TestManager から Functional Tester スクリプトを実行する前に、事前の準備としていくらかのセットアップを行う必要があります。
TestManager は、一時スイートを作成し、このスイートを実行します。TestManager は、このスイートを実行完了後、除去します。テスト・ケースの結果を生成するには、スクリプトの代わりにテスト・ケースを実行します。TestManager は、(スクリプトがテスト・ケースと関連付けられている場合でも、) テスト・ケースの網羅範囲結果を生成しません。
TestManager から Functional Tester スクリプトを実行するには、次のようにします。
- Functional Tester プロジェクトと Rational® プロジェクトを関連付けます。
- リモート・コンピューターで、エージェント・コンピューター上に Rational Test Agent ソフトウェアをインストールし、そのエージェントを開始する必要があります。Rational Test Agent のインストールと開始の詳細については、「Rational Functional Tester インストール・ガイド」を参照してください。
- 外部ライブラリー (例: .jar または .dll ファイル) がスクリプトを実行する必要がある場合、
スクリプトを実行する予定のシステムにソフトウェアをインストールする必要があります。
- .dll をインストールするには、システム検索パスにあるディレクトリーにライブラリーを追加します。
- .jar ファイルをインストールするには、それを Functional Tester カスタマイズ・ディレクトリーに追加します。Functional Tester は、カスタマイズ・ディレクトリー内の .jar ファイルすべてを、スクリプトのクラスパスに追加します。カスタマイズ・ディレクトリーのデフォルトの場所は、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥RFT¥customization です。
TestManager の統合についての注記: Functional Tester は、Rational TestManager バージョン 7.0.2 と統合されています。TestManager の 7.0.2 バージョンをご使用の場合、Functional Tester と TestManager の統合機能を使用することができます。
これらの製品を一緒に使用する際の重要な情報については、IBM Rational Functional Tester の統合についてを参照してください。