オブジェクトのプロパティー構成ツールは、カスタマイズされたオブジェクト・ライブラリーでオブジェクト認識プロパティーを構成するときに使用します。
スクリプトの記録中には、オブジェクト・マップ内にオブジェクト認識プロパティーおよびプロパティーの重みを設定するために、カスタマイズされたオブジェクト・ライブラリー・ファイルが参照として使用されます。
オブジェクトのプロパティー構成ツールには、以下のコントロールがあります。
- テスト・ドメインの選択
- オブジェクト認識プロパティーを構成できるテスト・ドメインをリストします。
- オブジェクト・クラスの選択
- 選択したテスト・ドメインについて、すべてのデフォルト・オブジェクトとカスタマイズされたオブジェクトをリストします。
- カスタマイズされたオブジェクト・クラスのみを表示
- これを選択すると、選択したドメインのカスタマイズ済みオブジェクトのみが「テスト・オブジェクト・クラス」フィールドにリストされます。
- オブジェクトの追加
- 必要なテスト・オブジェクトが特定のドメインについてリストされていない場合、オブジェクトを追加します。
正確なプロパティー名がわからない場合は、「テスト・オブジェクトの追加」ダイアログ・ボックスの既存のテスト・オブジェクトに認識プロパティーを追加することもできます。
- オブジェクトの除去
- オブジェクト・ライブラリーのテスト・オブジェクトが、Functional Tester で使用されるデフォルトのテスト・オブジェクトでない場合にこれを除去します。
デフォルトのテスト・オブジェクトを選択した場合、このボタンは使用不可になります。
- 「オブジェクト認識プロパティー」グリッド
- 選択したオブジェクトの認識プロパティー、実際の重み、およびデフォルトの重みをリストします。
「テスト・オブジェクト・クラス」フィールドで複数のオブジェクトが選択されている場合、プロパティーの重みは表示されません。
オブジェクト・プロパティーの実際の重みは編集できます。
- インポート
- オブジェクト・プロパティー・ファイルからオブジェクト・ライブラリーに、オブジェクトを認識プロパティーおよび重みと共にインポートします。
インポートしているオブジェクトと既存のオブジェクト・クラス名が同じ場合、オブジェクト・ライブラリー内の既存のオブジェクトは上書きされます。
- エクスポート
- オブジェクト・ライブラリーからオブジェクト認識プロパティー・ファイルに、オブジェクトを認識プロパティーおよび重みと共にエクスポートします。
このファイルは、拡張子 .rftop を付けて保存されます。
- 復元
- 選択したオブジェクトの実際のプロパティーの重みを、デフォルトの重みに復元します。
- 追加
- 選択したオブジェクトに認識プロパティーを追加します。「オブジェクト認識プロパティー」グリッドに空行が追加されます。
- 除去
- 選択したオブジェクトの認識プロパティーを除去します。
- 選択済みオブジェクトに適用
- 複数のオブジェクトに認識プロパティーを適用します。選択したオブジェクトに適用しようとする認識プロパティーの行を右クリックして、「選択済みオブジェクトに適用」をクリックします。
- 「プロパティーの重み」ダイアログ・ボックス
- このダイアログ・ボックスは、認識プロパティーを複数のオブジェクトに適用しているときに表示されます。
このダイアログ・ボックスでプロパティーの重みを入力して、「OK」をクリックします。
- 選択済みオブジェクトから除去
- 選択したオブジェクトから認識プロパティーを除去します。選択したオブジェクトから除去しようとする認識プロパティーの行を右クリックして、「選択済みオブジェクトから除去」をクリックします。
- 完了
- 変更内容を保存して、オブジェクトのプロパティー構成ツールを閉じます。
- キャンセル
- 最後に保管操作を行った後でオブジェクトのプロパティー構成ツールで加えた変更をすべてキャンセルします。
- 適用
- オブジェクト認識エディターを終了せずに、変更内容を保存します。
オブジェクトのプロパティー構成ツールを開くには、をクリックします。