マスター・ページ・プロパティーの参照

マスター・ページを設計する場合、以下のプロパティーを確認します。
注: マスター・ページは、Microsoft Word および PDF 文書に生成されるテンプレートのみで使用できます。

一般プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、最上位の「メタデータ」セクションおよび「フォーマット」 > 「共通」セクションにあります。

タイプ 説明
名前 ストリング 要素の名前。
説明 ストリング この要素に関する要約または注記。

固有プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「特定」セクションにあります。

タイプ 説明
Page orientation portraitlandscape portrait を設定すると、ページの長辺が 垂直方向になります。landscape を設定すると、 ページの長辺が水平方向になります。
Page vertical alignment topcenterbottom コンテンツがページ全体わたらない場合、ページでコンテンツが表示される場所を指定できます。
Same as previous truefalseScript expression テンプレート内の最初のマスター・ページに特定のプロパティーを設定し、Same as previous プロパティーを true に 設定すると、 それ以降のすべてのマスター・ページが同様の振る舞いを するようになります。
このチェック・ボックスを選択し、プロパティー値が true であれば、データまたはスクリプト式のマスター・ページへの追加を選択できます。
  • データまたはスクリプト式を入力せずに「OK」をクリックすると、チェック・ボックスは選択済みで表示されます。
  • データまたはスクリプト式を入力し、「OK」をクリックすると、チェック・ボックスは入力に応じて表示されます。
チェック・ボックスをクリアすると、プロパティー値は false になります。

マージン・プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「マージン」セクションにあります。

タイプ 説明
Amount 数値 ページのすべての辺について、ページの端とテンプレート・コンテンツの間に 同じだけの空白を入れます。値は ピクセルまたはポイントで指定します。
Gutter 数値 印刷した文書をとじるために使用する、ページの端とマージンの間の 追加スペース。値はピクセルで 指定します。

ページ境界線プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「ページ境界線」セクションにあります。

タイプ 説明
Border distance reference page edgetext edge マージンの値を、ページの端から適用し始めるのか テキストの端から適用し始めるのかを指定します。

text edge 値は、Surround header または Surround footer 値が false に設定されている場合には設定する必要があります。

Page borders apply option all section pagesfirst section pageother section pages ページ境界線を追加して文書内のページを選択できます。
Display in front truefalse 境界線とエレメントがオーバーラップしている場合、 true を選択して境界線をエレメントの前にするか、 false を選択してエレメントを境界線の前にすることができます。
Surround header truefalse true を設定してヘッダーを境界線内に入れるか、 false を設定してヘッダーの後からページの境界線が 開始されるようにできます。

false に設定する場合、さらに Border distance reference 値を text edge に設定します。

Surround footer truefalse true を設定してフッターを境界線内に入れるか、 false を設定してフッターの前でページの境界線を 終わらせます。

false に設定する場合、さらに Border distance reference 値を text edge に設定します。

余白 0 から 1000 境界線スタイル・プロパティーが適用されるテキストの端部と他の任意のテキストや要素の間の余白。

例:

すべての境界線余白の例

Color 000000 から FFFFFF 要素内のテキストの端部の境界線の 16 進カラー値
注: すべての境界線について、「色」transparent に設定しないでください。
スタイル nonesinglethickdoublehairlinedotteddash large gapdot dashdot dot dashtriplethin thick small gapthick thin small gapthin thick thin small gapthin thick medium gapthick thin medium gapthin thick thin medium gapthin thick large gapthick thin large gapthin thick thin large gapwavedouble wavedash small gapdash dot strokeremboss 3Dengrave 3Doutsetinsetgrooveridgedashedhidden 要素の端部周囲に使用される境界線のタイプ。
Width 0 から 30 要素の端部の境界線の幅を表すピクセル数。

色のプロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「色」セクションにあります。

タイプ 説明
Page color 000000 から FFFFFF マスター・ページのバックグラウンドの 16 進の色。一部の出力形式では、transparent という値を指定できます。

サイズ・プロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「サイズ」セクションにあります。

タイプ 説明
Paper size a3a4a5b4b5executivefolioledgerletterlegalenvelope dlquartostatementtabloidpaper 10x14paper 10x17custom 北アメリカで使用され、国際的にも使用される標準用紙サイズ。
Paper height 数値 Paper sizecustom に設定して、 用紙の垂直方向の辺の値をポイントまたはピクセルで入力します。
Paper width 数値 Paper sizecustom に設定して、 用紙の水平方向の辺の値をポイントまたはピクセルで入力します。

透かしプロパティー

「すべてのプロパティー」タブで、下記のプロパティーは、「フォーマット」 > 「透かし」セクションにあります。

タイプ 説明
Image ファイル・パス イメージ・ファイルへのパス。 サポートされるイメージ・フォーマットは、使用される出力フォーマットに依存しています。 詳しくは、該当する出力フォーマットのリファレンス・トピックを参照してください。
注: 透かしの Image および Text プロパティーの両方に値を指定すると、Image プロパティーが優先され、Text プロパティー値は表示されません。
Text ストリング 出力で透かしとして表示されるテキスト。
注: 透かしの Image および Text プロパティーの両方に値を指定すると、Image プロパティーが優先され、Text プロパティー値は表示されません。
Font ストリング デフォルト値: Arial

Text プロパティーの値を入力した場合、透かしテキストのフォントを指定できます。

Color 000000 から FFFFFF デフォルト値: D3D3D3

Text プロパティーの値を入力した場合、透かしテキストの 16 進カラー値を指定できます。

Width 数値 デフォルト値: 500

Text または Image プロパティーの値を入力した場合、透かしの幅を指定できます。 Width は必須プロパティーです。

Height 数値 デフォルト値: 100

Text または Image プロパティーの値を入力した場合、透かしの高さを指定できます。 Height は必須プロパティーです。

Rotation 角度の数値 デフォルト値: 50 度

透かしテキストまたは透かしイメージを回転させる右回りの角度。


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