Rational® ClearQuest® を使用して障害を追跡できるようにするために IBM® Rational ClearQuest Web と統合できます。
始める前に
Rational ClearQuest との統合には、以下の要件があります。
- Rational ClearQuest v7.1 またはそれ以降
- Rational Quality Manager v2.0 またはそれ以降
- 別名やプロキシーではなく、パブリック・ホスト名を使用する必要があります。
- ブラウザーでポップアップ・ブロッカーを使用不可にする必要があります。
注: Rational Quality Manager のテストに関連付けられた Rational ClearQuest の障害は、障害レポートに含まれません。
このタスクについて
Rational ClearQuest と統合するには、次のようにします。
- Rational Quality Manager で、
Rational ClearQuest ブリッジを構成します。
- JazzAdmins リポジトリー許可を持つユーザーとしてログオンします。
- 「管理」をクリックして、「Jazz サーバー管理」をクリックします。
- 「構成」の下にある「拡張プロパティー」をクリックします。
- 「ClearQuest Bridge」セクションまでスクロールし、「編集」をクリックします。
- オプションで、デフォルトの ClearQuest スキーマ・リポジトリーおよび ClearQuest ユーザー・データベースを指定します。
ユーザーは、ここで指定されたオプションを使用して、ClearQuest にログインできます。
「拡張プロパティー」ページでスキーマを指定すると、すべての
プロジェクト・エリアがその同じスキーマを使用します。スキーマ・リポジトリー
またはユーザー・データベースを指定しなかった場合、ログイン時にそれらを
ユーザーが選択する必要がありますが、これにより、各プロジェクト・エリアで
異なるスキーマおよびデータベースを使用できます。
重要: スキーマ・リポジトリーとユーザー・データベースの名前には
大/小文字の区別があり、「ClearQuest 保守」ツールで入力した名前と一致している必要があります。
- ClearQuest Web リモート・サーバーのホスト名 (例: cqserver.domain.com) を指定します。
- 変更する必要がある場合を除き、デフォルト番号の 80 (HTTP ポート) および 443 (HTTPS ポート) を受け入れます。
- 「ClearQuest Bridge Web UI を使用可能にする」プロパティーを
「true」に設定します。ClearQuest ブリッジ
が正しく機能するためには、この設定が使用可能である必要があります。
- 設定に応じて、ClearQuest 全文検索機能を使用可能または
使用不可に設定するため、「全文検索を使用可能にする」プロパティーを設定します。
ClearQuest ブリッジで全文検索を使用可能にするには、
ClearQuest スキーマでも全文検索を使用可能に設定する必要があることに注意してください。
- パブリック URI ルートを検索し、「現行値」フィールドをパブリック・ルート URI (例: https://myserver:9443/jazz) に設定します。
注: パブリック URI ルートとして設定する値は、ユーザーが Jazz™ サーバーにアクセスするために入力する URL と完全に同じである必要があります。
- 「保存」をクリックします。
- Rational Quality Manager で、Rational ClearQuest ブリッジを Rational Quality Manager の「フレンド」としてセットアップします。
この関係は、サーバー間通信をセットアップすることで確立します。
- Rational Quality Manager で、「管理」をクリックしてから「Jazz サーバー管理」をクリックします。
- 「サーバー間通信」をクリックします。
- 「タイトル」に、Rational ClearQuest Web サーバーを
識別するために使用する名前を入力します。
- 「ルート・サービス URI」に、パブリック URI と Rational ClearQuest ディスカバリー・コンテキスト情報の連結 (例: https://myrqm1:9443/jazz/cqrest/repo/cqrepo/discovery) を入力します。この例の cqrepo は、リモート Rational ClearQuest サーバー上のリポジトリーの名前です。
- 「OAuth の秘密」に、サーバーの新規 OAuth コンシューマー・キーに関連付けるために選択したコードを入力します。
注: このステップでは、キー自体を入力するのではなく、実際のキーに
関連付けられる短縮句を入力します。
- 「OAuth の秘密」コード句を再入力します。
- 「信頼済み」をクリックして、
これをトラステッド・コンシューマーとして指定します。
トラステッド・コンシューマーは、他のトラステッド・コンシューマーと許可を共有すること、
およびユーザーの承認なしでデータにアクセスすることが可能になります。
- 「アクセスの要求」をクリックします。
- Rational Quality Manager で、
Rational ClearQuest ユーザー・データベースと Rational Quality Manager プロジェクト・エリアとの間のリンクをセットアップします。
- 「管理」をクリックして、「Jazz プロジェクト管理」をクリックします。
- 構成するプロジェクト・エリアをクリックして開きます。
- ページの下部までスクロールし、「リンク」セクションで「追加」をクリックします。
- 「リンクの追加」ページで Rational ClearQuest ターゲット・サーバーの名前を選択します。
- 「リンク・タイプ」を「テスト」に設定し、「終了」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、プロジェクト・エリアの変更内容を保存します。
- 接続を初期設定します。
- 「障害」アイコン (
) をポイントし、
「障害の作成」をクリックします。 複数の変更管理プロバイダーが構成されていることを示すウィンドウが開きます。
- 変更管理プロバイダーとして Rational ClearQuest を選択します。
接続ウィンドウが開きます。
- Rational ClearQuest リポジトリーおよびデータベースの「ユーザー ID」と「パスワード」を入力します。
- 「ログイン」をクリックします。
障害ワークアイテムが表示されます。
- 障害ワークアイテムを完成させ、「保存」をクリックして
障害を処理依頼します。