データ・ソースのオプション・タスク

トレース・レベル、処理される同時要求の最大数、ファイル・フォーマット、ファイル・パス、時間間隔、および言語設定の構成変数を表示したり、変更したりできます。これらのタスクは、オプションの管理タスクです。
このタスクについて
製品ソースを構成する際の一般的なタスクは次のとおりです。 これらのタスクは、互いに独立しており、オプションです。
カスタム・レポート・データ・サービス によって使用されるポートを特定する
注: デフォルトでは、カスタム・レポート・データ・サービス はポート 9080 を使用します。 ただし、このポートが別のアプリケーションによって既に使用されている場合、アダプターは別のポートにインストールされます。
  1. カスタム・レポート・データ・サービス プロファイルの管理コンソールを実行します。
  2. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
  3. RationalInsightServer」をクリックします。
  4. 「通信」 > 「ポート」をクリックします。
  5. 表示されるテーブルで、「WC_defaulthost」の値を調べます。 この値が、カスタム・レポート・データ・サービス によって使用されているポートです。 このポートのデフォルト値は 9080 です。 使用するポートの値が異なる場合は、このガイドの残りのタスクを読む際に、ポート番号を実際のポート番号に置き換えてください。
カスタム・レポート・データ・サービス アダプターが正常にインストールされていることを確認する
  1. Web ブラウザーを開きます。
  2. カスタム・レポート・データ・サービス アプリケーションの URL を入力します。 デフォルトでは、URL は http://localhost:9060/DataServices です。
カスタム・レポート・データ・サービス が正常に機能している場合、インストールされている各アダプターを説明する XML 文書が表示されます。 インストールされているアダプターの URL をメモします。 この URL は、レポート・サーバーを構成する場合に必要です。
注: エラーが表示された場合は、次の点を確認します。
  • カスタム・レポート・データ・サービス プロファイルが実行されている
  • 管理コンソールを開くことができる
サーバーの SystemErr ログ・ファイルに保存されたロギング情報を IBM® WebSphere® Application Server で参照する
  1. カスタム・レポート・データ・サービス プロファイルの管理コンソールを実行します。
  2. 「トラブルシューティング」 > 「ログおよびトレース」をクリックします。
  3. 「Server1」 > 「JVM ログ」 > 「ランタイム」をクリックします。
  4. SystemErr.log ファイル付近にある「表示」ボタンをクリックします。
ログ・ファイルを初めて表示すると、ログ・ファイルが空の場合があります。
ログに記録される情報を決定する条件を指定し、ログ・レベルを変更する
  1. カスタム・レポート・データ・サービス プロファイルの管理コンソールを実行します。
  2. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」 > 「DataServices」 > 「Web モジュール・プロパティー」 > 「サーブレットのパラメーターを初期化する」をクリックします。
  3. VegaDataServices.logger.tracelevel という名前のパラメーターを探します。
  4. 目的のトレース・レベルに値を変更します。 有効なトレース・レベルは、説明の列にリストされます。
  5. OK」をクリックし、「保存」をクリックします。
トレース・レベルが正しく設定されていることを確認するには、http://localhost:9060/DataServices URL を開き、ログを表示します。 ログに、URL の生成中に生じたアクティビティーのエントリーが記録されています。 続ける前に、値を元の warn に設定していることを確認してください。
注: 通常、トレース・レベルのパラメーターは、warnerrorfatal、または off に設定します。 トラブルシューティングに役立つ追加の情報をログに含める場合は、値を alltrace、または debug に設定してください。
構成変数を変更する
注: IBM サポート・チームによって指示されたのでない限り、いずれの MaxRequest 変数も変更しないでください。
  1. カスタム・レポート・データ・サービス プロファイルの管理コンソールを実行します。
  2. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」 > 「DataServices」 > 「Web モジュール・プロパティー」 > 「サーブレットのパラメーターを初期化する」をクリックします。
  3. 変更するパラメーターを探して、値を編集します。
  4. OK」をクリックし、「保存」をクリックします。