データプールは、テスト用のデータ・セットであり、テスト・スクリプトの再生中にテスト・スクリプト内の変数に現実的なデータ値を渡すための関連データ・レコードのコレクションです。最初からデータを作成したり、別の Functional Tester のデータプール、IBM® Rational® TestManager データプール、または .csv ファイルから、新規データプールに既存のデータをインポートしたりできます。
データプールを使用して作業する際、以下の規則に従う必要があります。
- データのインポート時、そのデータにアクセスするテスト・スクリプトと同じ Functional Tester プロジェクトにデータをインポートすることが必要です。
- TestManager データプールからデータをインポートする場合、まず Functional Tester プロジェクトを Rational プロジェクトに関連付けて、TestManager データプールを使用することが必要です。
- 「テスト・データプールの作成」 (
) をクリックします。
- 以下のステップを実行します。
- 目的のフォルダーへのパスを入力するか、ナビゲーション・ツール (「ホーム」
、「戻る」
、および「次へジャンプ」
) を使用してパスを選択します。
- 新規データプールの名前を入力します。
- ClearCase® ディレクトリーに Functional Tester プロジェクトを作成する場合、オプションで 「ClearCase へのデータプールの追加」を選択します。
- 以下のいずれかのステップを実行します。
- 空のデータプールを作成するには、「インポート元」リストにファイル名がある場合、そのファイル名を選択して削除してから、「完了」をクリックします。
- データプールにデータをインポートするには、「次へ」をクリックしてから次のステップに進みます。
- Functional Tester または IBM Rational TestManager データプール、または .csv ファイルからデータをインポートするには、以下のいずれかのステップを実行します。
- .csv ファイルをインポートするには、以下のようにします。
- 既存の .csv ファイルのパスおよびファイル名を入力し、「インポート元」矢印をクリックして最近インポートされた 10 個のファイルのリストから選択するか、または「参照」 をクリックしてパスおよびファイル名を選択します。
- インポートするファイルで使用する、1 から 3 個のフィールド分離文字を入力します。
Functional Tester では、データのインポート元である .csv ファイルで使用されているフィールド分離文字と同じものを使用する必要があります。
指定するフィールド分離文字が分からない場合、テキスト・エディターを使用して .csv ファイルを開き、使用されているフィールド分離文字を確認してください。
- 「最初のレコードは変数情報」を選択し、インポートされるデータの 1 行目を新規データプールのヘッダーにします。
「最初のレコードは変数情報」をクリアすると、.csv ファイルの最初のレコードはデータとしてインポートされ、ヘッダーには data0、data1 などのデフォルトのヘッダーが使用されます。「最初のレコードは変数情報」は、インポートするために選択されるファイルが .csv ファイルでない場合、または TestManager ファイルでない場合は使用できません。
- Functional Tester のデータプールをインポートするには、以下のいずれかのステップを実行します。
- 「インポート元」矢印をクリックして最近インポートされた 10 個のファイルのリストを表示し、リストから Functional Tester のデータプールを選択します。
- 既存の Functional Tester のデータプールのパスおよびファイル名を入力します。
- 「参照」をクリックして、既存の Functional Tester データプールのパスとファイル名を選択します。
- TestManager (TM) データプールをインポートするには、「TM の参照」をクリックして、インポートする TestManager データプールのパスおよびファイル名を選択します。
Functional Tester は、関連付けられた TestManager の .spc ファイルから、自動的にヘッダー情報を抽出します。
- 「完了」をクリックします。
新しいデータプールが表示されます。