「データプール・リテラルの置換」ダイアログ・ボックス

「データプール・リテラルの置換」ダイアログ・ボックスは、テスト・スクリプト内のリテラル値を検索したり、データプール参照 (関連したデータプール) に置き換えるために使用できます。 このダイアログ・ボックス内のオプションを設定して、スクリプト内の数値、ストリング、またはブールの (あるいはそれらすべての) リテラルをデータプール参照に置き換えることができます。

また、リテラルをスクリプトからデータプールに追加することもできます。 既存のデータプール変数を使用しない場合は、Functional Tester はスクリプトが実行されるたびに同じリテラル値 (テスト・スクリプトを記録したときに Functional Tester が収集した値) を使用します。

リテラル
スクリプト内の選択されたリテラルの名前を表示します。
データプール変数
リテラルの置換に使用するデータプール変数の名前を入力するか、または「データプール変数」矢印をクリックしてスクリプトが参照する既存のデータプール変数を選択します。 新規データプール列のデフォルト・タイプはストリングです。 後ほど、変数型を変更できます。
方向
スクリプト内での移動の方向を選択します。この設定は、「リテラル・タイプ」設定と連動します。「検索」 または「置換」をクリックし、カーソルの挿入ポイントから始めてスクリプト全体を前方または後方に移動します。
前方
クリックすると、挿入ポイントから前方に移動してスクリプト内の次のリテラルに移動します。
後方
クリックすると、挿入ポイントから後方に移動してスクリプト内の次のリテラルに移動します。
リテラル・タイプ
スクリプトで検索するリテラルのタイプ、つまりすべて、数値、ストリング、またはブールのリテラルを設定します。リテラルとは、プログラム言語中のリテラルと関連するフィーチャー、関数、またはエンティティーとは対照的に、それ自体を表す文字または記号です。例えば $ は、行末を意味するシンボルですが、リテラルとしてはドル記号です。「リテラル・タイプ」設定は、「方向」設定と連動します。「検索」または「置換」をクリックし、カーソルの挿入ポイントから始めて、スクリプトでリテラルの次のタイプに移動します。
すべて
クリックすると、スクリプト内のすべてのリテラルを検索します。
数値
クリックすると、スクリプト内の数値リテラルを検索します。数値には、整数 (正数、負数、またはゼロである整数で、小数値ではない)、または浮動数値 (正および負の 10 進数) が含まれます。
ストリング
クリックすると、スクリプト内のストリング・リテラルを検索します。ストリングは、名前、市区町村、または都道府県/州などの英数字値を保管します。
ブール
クリックすると、スクリプト内のブール・リテラルを検索します。ブール・リテラル true または false を使用すると、置換のためのフラグが付けられます。
データプールにリテラルを追加
クリックすると、「置換」をクリックする際に、選択したリテラルがデータプール変数に追加されます。 選択したリテラルは、「データプール変数」で指定される変数のデータプールに追加されます。 「置換」をクリックすると、データプール参照は、選択したリテラルを置換します。
検索
クリックすると、スクリプト内の次のリテラルを検索します。「検索」設定は、 「方向」設定および「リテラル・タイプ」設定と連動します。
置換
クリックすると、選択したリテラルをデータプール参照で置換します。 データプール参照は、「データプール変数」で指定されるデータプール変数になります。 「データプールにリテラルを追加」をクリックすると、選択したリテラルを「データプール変数」で指定したデータプール変数に Functional Tester は追加します。 リテラルの置換後、テスト・スクリプト内の次のリテラルに自動的に移動します。 「置換」設定は、 「方向」設定および「リテラル・タイプ」設定と連動します。
閉じる
クリックすると、リテラルを検索したり、リテラルをデータプール参照で置換したりせずにダイアログ・ボックスを閉じます。

開く方法: 「スクリプト」>「リテラルを検索してデータプール参照と置き換える」をクリックします。


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