ランチャー・アプリケーションは、リモート文書生成用の追加のライセンスを 取り込みます
ランチャー・アプリケーションでは、文書を生成するために、 常にライセンスが必要です。ローカル文書生成の場合は、単一のライセンスが 取り込まれます。ローカル・サーバーの代わりにリモート・サーバー上で 文書を生成するためにランチャー・アプリケーションを構成する場合、 ランチャーを開くときに追加のライセンスが 取り込まれます。
IBM Installation Manager 1.5.2 が必要
Java™ 6
Rational Publishing Engine は現在、 Java 6 のみをサポートします。 コンピューター上で WebSphere® Application Server またはスタンドアロン・クライアントを使用している場合には、変更を行う必要は ありません。Apache Tomcat を使用していて JRE_HOME 環境変数を Java 5 インストールに対して構成している場合は、Rational Publishing Engine クライアントと一緒にインストールされている Java ランタイム環境へのパスまたは 別のサポートされているバージョンへのパスを更新します。詳しくは、『Java ランタイム環境 (JRE)』を参照してください。
Rational Publishing Engine インストール・ディレクトリーから削除されたバージョン番号
Rational Publishing Engine インストールのルート・ディレクトリーへのパスには、バージョン番号が 含まれなくなりました。Installation Manager アップグレード・ウィザードを使用して、 Rational Publishing Engine 1.2 にアップグレードする場合は、以前の Rational Publishing Engine インストールのバージョン番号がインストール・パス内で 削除または更新されていないことに注意してください。
WebSphere Application Server 8 のサポート
Web アプリケーションを WebSphere Application Server バージョン 8 にデプロイできます。
WebSphere Application Server への Web アプリケーションの自動デプロイメント
サポートされている バージョンの WebSphere Application Serverがインストールされている場合、 Rational Publishing Engine のインストール時にそれを選択して、そのサーバーに Web アプリケーションを 自動的にデプロイすることができます。RPE プロファイルが 自動的に作成されるので、WebSphere Application Server 管理コンソールから Web サービス・アプリケーション 構成を管理できます。Rational Publishing Engine のサポートされているバージョンについて詳しくは、『Rational Publishing Engine のシステム要件 』を参照してください。
セントラル管理コンポーネント
データ・ソース・スキーマ・パス、JavaScript のパス、テンプレートのパス、文書仕様のパス、およびその他のパスをアセットのリストにまとめて、組織の Rational Publishing Engine ユーザーが使用できるように設定できます。これらのアセットを、 モニターおよび制御コンポーネント 管理ユーザー・インターフェースと類似した管理ユーザー・インターフェースから 管理します。Web サービス・アプリケーション に接続するユーザー向けにランタイム設定を構成することもできます。 詳しくは、『セントラル管理コンポーネント』を参照してください。
モニターおよび制御コンポーネント が Web サービス・アプリケーション に含まれるようになったため、これを別個のアプリケーションとしてデプロイする必要がなくなりました。
再設計された Web サービス・アプリケーション
モニターおよび制御コンポーネント に加え、現在は Web サービス・アプリケーション に含まれているため、各リモート文書生成はサーバー上で別個のプロセスとして 実行されます。この機能強化により、特定の文書生成ジョブに関連する問題を さらに簡単に識別できます。Web サービス・アプリケーション では、より効率の良い文書生成のために、32 ビット Java ランタイム環境 (JRE) 用に 大きいメモリー・プールを使用できます。
64 ビット JRE の Web サービス・アプリケーション サポート
64 ビット・バージョンの Java ランタイム環境を Rational Publishing Engine で使用できるようになりました。
選択可能なテンプレート・バージョン
