オブジェクト・マップ・プロパティーのプレースホルダーは、オブジェクト・マップのプレースホルダー値をプロパティー値に解決します。
また、デフォルトのプレースホルダー値も解決します。
map プレースホルダー
説明: オブジェクト・マップ中の項目に関係する値を解決します。
map プレースホルダーは、ヘルパー・スクリプト・メソッド生成中、およびスクリプトへのコメント挿入のための記録中にのみ有効で、そうでない場合はテスト・オブジェクト・インスタンスは不明です。
構文:
%map: property%
map プレースホルダーの機能プロパティーは次のとおりです。
- context -- オブジェクト・ライブラリーに登録された最も近い親の記述名を、コンテキストがあるものとして戻します。
- contextComment -- コンテキストを持つ、最も近い親のオブジェクト・ライブラリーに登録される解決済みコンテキスト・コメントを戻します。
- topContext -- このオブジェクトに親がある場合に限り、最上位の親の記述名を戻します。
- topContextComment -- 最上位の親のオブジェクト・ライブラリーに登録される解析済みコンテキスト・コメントを戻します。
例:
- %map:context% -- オブジェクト・ライブラリーに登録された最も近い親の記述名を、コンテキストがあるものとして戻します。
map プレースホルダーの認識プロパティーはプロパティー名を戻します。
構文 %map: RecognitionProperty%
- 認識プロパティーは、テスト・オブジェクトの各タイプに対して固有です。オブジェクト・マップのプレースホルダーと共に使用するため、特定のテスト・オブジェクトの認識プロパティーの名前を取得するには、オブジェクト・マップの「認識」タブにあるプロパティーを参照してください。
- 管理プロパティーの前には # 文字が付けられ、プロパティーが認識プロパティーではなく管理プロパティーであることを示します。管理プロパティーと認識プロパティーの詳細については、テスト・オブジェクト・マップのトピックのプロパティー・セットを参照してください。
map プレースホルダーの管理プロパティーは次のとおりです。
- .class -- Java クラス名、HTML タグ (HTML 接頭部付き)、またはテスト・オブジェクトの VB クラス名を戻します。
- #name -- テスト・オブジェクトの記述名を戻します。
- #role -- テスト・オブジェクトの役割を戻します。
- #domain -- テスト・オブジェクトが定義されるドメイン、つまり Java、HTML、または .NET を戻します。
- #testobject -- テスト・オブジェクトとの対話に使用されるインターフェース・クラス名を戻します。
- #proxy -- プロキシー・クラス名を戻します。
- #description -- オブジェクト・マップ・エディターで定義される、ユーザー指定の記述を戻します。
例:
- %map:.class% -- Java クラス名、HTML タグ (HTML 接頭部付き)、またはテスト・オブジェクトの VB クラス名を戻します。
- %map:#domain% -- テスト・オブジェクトが定義されるドメイン、つまり Java、HTML、または VB を戻します。