テスト実行記録を作成して実行することにより、テストを実行できます。 特定のテスト・ケースに照らしてテスト実行記録を作成します。 各テスト実行記録は、テスト・ケースをテスト実行に必要なテスト環境と関連付けます。 したがって、テスト実行記録を実行するときは、基本的に「この特定のソフトウェアおよびハードウェア環境でこのテスト・ケースを実行する」ことになります。
テスト・ケースをそれ自体で実行するときもテスト・スイート内から実行するときも、テスト実行記録を使用してテスト・ケースを実行する場合と使用せずに実行する場合があります。テスト実行記録を使用せずにテスト・ケースを実行する場合、テスト・ケースはローカル・テスト環境でのみ実行されます。 状態がより複雑なために複数のテスト環境をサポートする必要がある場合は、テスト実行記録の使用を検討する必要があります。
テスト実行記録を使用して、マニュアル・テストと自動化テストの両方を実行できます。 マニュアル・テスト・スクリプトを作成済みの場合は、そのテスト・スクリプトをテスト・ケースに追加し、そのテスト・ケースにテスト実行記録を関連付けることができます。Rational Quality Manager から参照する自動化テストについても同じことが言えます。 多くの場合、テスト実行記録を実行するときは、テスト実行記録が関連付けられたテスト・ケースに追加されたテスト・スクリプトを実行します。
テスト実行記録を実行するには、次のようにします。