IBM® Rational® Publishing Engine での SoDA® マイグレーション・ツールの現行実装環境の使用法に関する、以下の注記を参照してください。
SoDA コマンド
表 1. Rational Publishing Engine における SoDA コマンドの使用に関する考慮事項名前 |
説明 |
OPEN |
複数の引数を持つ OPEN コマンドは、このバージョンではサポートされていません。 |
REPEAT |
REPEAT コマンドの以下のセクションは、サポートされていません。- Predicate
- Ordering
- Recursive replicator
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LIMIT |
LIMIT コマンドの以下のセクションは、サポートされていません。
LIMIT コマンドの場合、Rational Publishing Engine により、コンテナーが作成され、条件がこのエレメントに追加されます。条件の本文は、SoDA LIMIT Predicate です。テンプレートを生成した後で、LIMIT 述部に従ってこの条件を編集してください。 LIMIT OMIT および LIMIT OTHERWISE は、単純な LIMIT コマンドと同様に扱われます。
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DISPLAY |
フィルター・フィーチャーはサポートされていません。 |
Microsoft Word のエレメント
以下のプロパティーのみが SoDA テンプレートから読み取られ、生成されたエレメントの結果として得られる Rational Publishing Engine テンプレートに設定されます。
- 段落
- 継承されたスタイル名 (スタイルが見出しタイプのものである場合のみ)、段落の位置合わせ、上部境界線のスタイル、上部境界線の幅、上部境界線の色、右方境界線のスタイル、右方境界線の幅、右方境界線の色、下部境界線のスタイル、下部境界線の幅、下部境界線の色、左方境界線のスタイル、左方境界線の幅、左方境界線の色、前間隔、後間隔、複数行間隔、最初の行のインデント、本文ハンギング・インデント、左方インデント、右方インデント、レベル番号、番号付けスタイル
- テキスト
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線、取り消し線、文字間隔、添え字、肩文字、すべての境界線のスタイル、すべての境界線の色、すべての境界線の幅、テキストの背景色
- フィールド
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線
- テーブル
- セル間隔、表の位置合わせ、上部境界線のスタイル、上部境界線の幅、上部境界線の色、右方境界線のスタイル、右方境界線の幅、右方境界線の色、下部境界線のスタイル、下部境界線の幅、下部境界線の色、左方境界線のスタイル、左方境界線の幅、左方境界線の色
- セル
- 上部境界線のスタイル、上部境界線の幅、上部境界線の色、右方境界線のスタイル、右方境界線の幅、右方境界線の色、下部境界線のスタイル、下部境界線の幅、下部境界線の色、左方境界線のスタイル、左方境界線の幅、左方境界線の色、セル・テキストの上部埋め込み、セル・テキストの右方埋め込み、セル・テキストの下部埋め込み、セル・テキストの左方埋め込み、セルの背景色
- 画像
- イメージの幅、イメージの高さ、イメージの位置合わせ
- ハイパーリンク
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線、取り消し線、下線の色、文字間隔、添え字、肩文字、テキストの背景色
- 脚注
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線、取り消し線、文字間隔、添え字、肩文字、テキストの背景色、脚注タイプ
- 表題、図表表題、およびコメント
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線、取り消し線、文字間隔、添え字、肩文字、テキストの背景色
- 行
- 行の高さ、ページ先頭での行の繰り返し
- リスト
- 番号付けスタイル
- ページ番号および合計ページ数
- フォントの色、フォント・サイズ、フォント・ファミリー、太字、イタリック、下線、取り消し線、文字間隔、添え字、肩文字、すべての境界線のスタイル、すべての境界線の色、すべての境界線の幅、テキストの背景色
- フィールド
- フィールド・コード
- マスター・ページ
- ページの向き、用紙サイズ、用紙の高さ、用紙の幅
- ヘッダー
- 一番上からヘッダー
- フッター
- 一番下からフッター
Rational Publishing Engine のカスタマイズ
- 上記の強調表示されているコマンドの制約により、結果として得られる Rational Publishing Engineテンプレートには条件は設定されません。テンプレート内の該当箇所に条件を追加できます。
- SoDA テンプレートの構造上の理由から、結果として得られるテンプレートに空の段落エレメントが存在する場合があります。
不要な場合には、空の段落エレメントを削除できます。
- SoDA テンプレートにリスト・エレメントがある場合は、Rational Publishing Engine テンプレート内で、1 つ以上の段落が含まれているリスト・エレメントを持つことが可能です。より適切な出力を得るためには、リスト・エレメントからすべての段落を削除してください。
- 計算値が使用される OPEN コマンドではそれぞれ、結果として得られる Rational Publishing Engine テンプレートに、動的データ・ソース構成エレメントが含まれます。このエレメントは、必要に応じて、特定の値を使用して構成する必要があります。
- 見出しスタイルのある REPEAT コマンドの場合、結果として得られるテンプレート内に、その見出しスタイルを持つ段落エレメントが作成されます。そのような段落エレメントは、繰り返し照会を含むコンテナー・エレメントを持ちます。親コンテナー・エレメントから見出しスタイルを削除してください。
SoDA データ・ソースのマッピング
特定の SoDA データ・ソースでは、複数の Rational Publishing Engine スキーマへのマッピングが可能です。
これらのシナリオでは、結合などの操作を実行することはできません。このデータ・ソースは、Rational Publishing Engine の結果として得られるテンプレートに追加されます。結合操作を実行するためには、テンプレート・エレメントに条件を手動で追加する必要があります。