ブロッキング障害の処理依頼

テスト実行記録を表示しているときに、新しい障害を追加して ブロッキングとして指定したり、既存の障害をブロッキングとして指定したりできます。 チームが IBM® Rational® Team Concert とのサーバー間通信をセットアップした場合 は、Rational Team Concert でこれらの障害をファイルして、状況を追跡できます。
始める前に
このタスクについて
テスト実行記録の表示中にブロッキング障害を処理依頼するには、次のようにします。
  1. 実行」(実行) をポイントし、「テスト実行記録の表示」をクリックします。
  2. 必要に応じて、ビュー・ビルダーを使用して、特定のテスト実行記録を検索します。

    ブロッキング障害は、「ブロッキング状況」列にアイコンでフラグが立てられます。

  3. リストから必要なテスト実行記録を選択します。
  4. ブロッキング障害の管理」アイコン (ブロッキング状況の変更) を クリックして、「ブロッキング障害の管理」ウィンドウが表示されます。

    ここから、新しい障害を追加することや、既存の障害を選択することができます。

  5. 新規障害を追加するには、次のようにします。
    1. 新規障害の追加」アイコン (新規障害の追加) をクリックして、新規障害の追加フォームを開きます。

      Rational Team Concert との統合が確立されている場合、Rational Team Concert 障害フォームが表示されます。

    2. 必要に応じて障害フォームに入力します。障害をブロッキングとして指定する には、重大度レベルとして「ブロッカー」を選択します。
    3. フォームへの入力を完了してから、「OK」をクリックします。

      ブロッキング障害の管理」ウィンドウが再度表示され、そこには処理依頼した新規障害が示されています。

      ブロッキング障害の管理

      注: 障害 ID をクリックすると、障害フォームが再度開きます。
    4. 再び「ブロッキング障害の管理」ウィンドウで、 「OK」をクリックして「ブロッキング障害の 管理」ウィンドウを閉じ、「テスト実行記録の表示」ウィンドウに 戻ります。
    5. 追加した障害が含まれているテスト実行記録を選択します。
    6. テスト実行記録の「障害状況」列で、作成した新規障害上へカーソルを置きます。

      吹き出しテキストに、「このテスト実行記録はブロックされています。 関連情報セクションで障害を確認できます。」と示されます。 関連情報セクションの右上隅を確認すると、「ブロッキング障害」に その障害がリストされているはずです。

    7. 「ブロッキング障害」セクションの新規障害上にカーソルを置いて、 障害の状況を確認します。この時点では「新規」と報告されます。
    8. 開発者が障害を修正し、障害状況を更新すると、Rational Quality Manager で変更が反映されます。
  6. 既存の障害を追加するには、次のようにします。
    1. 既存障害の追加」アイコン (既存障害の追加) をクリックして、「既存障害の追加」ウィンドウを開きます。
    2. 障害タイプを選択します。
    3. 障害の ID またはテキストを使用して、特定の障害を検索します。
    4. 障害を選択し、「OK」をクリックします。

      追加した既存の障害を表示した「ブロッキング障害の管理」ウィンドウが表示されます。

    5. OK」をクリックして「ブロッキング障害の管理」ウィンドウを閉じ、「テスト実行記録の表示」ウィンドウに戻ります。
    6. ステップ 5e から 5h を繰り返します。
  7. チームが IBM Rational Team Concert とのサーバー間通信をセットアップした 場合は、障害がまだブロッキングとしてリストされているかどうかを Rational Team Concert で確認します。
    1. Rational Team Concert Web インターフェースで、「ワークアイテム」をクリックします。
    2. 共用照会」下の「品質管理」を展開し、 「障害ブロック・テスト」照会を選択します。 この障害はこれ以降、照会結果には含まれません。

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