WebSphere Application Server
でのレポート・スケジューリングの構成
レポート・スケジューリング用のリモート・サービス・アプリケーションを構成するには、3 つのフラグを指定して、マスター・ユーザーを割り当てる必要があります。
始める前に
『
WebSphere Application Server でのリモート・サービス・アプリケーションのユーザーの構成
』のタスクを完了します。
このタスクについて
レポート・スケジューリングを構成するには、以下のタスクを完了します。
1: レポート・スケジューリング用の管理者権限の確認
2: レポート・スケジューリング・フラグの構成
3: 構成のテスト
1: レポート・スケジューリング用の管理者権限の確認
手順
ブラウザーで管理コンソールを開きます。
例:
http://
server
:
port
/ibm/console/logon.jsp
次のようにして、デプロイ済みのリモート・サービス・アプリケーションを停止します。
「アプリケーション」
>
「エンタープライズ・アプリケーション」
をクリックします。
追加した
rpews.war
アプリケーションが、入力したアプリケーション名でリストされます。
リモート・サービス・アプリケーションを選択します。
「停止」
をクリックします。
少なくとも 1 人の管理者に、使用しているサービスのすべての管理者役割が割り当てられていることを確認します。
このユーザーは、このタスクの次の部分『2: レポート・スケジューリング・フラグの構成』でマスター管理者に指定します。
rpe_docgen_admin
、
rpe_library_admin
、
rpe_monitor_admin
、および
rpe_scheduler_admin
の役割の場合、以下のようにします。
役割を選択します。
「ユーザーの検索」
をクリックします。
「検索ストリング」フィールドに、
rpe*
を入力し、
「検索」
をクリックします。
「使用可能」列で、
rpe_admin
を選択して、
「>>」
をクリックし、「選択済み」列にユーザーを追加します。
「OK」
をクリックします。
「OK」
をクリックし、
「保存」
をクリックしてマスター構成に直接保存します。
次のようにして、リモート・サービス・アプリケーションを開始します。
「アプリケーション」
>
「エンタープライズ・アプリケーション」
をクリックします。
追加した
rpews.war
アプリケーションが、入力したアプリケーション名でリストされます。
リモート・サービス・アプリケーションを選択します。
「開始」
をクリックします。
次の確認メッセージが表示されます。
Application
rpews.war
on server
server_name
and node
node_name
started successfully
。
次のようにして、リモート・サービス・アプリケーションを開始します。
「アプリケーション」
>
「エンタープライズ・アプリケーション」
をクリックします。
追加した
rpews.war
アプリケーションが、入力したアプリケーション名でリストされます。
リモート・サービス・アプリケーションを選択します。
「開始」
をクリックします。
次の確認メッセージが表示されます。
Application
rpews.war
on server
server_name
and node
node_name
started successfully
。
次のタスク
また、他のユーザーに
rpe_scheduler_user
役割を割り当てることもできます。
2: レポート・スケジューリング・フラグの構成
手順
ブラウザーで管理コンソールを開きます。
例:
http://
server
:
port
/ibm/console/logon.jsp
「サーバー」
>
「サーバー・タイプ」
を展開します。
「WebSphere Application Server」
をクリックします。
「
server_name
」
をクリックして、サーバーのプロパティーを開きます。
「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、
「Java およびプロセス管理」
を展開します。
「プロセス定義」
をクリックします。
「追加プロパティー」セクションで
「Java 仮想マシン」
をクリックします。
「追加プロパティー」セクションで、
「カスタム・プロパティー」
をクリックします。
「新規」
をクリックして、次のユーザー・フラグを追加します。
名前:
com.ibm.rational.rpe.rpews.scheduler.usr
値:
user_name
このユーザーは、このタスクの前の部分『1: レポート・スケジューリング用の管理者権限の確認』で検証したマスター管理者です。
「OK」
をクリックします。
「新規」
をクリックして、次のパスワード・フラグを追加します。
名前:
com.ibm.rational.rpe.rpews.scheduler.pwd
値:
password
「OK」
をクリックします。
オプション:
組織内のすべてのユーザーに対して、1 つのレポート・スケジューリング URL フラグを強制的に適用するよう選択することもできます。ユーザー設定で入力された URL は、このフラグを使用した場合、オーバーライドされます。
「新規」
をクリックして、次の URL フラグを追加します。
名前:
com.ibm.rational.rpe.rpews.scheduler.url
値:
http://
server
:
port
/rpews/
「OK」
をクリックします。
リモート・サービス・アプリケーションを再始動します。
3: 構成のテスト
手順
ブラウザーで、リモート・サービスの構成ページ (
http://
server
:
port
/rpews/
) を開きます。
「レポート・スケジューラーのテスト URL」
をクリックします。
タスクの結果
メッセージ
The service is up and running but direct requests to the root service are ignored.
が表示された場合、レポート・スケジューリング・コンポーネントは正常に稼働しています。
関連タスク
:
文書生成のスケジューリング
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