関連付けられたテスト実行記録を実行することにより、マニュアル・テスト・スクリプトを実行できます。
始める前に
マニュアル・テストの実行には、テスト・ケースとそれに関連付けられたテスト・スクリプト、および 1 つ以上の関連付けられた
テスト実行記録が必要です。これらの
テスト実行記録によって、テスト・ケースの実行環境が指定されます。
したがって、Windows® XP マシン上の Firefox ブラウザーで実行するテスト・ケースでは、SUSE Linux® マシンで実行するか、別のブラウザーで実行するためには、別の
テスト実行記録が必要です。
このタスクについて
マニュアル・テストを実行するには、次のようにします。
- 既存のテスト・ケースを開きます。このテスト・ケースには、既に 1 つ以上のテスト・スクリプトと、1 つ以上のテスト実行記録が作成されている必要があります。
- 「テスト実行の記録」をクリックします。
- 実行したいテスト実行記録を選択します。
- 「実行」アイコン (
) をクリックします。 「スクリプト実行」ウィンドウが表示され、最初のステートメントの左側に矢印が表示されます。
- 一度に 1 つのステートメントの実行をステップスルーし、テストしているアプリケーションでの実行が終わった後で、判断を各ステートメントへ割り当てます。
ツールバーには以下の 5 つの実行判断があります。
- 成功 (
)
- 失敗 (
)
- 確定不能 (
)
- ブロック (
)
- エラー (
)
注: 「
ブロック」(

) と「
エラー」(

) のオプションを表示するためには、「
確定不能」(

) アイコンの横にある矢印をクリックします。
- 「実際の結果」フィールドに、ステップを
実行した結果を入力します。ステップが成功したかどうかを判別するには、
実際の結果を予想結果と比較します。
- 1 つ以上のステートメントに、オプションでコメントを追加します。
- ツールバーから、「コメントの追加/編集」アイコン (
) をクリックします。
- 「コメントの書き込み」フィールドにコメントを入力し、「OK」をクリックします。「コメント」アイコン (
) が、コメント付きの各ステートメントの中に表示されます。 注: すべてのコメント・インラインを表示するには、「
コメント列の表示/非表示」(

) アイコンをクリックし、「
コメントの表示」を選択します。
- 1 つ以上のステートメントに、オプションで添付ファイルを追加します。例えば、テスト中のアプリケーションのスクリーン・ショットを作成して、それをステートメントに添付できます。
ステートメントにファイルを添付するには、次のようにします。
- ツールバーから、「添付」アイコン (
) をクリックします。「添付ビュー」が表示されます。
- 「結果の添付」セクションで、ファイルを参照し、「開く」をクリックします。
注: ステップごとに複数添付できます。
- 「OK」をクリックします。
「添付」アイコン (
) が、添付がある各ステートメントの中に表示されます。
- テスト中のアプリケーションに問題を発見した場合は、障害を報告します。
- ツールバーから、「新規障害の追加」アイコン (
) をクリックします。「障害ビュー」 が表示されます。
- 多数のフィールドに、テスト実行から得られた情報が取り込まれます。
必要に応じて「障害」フォームを編集し、「保存」をクリックします。
「障害」アイコン (
) が、障害がある各ステートメントの中に表示されます。
- 現在のステップ以後のすべてのステップに同じ判断を割り当てるには、
「すべて適用」アイコン (
) をクリックし、
ダイアログから判断を選択し、「OK」をクリックします。
- テスト実行の完了後、ページ上部にある「閉じて結果を表示」を
クリックすると、実行結果が表示されます。
必要に応じて、実行結果からの判断と重みの配分を変更します。
編集後は、必ず「保存」をクリックして、変更内容を保存します。