メモリー割り当ての増加

Web サーバーにアクセスする仮想ユーザーは、要求の準備および送信、応答の受信にメモリーを必要とします。リモート・コンピューターではメモリーの量は自動的に設定されないため、メモリー不足エラーを受け取る可能性があります。この状況を修正するには、そのコンピューターのメモリー割り当てを増やしてください。

このタスクについて

テストまたはスケジュールを実行するとき、メモリー不足によるエラーを受信した場合は、そのコンピューターにデフォルトで割り当てられているメモリー量を指定変更します。 これを行うには、RPT_DEFAULT_MEMORY_SIZE をオーバーライドする RPT_VMARGS プロパティーを設定します。

手順

リモート・コンピューターでメモリー割り当てを増やすには、次のようにします。

  1. (ローカル・コンピューターの) テスト・ナビゲーターでプロジェクトを展開して、変更したいデプロイメント・ロケーションを探索します。 デプロイメント・ロケーションが、「3 つの小さなミラーのようなロケーション・アイコン」 によって表示されます。
  2. デプロイメント・ロケーションを右クリックして、「開く」をクリックします。
  3. 「プロパティー・グループ」で、「一般プロパティー」リンクをクリックして、「追加」をクリックします。
  4. 「新規プロパティー」ウィンドウで、
    1. 「プロパティー名」フィールドに、RPT_VMARGS と入力します。
    2. 「演算子」フィールドで、演算子が = であることを確認します。
    3. 「プロパティー値」フィールドで、-Xmxnnnnm と入力します。この nnnn はメモリー容量 (MB) を表します。次に「OK」をクリックします。
    1 つのロケーションに複数の RPT_VMARGS の値を設定する必要がある場合、それらの値は同じプロパティー項目に配置し、スペースで区切ってください。1 つのロケーションに複数の RPT_VMARGS の値を設定する際に、複数のプロパティー項目を使用しないでください。 以下の「新規プロパティー」ウィンドウでは、最大のヒープを 1500 MB に設定します。
    「新規プロパティー」ウィンドウの「プロパティー名」が「RPT_VMARGS」、「演算子」が「は以下の値と等しい」、「プロパティー値」が「-Xmx1500m」に設定されている

次のタスク

使用可能メモリーを増やした後でもメモリー不足によるエラーを受け取った場合は、ご使用のユーザー・グループのリモート・コンピューターを追加してください。この処理を実行する方法については、『リモート・ロケーションでのユーザー・グループの実行』を参照してください。

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