プロパティー・セット

「テスト・オブジェクト・マップ」ウィンドウの下の (または右側の) ペインにはプロパティー・セットがあり、そこには選択されたオブジェクトに関する情報が示されます。
次に示す 2 つの「プロパティー・セット」タブがあります。

「認識」タブには、Functional Tester で使用される認識データが含まれます。 「管理」タブには、オブジェクトの内部管理データが含まれます。 これらのプロパティーは、テスト・オブジェクトの管理および記述のために使用されます。 このタブでプロパティーを更新すると、このテスト・オブジェクトを使用するスクリプトの今後のコード生成が影響を受けます。例えば、「記述名」を更新すると、使用されるテンプレートに応じて、次回にこのテスト・オブジェクトがスクリプトに追加されたときに新しい名前が使用されます。

認識および管理のデータはオブジェクト・マップからのプロパティーで、関連付けられているスクリプトとの関連において、それぞれテスト・オブジェクトを見付けて管理する目的で使用されます。詳しくは、ScriptAssure(TM) の使用を参照してください。

いずれかのタブで値を編集するには、その値をダブルクリックします。

認識プロパティー値を選択して右クリックすると、以下の任意のオプションを使用できます。

「開く」-- 値を別のウィンドウで表示します。そのウィンドウでテキストの長い行を見ることができます。

大/小文字の区別のある正規表現「大/小文字の区別のある正規表現」-- 正規表現での大/小文字を区別した比較操作をオン/オフに設定します。

正規表現の評価 「正規表現の評価」-- 正規表現エバリュエーターを開始します。 これを使用することにより、テスト・オブジェクト検索で試す前に正規表現をテストできます。

正規表現への値の変換 「正規表現への値の変換」-- 「更新されたテスト・オブジェクトのプロパティー」グリッド内の認識プロパティー値を正規表現に変換します。 詳細は、完全一致プロパティーをパターンに置換するを参照してください。

正規表現の取り消し 「正規表現の取り消し」 -- 正規表現の元の値を復元します。

数値範囲への値の変換 「数値範囲への値の変換」 -- 「更新されたテスト・オブジェクトのプロパティー」グリッド内の認識プロパティー値を数値範囲に変換します。 詳細は、完全一致プロパティーをパターンに置換するを参照してください。

数値範囲の取り消し 「数値範囲の取り消し」 -- 数値範囲を変換して元の値に戻します。

テスト・オブジェクト・マップのエディターを使用して、プロパティー値を正規表現または数値範囲に変更することができます。詳細は、完全一致プロパティーをパターンに置換するを参照してください。

テスト・オブジェクトが変更された場合、テスト対象アプリケーション内でその認識プロパティーを更新できます。

オブジェクトの「管理」タブで、プロパティーとして記述名を追加できます。

また、テスト・オブジェクト・マップ内のいくつかのエレメントに対する色の設定を指定することもできます。

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