サーバーの問題のトラブルシューティング

Web インターフェースを使用して、サーバーの問題をトラブルシューティングできます。
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このタスクについて
サーバーの問題をトラブルシューティングするには、「サーバー」タブをクリックします。このページには、問題のトラブルシューティングに役立つサーバー状態情報が表示されます。 次の表に、一般的な問題と、それらのトラブルシューティング方法を示します。

問題

チェック項目

データベースを使用できない

管理」をクリックして、「Jazz サーバー管理」をクリックします。

  • 「サーバーの状況要約」ページの「サーバーの状況」ペインで、データベースの状況が connected になっていることを確認します。状況が unavailable の場合は、「データベースの状況」ペインで詳細を確認します。 起こりうる問題としては、データベースの構成が無効であること、データベースに対する構成は有効だが初期化されていない、などがあります。
    注: Derby データベースでは 1 つの接続しかサポートされません。このため別のサーバー・インスタンスが実行されていると、唯一のデータベース接続が使用されてしまっている可能性があります。 この問題が発生した場合は、「サービス・エラーの要約」ペインに、複数のエラーが表示されます。
  • 「サーバー VM」ペインで、サーバーが正しい JDK を実行していることを確認します。
  • 「サービス・エラーの要約」ペインで、エラー・メッセージを探します。

構成プロパティーを変更できない

サーバー構成プロパティーを調べます。「構成」を展開して、次の項目の 1 つをクリックします。

  • 電子メールの設定
  • データベース接続
  • フィードの設定
  • 拡張

上記のページでは、構成プロパティーを表示して更新することができます。 構成プロパティーへの変更を保存すると、それが teamserver.properties ファイルに伝搬します。データベースが接続されていない場合、teamserver.properties ファイルを編集する方法でしか構成プロパティーを変更できません。

サービスの失敗

「コンポーネントの状況」をクリックして、サービスの状況を確認します。

「インストールされているコンポーネント」ページでスタック・トレースを参照し、失敗したサービスの詳細を確認します。

サーバーのアクティビティーが遅い

「アクティブ・サービス」をクリックして、実行中のサービスを確認します。

「アクティブ・サービス」ページで、実行中のサービスとそのスタック・トレースを確認します。 時間を延長して実行されているサービスがないか確認します。

「統計」をクリックして、サーバー・アクティビティーを確認します。

「サーバーの統計」ページで、Web サービス、非同期タスク、キャッシュの動作の統計などのサーバー・アクティビティーを確認します。

その他のリソースとヒント

詳しくは、ログ・フィードにアクセスしてください。

ログ・フィードにアクセスできない場合は、Apache Tomcat ログ・ファイル /tomcat/logs/catalina.out (Linux®) またはコンソール・ウィンドウ (win32) を表示します。

始動時に teamserver.properties ファイルが見つからない場合、サーバーは正しく動作せず、Tomcat ログとログ・フィードにはエラーが表示されます。 server.startup スクリプトにより、プロパティー・ファイルへのパスが指定されます。

デフォルトの Apache Tomcat 接続ポート 9080 および 9443 が使用中でないことを確認してください。/conf/server.xml ファイルにより、接続ポートが定義されます。

問題が解決しない場合は、データベースか Web アーカイブ (WAR) ファイルの再インストールを検討してください。