セキュア環境での Agent Controller の構成

ファイアウォールにより保護されている領域で Agent Controller を実行することは推奨されません。ただし、Agent Controller をファイアウォールにより保護されている領域で実行する必要がある場合は、テストを記録または実行する前に、エージェント・コンピューターおよびワークベンチ・コンピューターで SetConfig スクリプトを実行してください。

手順

  1. ワークベンチ・コンピューターだけでなく、テストの負荷を生成する各エージェント・コンピューターでセキュリティー設定を使用可能にします。
    1. ワークベンチ・コンピューターで、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「Agent Controller」 > 「統合 Agent Controller (Integrated Agent Controller)」をクリックします。 「統合 Agent Controller セキュリティー (Integrated Agent Controller security)」で、「オン」をクリックします。 「OK」をクリックします。
    2. 各エージェント・コンピューターで、SetConfig スクリプト (Microsoft Windows プラットフォームの場合は SetConfig.bat、Windows 以外のプラットフォームの場合は SetConfig.sh) を実行します。このスクリプトはインストール・ディレクトリーにあります。デフォルトのインストール・ディレクトリーは C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥AgentController¥bin です。 このスクリプトの詳しい実行方法については、『Changing Agent Controller security settings after installation』を参照してください。
  2. ワークベンチ・コンピューターとエージェント・コンピューターを再始動します。
  3. テストを記録するか、スケジュールまたはテストを実行します。
    1. 記録中に、ワークベンチ・コンピューター用のユーザー名とパスワードを入力するプロンプトが表示されます。
    2. スケジュールまたはテスト実行中には、ワークベンチ・コンピューターだけでなく、セキュリティーが使用可能に設定された各ロケーション (エージェント) 用のユーザー名とパスワードを入力するようにプロンプトが表示されます。 同じワークベンチ・セッションでテストまたはスケジュールを再実行する場合、ユーザー名とパスワードを求めるプロンプトは再表示されません。
      注: このセキュア環境は、応答時間明細データ以外のテスト結果の収集には影響しません。セキュア・ロケーションで実行中の場合、応答時間明細データは収集できません。

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