IBM Rational Functional Tester エラー・ログの収集

IBM Rational Functional Tester の操作中に、簡単にトラブルシューティングできるいくつかの問題が検出されることがあります。問題をトラブルシューティングできない場合には、 IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。 必要な背景情報をすべて収集し、調査のために IBM ソフトウェア・サポートに詳細を提供してください。背景情報に加えて、エラー・ログを生成してそのファイルをサポート・チームに提供する必要もあります。
IBM Rational Functional Tester エラー・ログを生成するには、以下のようにします。
  1. IBM Rational Functional Tester を閉じます。
  2. ivory.properties ファイルを開き、以下のパラメーターを変更します。 このファイルは次のロケーションにあります。Functional Tester installation directory¥Functional Tester¥bin¥
    1. デバッグを使用可能にするには、以下のフラグを true に設定します。
      • rational.test.ft.debug.enabled=true
      • rational.test.ft.debug.native_to_file=true
    2. より詳細なデバッグ・レポートを生成するには、 rational.test.ft.debug.filter=default,1;default,3 に変更します。
    3. オプション: パラメーター rational.test.ft.debug.filename=C:/ivDebug.txt を変更することにより、 デバッグ・ファイルの名前とロケーションを指定します。 デフォルトでは、ivDebug.txt ファイルは C:¥ ディレクトリーに生成されます。
  3. ivory.properties ファイルを保存します。
  4. オプション: IBM Rational Functional Tester を開きます。 エラーと警告メッセージをログ・ファイル (rft_log.txt) に収集できます。 同様に、デバッグ情報をトレース・データとしてトレース・ファイル (rft_trace.txt) に収集できます。 ユーザー・インターフェースを介してロギングおよびトレースに関する設定を行うには、 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。 左ペインで、「Functional Test」を展開して、 「ロギングおよびトレース」をクリックします。
  5. まだ開いていない場合は IBM Rational Functional Tester を開き、 問題を引き起こした操作を実行します。
  6. 生成された ivDebug.txt ファイルを IBM ソフトウェア・サポートに送ります。
  7. オプション: ivDebug.txt ファイルとともに、生成された generated rft_log.txt および rft_trace.txt ファイルを IBM ソフトウェア・サポートに送ることもできます。

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