スキーマの編集

バージョン 1.3 リリース以降、この製品には、Eclipse テクノロジーに基づく Web Tools Platform (WTP) プロジェクトの XML スキーマ (.xsd) エディターが備わっています。 この組み込みエディターを使用してプロジェクト内でスキーマを編集できます。 または、テンプレートで使用されるデータ・ソース・スキーマをエクスポートすることで外部エディターを使用してスキーマを編集し、 必要に応じて変更することを選択できます。 次いで、前のバージョンを新規バージョンで置き換えて、改訂したデータ・ソース・スキーマをテンプレートに追加して戻します。

始める前に

重要: スキーマで作業する前に、テンプレートのコピーを保存してテンプレートをバックアップします。

このタスクについて

スキーマを変更しても、生成されるレポートで使用されるデータは変更されません。 スキーマの変更は、Rational® Publishing Engine のデータの使用方法にのみ影響を与えます。 カスタム属性を含むデータ・ソース・スキーマは、スキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用した編集、エクスポート、または置換はできません。
ヒント: データ・ソース・スキーマに、ルートと、同じ名前の子ノードがある場合は、無限の反復が発生します。 無限の反復とは、文書生成が無限に実行されるプロセスのことです。必ずすべてのノードに固有の名前を付けることで、無限の反復という問題を回避してください。

組み込みエディターを使用してスキーマを編集

手順

  1. 「アウトライン」ビューで、「データ・ソース・スキーマ」を展開します。
  2. スキーマを右クリックして、「スキーマをエディターで開く」を選択します。 XML スキーマ (.xsd ファイル) が XML スキーマ・エディターで開かれます。 スキーマを編集するには、「設計 (Design)」ビューと「ソース (Source)」ビューを使用できます。 このエディターについて詳しくは、 トピック『XML schema editor』を 参照してください。
  3. 変更を保存します。

外部エディターを使用してスキーマを編集

手順

  1. スキーマをエクスポートします。
    1. 「アウトライン」ビューで、「データ・ソース・スキーマ」を展開します。
    2. スキーマを右クリックして、「スキーマのエクスポート」を選択します。
    3. .xsd ファイルを保存するロケーションを選択し、「OK」をクリックします。
    4. テキスト・エディターを使用して .xsd ファイルを開きます。
    5. スキーマを編集します。
    6. 変更を保存します。
  2. スキーマを元の場所に戻します。
    1. Document Studio の「アウトライン」ビューで、エクスポートしたスキーマを 右クリックし、「スキーマの置換」を選択します。
    2. 「ブラウズ」をクリックし、変更した .xsd ファイルを選択します。
    3. 「OK」をクリックします。 新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が、テンプレートに追加された照会で解決する場合、スキーマは置き換えられ、それ以上の変更を行う必要はありません。

      新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が解決できるわけではない場合、次のステップを続行します。

    4. 新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が、テンプレートに追加された照会で解決できるわけではない場合、以下のいずれかのオプションを選択する必要があります。
      • 「データ参照の削除」: Rational Publishing Engine はテンプレートから、データ・ソース・スキーマで解決できない照会を削除します。
      • 「有効な置き換えの指定」: 新規データ・ソース・スキーマに存在する照会で、未解決の各照会を置き換えます。
    5. 「有効な置き換えの指定」を選択した場合「有効な置き換えの指定」ウィンドウで、置き換える照会を指定します。 「置き換え名」列のセルを選択し、ドロップダウン・リストから照会を選びます。
    スキーマを置き換えると、Rational Publishing Engine により、新規スキーマが前のスキーマと互換性があることが検査されます。 新規スキーマに互換性がない場合は、改訂でエラーが発生した可能性があります。

    スキーマがデータ・プロバイダーからのデータと引き続き同期していることを確認します。 データが予期どおりに表示されることを確認するため、テンプレートのプレビューを生成します。 スキーマに、出力に影響を与えるエラーがある場合は、エラー・ログを確認してエラーを特定できます。


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