Rational Functional Tester が最小化され、画面の右上で再生モニターが始動します。 スクリプトの再生中に、再生モニターにメッセージが表示されます。 Rational Functional Tester は、アプリケーションの開始、アプリケーション上で実行したアクション、検査ポイントなどの、 記録されたアクションをすべて再生します。
再生が完了すると、別のウィンドウでテスト実行の結果が HTML ログに表示されます。 ログにリストされた各イベントには、イベント見出しに緑色で「合格」が含まれているはずです。 記録した 2 つの検査ポイントがリストされていることに注目してください。
Functional Tester は、続く行が参照するオブジェクトを識別するための短いコメントを緑色の文字でスクリプトに追加することに注目してください。 この情報により、スクリプトのナビゲートが容易になります。 ユーザー入力など、記録中に引数としてメソッドに渡されるストリングは、 明るい青色で表示されます。
カーソルをスクリプトの特定の箇所の上に移動すると、 Functional Tester はポップアップ・テキスト・ボックス内に有用な情報を表示します。 たとえば、ヘルパー・メソッドに関しては、 オブジェクト・マップ内の記述プロパティー・セット、およびその後にオブジェクトの認識プロパティーが表示されます。 吹き出し機能は、「設定」によって制御されます。 この機能をオフにするか、表示内容を変更するには、 「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックしてから、 「Java」 > 「エディター」を選択して、 「吹き出し」タブをクリックします。 吹き出し機能は、デフォルトではオンになっています。
Java エディター (スクリプト・ウィンドウ) の 左には「Functional Test プロジェクト」ビューがあり、ここには現在接続している Functional Tester プロジェクトがリストされています。 各プロジェクト内のすべてのスクリプトは、プロジェクト名の下にリストされています。 この「プロジェクト」ビューは、異なるスクリプトにナビゲートするための別の方法を提供します。 「プロジェクト」ビュー内のスクリプトをダブルクリックすると、 そのスクリプトがスクリプト・ウィンドウ内で開いてアクティブ・スクリプトになります。
Java エディターの右側には、 アクティブ・スクリプトの検査ポイントおよびオブジェクト・マップをリストする、スクリプト・エクスプローラーがあります。 スクリプト・エクスプローラーから、 検査ポイント・エディターを開始して検査ポイントを表示および編集すること、 およびオブジェクト・マップ・エディターを開始してオブジェクト・マップを表示および編集することができます。 スクリプト・エクスプローラー、または「タスク」ビューや「コンソール」ビューなどの Functional Test パースペクティブの他の部分について詳しくは、 Functional Tester のヘルプを参照してください。