Rational TestManager 資産のマイグレーションのカスタマイズ

Rational® TestManager 資産から Rational Quality Manager レコード・フィールドへのデフォルト・マッピングでは不十分な場合、必要に合わせてマッピングを変更することができます。

Rational TestManager テスト資産から Rational Quality Managerレコード・フィールドへのデフォルト・マッピングは、(RQMMigration_<asset Type>.xml) という名前の XML スキーマ・ファイル経由で制御されます。アセット・タイプにはそれぞれ 1 つのファイルがあります。 例えば、テスト計画のマイグレーションには RQMmigration_TestPlan.xml というファイルがあります。

新規マッピングを追加するには、既存のマッピング・ファイルを複製し、必要に応じて更新します。

フィールドのマッピングを調整した後、更新されたマッピング・ファイルを使用するために、マイグレーション・ウィザードを再実行します。

テスト計画のデフォルト・マッピングを以下に示します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<testplan xmlns="http://jazz.net/xmlns/alm/qm/v0.1/"
 xmlns:jzalm="http://jazz.net/xmlns/alm/v0.1/"
 xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
 xmlns:rtm="http://schema.ibm.com/rational/tm/v7.0.2/">

 <dc:identifier><![CDATA[UID]]&gt;</dc:identifier>
 <dc:title><![CDATA[Name]]&gt;</dc:title>
 <dc:description><![CDATA[Description]]&gt;</dc:description>
 <dc:creator><![CDATA[CreatedBy]]&gt;</dc:creator>
 <jzalm:owner><![CDATA[Owner]]&gt;</jzalm:owner>
 <jzalm:state>Completed</jzalm:state>

 <rtm:Custom1  extensionDisplayName="Custom 1">
  <![CDATA[Custom1]]&gt;
 </rtm:Custom1>
 <rtm:Custom2  extensionDisplayName="Custom 2">
  <![CDATA[Custom2]]&gt;
 </rtm:Custom2>
 <rtm:Custom3 extensionDisplayName="Custom 3">
  <![CDATA[Custom3]]&gt;
 </rtm:Custom3>
</testplan>

例えば、dc:description は Quality Manager テスト計画のターゲット・プロパティーで、以下に示すように、TestManager テスト計画の Description プロパティーにマップします。

<dc:description><![CDATA[Description]]&gt;/dc:description>

><![CDATA[***]]&gt; などのデータ・ノードはすべて、TestManager テスト資産の実際の値を置き換えるためのプレースホルダーを表します。 一般に、*** は、TestManager の資産のプロパティーの名前を表します。

無効なプロパティー名があると、ブランク値がマイグレーションされます。

Quality Manager のテスト計画の説明が TestManager ではテスト計画の所有者となるように設定する場合、上記の例を次のように変更します。

<dc:description><![CDATA[Owner]]&gt;</dc:description>

Quality Manager の特定のプロパティーに固定値を設定する場合、以下のようにデータ・ノードを単純なテキスト・ノードとして指定します。

<dc:description>My Description</dc:description>

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