テンプレートのデバッグ

文書テンプレートをデバッグして、文書の生成中に発生した問題を解決することができます。

手順

  1. Document Studio で、デバッグしたいテンプレートを開きます。
  2. 「ブレークポイントの切り替え」ブレークポイント・アイコンまたは「条件付きブレークポイントの切り替え」条件付きアイコンのいずれかのツールバー・ボタンをクリックするか、テンプレート・エディターを右クリックして「デバッグ」 > 「ブレークポイントの切り替え」または「条件付きブレークポイントの切り替え」を選択して、1 つ以上のブレークポイントを定義します。
    ブレークポイントは任意数のエレメントに設定できます。 通常の、または条件付きのブレークポイントを設定できます。 条件付きブレークポイントは、通常のブレークポイントと同じですが、条件に合致した場合にのみデバッガーが停止します。 この条件は、テンプレート・エレメントで定義されている可能性のある条件とは別のものであり、テンプレートの出力には影響しません。
    注: デバッガーは、テンプレート内のどこにも使用されていない照会属性の条件付きブレークポイントでは停止しません。 例えば、テンプレートがオブジェクト・テキストとオブジェクト見出しを表示しているが、条件付きブレークポイントがオブジェクト ID である場合、デバッガーはこのポイントでは停止しません。
  3. 「文書生成のデバッグ」 デバッグ開始 ツールバー・ボタンをクリックして、デバッガーを開始します。 現在処理中のエレメントを選択することにより、デバッガーはデバッグ・セッションの進行状況を追跡します。
    ヒント: 「文書の発行中」ウィンドウで「バックグラウンドで実行 (Run in Background)」ボタンをクリックし、このウィンドウがデバッグ処理を妨げないようにしてください。
  4. デバッガーがブレークポイントのあるエレメントに達すると、デバッガーは停止します。 「RPE デバッグ」ビューで、エレメントおよびデータ・コンテキストを調べることができます。 エレメント・コンテキストにより、エレメント ID、エレメント・タイプ、現行再帰レベル、およびエレメントの条件に合致したかどうかが示されます。 データ・コンテキストは、その位置で可視であるテンプレート変数とデータ・エレメントからなります。
    RPE デバッグ・ビュー
  5. 以下の 3 つのオプションのいずれかを使用してデバッグ・セッションを再開します。
    • 「次へ進む (Step Next)」: デバッガーを、テンプレート内の次のエレメントに進めます。 このコマンドをアクティブにするには、デバッガーがブレークポイントで停止する必要があります。
    • 「デバッグを再開 (Resume debug)」: デバッガーを再開します。 次のブレークポイントで、または文書生成が終了すると、デバッガーは停止します。
    • 通常実行を再開 (Resume normal execution)」: 実行を再開し、すべてのブレークポイントを無効にします。
  6. すべてのブレークポイントを削除するには、「すべてのブレークポイントをクリア」 ブレークポイントのクリア ツールバー・ボタンをクリックします。

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