テスト開発段階で、スクリプト記録時と同じバージョンのテスト対象アプリケーションを使用してスクリプトを再生し、意図したとおりに動作するかどうかを検証します。この段階により、アプリケーションの動作が期待通りであるかどうかが検証されます。
テスト開発段階は、6 つのステップから成っています。
- テスト環境を復元し、再生オプションを設定します。
- 記録に使用したのと同じバージョンのテスト対象アプリケーションに対して、各スクリプトを再生して、スクリプトが意図したとおりに動作するかどうかを確認します。
- Functional Tester ログの結果を分析します。
Functional Tester プロジェクトを現在の Rational® プロジェクトに関連付ける場合には、TestManager の「Test Log」ウィンドウを使用して結果を分析できます。
- 「Functional Test の検査ポイント・コンパレーター」を使用して、検査ポイント失敗の原因を判別します。
- スクリプトが失敗する場合には、目的どおりに実行するように、スクリプトの編集、デバッグ、または再記録を行います。
- Functional Tester プロジェクトを現在の Rational プロジェクトに関連付ける場合には、複数の個別のスクリプトを 1 つのテスト・スイートにまとめることができます。このスイートを再生して、各スクリプトが適正に動作するかを検査します。必要に応じて、スクリプトを編集、デバッグ、または再記録します。スイートの作成については、TestManager ヘルプを参照してください。
TestManager の統合についての注: Functional Tester は、Rational TestManager バージョン 7.0.1.2 と統合されています。
TestManager の 7.0.1.2 バージョンをご使用の場合、Functional Tester と TestManager の統合機能を使用することができます。これらの製品を一緒に使用する際の重要な情報については、Functional Tester の統合についてを参照してください。