グローバル構成用に OSLC リソースを検出

構成を意識した文書生成をサポートする構成 URI の値を検出できます。

始める前に

OSLC 選択詳細を完成させるために必要となる具体的な情報については、構成プロバイダーの資料を参照してください。

このタスクについて

文書仕様には、構成 URI を指定するデータ・ソース・プロパティーが含まれています。 このプロパティーが定義されている場合は、HTTP GET 要求がデータ・サービスに対して行われるたびに、その要求に OSLC 構成 HTTP ヘッダーが追加されます。 このヘッダーは、任意の構成対応のデータ・サービスによって処理されます。 グローバル構成プロパティー値は、文書生成時に文書テンプレートにおいてスクリプトで変更できます。 Rational® Publishing Engine は、 構成サービスのサービス・プロバイダー・リソースを読み取ることで OSLC 代行ダイアログの URL を検出します。 組み込み Web ブラウザーに OSLC 代行ダイアログが表示され、構成を選択できるようになります。

手順

特定の構成で文書を生成するには、文書仕様において希望の構成を選択する必要があります。 OSLC リソースを検出するには、次のようにします。

  1. 「文書仕様」ビューでデータ・ソースを右クリックし、「OSLC 構成の選択」を選択します。 「OSLC サービスの検出および選択 (OSLC Service Discovery and Selection)」ウィザードが開きます。
  2. 構成プロバイダーのルート・サービス文書を指定し、「次へ」をクリックします。
  3. 「検索を OSLC 構成ドメイン・サービス・プロバイダーに制限します」チェック・ボックスを選択し、 検索を OSLC 構成ドメインのプロバイダーおよびピッカーに制限します。
  4. 使用したい OSLC サービス・カタログ、OSLC サービス・プロバイダー、および OSLC 選択ダイアログを選択します。
  5. ウィザードの組み込みブラウザーに関する問題が発生する場合に限り、「外部ブラウザーを使用する (Use external browser)」を 選択します。 「次へ」をクリックします。
    • 「外部ブラウザーを使用する (Use external browser)」チェック・ボックスを選択しなかった場合は、 ウィザードの組み込みブラウザーを使用して構成を選択します。
      注:
      • 組み込みブラウザーで初めてページをロードするときは、再度、認証を行う必要があります。
      • オプションを選択する領域が完全には表示されない場合は、「OK」ボタンや「選択 (Select)」ボタンが 表示されるまでスクロールダウンします。
    • 「外部ブラウザーを使用する (Use external browser)」チェック・ボックスを選択した場合は、 外部ブラウザーで構成を選択します。
  6. 「OK」をクリックしてから「終了 (Finish)」をクリックします。 選択した値がデータ・ソースの構成コンテキスト・プロパティーに設定されます。

タスクの結果

これで、さまざまな構成に対して文書を生成できるようになりました。 Rational Publishing Engine は、 データ・ソースに対して要求が行われるたびに、ヘッダーに構成の URL を入れて要求を送信します。 プロバイダーは、選択された構成に適合するデータで応答します。

フィードバック