Rational® Quality Manager カスタム・レポート 用語集

この用語集には、Rational Quality Manager V2.0 の用語および定義が含まれています。

この用語集では、以下の相互参照が使用されます。
  1. 参照では、用語から優先される同義語まで、あるいは頭字語または省略語から定義済みの完全書式まで参照します。
  2. 参照では、関連用語または対比用語も参照します。

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アクセス権

対象のアクセスまたは使用を許可する特権。

値マップ

複数のソースからのデータに対して共通の定義を標準化するために、抽出処理時にソース値を新しい値に変換するのに使用されるマップ。

アダプター

中間のソフトウェア・コンポーネントであり、これとは別の 2 つのソフトウェア・コンポーネント同士の通信を可能にします。

アプリケーション・サーバー

アプリケーション・リクエスターからの要求のターゲット。アプリケーション・サーバー・サイトのデータベース管理システム (DBMS) が要求に応えます。

外部キー

リレーショナル・データベースにおいて、別のテーブルの 1 次キーを参照するあるテーブルのキー。

関連データ

リレーショナル・データベース管理システム (DBMS) に格納されるデータ。

機能拡張の要求

新しい機能または機能性の変更要求。

クラスパス

ランタイムにプログラムで動的にロードできるリソース・ファイルまたは Java™ クラスを含むディレクトリーおよび JAR ファイルのリスト。

コード・チャーン

長期に渡るプロジェクトでの変更量を示すレポート。

コンテンツ・ストア

レポート仕様、公開モデル、およびセキュリティー権限などの操作する必要があるデータを含むデータベース。

サロゲート・キー

ナチュラル・キー列のないテーブルの行に対して意図的に作成された固有 ID 列。

サインオン

ユーザーがワークステーションで作業を開始するプロシージャー。

参照ディメンション

データをマージし、ディメンション・データをデータマートに配信するときに情報を提供するのに使用される参照構成および参照テンプレートを保持する次元フレームワーク。

集約

さまざまな場所から単一のファイルにデータを収集、解釈、およびソートする処理。

照会

データ・ソースから取得されたデータのセットの仕様。

障害の経時

障害でのパターンを追跡するのに役立つレポートであり、障害解決時間を短縮し、障害の回数を低減するための修正措置を取るのに使用できます。

障害の発生率

長期に渡る新しい障害発信の頻度を示すレポートであり、重大度によって分類されます。

障害密度

障害数とプログラムの長さの比率。

スコアカード

組織のある単位または側面のパフォーマンスを表す測定基準のコレクション。

スナップショット

レポート作成のために使用するデータウェアハウスのデータのレコード。

スター・スキーマ

ディメンション・テーブルで囲まれた単一の主要なファクト・テーブルを備えるテーブルのセットで構成されるリレーショナル・データベース・スキーマの 1 タイプ。

正常性

データベース環境の一般的な条件または状態。

測定基準

ビジネスの重要分野でのパフォーマンスを査定する指標。

属性

エンティティーを記述する、エンティティーの特性または特徴。例えば、従業員の電話番号がその従業員の属性の 1 つです。

ダッシュボード

さまざまなソースからのデータを統合し、関連およびイン・コンテキストの情報を 1 つにまとめて表示するインターフェース。

抽出、変換、ロード (ETL)

1 つ以上のソースからデータを収集、浄化、および変換し、そしてデータベースにロードするプロセス。

ディメンション・ビルド

製品または顧客などの単一のビジネス・ディメンションを記述するためのデータを配信するビルド。ディメンション・ビルドには、ソース・ディメンション・テーブル、データの階層、ターゲット・データベース、およびターゲット・テーブルがあります。

ディメンション・データ

スター・スキーマ・ファクト・テーブルでのファクトを記述または限定するのに使用するデータ。

ディメンション・マッピング・カテゴリー

同類のディメンション・マップのセット。例えば、細分度の異なるレベルで、日、週、および時刻のカテゴリーを作成できます。

ディメンション・マッピング・テーブル

異なるデータ・ソースのディメンション・テーブル間の相関を作成するテーブル。各データ・ソースでは、意味的に同類の要素に対して異なる名前が使用される可能性があります。

