カテゴリーによる編成

IBM® Rational® Quality Manager では、カテゴリーは基本的にテスト資産の属性です。 カテゴリーは、グループ・メカニズムとして使用して、 テスト・プロジェクトを論理階層に編成できます。 通常は階層編成を使用する他の製品からテスト資産をマイグレーションする場合、 それらの階層にあるコンテナー要素は Rational Quality Manager にあるカテゴリーとして表されます。

概説

カテゴリーは、テスト計画、テスト・ケース、その他のプロジェクト内のテスト資産で使用できます。 資産に属性、つまりカテゴリーを割り当てることによって、 大量のテスト資産をより簡単に管理できます。 例えば、Classics CD アプリケーションのバージョン 8.0 のテスト計画について作業しているとします。 このテスト計画にカテゴリーを割り当てて、プロジェクト内の現在のテスト計画を その他すべてのテスト計画から区別することができます。 例:

ここで、一部のチーム・メンバーが Classics CD アプリケーションの バージョン 8.0 のテスト・ケースについて作業しているとします。 これらのチーム・メンバーは、テスト・ケース・カテゴリーを使用して、 テストケースを他と区別することができます。 例えば、チームはカテゴリーを使用して次の方法でテスト・ケースをグループ化 できます。

後に、チーム・メンバーは、ロギング、購入、ユーザビリティー、パフォーマンス、またはこれらのカテゴリーの 任意の組み合わせについて、関係するすべてのテスト・ケースを検索することが可能になります。

カテゴリーおよびカテゴリー・タイプ

Rational Quality Manager では、「製品」、「リリース」、「機能」、「テーマ」などはカテゴリー・タイプと見なされます。 これらのカテゴリー・タイプの実値 - Classics CD、8.0、ログイン、および ユーザビリティーは、カテゴリーそのものです。

例えば、テスト計画には次のデフォルトのカテゴリー・タイプがあります。

各カテゴリー・タイプには、1 つ以上の カテゴリーを含めることができ、カテゴリーごとに所有者を割り当てることも できます。製品に付属のカテゴリー・タイプやカテゴリーを使用することも、 独自のカテゴリーを作成することもできます。 次の表では、デフォルトのテスト計画のカテゴリー・タイプと、 いくつかのユーザー定義カテゴリー、および「ロケーション」という追加の ユーザー定義カテゴリー・タイプが表示されています。.

表 1.
カテゴリー・タイプ カテゴリー 所有者
製品 RQM Lucy
RFT Ashish
リリース 1.0 Mary
2.0 Todd
8.0 Kiran
8.0.1 Antonio
ロケーション RTP Unassigned
  Shanghai Mei-yu

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