このタスクについて
注: 非常に多くの昇格列が含まれる DOORS ビューから文書を生成すると、
ランタイム・エラーで DXL が停止する可能性があります。
この問題を回避するには、Module/Object/Column 照会を使用して名前属性で列を識別するようにテンプレートを設計し直します。
エラーの例:
- E- DXL: <Line3>could not open include file (source/DOORS/dxl/schema
discovery/const.inc) (No such file or directory).
- E- DXL: <RPE_HOME¥source¥DOORS¥dxl¥doors driver¥getDOORSVersion.dxl:>could
not open include file (source/DOORS/dxl/doors driver/getDOORSVersion.inc)
(No such file or directory).
この問題は、
Rational DOORS データ抽出に必要な
getDOORSVersion.inc ファイルを
Rational Publishing Engine がどのように参照するかによって生じます。
Rational Publishing Engine では、
.inc ファイルは、絶対パスではなく相対パスによって参照されます。
Rational Publishing Engine のインストール時に
Rational DOORS がインストール済みの場合、
Rational Publishing Engine はアドイン・レジストリーを作成し、
Rational DOORS がそれらの相対パスを解決できるようにします。
Rational DOORS より前に
Rational Publishing Engine がインストールされた場合、このレジストリーは作成できず、これにより多くの場合 DXL エラーが生じます。
この理由でエラーが生じた場合、
Rational Publishing Engine アドインを再インストールできます。
アドイン・レジストリーで指定されているパスには、絶対パスが含まれています。これは、Rational Publishing Engine によって提供された相対パス、および Rational DOORS インストールの addins プロパティーで指定された "base" フォルダーを使用して、Rational DOORS DXL インタープリターが構築したパスです。
例: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Telelogic¥DOORS¥9.X¥Config。
各製品を正しい順序でインストールした場合、コマンド行での入力によって、このレジストリー内の値セットが上書きされた可能性もあります。
例えば、キー HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Telelogic¥DOORS¥9.X¥Config も作成され、このキーによって、HKEY_LOCAL_MACHINE レジストリー・キー内の値セットが上書きされた場合などです。 この理由でエラーが生じた場合、Rational DOORS の開始時に、コマンド行オプションとしてアドイン・パスを指定できます。