新規テンプレートごとに同じテンプレート・バージョンを使用するには、文書設計の設定で「特定のテンプレート・バージョンを使用する」を選択します。
詳しくは、『バージョンの互換性』を参照してください。
「パレット」ビューの新規要素
「プロパティー」ビュー
「プロパティー」ビューのロケーションは、Document Studio アプリケーションの中央下部になりました。各 プロパティーには、プロパティー値を素早く調整するためのドロップダウン・リストまたは チェック・ボックスなどの簡単に編集可能なフィールドが含まれます。以前の リリースからのツリー表示も「詳細設定」タブで利用可能です。 「プロパティー」ビュー内の特定のプロパティーについて詳しくは、『プロパティーの参照』を参照してください。
テンプレート要素のドラッグ・アンド・ドロップ
Document Studio アプリケーションの「パレット」ビューから、要素を選択して、それをテンプレート・コンテンツ・エディターにドラッグできます。
マルチテンプレート編集
Document Studio アプリケーションの 単一インスタンスで、複数のテンプレートを開くことができます。
コピーと貼り付け
適用されているデータを失うことなく、別のテンプレートから エレメントをコピーして貼り付けすることができます。
要素内の検索
テンプレートに追加した要素内の 特定の句を検索します。詳しくは、『テンプレート内の検索』を参照してください。
リモート結果ヒストリー
Document Studio アプリケーションから、 現在使用しているコンピューター上で実行されたすべての 文書生成ジョブのヒストリーを表示できます。詳しくは、『結果の表示』を参照してください。
JavaScript
Rational Publishing Engine 1.2 では、スクリプトをストリングに変換するサイレント変換はありません。以前のリリースでは、Rational Publishing Engine は、スクリプト結果をサイレントにストリングに変換していました。この変換は、ユーザーが複合データ構造体を 2 つのスクリプト式間で転送するために、 コードの直列化または非直列化などの回避策を使用することが必須であったことを 意味していました。Rational Publishing Engine 1.2 では、スクリプトに回避策を適用する必要はありません。スクリプト式の 結果を割り当てられている変数は引き続き、データ式内で使用されるときに、 変数が適用されたテキスト・エレメントのコンテンツなどの、プレーン・ストリングに 変換されるため、既存のテンプレートすべてがこれまでと同じように 機能し続けます。
これらの変数は、スクリプト式内で使用されるときにはフラット化されません。例えば、 1 つの変数割り当てでコレクションを開始して、他のスクリプト式で そのコレクションに追加を継続する場合、コレクションを毎回、 直列化または非直列化する必要は ありません。
Rational Publishing Engine は、プレーン・テキストウィンドウの代わりに使用できる JavaScript エディターを提供します。このエディターでは、スクリプトを色分けおよび行番号付きで表示できます。
テンプレート内でエレメントに条件を追加する場合、 contains、starts with、ends with、および index of などの演算子を選択できます。 詳しくは、『テンプレート・エレメントの条件の作成』を参照してください。
Document Studio アプリケーションからのデータのプレビュー
テンプレート内に データ・ソースを指定する場合、文書が生成されるときに含まれるデータの プレビューを参照することができます。テンプレートから データをプレビューすることによって、出力に関する問題が、データ・プロバイダーからの ものであるかまたはテンプレート構造からのものであるかを判別できます。 詳しくは、『「データ・ソース・スキーマ」ビューからのデータのプレビュー』を参照してください。
カスタム属性
カスタムまたは特殊属性を作成することによって、 照会内に変数を作成できます。テンプレート内でカスタム属性を 使用するプロセスに関する詳細な説明については、実行時に構成するカスタム属性の作成 チュートリアルを参照してください。
テンプレート内の関連リソースへの相対パス
テンプレートに 関連する参照へのパスが入力された、相対パスを 指定することができます。相対パスを使用することによって、ディレクトリー構造内のファイルを移動できますが、関連する参照がテンプレートに対して以前にあった位置と同じ位置に配置されている限り、リンク切れにはなりません。
Rational DOORS® スキーマの、列の表示照会における Width プロパティー
