オブジェクトの選択時、Functional Tester は「オブジェクトの選択」ページ最下部のグリッドに、その認識プロパティーをリストします。
間違ったオブジェクトを選択したり、別のオブジェクトを追加することを決定した場合、異なるオブジェクトを選択するいずれかの方式を使用します。 「完了」ボタンをクリックするとグリッドにリストされるのが、追加する予定のオブジェクトです。
次の 3 つの選択方式が使用可能です。
オブジェクト・ブラウザー方式は、テスト・オブジェクト・マップに追加するオブジェクトをブラウズするために使用します。 ブラウザーは、アプリケーション内のオブジェクトの階層ツリーを表示します。 最上位は、実行しているアプリケーションを示します。Functional Tester は、各最上位の下に、そのアプリケーション内のオブジェクト階層を表示します。
遅延メソッド (Delay method) は、メニューなどのポップアップ・オブジェクトを選択するために使用します。このメソッドは「オブジェクト・ファインダー」ツールを使用しますが、遅延、つまりまず他のオブジェクトでのクリックを必要とするオブジェクトに到達するための時間を設定できます。
「オブジェクト認識プロパティー」グリッド
上記のメソッドのいずれかを使用してオブジェクトを選択すると、タブ最下部のグリッドにその認識プロパティーがリストされます。 認識プロパティーは、オブジェクトのプロキシーによって判別されます。例えば、ボタン・オブジェクトには label、.class、および .classIndex の 3 つの認識プロパティーがあります。 グリッドは、特定のオブジェクトの認識プロパティーの名前と値をリストします。 この情報から、選択したオブジェクトが正しいかどうかを確認することができます。
開く方法: 「Functional Test」ツールバーから、「アクティブな Functional Test スクリプトへのテスト・オブジェクトの挿入」ボタンをクリックします。
スクリプト・エクスプローラーの「テスト・オブジェクト」フォルダーを右クリックして、「テスト・オブジェクトの挿入」を選択することもできます。