ディメンション・テーブル

データウェアハウス照会を実行するときにデータを制約およびグループ化するのに使用される属性が含まれるテーブル。

データ・マッピング・テンプレート

XML 要素をリレーショナル・テーブル列にマッピングするために使用するテンプレート。

データマート

ある部門またはチームの特定のレポート・ニーズのために調整または最適化したデータが含まれているデータウェアハウスのサブセット。データマートは、Online Analytical Processing (OLAP) ツールに含まれているデータなどの組織全体のウェアハウスのサブセットとすることができます。

データ・モデル

複数のデータ・ソースからのすべてのタイプのデータのレポート作成を容易に行える共通のモデル。

データ移動サービス

リモート・コンピューターでビルドおよびジョブ・ストリームを実行およびスケジュールに入れるのに使用するサービス。

データ・ソース

データベースまたは XML ファイルなどのデータ自体のソース、およびデータのアクセスに必要な接続情報。

データウェアハウス

戦略的な意思決定をサポートするために使用されるデータのサブジェクト指向コレクション。ウェアハウスは、ビジネス・インテリジェンス用のデータ統合の中心点です。ウェアハウスは、エンタープライズ内のデータマート用のデータのソースであり、エンタープライズ・データの共通ビューを配信します。

データベース (DB)

まとめて格納されて、1 つ以上のアプリケーションに対応する相関データ項目または独立データ項目のコレクション。

ナチュラル・キー

リレーショナル・データベース内に存在しないデータ・ソースの場合、データウェアハウスのテーブルにマップすることができる XML ファイルの名前またはユーザー名。

名前空間

認証およびアクセス制御の場合、ユーザーおよびグループの情報にアクセスすることができる認証プロバイダーの構成インスタンス。Framework Manager では、名前空間により、照会項目および照会対象が一意的に識別されます。異なるデータベースは、重複する名前を回避するために別の名前空間にインポートされます。

パッケージ

1. IBM Installation Manager によるインストール用に設計された製品またはコンポーネント。

2. ユーザーがメタデータを使用できるように作成されるプロジェクトのサブセット。異なるユーザー・グループが必要なレポートを作成できるように、異なるパッケージを作成できます。

反復

開発チームがテストのためにプロジェクトの作業バージョンを配信するソフトウェア開発プロセスのマイルストーン。

反復速度

各反復で完了したタスク数を示すレポート。

ビルド

ビルド・プログラムが 1 つ以上の派生オブジェクトを生成する処理。これは、コンパイラー、リンカー、テキスト・フォーマッターなどによるソース・ファイルの実際の変換およびバイナリー・ファイルの構成を伴う可能性があります。

ビジネス・インテリジェンス (BI)

ビジネスの日常の操作で収集されたデータの統合および分析。これは、ビジネス決定を改善し、競争上の優位性を向上するための基礎として使用されます。

ファクト・ビルド

ユーザーが単一のビルド内からプライベート・データマートを構成できるようにファクト・データおよびディメンション・データを配信するビルド。

ファクト・テーブル

ファクト・レコードをディメンション・テーブルに関連付けるのに必要なメジャーおよびディメンションが含まれるデータベース表。

物理メタデータ層

運用メタデータ・モデルでは、データ・ソースからのメタデータ情報が含まれる層。インポートされたテーブルおよびそれらのテーブル間の関係を表す照会対象も含まれています。

プロファイル

データベース・オブジェクトとリソースとの対話方法を決定する、動作、特権、または機能のセット。

プロジェクトの正常性

障害、変更、ビルド品質、および作業配分により反映されるようなプロジェクトの効率。

変換モデル

獲得したソース・データを操作するのに使用されるファクト・ビルド内のモデル。例えば、変換モデルにより、異なるソースまたは集合データからのデータのマージが可能になります。

ポータル

カスタマイズおよびパーソナライズできる、さまざまな情報、アプリケーション、および担当者へのアクセスの単一のセキュア・ポイント。

ポートレット

ポータル・サーバーで実行する再使用可能な Web モジュール。ポートレットには、ニュース・ヘッドラインの取得、データベースの検索、またはカレンダーの表示などの事前定義された役割があります。

