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演習 4: データプール参照を使用した検査ポイントの作成

この演習では、データプール参照を使用した検査ポイントを作成して、 Classics CD アプリケーションでの注文の合計金額が正しいことを検査します。
検査ポイントは、 オブジェクト情報およびリテラル値をテスト対象のアプリケーションからキャプチャーして、 それを再生時の比較のベースラインとして保管します。 そのスクリプトを再生するとき、検査ポイントは再びオブジェクト情報をキャプチャーして ベースラインと比較し、意図的な変更や意図しない変更が加えられたかどうかを調べます。 スクリプト内の実際のオブジェクト情報をベースラインと比較することは、 潜在的な欠陥を識別するために役立ちます。

検査ポイントでテストする値には、リテラル値ではなくデータプール参照を使用します。 データプールを検査ポイントで使用すると、テスト・スクリプトで現実的なデータをより柔軟にテストできるようになります。

データプール参照を使用した検査ポイントの作成

  1. 「記録中」ツールバーで、 「検査ポイント・コマンドまたはアクション・コマンドの挿入」(検査ポイント・コマンドまたはアクション・コマンドの挿入) をクリックします。
  2. 検査ポイントおよびアクション・ウィザードで、 マウスを使用して「オブジェクト・ファインダー」 (オブジェクト・ファインダー) を Classics CD アプリケーションの「Total」の隣にある「$19.99」にドラッグします。 Functional Tester は、赤色の枠で「$19.99」を縁取ります。
  3. 「アクションの選択」ページが表示されない場合、「次へ」をクリックします。
  4. 「アクションの選択」ページで、「データ検査ポイントの実行」をクリックして合計金額が予期される金額と等しいかどうかをテストします。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 「検査ポイント・データ・コマンドの挿入」ページで、「次へ」をクリックします。
  7. 「検査ポイント・データ」ページのツールバーで、 「データプール参照への値の変換」 (データプール参照への値の変換) をクリックして、検査ポイントでリテラル値ではなく データプールを使用するようにします。 (ツールバー上に「データプール参照への値の変換」ボタンが見えない場合、 ページの角をドラッグしてページを拡大してください)。

    「データプール参照コンバーター」ダイアログ・ボックスが開きます。

    データプール参照コンバーター
  8. 「データプール変数」フィールドで、 データプールの見出しとして Total と入力して 「newVariable」を置き換えます。
  9. 「データプール内の新規レコードに値を追加」チェック・ボックスを選択して 「Total」を直前の演習で作成した既存のデータプール・レコードに追加します。
  10. 「OK」をクリックします。
  11. 「完了」をクリックします。

注文を出して ClassicsCD アプリケーションを閉じる

  1. ClassicsCD アプリケーションで、 「Place Order」をクリックして注文を出してから、 「OK」をクリックして注文を確認するメッセージを閉じます。
  2. Classics CD アプリケーションの右上の角にある「X」をクリックして、 アプリケーションを閉じます。

記録の停止

「記録中」ツールバーで、 「記録の停止」 (記録の停止) をクリックして、 すべての記録済み情報をテスト・スクリプトに書き込みます。
テスト・スクリプトがエディター・ウィンドウに表示されます。
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