Rational DOORS の Rational Publishing Engine スキーマに、列の表示照会で使用するための width という名前の新規属性が追加されています。Rational DOORS スキーマを使用して既にテンプレートを作成している場合は、 をクリックして、同じスキーマを再度特定するステップを実行します。対象のスキーマが「データ・ソース・スキーマ」ビューにロードされたら、 を展開して、Width 属性を確認します。 Rational DOORS スキーマ・ディスカバリーの 使用について詳しくは、『スキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用した Rational DOORS データ・ソース・スキーマの追加』を参照してください。
Rational DOORS スキーマの、列の表示照会における Attribute name プロパティー
Rational DOORS の Rational Publishing Engine スキーマに、列の表示照会で使用するための attribute name という名前の新規属性が追加されています。Rational DOORS スキーマを使用して既にテンプレートを作成している場合は、 をクリックして、同じスキーマを再度特定するステップを実行します。対象のスキーマが「データ・ソース・スキーマ」ビューにロードされたら、 を展開して、attribute name 属性を確認します。 Rational DOORS スキーマ・ディスカバリーの 使用について詳しくは、『スキーマ・ディスカバリー・ウィザードを使用した Rational DOORS データ・ソース・スキーマの追加』を参照してください。
リモート結果ヒストリー
ランチャー・アプリケーションから、 現在使用しているコンピューター上で実行されたすべての 文書生成ジョブのヒストリーを表示できます。詳しくは、『結果の表示』を参照してください。
ランチャー・アプリケーションからのデータのプレビュー
文書仕様内に データ・ソースを指定する場合、文書が生成されるときに含まれるデータの プレビューを参照することができます。文書仕様から データをプレビューすることによって、出力に関する問題が、データ・プロバイダーからの ものであるかまたはテンプレート構造からのものであるかを判別できます。 詳しくは、『「文書仕様」ビューからのデータのプレビュー』を参照してください。
マクロ内の変数
マクロを実行するプロセスは、コンソール・ログに含まれるようになりました。Microsoft Word インスタンスが作成されるとき、インスタンスがロードされるとき、 マクロが実行されるとき、およびインスタンスが完了したときに通知されます。これらの コンソール・メッセージは、マクロが正常に実行されなかった場合に、 トラブルシューティングのヘルプとして使用することができます。マクロの使用について詳しくは、『マクロの実行』を参照してください。
REST v2 ドライバー
要求は、必要な場合のみ、 REST v2 データ・ソースに対して 行われます。例えば、条件を使用して、エレメントにデータが含まれている場合のみ出力に表示するよう指定できます。この条件は、variable == "true" のようになります。 この条件が満たされない場合、つまり、変数条件に合うデータがない場合は、データ・ソースに対する要求は行われません。
要求を行う前に、 ネイティブ・フィルターを計算することができます。Rational Publishing Engine 1.1.2.2 およびそれ以前では、REST v2 ネイティブ・フィルターは文書生成の開始時に、その時点で 定義されている変数値を使用して計算されていました。 Rational Publishing Engine 1.2 では、ネイティブ・フィルターは、照会が検出された時点で計算され、その時点での変数値を使用します。この変更は、テンプレート内で計算を実行できることを意味し、これはネイティブ・フィルターに 影響します。詳しくは、『ネイティブ・フィルターを使用したデータの抽出』を参照してください。
資格情報なしの文書の保存
文書仕様は、認証資格情報を中に保存せずに 保存することができます。 資格情報なしで保存できるのは、他のユーザーが再利用できる セントラル管理コンポーネント 用の文書仕様を設計している場合です。詳しくは、『文書仕様の保存』を参照してください。
文書仕様内の関連リソースへの相対パス
文書仕様に 関連する参照へのパスが入力された、相対パスを 指定することができます。例えば、文書仕様にテンプレートを追加しているときには、パスを相対パスとして入力します。相対パスを使用することによって、ディレクトリー構造内のファイルを移動できますが、文書仕様がテンプレートに対して以前にあった位置と同じ相対ロケーションに配置されている限り、リンク切れにはなりません。
統合 OAuth 認証タイプ
詳しくは、『データ・ソース認証』を参照してください。