Rational DOORS データベースの構造のスキーマ

IBM® Rational® DOORS® データ・ソースのスキーマは、Rational DOORS データベースの構造をモデル化したものです。このデータ・ソース・スキーマにより、構造が同じで、属性リストが同じか類似しているモジュールの文書テンプレートのオーサリングが簡素化されます。スキーマを使用して、フォルダー、プロジェクト、およびモジュールを照会できます。このデータ・ソースに対して、モジュールのベースラインおよびビュー・リストを取得することはできません。使用できるのは、IBM Rational Publishing Engine のフィルターとソートのみです。このデータ・ソース・タイプでは、ネイティブ・フィルターまたはソートは使用できません。

次の表に、データ・ソースからの照会に使用できるスキーマ要素および属性をリストします。

データベースの要素

表 1. スキーマの最上位 要素
属性 説明
ID データベースの固有 ID
名前 データベース名
URL データベースの URL

フォルダーおよびプロジェクトの要素

スキーマに含まれるのは、folder という名前の 1 つの要素です。結果がフォルダーまたはプロジェクトのどちらであるかを判断し、それに応じて結果を出力に示すには、この要素の isProject 属性を使用します。

表 2. 属性
属性 説明
説明 プロジェクトまたはフォルダーの説明。
ID プロジェクトまたはフォルダーの ID。
isProject フォルダーがプロジェクトの場合、true に設定します。それ以外の場合、false に設定します。
名前 プロジェクトまたはフォルダーの名前。
URL プロジェクトまたはフォルダーの URL。

Module

モジュール要素を使用して、 モジュールの特定のプロパティーにアクセスできます。

表 3. モジュール
属性 説明
説明 モジュールの説明。
fullName モジュールの完全修飾名。例: /demo/car/test/System requirements
ID モジュールの ID。
名前 モジュールの名前
タイプ モジュールのタイプ (次のいずれかになります)。
  • 公式
  • 説明
  • リンク
URL プロジェクトまたはモジュールの URL。

情報の再帰的な取得

このスキーマは、1 回の照会ですべての構造情報を取得できるように設計されています。Database/Folder 照会に 0 より大きい再帰レベルを定義すると、そのネスティング・レベルまでのフォルダーとプロジェクトがすべて取得されます。

List DOORS Structure 1 $1 Database/Folder
List-detail
テキスト
Database/Folder/name
List DOORS Structure 1 $2 Database/Folder/Module
テキスト
Database/Folder/Module/name

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