAP 機能レポート」: SAP テストに対して機能テスト・レポートを生成します。
- 「Web サービス - 失敗したイベント」: Web サービス・テストに対して機能テスト・レポートを生成します。このレポートには、失敗したイベントのみが表示されます。その他の判断のイベントは、このレポートには表示されません。
- 「Web サービス - 不合格のテスト」: Web サービス・テストに対して機能テスト・レポートを生成します。このレポートには、不合格になったテストのみが表示されます。その他の判断またはその他のイベント・タイプのテストは、このレポートには表示されません。
- 「Web サービス - フル」: Web サービス・テストに対して機能テスト・レポートを生成します。このレポートには、すべてのイベントについての詳細情報が表示されます。
- 「Web サービス - 要約」: Web サービス・テストに対して、簡単に要約した機能テスト・レポートを生成します。
- 「Web サービス - 切り捨て」: Web サービス・テストに対して、機能テスト・レポートを生成します。このレポートには、すべてのイベントについての詳細情報が表示されますが、500 文字を超える XML コンテンツは切り捨てられます。
選択したレポート・デザインごとに、1 つの機能レポートが生成されます。
(xslt) というマークの付いたレポート・デザインは XSLT スタイル・シートを使用するもので、大容量のレポートにより適しています。
- 「完了」をクリックします。
タスクの結果
機能レポートは、ワークスペース内の指定したロケーションに HTML ファイルとして生成されます。