Rational Robot との統合

Rational® Robot との統合は、 アダプターを使用することでインプリメントされます。 Rational Robot アダプターは、 Rational Robot および Rational Quality Manager の間のブリッジとして機能します。 Robot アダプターは、Robot をインストールするときにデフォルトでインストールされて、 Robot がインストールされたワークステーション上で構成されます。 インストールの後に、そのアダプターを構成して開始する必要があります。 その実行中に、アダプターは Quality Manager からメッセージを受け取り、 ユーザーが Robot スクリプトを Quality Manager を介して実行するように要求するときにそのスクリプトを実行します。 テスト実行の後に、アダプターは実行ログを Rational Quality Manager サーバーにアップロードします。

前提条件

Robot アダプターの構成

Robot アダプターを構成するには、次のようにします。

  1. 「スタート」 > 「 すべてのプログラム」 > 「IBM Rational」 > 「Rational Quality Manager の Robot アダプター」 > 「アダプターの構成」をクリックします。
  2. Rational Quality Manager サーバー URL を「サーバー URL」フィールドに入力します。
  3. ログイン」フィールドに Rational Quality Manager ID を入力します。このユーザー・アカウントは、コネクター・クライアント・アクセス・ライセンスを持つ Rational Quality Manager に存在しなければなりません。
  4. パスワード」フィールドに、ID に対する Rational Quality Manager のパスワードを入力します。
  5. (オプションで) このワークステーション上で Rational Quality Manager アダプターを識別するための固有名を、「アダプター名」フィールドに入力します。
  6. OK」をクリックして、構成を保存します。

アダプターの開始

アダプターを「スタート」メニューまたはコマンド・プロンプトから開始することができます。アダプターは、以下の方法で「スタート」メニューから開始します。

アダプターは、以下の方法でコマンド・プロンプトから開始します。

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開始します。
  2. Robot がインストールされたディレクトリーに切り替えます。
  3. RobotRQMAdapter¥robotrqmadapter.bat と入力します。

Rational Quality Manager での Robot スクリプトの作成および実行

Robot スクリプトへの参照は、Quality Manager に作成する他のスクリプトと同じ方法で作成できます。

  1. Quality Manager 内にテスト・スクリプトを作成します。
  2. スクリプト・タイプとして Robot を選択します。
  3. アダプター・マシン上の Robot スクリプトへの絶対パスを指定します。
  4. スクリプトを作成した後に、それをテスト・ケースに割り当てます。
  5. オプションで、テスト・ケースをテスト・スイートに割り当てることができます。
  6. テスト・ケースまたはテスト・スイートを実行するか、あるいはその代わりにテスト実行記録を作成または生成します。
  7. テスト実行記録 を実行して、使用するアダプターを選択します。

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