このタスクについて
IBM® Cognos® 8 内のすべてのエントリーのアクセス権限を設定できます。エントリーの例には、レポート、照会、分析、パッケージ、エージェント、メトリック、名前空間、グループ、ユーザー、またはディスパッチャーがあります。エントリーはさまざまな名前空間から参照できます。複数の名前空間を参照する権限を設定する場合は、それらの各名前空間にログオンしてから、タスクを開始する必要があります。そのようにしないと、変更するエントリーに対する完全な管理権限を得られません。セキュリティーを管理するには、ポリシー権限を設定しておく必要です。
- IBM Cognos Connection で、アクセス権限を設定するエントリーを見つけます。
- 「アクション」列で、そのエントリーの「プロパティーの設定」をクリックします。
- 「プロパティーの設定」ページで、「権限 (Permissions)」タブをクリックします。
- 親エントリーの権限を使用するか、そのエントリーに固有の権限を指定するかを選択します。
- 親エントリーの権限を使用するには、「親エントリーから獲得したアクセス権限をオーバーライドする」チェック・ボックスをクリアします。親の権限を使用するためのプロンプトが表示されたら、「OK」 をクリックします。
- エントリーのアクセス権限を設定するには、「親エントリーから獲得したアクセス権限をオーバーライドする」チェック・ボックスを選択します。
- リストからエントリーを除去する場合は、そのエントリーのチェック・ボックスを選択して「除去」をクリックします。
注: すべてのエントリーを選択する場合は、左上隅のリストの上部にあるチェック・ボックスを選択します。すべてのエントリーを選択解除するには、そのチェック・ボックスをクリアします。
アクセスを許可または拒否するエントリーを指定するには、「追加」をクリックして、エントリーの選択方法を選択します。- リスト・エントリーから選択するには、適切な名前空間をクリックして、ユーザー、グループ、または役割の隣にあるチェック・ボックスを選択します。
- エントリーを検索するには、「検索」をクリックし、「検索」ストリング・フィールドに検索する語句を入力します。検索オプションの場合は、「編集」をクリックします。希望するエントリーを検索してクリックします。
- 追加するエントリーの名前を入力するには、「タイプ」をクリックして、次の形式でグループ、役割、またはユーザーの名前を入力します。namespace/group_name;namespace/role_name;namespace/user_name。各エントリーはセミコロン (;) で区切ります。例: Cognos/Authors;LDAP/scarter。
- 右矢印ボタンをクリックし、必要なすべてのエントリーが「選択済みエントリー」フィールドに入力されたら、「OK」をクリックします。
注: 「選択済みエントリー」リストからエントリーを除去するには、エントリーを選択して「除去」をクリックします。リスト内のすべてのエントリーを選択するには、リストの左上隅にあるチェック・ボックスをクリックします。
ユーザー・エントリーが表示されるようにするには、リストで「ユーザーを表示」をクリックします。
- リスト内の各エントリーに対して、リストの隣にあるボックスでチェック・ボックスを選択またはクリアして、許可または拒否するアクセスのタイプを指定します。
- 「適用」をクリックします。「権限 (Permissions)」列のユーザー、グループ、または役割の隣にアイコンが表示されます。このアイコンは、そのエントリーに対して許可または拒否されているアクセスのタイプを表します。
- 子エントリーの既存の権限をこのエントリーに設定した権限で置き換える場合は、「オプション」セクションで、「すべての子エントリーのアクセス権限を削除 (Delete the access permissions of all child entries)」チェック・ボックスを選択します。このオプションは、コンテナーであるエントリーにのみ表示されます。このオプションを使用して、エントリーの階層へのアクセスを制限できます。
- 「OK」をクリックします。
注: Cognos 文書へのリンクは、カスタム・レポート の外側 (ibm.com® サイトなど) からそれらの文書を表示している場合は解決されません。