Jazz Team サーバー・セットアップ・ウィザードの実行

IBM® Rational® Quality Managerのインストールが完了した後、Jazz™ Team サーバー・セットアップ・ウィザードを実行する必要があります。セットアップ・ウィザードは、いくつかの重要な機能 (ユーザー・レジストリーのセットアップ、デフォルトの Quality Manager のプロジェクト・エリアの作成など) を実行します。
始める前に

始める前に、以下のことを考慮してください。

このタスクについて
Jazz Team サーバー・セットアップ・ウィザードを実行するには、次のようにします。
  1. Jazz サーバーを始動します。
  2. https://localhost:9443/jazz/setup を入力して、Jazz Team サーバー・セットアップ・ウィザードを開始します。

    または、デフォルトのユーザー ID およびパスワード (どちらも ADMIN) を使用して、Rational Quality Manager にログインします。インストール後 初めてログインしたときに、「Jazz Team サーバー・セットアップ」ウィザードを開始するためのプロンプトが 出されます。

    注: この手順は、ご使用のサーバーがホスト名 localhost、およびデフォルト・ポート 9443 を使用できることを前提としています。必要に応じて、localhost をサーバーのホスト名に置き換え、ポート番号を置き換えます。ポート番号の 置き換えについて詳しくは、ポート番号の変更を参照して ください。
  3. セットアップ・パスを選択します。セットアップ・ウィザードには、2 つのメインパスがあります。
    • ファースト・パス・セットアップは、Derby データベースを使ったデフォルト構成を使用します。
    • カスタム・セットアップは、独自のデータベースを構成し、E メール通知が使用可能になります。

    デフォルトでは、Jazz Team サーバーには、JDBC 接続を使用した事前構成データベースが含まれています。このデフォルトを保持するか、異なるデータベース・ベンダーおよび/または接続タイプを選択することができます。デフォルトを変更する場合、いくつかの追加プロパティーを構成する必要がある場合があります。またデフォルトを変更する場合、「接続のテスト」ボタンを使用して、Jazz Team サーバーが、入力した接続情報でデータベースと正常に通信できることを検証します。

  4. デフォルト構成を使用するには、次のようにします。
    1. ファースト・パス・セットアップ」をクリックします。
    2. 使用するユーザー・レジストリーのタイプを選択します。選択項目は「Tomcat ユーザー・データベース」、「LDAP」、または 「非 LDAP 外部レジストリー」です。

      LDAP ディレクトリーの Web コンテナーを構成した場合、LDAP ディレクトリーで定義される JazzAdmin ユーザーで、ログインします。

    3. 提供されたフォームを使用して、管理者アカウントを作成します。新規アカウントは JazzAdmins 許可を持ち、これにより所有者は管理機能を実行することができます。
    4. オプション: デフォルトの ADMIN アカウントを使用不可にします。

      デフォルトの ADMIN アカウントを使用不可にすることは、セキュリティーの観点から推奨されています。ADMIN 権限を使用不可にしない場合 は、Jazz Team サーバーのセットアップの完了後に、少なくとも デフォルトの ADMIN パスワードを変更する必要があります。

    5. 新規管理者アカウントに適切なクライアント・アクセス・ライセンスを割り当てます。

      クライアント・アクセス・ライセンスについて詳しくは、ライセンス管理を参照してください。

    6. 次へ」をクリックします。
    7. Rational Quality Manager のデフォルトのプロジェクト・エリアを作成」をクリックし、「次へ」をクリックします。

      作業を開始するには、使用できるデフォルトのプロジェクト・エリアが必要です。

    8. 「要約」ページを表示します。変更が必要な設定がある場合、目的のページまで「前へ」をクリックします。
    9. 終了」をクリックします。
  5. カスタム・セットアップを実行するには、以下のようにします。
    1. カスタム・セットアップ」をクリックします。
    2. データベース・ベンダーおよび接続タイプを選択し、データベース接続プロパティーを構成することにより、データベースを構成します。

      Jazz サーバーがデータベースに接続されていることを検証するには、「接続のテスト」をクリックします。障害がある場合、サーバー・ログまたはコンソール出力を確認します。接続およびデータベース情報は、最初のアクセスの時にエコー出力されます。ディレクトリー RQM_Install_Dir/server/logs はサーバー・ログ・ファイルに使用されます。

    3. 次へ」をクリックします。
    4. E メール通知を使用可能にして、「接続のテスト」をクリックし、「次へ」をクリックします。

      デフォルトでは、E メール通知は使用不可に設定されています。

    5. リポジトリーのパブリック URL を構成します。詳しくは、 ウィザード自体を確認してください。
    6. 使用するユーザー・レジストリーのタイプを選択します。選択項目は「Tomcat ユーザー・データベース」、「LDAP」、または 「非 LDAP 外部レジストリー」です。
    7. 提供されたフォームを使用して、管理者アカウントを作成します。新規アカウントは JazzAdmins 許可を持ち、これにより所有者は管理機能を実行することができます。
    8. オプション: デフォルトの ADMIN アカウントを使用不可にします。

      デフォルトの ADMIN アカウントを使用不可にすることは、セキュリティーの観点から推奨されています。ADMIN 権限を使用不可にしない場合 は、Jazz Team サーバーのセットアップの完了後に、少なくとも デフォルトの ADMIN パスワードを変更する必要があります。

    9. 新規管理者アカウントに適切なクライアント・アクセス・ライセンスを割り当てます。

      クライアント・アクセス・ライセンスについて詳しくは、ライセンス管理を参照してください。

    10. 次へ」をクリックします。
    11. Rational Quality Manager のデフォルトのプロジェクト・エリアを作成」をクリックし、「次へ」をクリックします。

      作業を開始するには、使用できるデフォルトのプロジェクト・エリアが必要です。

    12. 「要約」ページを表示します。変更が必要な設定がある場合、目的のページまで「前へ」をクリックします。
    13. 終了」をクリックします。

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