AJAX ベースの Web アプリケーションをテストするための環境のセットアップ
AJAX ベースのアプリケーションは、「自動トレース」オプションを True または False に設定するという 2 つの異なる方法でテストできます。「自動トレース」オプションを False に設定した場合、AJAX 用の Functional Tester API を手動で挿入することにより、スクリプトでこれらの API を使用する必要があります。
親トピック:
AJAX サポート
「自動トレース」オプションを True に設定する
このタスクについて
「自動トレース」オプションを True に設定した状態で AJAX ベースのアプリケーションをテストするには、以下のようにします。
<
Rational Functional Tester
install directory>¥Functional Tester¥bin¥
にある ivory.properties ファイルを開きます。
rational.test.ft.html.ajax.autotrace
オプションを True に設定します。
例:
rational.test.ft.html.ajax.autotrace = true
記録されたスクリプトで、AJAX 要求のトレースに必要な文書コントロール用の
setAjaxTrace(true)
メソッドを挿入します。
例:
document_htmlDocument().setAjaxTrace(true)
「自動トレース」オプションを False に設定する
このタスクについて
「自動トレース」オプションを False に設定した状態で AJAX ベースのアプリケーションをテストするには、以下のようにします。
<
Rational Functional Tester
install directory>¥Functional Tester¥bin¥
にある ivory.properties ファイルを開きます。
rational.test.ft.html.ajax.autotrace
オプションを False に設定します。
例:
rational.test.ft.html.ajax.autotrace = false
記録されたスクリプトで、AJAX 要求のトレースに必要な文書コントロール用の
setAjaxTrace(true)
メソッドを挿入します。例:
document_htmlDocument().setAjaxTrace(true)
GetAjaxPendingRequests ()
、
WaitForAjaxPendingRequests (int)
、
GetAjaxCompletedRequests ()
、または
WaitForAjaxCompletedRequests ()
のメソッドをスクリプトで明示的に使用して、AJAX 要求をトレースします。
次のタスク
注:
再生中、何らかのアクションにより AJAX 要求が呼び出された場合は、それ以降のアクションは、この要求が完了した後にのみ実行されます。 AJAX 要求の完了時間がスクリプトの再生タイムアウト値よりも大きい場合は、文書コントロールに
waitforExistence()
メソッドを使用します。
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