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演習 2.3: テスト計画のリジェクト

直前の演習では、テスト設計者としてログインし、Mary を承認者として追加して承認プロセスを開始しました。 このアクションでは、ダッシュボードの「マイ・タスク」ビューレットにリストされるワークアイテムが Mary に割り当てられます。 この演習では、テスト・マネージャーとしてログインして、テスト計画をレビューします。
  1. ログイン・ダイアログ・ボックスでプロンプトが出されたら、テスト・マネージャーとしてログインします (ユーザー ID: maryパスワード: mary)。 Mary のダッシュボードが開きます。
  2. これでテスト計画を承認/レビューするためのワークアイテムは、「ようこそ」ビューレットの下にある Mary の「マイ・タスク」ビューレットにリストされていることに注意してください。
    テスト・マネージャーの「マイ・タスク」ビューレット
  3. ワークアイテムを開くには、「マイ・タスク」ビューレットから、「クラシック Java テスト計画の承認/レビュー」をクリックします。 ワークアイテムが「承認」タブで開き、ワークアイテムの承認状況が表示されます。 この情報は、テスト計画の「公式レビュー」セクションで表示することもできます。
  4. 「概要」タブをクリックして、ワークアイテムの詳細を表示します。 Mary はテスト計画をレビューするように指示されます。
    「公式レビュー」ワークアイテム
  5. ページの左上の「Rational Quality Manager に戻る」をクリックして、Mary のダッシュボードに戻ります。
  6. テスト計画を開くには、「マイ・タスク」ビューレットの「成果物」列で「クラシック Java テスト計画」をクリックします。
  7. テスト計画のさまざまなセクションをレビューします。
  8. 情報をテスト計画に追加することができます。 以下のようにして、品質目標を作成します。
    1. 「品質目標」セクションをクリックします。
    2. 品質目標の管理」 (品質目標の管理) アイコンをクリックして、目標を追加します。
    3. 次に、「行の追加」アイコン (テーブル行の追加) をクリックします。
    4. 名前」フィールドに、「要件カバレッジ」と入力します。「説明」フィールドに、 「100% の要件カバレッジが必要」と入力します。
    5. 条件」フィールドで、「=,」を選択して、「ターゲット」フィールドに「100」と入力します。
    6. 「保存」をクリックします。
    7. テスト計画に新しい品質目標を追加するには、 「行の追加」アイコン (テーブル行の追加) をクリックして、「要件カバレッジ」目標を選択して、「OK」をクリックします。
    8. テスト計画を保存します。
      品質目標
  9. ここまでで 100% 要件カバレッジの新しい品質目標が追加できたので、クラシック Java™ テスト計画の要件カバレッジの状況を確認します。
    1. 左のサイドバーから、「レポート」アイコン (レポート) をポイントし、「すべてのレポート」をクリックします。
    2. 次ページにスクロールし、レポート・ページの上部の「次へ」をクリックします。
    3. 「要件」レポートの下で、「テスト・ケースによる計画要件カバレッジ」をクリックします。
    4. レポートの「パラメーター」セクションで、「クラシック Java テスト計画」を選択し、「実行」をクリックします。

    結果では、1 つの要件がテスト・ケースによりカバーされていないことが示されます。

    テスト・ケースによる計画要件カバレッジ
    注: これは 2 つの要件しかない単純なテスト計画であるので、結果もごく単純なものです。 いくつかの要件があるテスト計画は、さらに決定的なデータを持ちます。
  10. 緑のセクション (計画要件カバレッジ詳細レポート) またはピンクのセクション (計画要件未カバー詳細レポート) をクリックすれば、さらに詳細なレポート作成を実行できます。 ピンクのセクションをクリックし、「OK」をクリックしてレポートを開きます。 テスト・ケースによりカバーされていない要件のリストが以下のように表示されます。
    注: 「パラメーター」セクションを展開し、「クラシック Java テスト計画」が選択されていることを確認します。 変更を加えたら、「実行」をクリックします。
    計画要件未カバー詳細レポート

    カバーされていない要件は、「新規カスタマー・オーダー要件」という、テスト設計者により追加された新しい要件であることが分かります。

    ヒント: 要件は ID 番号をクリックすることで表示できます。
  11. 「クラシック Java テスト計画」タブに戻り、「要件」セクションをクリックします。
  12. 以下のようにしてワークアイテムを作成し、テスト・リードに新規要件をテスト・ケースでカバーするように指示します。
    1. 「要件」 セクションの右上の「作成」をクリックします。
    2. 「要約」フィールドで、デフォルトのテキストを「すべての要件がテスト・ケースでカバーされていることを確認」で置き換えます。
    3. 「所有者」フィールドで、「Carmen、テスト・リード」を選択します。
    4. 「期限」フィールドの横にある「カレンダー」アイコン (予約) をクリックして、将来の日付を選択します。
    5. 「OK」をクリックし、次に「保存」をクリックします。

  13. テスト計画はその品質目標を満たしていないので、それを以下のようにリジェクトします。
    1. 「公式レビュー」セクションをクリックします。
    2. 「状況」列で、状況を「リジェクト済み」に変更します。
    3. コメント「一部の要件はテスト・ケースでカバーされていない」を入力します。
    4. テスト計画を保存します。
  14. テスト・マネージャーとしてログアウトします。
各レビューアーおよび承認者の応答が「公式レビュー」セクションに表示されます。
次の演習では、テスト・リードとしてログインし、要件をテスト・ケースでカバーします。