照会は、データ・ソースから抽出するデータを定義し、データ・ソース・スキーマでパスの形式を取ります。
照会をテンプレート・エレメントに割り当てて、そのエレメントと子のデータ・コンテキストを定義できます。
手順
- 照会を割り当てます。
- Document Studio で、「データ・ソース・スキーマ」ビューを開きます。
- エレメントをテンプレートに追加します。
- 照会を「データ・ソース・スキーマ」ビューからエレメントにドラッグします。
照会はテンプレート・エレメントに割り当てられます。照会タイプの属性として、「データ・ソース・スキーマ」ビューからドラッグしたエレメントを、テンプレート・エレメントおよびその子エレメントの任意の場所で使用できます。
- 制限を照会エレメントに対して設定します。
注: 制限を照会エレメントに設定することで、テンプレート・エレメントのサブセットを処理できます。
- Document Studio で、照会を含むテンプレート・エレメントを選択します。
- 「プロパティー」ビューで、「データ」タブを選択します。
- 「限度」プロパティーで、各照会で使用するデータ・ソースからのオブジェクトの数を入力します。
値 0 (ゼロ) は、照会に対して設定される限度がないことを表します。
- 再帰プロパティーを照会に割り当てます。 データ再帰を使用して、スキーマのメイン・ソース要求からすべての子要求を抽出します。
- 照会が含まれるエレメントを選択します。
- 「プロパティー」ビューで、Recursive Level プロパティーに対して、照会のレベルの深さを入力します。
- Recursive Segments プロパティーに対して、照会でセグメントを繰り返す回数を入力します。
再帰レベルと再帰セグメントに関して、以下の例を参照してください。
- 変更を保存します。
タスクの結果
照会をエレメントに適用する場合は、テンプレート・コンテンツ・エディターでデフォルトでは青色で表示される 3 つの表示インディケーターがあります。
- データ・ソース・スキーマ名
- ドル記号 ($) で表示されるコンテキスト
- 照会名
ヒント: 照会から情報をクリアする場合、「照会をクリア」と「すべてクリア」は異なった働きをします。
「照会をクリア」は、照会があるエレメントを選択した場合にのみ使用できます。
「すべてクリア」では、エレメントにさらに割り当てられている照会や属性がある場合に、選択したエレメントとその子エレメントのすべての照会、属性、フィルター、ソート、および条件が削除されます。
マスター・ページ、スタイル、およびフォーマット設定の各プロパティーは削除されません。
例: 再帰レベルおよび再帰セグメント
それぞれの親照会では、すべての子要求を抽出できます。それぞれの子要求では、各照会をテンプレートに追加せずにその子要求を抽出できます。
以下のそれぞれの照会を追加する代わりに、次のようにします。
- Query3 を抽出する [$1] Query1/Query2/Query3。
- 各 Query3 の子要求を抽出する [$2] $1/Query4/Query5/Query6。
- 各 Query3 の各子要求の子要求を抽出する [$3] $2/Query4/Query5/Query6。
これらの要件に対して 1 つの照会を自動的に構成できます。
- Query1/Query2/Query3/Query4/Query5/Query6 照会をエレメントに追加します。
- 以下のようにして値を「Recursive Level」と「Recursive Segments」の各プロパティーに追加します。
- レポートを実行してテストします。
レポートの実行時には、以下の照会が組み込まれます。
Recursive Segments プロパティーに入力された数値が、照会が含むセグメントの個数を超えている場合、以下の 2 つのオプションのいずれかを使用して、問題を解決できます。
- Recursive Segments プロパティーが適用されているエレメントを選択します。 「プロパティー」ビューで、「データ」タブを選択し、Recursive Segments プロパティーの値を減らします。
- また、照会を再設計して、別の親照会から開始することもできます。 Recursive Segments の値が 1 セグメント高すぎる場合、コンテナー・エレメントを作成し、既存のエレメントの親照会より 1 レベル高位の照会を追加します。
その後、既存のエレメントをコンテナー・エレメントに移動します。
次のタスク
ヒント: エレメントを右クリックして、を選択することで、照会と属性のリストを検索できます。
「検索」ビューが開き、照会と属性のリストが表示されます。
結果に示された照会または属性をダブルクリックして、その内容を編集できます。要素を右クリックして、を選択することによって、要素で使用されている変数割り当て、属性、および照会のリストを検索できます。「検索」ビューが開き、リストが表示されます。結果内の項目をダブルクリックすると、それを編集できます。
適用対象のエレメントから、エレメントを右クリックしてを右クリックすることで、「データ・ソース・スキーマ」ビューで照会または属性を見つけることができます。
「データ・ソース・スキーマ」ビューが開き、照会または属性が強調表示されます。