WebSphere Application Server でのリモート・サービス・アプリケーションの手動デプロイ

Rational® Publishing Engine リモート・サービス・アプリケーションを WebSphere® Application Server バージョン 7.0 または 8.0 にデプロイして、リモート・レポート、レポート作成データ・サービス・アプリケーション、およびレポート作成データ・サービス・アダプターを実行できます。Rational Publishing Engine のインストール時に、WebSphere Application Server にリモート・サービス・アプリケーションをデプロイした場合は、このタスクを実行する必要はありません。

始める前に

リモート・サービス・アプリケーションをデプロイするには、WebSphere Application Server 7.0 または 8.0 およびリモート・サービス・アプリケーションを備えた Rational Publishing Engine を インストールする必要があります。

手順

  1. ブラウザーで管理コンソールを開きます。 例: http://server:port/ibm/console/logon.jsp
  2. 「アプリケーション」を展開し、「新規アプリケーション」をクリックします。
  3. 「新規エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  4. 「アプリケーション・インストールの準備」ウィンドウで、rpews.war へのパスを選択します。デフォルトでは、アーカイブ・ファイルは RPE_HOME¥Remote services¥rpews.war にあります。
    • ローカル・ファイルを使用する場合は、「ローカル・ファイル・システム」を選択します。「参照」をクリックして、rpews.war ファイルを選択します。
    • リモート・ファイルを使用する場合は、「リモート・ファイル・システム」を選択します。「参照」をクリックして、rpews.war ファイルを選択します。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 「ファスト・パス - 追加情報が必要な場合のみプロンプトを出す」を選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 以下のインストール・オプションを選択します。
    1. オプション: アプリケーションを名前変更できます。
    2. 「リソースの MBean の作成」オプションをクリアします。
    3. 「リモート・サービスのデプロイ」オプションを選択します。
    4. 「次へ」をクリックします。
  8. 「モジュールをサーバーにマップ」ウィンドウで、「RPE リモート・サービス」モジュールを選択して、「次へ」をクリックします。
  9. 「Web モジュールの仮想ホストをマップ」ウィンドウで、「RPE リモート・サービス」を選択して、「次へ」を選択します。
  10. 「Web モジュールのコンテキスト・ルートをマップ」で、コンテキスト・ルートとして /rpews を入力します。 この入力は、クライアントの構成に使用する URL の一部になります。
  11. 「要約」を確認して、「終了」をクリックします。プロセス・ログに、「Application rpews.war installed successfully」(アプリケーション rpews.war は正常にインストールされました) と表示されます。
  12. WebSphere Application Server 8 を使用している場合、「モジュール用のメタデータ (Metadata for modules)」ウィンドウで、metadata-complete 属性のフィールドをクリアして、「次へ」をクリックします。
  13. 「保存」をクリックします。
  14. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。 追加した rpews.war アプリケーションが、入力したアプリケーション名でリストされます。
  15. 「セキュリティー」 > 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
  16. 「アプリケーション・セキュリティー」セクションで、「アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」オプションを選択します。
  17. 「Java 2 セキュリティー」セクションで、すべてのオプションをクリアします。 「アプリケーションがカスタム許可を認可されたときに警告する」オプションが選択されており、それを編集できない場合は、以下を行います。
    1. 「Java 2 セキュリティーを使用してアプリケーションのアクセスをローカル・リソースに制限する」オプションを選択します。 「アプリケーションがカスタム許可を認可されたときに警告する」 が有効になります。
    2. 「アプリケーションがカスタム許可を認可されたときに警告する」オプションをクリアします。
    3. 「Java 2 セキュリティーを使用してアプリケーションのアクセスをローカル・リソースに制限する」オプションをクリアします。
  18. 「OK」をクリックします。
  19. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  20. rpews.war applicationチェック・ボックスを選択して、「開始」をクリックします。
  21. rpews.war application がデプロイされている WebSphere Application Server プロファイルを再始動します。

タスクの結果

アプリケーションがデプロイされます。ブラウザーで以下の URL を使用して、Rational Publishing Engine Web サービス・アプリケーションの導入ページを開くことによって、アプリケーションがデプロイされていることを確認できます。http://server:port/rpews/

次のタスク

http://server:port/rpews/ ページにリストされるリモート・サービスを構成します。各 URL の使用法および各フィーチャーを構成するタスクの説明については、『リモート・サービス URL』を参照してください。

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