このモニターには、記録の開始と休止、アプリケーションやブラウザーの開始、アプリケーションに対して記録されるクリックや他のすべてのアクション、スクリプトに対する検査ポイントおよびスクリプト・サポート機能の挿入など、記録セッションで実行されるすべてのアクションに関するメッセージが表示されます。 また、エラーも表示されます。 記録されたアクションがモニターに表示されるとき、その一部はコードに似ていることもありますが、このテキストは情報専用なので、それをスクリプト内に貼り付けないでください。
記録を停止すると、モニターは閉じます。 スクリプトとオブジェクト・マップがプロジェクト・ディレクトリーに書き込まれます。 また、「Functional Test」ウィンドウが再び表示され、スクリプトが表示されます。
記録モニター内のテキストは、スクリプト内に記録されるコマンドのシーケンスと類似しています。 これには、記録中に生じたエラーに関する追加情報も含まれることがあります。 このテキストは、モニターを開いている間、表示されます。 記録が終了すると、テキストは廃棄されて、ファイルには書き込まれません。 テキストを保管したい場合、記録を停止する前に、以下にリストされた「選択されたテキストのコピー」または「モニター・テキストに名前を付けて保管する」コマンドを使用します。
記録モニターには、アイコンの左端のセットである「記録」ツールバー、および右端のセットである「モニター」ツールバーが含まれています。
「記録中」ツールバーは、モニターを開始したときには「モニター」ツールバー内にネストされています。
「記録中」ツールバーを使用して、記録の一時停止および停止、アプリケーションの開始、検査ポイントの作成、およびスクリプトへの項目の挿入を行うことができます。
「ツールバーのみを表示」ボタンをクリックすると、「記録中」ツールバーを切り離すことができます。
モニターは浮動して、「記録中」ツールバーだけが表示されるようになります。
「記録中」ツールバーを切り離してモニターを表示するには、「モニターの表示」ボタン
をクリックします。
表示設定は、スティッキーな設定です。つまり、「記録中」ツールバーだけを表示していると、次に記録するときにも同じ表示になります。
「記録」ツールバー・ボタンの詳細については、「記録中」ツールバーを参照してください。
「モニター」ツールバーは、常にモニター内に組み込まれていて、以下のボタンがあります。
「選択されたテキストのコピー」-- モニターからテキストをコピーします。
テキストを選択すると、「選択されたテキストのコピー」ボタンが使用可能になります。
モニター内のテキストの一部または全部を選択して、「選択されたテキストのコピー」ボタンをクリックすることができます。
Functional Tester は、選択されたテキストをシステム・クリップボードにコピーします。
その後、テキストを新規または既存のファイルに貼り付けることができます。
「モニター・テキストをすべてクリア」 --
モニターからすべてのテキストをクリアします。
クリアする前にテキストを保管するには、「モニター」ツールバーの「選択されたテキストのコピー」 ボタン
または「モニター・テキストに名前を付けて保管する」
ボタンを使用します。
モニター・テキストをクリアしても、記録済みスクリプトには影響がありません。
「モニター・テキストに名前を付けて保管する」 -- モニター内のすべてのテキストをファイルに保管します。
このボタンによって、「別名保管」ダイアログ・ボックスが開きます。このダイアログ・ボックスを使用して、ファイルの名前および場所を指定できます。
「モニター・テキストに名前を付けて保管する」コマンドは、すべてのテキストを選択して、.txt ファイルに保管します。
「モニター・メッセージ設定」 -- 「モニター・オプション」ダイアログ・ボックスが開き、記録モニターの入門ヘルプ、メッセージのタイム・スタンプ、メッセージのフィルター・レベル、およびメッセージの色を設定できます。
「モニター」ツールバーで 「モニター・メッセージ設定」 ボタンをクリックすると、「モニター・オプション」タブと「メッセージ・テキストの色」 タブの 2 つのタブが表示されます。
「モニター・オプション」タブには、以下のオプションがあります。
「入門ヘルプの表示」-- 「記録中」ツールバーのボタンを使用してスクリプトを記録する方法についての指示を、モニター・ウィンドウの上部に表示します。 デフォルトでは、入門ヘルプを表示します。 チェックを外した場合、入門ヘルプは表示されません。
「このメッセージにタイム・スタンプを含める」-- モニター内の各行にタイム・スタンプを表示するかどうかを指定します。 このオプションは、デフォルトではオフです。 オンの場合、そのアクションが実行された時刻を示すタイム・スタンプで各メッセージが始まります。 メッセージは秒単位で表示されます。
「表示するメッセージ・タイプの選択」-- 記録モニターに表示したいメッセージ・フィルター・レベルを指定します。 エラー、警告、または情報の各メッセージを表示するかどうかを選択できます。 デフォルトでは、最も詳細なレベル、つまり 3 つのタイプのメッセージすべてが表示されます。
「メッセージ・テキストの色」タブは、記録モニターに表示される異なるタイプのメッセージに対してテキストの色を指定します。 デフォルトでは、エラーは赤、警告はマスタード・イエロー、情報は黒となります。 このタブを使用して、異なる表示色に変更できます。