マッピング

仕様間の属性の相関。インポートの場合、マッピングによりファイル仕様の属性がカタログまたは階層の主要仕様の属性に関連付けられます。 エクスポートの場合、マッピングにより主要仕様の属性が宛先の仕様の属性に関連付けられます。

メジャー

障害数などの分析可能な値。

メタデータ

データの特性を記述したデータ。記述データ。

メタデータ・モデル

レポート・アプリケーションのデータを表す、関連ディメンション、照会対象、およびその他のオブジェクトのセット。

モデル

処理、システム、またはサブジェクト・エリアを表し、通常、表されている項目を理解、分析、改良、および置換するために作成されます。モデルは、情報、アクティビティー、関係、および制約の表記を含むことができます。

要件

システムが備えている必要がある条件または機能。この条件は、ユーザー・ニーズから派生した指示であるか、契約書、規格書、仕様書などの文書に記載されます。

リソース

XML データ・ソースの特定の XML エンティティー。リソースは、XML スキーマに関連付けることができ、レポートを作成する際にデータ・ソースをリレーショナル・データベース表にマップするのに使用できます。

リソース・グループ

共通の基本 Web アドレスを共有する製品からの XML ソースのコレクション。Web アドレスにより、レポートを作成する際に使用する製品データとリレーショナル・データベース間の関連付けが決定されます。

ルックアップ・ビルド

抽出、変換、ロード (ETL) カタログでの単純な単一レベルの参照構成。ルックアップにより、ファクト・データとファクトの寄与する運用データ・ストアとの間の関係が追跡されます。

レポート

ビジネス情報を通信するのに慎重に取り決められたデータのセット。

レポート・サーバー

レポートおよびレポート・エディターをホストするアプリケーション・サーバー。

レポート・テンプレート

レポートを作成するのに使用されるテンプレート。レポートが作成または実行されると、レポート・テンプレートのパラメーターが指定されます。

ワークアイテム

ワークフローで行う作業の最小コンポーネント。 データを処理するために必要なシステム情報へのデータおよび参照の両方のコレクションです。作業項目は一時的なものであり、必要に応じて処理されるとなくなります。

B

BI

ビジネス・インテリジェンスを参照してください。

D

DB

データベースを参照してください。

E

ETL

抽出、変換、ロードを参照してください。

O

ODBC

Open Database Connectivity を参照してください。

ODBC ドライバー

ODBC 関数呼び出しを実装し、データ・ソースと対話するダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL)。

Open Database Connectivity (ODBC)

リレーショナルおよび非リレーショナルの両方のデータベース管理システムのデータにアクセスするための標準的なアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)。各データベース管理システムが異なるデータ・ストレージ形式およびプログラミング・インターフェースを採用している場合でも、 データベース・アプリケーションは、この API を使用することにより、 さまざまなコンピューター上のデータベース管理システムに保管されているデータにアクセスできます。

R

Representational State Transfer (REST)

ワールド・ワイド・ウェブと同様に分散されたハイパーメディア・システムのソフトウェア・アーキテクチャー・スタイル。この用語は、多くの場合、SOAP などの追加のメッセージング層なしに HTTP を介して XML (または YAML、JSON、プレーン・テキスト) を使用する単純なインターフェースを説明する際にも使用されます。

REST

Representational State Transfer を参照してください。

W

Web アプリケーション

Web ブラウザーによってアクセス可能であり、ユーザーがデータベースを照会できるような、情報の静的な表示以外にも何らかの機能を備えるアプリケーション。HTML ページ、JSP ページ、およびサーブレットなどの Web アプリケーションの共通コンポーネント。

X

XDC ファイル

XML データ構成ファイルを参照してください。

XML データ構成ファイル (XDC ファイル)

データ・ソースのエンティティーとリレーショナル・テーブルの列との間の関係を定義する構成ファイル。

数字

1 次キー

リレーショナル・データベースにおいて、データベース表の 1 行を一意的に識別するキー。