照会の作成

照会は、テンプレート・エレメントに付加される、データ・ソース・スキーマのパスです。 テンプレートは、抽出するデータを照会を使用して指定します。

照会パスは、先頭がルート・エレメント (モジュール) であり、それに子エレメント (オブジェクト)、オブジェクトの子属性などが続きます。 例: Module/Object/Attribute/Name

表 1. 共通して使用される Rational DOORS データ照会
照会 説明
module 単一の結果として、ソース・モジュールを返します。
module/object 「データ・ソース」ビューによってフィルタリングまたはソートされる、ソース・モジュール内のすべてのオブジェクトを返します。
module/object/attribute module/object のコンテキストで使用される場合、現行オブジェクトのすべての属性を返します。 このコンテキストで使用されるのではない場合、ソース・モジュール内のすべてのオブジェクトを返します。
照会はテンプレート・エレメントに付加されます。 テンプレート・エレメントとその子は、現在の照会によって返されるエンティティーの属性と、親エレメントからの照会の属性を使用できます。 以下の例では、照会 module/object が適用された後は、オブジェクトのすべてのスキーマ・エレメント属性 (Absolute NumberHas inlink、または Object Text など) を使用できます。

ネストされた照会

テンプレート・エレメントは多くの場合、ネストしています。 エレメントとその子エレメントに照会を設定すると、ネストされたコンテキストが作成されます。 子エレメントの照会は、親照会の結果に対して実行されます。

ネストした Rational DOORS の照会

親コンテナー・エレメントでは、Module/Object の属性のみを使用できます。 子コンテナー・エレメントでは、Module/Object/Attribute 照会の属性を使用できます。 2 番目の照会では、親コンテナーの照会によって返される現行オブジェクトの属性のリストが生成されます。

照会のコピー

同じテンプレート内または別のオープン・テンプレートからの照会を持つエレメントをコピーして貼り付けることができます。

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