ロギング設定の設定を行うと、Functional Tester または TestManager の「Test Log」ウィンドウに Functional Tester のログを表示できます。
3 つのタイプの Functional Tester ログを使用して、再生結果を表示することができます。以下に示すログには、同じ情報が別々の形式で入っています。
Functional Tester の「ログ・タイプ」設定を「HTML」または「テキスト」に設定すると、Functional Tester はこれらのログを Functional Tester プロジェクトと同じ場所のログ・フォルダーに保管し、Functional Tester プロジェクト自体には保管しません。ログ・フォルダーの名前は、_logs のサフィックスをつけたプロジェクト名です。例えば、Functional Tester プロジェクトが CalendarApp の場合、Functional Tester はこのプロジェクトの HTML またはテキスト形式のログを CalendarApp_logs ディレクトリーに保管します。 このログは、Functional Tester の「Functional Test プロジェクト」ビューで開くことができます。 「HTML」を選択した場合は、デフォルトのブラウザーが開いて HTML ログ・ファイルを表示します。 「テキスト」を選択した場合は、「Functional Test スクリプト」ウィンドウにテキスト・ログ・ファイルが表示されます。
「Functional Test プロジェクト」ビューで、HTML ログとテキスト・ログは、各プロジェクト内にリストされます。 プロジェクトの各スクリプトには、ログ・ディレクトリーに固有のノードがあります。 スクリプト・ログ・ノードを右クリックすると、このスクリプト・ログ・ノードを含むどんなログや検査ポイントも、開いたり、名前変更、削除、インポート、エクスポート、あるいは表示できます。
Functional Tester プロジェクトを Rational プロジェクトと関連付け、「Functional Tester ログのタイプ設定」を TestManager に設定する場合、Functional Tester スクリプトの実行後に表示するログは TestManager ログです。 TestManager は、ログを Rational プロジェクトの一部として保存します。TestManager の「Test Log」ウィンドウの使用についての詳細は、Rational TestManager のヘルプを参照してください。
「Functional Test プロジェクト」ビューを使用し、HTML またはテキストのログを管理します。 ログは、プロジェクト・ディレクトリーの下に表示されます。 プロジェクトの各スクリプトには、ログ・ディレクトリー下に固有のノードがあります。 ログを選択して右クリックすると、「ログを開く」、「最終の画面スナップショット」、「削除」、または「名前変更」を選択できます。 スクリプトに検査ポイントがある場合、ログを選択し、「検査ポイントを開く」をクリックすると、検査ポイント・エディターでそれを開くことができ、「コンパレーターを開く」をクリックすると、それを検査ポイント・コンパレーターで開くことができます。
HTML ログから検査ポイントの結果を表示することができます。HTML ログの各検査ポイント・エントリーの最後には、結果の表示リンクがあります。このリンクをクリックすると、検査ポイント・コンパレーターでその検査ポイントを開きます。検査ポイントが失敗すると、ベースラインと実際のファイルが並べて表示されるので、データを比較することができます。コンパレーターを開始しようとした時に、Java™ プラグインに関するエラーを受け取った場合は、プラグインが正しく構成されているかどうか確認してください。 手順については、ブラウザーの Java プラグインの使用可能化を参照してください。
TestManager ログを管理するには、TestManager を使用します。ログ・データをフィルターに掛けたり、ログ・ファイルを名前変更または削除したり、ログについてレポートを実行することができます。スイートを実行する際に、TestManager は毎回新しいログを作成し、命名します。詳細は、Rational TestManager のヘルプを参照してください。Functional Tester が TestManager ログを使用している場合は、ログを上書きする前にプロンプトが表示されるように、Functional Tester ログ設定を設定できます。
TestManager の統合についての注記: Functional Tester は、Rational TestManager バージョン 7.0.2 と統合されています。TestManager の 7.0.2 バージョンをご使用の場合、Functional Tester と TestManager の統合機能を使用することができます。