リモート Windows ロケーションのための IP 別名の設定

スケジュール実行中に仮想ユーザーが独自の IP アドレスを持つように見せるには、それぞれの Windows リモート・ロケーションに IP 別名を構成します。

手順

  1. 「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」 > 「ネットワーク接続」をクリックします。
  2. IP 別名を関連付けるネットワーク・インターフェースを開きます。ほとんどの場合、ローカル・エリア接続です。「プロパティ」をクリックします。
  3. 「インターネット プロトコル (TCP/IP)」までスクロールダウンし、「プロパティ」をクリックします。
  4. このホスト上で IP 別名を作成するのに、静的 IP アドレスを使用する必要があります。したがって、「次の IP アドレスを使用する」が選択されているか確認して、「拡張」をクリックします。
  5. IP 別名を作成します。
    1. 「IP 設定」ページの「IP アドレス」エリアで「追加」をクリックして、新規別名の IP アドレスを指定します。アドレスがネットワークで有効で、他のホストで使用されていないことを確認します。
    2. 新規別名の IP アドレスとサブネット・マスクを入力します。
  6. 別名を作成した後、それぞれの前のダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、構成を完了します。
  7. 仮想ユーザーが実行中に IP 別名を使用できるようにスケジュールを設定します。詳しくは、『仮想ユーザーによる IP 別名の使用可能化』を参照してください。

タスクの結果

スケジュールを実行すると、ネットワーク・トラフィックが複数のホストから生成される印象を与えます。

次のタスク

カスタム・コードをテストに挿入して、各仮想ユーザーのランタイム IP アドレスを取得できます。詳しくは、『仮想ユーザーの IP アドレスの検索』を参照してください。
注: 複数の IP 別名を追加するには、次の例で示すように netsh コマンドを使用します。
netsh -c Interface ip add address name="Gig Ethernet" addr=10.10.0.21 mask=255.255.0.0
ntcmds.chm ファイルは通常 C:¥WINDOWS¥Help に配置されていますが、netsh コマンドについての詳細な情報が含まれています。IP 別名の使用が完了したら、以下のコマンドを使用してこれらを除去します。
netsh -c Interface ip delete address name="Gig Ethernet" addr=10.10.0.21 
バッチ・ファイルを使用して、別名を追加および削除することもできます。

フィードバック