ユースケース・ダイアグラムの作成

ユースケース・ダイアグラムを作成して、ユースケースとアクターの関係を記述します。システム化対象範囲を定義し、要素間の関連を作成することができます。
このタスクについて

テキスト形式のユースケース仕様を含む既存 (または共用) のユースケースおよびアクター成果物を追加できます (これらの成果物は複数のダイアグラムで再使用できます)。プレースホルダーとして機能するユースケースおよびアクター要素も追加することができます (これらのプレースホルダー要素は他のダイアグラムで再使用できません)。詳しくは、ユースケースを参照してください。

ユースケースまたはアクターの作成に関するプロセス・ガイダンスについては、ダイアグラムでユースケースまたはアクターを選択し、「ヘルプ」 > 「Process Advisor」をクリックします。

ユースケース・ダイアグラムを作成するには、次のようにします。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「ユースケース・ダイアグラム」をクリックします。
  2. 「新しいユースケース・ダイアグラム」ウィンドウで、ダイアグラムの名前を入力します。
  3. 新規ダイアグラムのプロジェクトおよびフォルダーを参照します。
  4. (オプション) 新規ダイアグラムにタグを追加します。
  5. (オプション) 新規ダイアグラムの初期内容のためのテンプレートを選択します。
  6. (オプション) ダイアグラムに属性グループを追加するには、「次へ」をクリックします。
  7. 「終了」をクリックします。 ユースケース・ダイアグラム・エディターが開きます。
  8. 要素をダイアグラムに追加するには、パレットの「ユースケース要素」から要素タイプを選択し、「ダイアグラム・エディター」ウィンドウでクリックします。
  9. ユースケースまたはアクターを追加するときには、「検索」ウィンドウが開きます。「検索」フィールドに既存のユースケースまたはアクターの名前の一部の入力項目を入力します。ユースケースまたはアクターを選択し、「OK」をクリックします。
  10. 要素を移動するには、それをクリックしてダイアグラムの新規ロケーションにドラッグします。
  11. 要素をサイズ変更するには、要素をクリックして選択フレームでサイズ変更ハンドルをドラッグします。
  12. 要素を名前変更するには、要素をクリックして名前を置き換えるために入力を開始するか、要素をダブルクリックして名前を編集します。共用アクターおよびユースケースのラベルは変更できません。名前を変更するには、成果物を開く必要があります。
  13. 関連ラベルを位置変更するには、ラベルをクリックして新規ロケーションにドラッグします。
  14. 関連ラベルを編集するには、関連を選択して入力を開始するか、関連をダブルクリックします。
    注: デフォルトでは、ラベルが定義されていない場合にラベルは表示されません。 定義された後に、ラベルは表示されます。この振る舞いは、設定で変更することができます。 関連を右クリックして、「ラベルの表示/非表示」をクリックすることもできます。
  15. ダイアグラムにテキストまたは注釈を追加するには、パレットで「メモ」ドロップダウン・メニューをクリックします。「メモ添付」を使用して、ダイアグラムで注釈を特定の要素に関連付けます。
  16. ユースケース・プレースホルダーをユースケース成果物に変換して、他のダイアグラムで使用したり、独立した成果物として表示したりできるようにするには、ユースケース・プレースホルダーを右クリックして「ユースケースとして保存」をクリックします。 「新しいユースケース成果物」ウィンドウで情報を完成するには、ユースケース成果物の作成を参照してください。
  17. アクター・プレースホルダーをアクター成果物に変換して、他のダイアグラムで使用したり、独立した成果物として表示したりできるようにするには、アクター・プレースホルダーを右クリックして「アクターとして保存」をクリックします。 「新しいアクター成果物」ウィンドウで情報を完成するには、アクター成果物の作成を参照してください。
  18. システム化対象範囲を追加するには、パレットで「システム化対象範囲」を選択してエディターにドラッグします。1 つ以上のユースケースをシステム化対象範囲にドラッグします。
  19. 「ファイル」 > 「保存」をクリックし、「ファイル」 > 「閉じる」をクリックします。

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