チームが IBM® Rational® Team Concert とのサーバー間通信をセットアップした場合は、IBM Rational Team Concert 内のワークアイテムへテスト・ケースをリンクできます。
このようにして、開発者が処理しているフィーチャーと、ユーザーのテスト・ケースと
の間のマッピングをセットアップできます。
始める前に
テスト・ケースをワークアイテムにリンクするには、あらかじめ以下の要件を満たしておく必要があります。
- C/ALM の統合は IBM Rational Team Concert を使用して構成する必要があります。
- リンクするワークアイテムが Rational Team Concert プロジェクト・エリアに含まれている
このタスクについて
注: 使用可能なワークアイテムのタイプは、開発チームが使用している
プロセスに応じて異なります。すべてのプロセスですべてのワークアイテムタイプが
使用可能であるわけではありません。標準的なワークアイテムタイプとしては、
計画項目、障害、機能拡張、タスク、ストーリーなどがあります。
ワークアイテムの詳細については、Rational Team Concertインフォメーション・センターの
『Managing change and releases』のセクションを参照してください。
テスト・ケースをワークアイテムにリンクするには、次のようにします。
- Rational Quality Manager で既存のテスト・ケースを開くか、新規作成します。
注: 新規テスト・ケースを作成するときには、デフォルトのテスト・ケース・テンプレートとして「共同 ALM テスト・ケース・テンプレート」を設定できます。
このテンプレートには、計画項目のセクションが含まれています。また、計画項目セクションを含む新規テスト・ケース・テンプレートを作成することもできます。
- 既存のテスト・ケースに計画項目セクションが含まれていない場合は、追加できます。
- テスト・ケースで、「セクションの管理」をクリックします。
- 「セクションの管理」ウィンドウで、「すべてのセクションを表示」をクリックします。
- 「計画項目」を選択してから、右方を指す矢印をクリックします。
- 上下矢印をクリックして、計画項目をテスト・ケース内の適切な位置へ移動します。
- 「OK」をクリックします。
- 「目次」で「計画項目」をクリックすると、「計画項目」セクションが開きます。
- 「計画項目の追加」アイコン (
) をクリックします。
- テスト・ケースにリンクさせるワークアイテムを選択します。
- 「タイプ」フィールドで、検索するワークアイテムタイプを選択します。
すべてのワークアイテムタイプを表示するには、「すべて表示」を選択します。
- ワークアイテム ID またはワークアイテムのテキストに含まれている語を入力します。
- リストから必要なワークアイテムを選択します。
- 「OK」をクリックして、ワークアイテムをテスト・ケースへ追加します。
- 「保存」をクリックして、テスト・ケースを保存します。
タスクの結果
ワークアイテムがテスト・ケースに追加されたら、ワークアイテム ID 上に
カーソルを置くと、そのワークアイテムの状況を表示できます。開発者がワークアイテム内の状況を更新すると、テスト・ケース内のワークアイテム ID に変更が反映されます。
後ほど、Rational Team Concert ワークアイテム内のリンクからテスト・ケースを開くことができます。