文書仕様へのテンプレートの追加

文書仕様で 1 つまたは複数のテンプレートを呼び出して、文書仕様から文書を生成できます。

始める前に

複数テンプレートの文書を作成するには、特定の目的のために再使用可能文書テンプレートを作成し、複数の文書テンプレートを文書仕様に追加します。

手順

  1. 「RPE ランチャー」で、「ファイル」 > 「文書仕様の新規作成」をクリックします。
  2. オプション: 文書仕様のメタデータを入力します。
    • 「名前」: 文書仕様の名前。 この名前は、 メタデータ内のみのものであり、名前を付けて保存するファイルの名前 ではありません。
    • 「説明」: 他のユーザーがその文書仕様で作業するための文書仕様のコンテンツまたはコンテキストの説明。
  3. 「終了」をクリックします。
  4. 「テンプレート」を右クリックします。
  5. 「テンプレートの追加」をクリックします。
  6. ローカル・コンピューターまたはリモート・サーバーからセントラル管理コンポーネントでテンプレートを選択し、「OK」をクリックします。
    ヒント: 文書仕様内の関連リソースへの相対パス、HTTP パス、または HTTPS パスを使用できます。 相対パスを使用する場合、ファイルのディレクトリー構造を変更するか、それらをセントラル・アセット管理システムに移動させても、文書の生成に必要なファイルには引き続きアクセスできます。文書仕様を保存する場合、文書仕様と同じフォルダー内にテンプレートがある場合、文書仕様を含むフォルダーの子フォルダー内にテンプレートがある場合、または文書仕様を含むフォルダーの親フォルダー内にテンプレートがある場合、相対パスと絶対パスのどちらを使用するかを選択するプロンプトが出されます。親フォルダーの親フォルダーへの相対パスは指定できません。
  7. この手順を繰り返して、追加のテンプレートを文書仕様に追加します。
    注: 同じテンプレートをさまざまな構成でそのデータ・ソースに対して複数回使用できます。

タスクの結果

文書の発行時に、各テンプレートは文書仕様で指定された順序で実行されます。

表 1. Rational TAU のマルチテンプレート文書の例
テンプレート・ファイル名 テンプレートのコンテンツ 使用方法の説明
titlePage.dta タイトル・ページ、目次 タイトル・ページをモジュールのプロパティーから生成します。
Preamble.dta プリアンブル章 Microsoft Word ファイルにプリアンブル章を組み込みます。
Requirements.dta システム要件 データ・ソースからシステム要件をリストするデータを生成します。
userRequirements.dta ユーザー要件 データ・ソースからユーザー要件をリストするデータを生成します。
Design.dta モデリング情報 データ・ソースから UML モデルからの情報をリストするデータを生成します。

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