マニュアル・テスト資産は、「RMT から RQM へのマイグレーション」ウィザードを実行してマイグレーションします。
始める前に
マイグレーション・ウィザードを実行する前に、以下の要件が満たされていることを確認してください。
- マイグレーション・プラグインが、Rational® Manual Tester がインストールされているマシンにインストールされている必要があります。
- マイグレーション・ウィザードを実行するユーザーは、テスト資産のマイグレーション先
の Rational Quality Manager プロジェクト・エリアのメンバーである必要があります。
また、このユーザーは、適切なクライアント・アクセス・ライセンスを
持っている必要があります。これらの要件が満たされていない場合は、
ステップ 4 でプロジェクト・リストにプロジェクト・エリアが組み込まれません。
このタスクについて
テスト資産をマイグレーションするには、次のようにします。
- rmt2rqm.bat を実行して、マニュアル・テスト・マイグレーション・ツールを開始します。

- ツールから、をクリックして、マイグレーション・ウィザードを開始します。
- 最初のページで、Rational Quality Manager サーバーの IP アドレスとポート番号および有効なユーザー名とパスワードを入力します。
注: マイグレーション・ツールが資格情報を受け入れない場合、
Rational Quality Manager Jazz サーバーの IP アドレスおよびホスト名を、
Rational Manual Tester がインストールされているマシンの HOSTS ファイルに追加する必要があるかもしれません。
HOSTS ファイルは、
c:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hosts にあります。
通常、HOSTS ファイルに入力する内容は以下のとおりです。
9.34.107.100 qwin600.ibmratltst01.com
ここで、9.34.107.100 は、Rational Quality Manager Jazz サーバーの IP で、qwin600.ibmratltst01.com はホスト名です。
- 「マイグレーション済み資産の所有者になる」を選択するか、選択解除して、所有者を匿名として設定します。
「次へ」をクリックします。

- 「RMT マイグレーション・タイプ (RMT Migration type)」を選択し、group ステートメントを steps に変換するかどうかを決定し、マイグレーション済みの資産用の Rational Quality Manager プロジェクトを選択します。
プロジェクトでない資産をマイグレーションする場合は、次に示すウィザード・ページが表示されます。
「ファイルの追加」をクリックして、マイグレーション対象の個々のファイルを選択するか、「ディレクトリーの追加」をクリックして、マイグレーション対象のディレクトリー全体を選択します。「削除」をクリックして、特定のファイルまたはディレクトリーのマイグレーションをキャンセルします。
Reuse ステートメントをローカル・ステートメントのままにしておくか、キーワードに変換するかを指示します。
マニュアル・テスト・プロジェクトをマイグレーションする場合は、次に示すウィザード・ページが表示されます。
「プロジェクトの追加」をクリックし、マイグレーションの対象であるプロジェクトを選択して、「次へ」をクリックします。
- マイグレーションの対象となる資産を選択すると、オプション・ページが表示されます。
このページには、次の図に示すように、選択したオプションが表示されます。
「完了」をクリックして実際のマイグレーションを開始するか、オプションを変更してから「完了」をクリックします。
タスクの結果
マイグレーションが完了すると、次に示すようなレポートが生成されます。このログは、html ファイルとして保管できます。