Rational® Publishing Engine には、Document Studio と Launcher という 2 つの Eclipse ベースのクライアント・アプリケーションが含まれています。両方のアプリケーションをインストールすると、それぞれのアプリケーションへのショートカットがデスクトップ上に作成されます。
それらは別個のアプリケーションであり、別個の構成ファイルを持ちますが、Eclipse パースペクティブとしても機能させることができます。
パースペクティブとして、それらを切り替えたり、1 つの Eclipse インスタンス内でそれぞれからビューを開いたりできます。
Document Studio アプリケーション
Document Studio は、多様なビューとウィザードによって文書テンプレートを設計するために使用されるスタンドアロン・アプリケーションです。エレメントを選択し、ご使用のデータ・ソースからの最新のデータを取り込んでフォーマット設定できるテンプレートを作成できます。
Document Studio では、以下のタスクを実行することができます。
- テンプレートを作成する。
- ヘッダー、フッター、およびページの向きや境界線などのプロパティーを定義するためのマスター・ページを作成する。
- データ構造を定義する照会および属性を組み込むためのデータ・ソース・スキーマを追加する。
- 実行時に値を計算および構成するための変数を作成する。
- 特定のエレメント・タイプに適用できるスタイルを作成する。
- 設計に従って文書を構成、プレビュー、および生成する。
Launcher アプリケーション
ランチャーは、文書仕様を作成してそれらの仕様から出力文書を生成するために使用される、スタンドアロン・アプリケーションです。
ランチャーをコマンド行ユーティリティーから実行して、一連の文書を生成することもできます。
ユーザーの扱いやすさに応じて、手動またはウィザード主導のいずれかによる文書生成を選択できます。
ランチャーは、Document Studio からアクセスすることもできます。Document Studio から使用すると、文書仕様を現在のテンプレートと自動的に同期させることができます。