手動でのスキーマの編集

テンプレートで使用するデータ・ソース・スキーマをエクスポートして、必要に応じてそれを変更できます。 次いで、前のバージョンを新規バージョンで置き換えて、改訂したデータ・ソース・スキーマをテンプレートに追加して戻します。

始める前に

重要: スキーマで作業する前に、テンプレートのコピーを保存してテンプレートをバックアップします。

このタスクについて

スキーマを変更しても、生成されるレポートで使用されるデータは変更されません。 スキーマの変更は、Rational® Publishing Engine のデータの使用方法にのみ影響を与えます。 カスタム属性を含むデータ・ソース・スキーマは、スキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用した編集、エクスポート、または置換はできません。
ヒント: データ・ソース・スキーマに、ルートと、同じ名前の子ノードがある場合は、無限の反復が発生します。 無限の反復とは、文書生成が無限に実行されるプロセスのことです。必ずすべてのノードに固有の名前を付けることで、無限の反復という問題を回避してください。

スキーマのエクスポート

手順

  1. 「アウトライン」ビューで、「データ・ソース・スキーマ」を展開します。
  2. スキーマを右クリックして、「スキーマのエクスポート」を選択します。
  3. .xsd ファイルを保存するロケーションを選択し、「OK」をクリックします。
  4. テキスト・エディターを使用して .xsd ファイルを開きます。
  5. スキーマを編集します。
  6. 変更を保存します。

スキーマの置換

手順

  1. Document Studio の「アウトライン」ビューで、エクスポートしたスキーマを右クリックし、「スキーマの置換」を選択します。
  2. 「ブラウズ」をクリックし、変更した .xsd ファイルを選択します。
  3. 「OK」をクリックします。 新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が、テンプレートに追加された照会で解決する場合、スキーマは置き換えられ、それ以上の変更を行う必要はありません。

    新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が解決できるわけではない場合、次のステップを続行します。

  4. 新規データ・ソース・スキーマのすべての照会が、テンプレートに追加された照会で解決できるわけではない場合、以下のいずれかのオプションを選択する必要があります。
    • 「データ参照の削除」: Rational Publishing Engine はテンプレートから、データ・ソース・スキーマで解決できない照会を削除します。
    • 「有効な置き換えの指定」: 新規データ・ソース・スキーマに存在する照会で、未解決の各照会を置き換えます。
  5. 「有効な置き換えの指定」を選択した場合「有効な置き換えの指定」ウィンドウで、置き換える照会を指定します。 「置き換え名」列のセルを選択し、ドロップダウン・リストから照会を選びます。

タスクの結果

スキーマを置き換えると、Rational Publishing Engine により、新規スキーマが前のスキーマと互換性があることが検査されます。 新規スキーマに互換性がない場合は、改訂でエラーが発生した可能性があります。

次のタスク

スキーマがデータ・プロバイダーからのデータと引き続き同期していることを確認します。 データが予期どおりに表示されることを確認するため、テンプレートのプレビューを生成します。 スキーマに、出力に影響を与えるエラーがある場合は、エラー・ログを確認してエラーを特定できます。

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