既存の Eclipse IDE の拡張

Rational® Functional Tester 製品パッケージをインストールする際に、コンピューターにすでにインストールされている Eclipse 統合開発環境 (IDE) の拡張を選択できます。拡張は、Rational Functional Tester パッケージに含まれている機能を追加することによって実現できます。

IBM® Installation Manager を使用してインストールされた Rational Functional Tester パッケージには、いずれかのバージョンの Eclipse IDE、 つまりワークベンチが組み込まれています。 この組み込まれたワークベンチは、Installation Manager パッケージの機能を 提供する際の基本プラットフォームになります。 ただし、ワークステーション上に既存の Eclipse IDE がある場合は、この IDE を拡張 するかどうかを選択可能です。 つまり、Rational Functional Tester パッケージで 提供される追加機能を、IDE に追加するかどうかを選択できるわけです。

既存の Eclipse IDE を拡張するには、「パッケージのインストール」ウィザードの「ロケーション」ページで、 「既存の Eclipse IDE の拡張」オプションを選択します。
重要: 管理者特権を持たないユーザーが Rational Functional Tester を Windows® Vista オペレーティング・システム上で操作するには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内に Eclipse をインストールしないでください。

既存の Eclipse IDE を拡張するのは、例えば、Rational Functional Tester パッケージで提供されている機能を使いたいが、Rational Functional Tester パッケージが提供する機能で作業する場合に、現行 IDE の設定も保持したい場合です。 また、すでに Eclipse IDE を拡張しているインストール済みのプラグインを使用して作業をしたい場合もあるでしょう。

eclipse.org から提供される最新の更新を拡張するには、既存の Eclipse IDE はバージョン 3.4.2 でなければなりません。Installation Manager は、指定した Eclipse インスタンスがインストール・パッケージの要件を満たしているか検査します。
注: 更新を Rational Functional Tester にインストールするには、Eclipse バージョンの更新が必要な場合があります。 前提となる Eclipse バージョンへの変更については、更新情報のリリース文書を参照してください。

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