Kerberos を使用するテストを生成するとき、Kerberos のユーザー名およびパスワードを提供する必要があります。
このタスクについて
テスト生成プロセスでは、テストが記録されたときに Kerberos が使用されたかどうかの検出を試行します。テスト生成プロセスによって、テストが記録されたときに Kerberos が使用されたことが検出されると、Kerberos 信任状を求めるプロンプトが表示されます。テスト生成プロセスでは、Kerberos 認証と NT LAN Manager (NTLM) 認証が識別されないことがあります。この場合、認証タイプおよび信任状を求めるプロンプトが表示されます。
手順
- 「Kerberos」ウィンドウの「Kerberos レルム名」 フィールドに、記録中に使用する Kerberos レルム名を入力します。 どのタイプの認証が使用されたかテスト生成プロセスで判別できない場合、「Kerberos」ウィンドウではなく「許可 (Authorization)」ウィンドウが表示されます。この場合、Kerberos レルム名を入力する前に「Kerberos」ラジオ・ボタンをクリックします。
- 「ユーザー名」フィールドに、記録中に使用したユーザー名を入力します。
- 「パスワード」フィールドに、記録中に使用したパスワードを入力します。
タスクの結果
テスト生成プロセスによって Kerberos 構成ファイルが作成されます。
ファイルは
krb5.ini で、プロジェクトのワークスペースのルートに保管されます。このファイルは Kerberos テストの再生に必要です。
通常の場合、テストの記録に使用するワークベンチ・コンピューターは、テストの再生に使用するエージェント・コンピューターと同じ Kerberos レルム内にあるようにする必要があります。上級者およびセキュリティー管理者はこのファイルをテキスト・エディターで編集して、特定のテスト環境向けに作り替えることができます。