新しいテスト環境の生成

テスト計画の「テスト環境」セクションでは、新しいテスト環境を自動的に生成して、それをテスト計画に追加できます。 また、計画に既存のテスト環境を追加することもできます。
始める前に
テスト環境を生成する前に、プラットフォームの対象を定義しておく必要があります。 カバーの対象として選択したプラットフォームは、「テスト環境の生成」ウィザードへの入力として使用されます。
このタスクについて
テスト計画の中で新しいテスト環境を生成するには、次のようにします。
  1. テスト計画の「テスト環境」セクションを開きます。
  2. テスト環境」タブをクリックします。
  3. 新規テスト環境の生成」アイコン (新規テスト環境の生成) をクリックして、「テスト環境の生成」ウィザードを開始します。
  4. 各列から、1 つまたは複数の環境属性を選択します。

    作成されるテスト環境の数は、選択された属性の数、カバレッジのレベル、および拡張プロパティー (包含、除外、加重) に応じて異なります。

    注: いずれかの列から少なくとも 2 つの属性を選択するまでは、拡張プロパティーが表示されない可能性があります。
  5. 適切なカバレッジ・レベルを選択します。

    この設定と拡張プロパティー設定を使用すると、生成される環境を微調整することができます。

    • 最小」を選択すると、選択したそれぞれの属性が少なくとも一度は必ずカバーされます (特定の属性の組み合わせのカバーは試行されません)。 例えば、3 つの列から 1 つの属性を選択した場合、選択した各属性が少なくとも一度はカバーされるように、3 つの環境が作成されます。
    • 中 - ペアワイズの相互作用」を選択すると、属性の対の各組み合わせが少なくとも一度は必ずカバーされます。
    • 大 - 3 方向の相互作用」を選択すると、属性の 3 方向の各組み合わせが少なくとも一度は必ずカバーされます。
    • すべて - 全順列」を選択すると、属性のすべての組み合わせが少なくとも一度は必ずカバーされます。
    注: カバレッジ・オプションは、属性を選択し始めた後に使用可能になります。 カバレッジの程度をより大きくするには、より多くの属性と列を選択する必要があります。
  6. 拡張プロパティー」をクリックすると、3 つのタブ (包含、除外、加重) がウィンドウに表示されます。
    • 包含」をクリックすると、常に含める属性の組み合わせを指定できます (例えば Windows® XP で実行される Internet Explorer 7.x)。
    • 除外」をクリックすると、明示的に除外する属性の組み合わせを指定できます (例えば Windows XP で実行される Safari ブラウザー)。
    • 加重」をクリックすると、各属性に関する、その属性の他の値と比較した相対的な重み (つまり重要度) を設定できます。

      例えば、SUSE Linux® よりも大きな重みを Windows XP に割り当てることで、Windows XP が、生成されるテスト環境のリストに含まれる可能性が高くなります。

      包含または排他を追加するには、 「包含の追加/排他の追加」アイコン (包含の追加/排他の追加) をクリックし、属性を選択して「OK」をクリックします。

      加重を調整するには、スライダーを移動させます。

  7. 「次へ」をクリックします。

    「生成されたテスト環境」のプレビューがウィザードによって作成されます。

  8. 必要に応じて、削除するテスト環境があれば選択し、「終了」をクリックします。

    選択した基準に従って、テスト環境がウィザードにより生成されます。

  9. オプションで、生成されるテスト環境をグループ化する方法を決定するために、「グループ」リストで 1 つの項目を選択します。
  10. 保存」をクリックして、新規に生成されたテスト環境をテスト計画に保存します。
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