既存の Rational Functional Tester プロジェクトに対する SAP サポートの使用可能化

以前のバージョンの Rational Functional Tester を使って作成されたプロジェクトに対して SAP サポートを使用するには、新しい 2 つのテンプレート (1 つはスクリプト・ヘッダー用、もう 1 つはスクリプト・ヘルパー・ヘッダー用) をプロジェクトに追加する必要があります。さらに、プロジェクトのビルド情報または参照情報を更新する必要もあります。
  1. 「Functional Test プロジェクト」ビューで、プロジェクトを右クリックして「プロパティー」オプションを選択します。
  2. 「プロパティー」ダイアログ・ボックスで、ナビゲーション・リストから「Functional Test スクリプト・テンプレート」 を選択します。
  3. テンプレート・タイプ「スクリプト・ヘルパー: ファイルのヘッダー」を選択します。
  4. このテンプレートをまだカスタマイズしていない場合は、「デフォルトの復元」ボタンをクリックしてこれをアップグレードすることができます。
  5. テンプレートのインポート・セクションに import com.rational.test.ft.object.interfaces.SAP.*; という行を追加します。
  6. テンプレートを変更した後、「適用」ボタンをクリックします。
  7. テンプレート・タイプ「スクリプト: ファイルのヘッダー」を選択して、テンプレートのインポート・セクションに同じ行を追加します。
  8. 統合 ClearCase® サポートをご使用の場合、チームの他のメンバーが使用できるように、編集後にテンプレート・ファイルをチェックインする必要があります。 そうするには、「Functional Test プロジェクト」ビューでプロジェクトを右クリックし、「チーム」 > 「チェックアウトの表示」をクリックします。

    チェックアウト済みのエレメントがリストされます。

  9. 2 つのテンプレート ft_script.java.rfttpl および ft_scripthelper.java.rfttpl を選択して右クリックし、「チェックイン」オプションを選択します。

    他のチーム・メンバーは、「Functional Test プロジェクト」ビュー内でプロジェクトを右クリックして「チーム」 > 「最新バージョンの入手」をクリックすることにより、プロジェクトを更新できます。

  10. 最後に、「Functional Test プロジェクト」ビューでプロジェクトを再び右クリックして、「Java ビルド・パスのリセット」をクリックします。

    「Java ビルド・パス」は各マシン上の各プロジェクトごとにローカルであるため、チームの各メンバーがこの最後の手順を実行する必要があります。


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