許可および役割

このトピックでは、IBM® Rational® Quality Manager での許可と役割の使用についての重要なバックグラウンド情報を提供します。

操作を実行するための許可は、プロジェクトのプロセス構成の個々の役割に割り当てられます。操作の許可は、プロジェクト・レベルで、またはチーム・エリア内で役割に割り当てることができます。デフォルトの役割許可は、リポジトリーのすべてのユーザーに適用されます。役割ベースの許可に加えて、リポジトリー・グループに基づいたリポジトリー許可も新規ユーザーに割り当てられます。リポジトリー許可はユーザー・エディターで各ユーザーごとに構成されます。

Rational Quality Manager のプロセス・テンプレートには、以下の事前定義されたユーザー役割が含まれています。

Rational Quality Manager がインストールされているとき、これらの役割の間には区別はありません。 システムのすべての操作は、これらの組み込まれたデフォルトの役割に権限付与されています。インストール時には、Rational Quality Manager は完全なオープン・システムです。 デプロイメント目標に応じてプロセスを制御することを選択できます。 組み込まれた役割を使用および構成するか、役割を作成することができます。

Rational Quality Manager のすべての操作はプロジェクト・レベルの操作として定義されています。 これは、役割に対する妥当性検査を行う Jazz™ プロセスの前提条件として、ユーザーが Quality Manager プロジェクト・エリアに追加される必要があることを意味します。

注: 一方、Lab 管理はチーム・レベルの操作を持っていますが、これはユーザーが Quality Manager プロジェクトのチーム・エリアのメンバーでなければならず、これらのチーム・レベル操作が許可されている役割を持っている必要があることを暗黙に示します。

構成可能な許可のリストは、プロジェクトとチームの両方の構成のプロセス・エディターの「許可」セクションにあります。ただし、以下の要件に注意してください。

役割ベースの許可

役割ベースの許可の設定はプロジェクト・エリア・エディターまたはプロセス・テンプレート・エディターの「プロセス構成」ページまたは「プロセス構成ソース」ページで定義されます。これらの設定はプロジェクト全体に適用されます。チーム・エリアの許可を変更するには、チーム・エリア・エディターの「プロセスのカスタマイズ」ページまたは「プロセスのカスタマイズ・ソース」ページを使用します。

プロセス許可および動作は独自に構成します。 チームは操作の許可だけ、操作の動作だけ、またはその両方をカスタマイズするように選択できます。

リポジトリー・グループの許可

ユーザーを作成するとき、グループ指定を使用してリポジトリー許可を割り当てることができます。リポジトリー・グループの割り当ては、ユーザーの Jazz リポジトリーへのアクセスを制御します。新規ユーザーに以下のグループを 1 つ以上割り当てます。

注: IBM Rational Team Concert には追加のグループ JazzGuests が含まれています。これは Jazz リポジトリーへの読み取り専用アクセス権限を持つユーザーに使用されます。このグループは Rational Quality Manager には適用されません。このグループは使用しないでください。

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