エレメントのチェックアウト

ClearCase® を使用してソース管理を実施する場合、エレメント (Functional Test スクリプト、Functional Test プロジェクト、オブジェクト・マップ、または Java™ ファイル) を変更する前に、それをチェックアウトする必要があります。

一度にプロジェクト全体か、1 つまたは複数のファイルをチェックアウトすることができます。

ファイル・システムからファイルを編集するなどして、スナップショット・ビューからチェックアウトせずにエレメントを変更した場合、そのバージョンのファイルはハイジャックされます。 ハイジャックされたファイルは、<scriptname> の詳細」の下に表示され、その横には警告シンボル (警告シンボル) が付きます。 エレメントのチェックアウト時に、ハイジャックされたファイルを変換してファイルのチェックアウトおよび作業を行うことができます。

ClearCase MultiSite を使用してテスト資産の変更や作成を行いたい場合、テスト資産のチェックアウトまたはチェックイン時にマスターシップを要求する必要があります。 テスト資産のチェックアウトまたはチェックインを行い、ClearCase MultiSite を使用しているとき、テスト・エレメントがローカルでマスター登録されていないと、Functional Tester は「マスターシップの要求」チェック・ボックスを適切なダイアログ・ボックスに表示します。

Eclipse は、エレメントの変更時にプロジェクトをコンパイルします。 動的ビュー を使用している場合、プロジェクトのサイズによっては自動コンパイルに非常に時間がかかります。Eclipse のコンパイル機能を使用不可にするには、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックしてから、「自動的にビルド」チェック・ボックスをクリアします。

エレメントをチェックアウトするには以下のようにします。

  1. 「Functional Test プロジェクト」ビューから、1 つまたは複数のエレメントを右クリックします。
  2. ショートカット・メニューから、「チーム」 > 「チェックアウト」をクリックします。
  3. 「チェックアウト」列で、チェックアウトしないエレメントのチェック・ボックスをクリアします。

    「状態」列に作動不能シンボル (

    作動不能シンボル
    ) が表示されている場合は、エレメントをチェックアウトできません。エレメントを選択すると、問題についての説明が表示されます。

  4. エレメントがハイジャックされた場合は、「選択したファイルの一部はハイジャックされています」 で以下のステップのいずれかを実行してください。
    • 「ハイジャックされたファイルをチェックアウトに変換する」をクリックしてハイジャックされたバージョンのファイルをチェックアウトし、ハイジャックされたバージョンで作業を継続します。このファイルをチェックインすると、VOB 内のバージョンがハイジャックされたバージョンに置き換わります。
    • 「ハイジャックされたファイルを置き換える (ハイジャックされた各ファイルを _keep 拡張子を付けたファイルに保管する)」をクリックして VOB にあるバージョンのファイルをチェックアウトし、ハイジャックされたバージョンでの作業を停止します。このファイルのチェックイン時に、ClearCase が VOB にあるバージョンをチェックインし、かつ後で変更が必要な場合に備え、ハイジャックされたバージョンのコピーを _keep 拡張子を付けて作成します。
  5. ClearCase をマルチサイト状態で使用する場合で、選択したスクリプト、共有マップ、共有データプール、または Java ファイルに関連した 1 つ以上のファイルがローカルでマスターシップ登録されていない場合、「マスターシップの要求」をクリックして、このファイルのマスターシップを要求します。

    詳しくは、地理的に分散したプロジェクト・チームのためのサポートを参照してください。

  6. 予約済みチェックアウトの場合は、「予約済み」を選択します。

    非予約のエレメントをチェックアウトする場合は、このチェック・ボックスをクリアします。予約済みチェックアウトを完了すると、エレメントをチェックインする排他的権利が与えられます。非予約チェックアウトでは、自分より前に他の人が同じエレメントをチェックインした場合、チェックイン時に変更内容をマージしなければならないことがあります。詳しくは、非予約エレメントを参照してください。

  7. 「完了」をクリックします。

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