プロキシー・プロジェクトの設定

ProxyObject は、Java™ で書かれたプロキシーである JAR ファイル、または C# で書かれたプロキシーであるアセンブリー DLL のいずれかとしてデプロイされます。その際、.rftcust という拡張子を持つカスタマイズ・ファイルも一緒にデプロイされます。
関連概念
プロキシーについて
プロキシーの開発環境
Functional Tester が提供するプロキシー・サポートの現行レベル
プロキシーの拡張

Eclipse でのプロキシー・プロジェクトの設定

Eclipse 3.2 以降を使用して、Java でプロキシーを開発することができます。 Eclipse Java プロジェクトを新規作成するには、以下のようにします。
  1. 以下のいずれかのステップを実行します。
    • Eclipse メニューから「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」をクリックする。
    • Eclipse ツールバーから「新規」をクリックし、「Java プロジェクト」を選択してから「次へ」をクリックする。
  2. 新規プロジェクトの名前を「プロジェクト名」フィールドに入力し、「次へ」をクリックします。
  3. 「Java 設定」ページで以下の操作を行います。
    1. 「新規ソース・フォルダーの作成」リンクをクリックし、フォルダー名として「src」を指定してすべてのソース・ファイルが src ディレクトリーの下に格納されるようにします。その後、「完了」をクリックします。
    2. 「ライブラリー」 > 「変数の追加」をクリックし、「RATIONAL_FT_LIB」を選択します。その後、「OK」をクリックします。
  4. 「完了」をクリックします。

Visual Studio .Net でのプロキシー・プロジェクトの設定

C# で、.Net、Win、Siebel、および SAP ドメインにプロキシーを開発するには、Microsoft® Visual Studio .Net を使用する必要があります。Visual Studio .Net C# プロジェクトを新規作成するには、以下のようにします。
  1. 新規プロジェクトは、次の 2 つの方法のどちらかで作成します。
    • Visual Studio メニューから「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」をクリックする。
    • Visual Studio ツールバーで「新規プロジェクト」をクリックする。
  2. プロジェクト・タイプとして「Visual C#」を選択し、使用するテンプレートとして「Windows コントロール・ライブラリー」を選択します。
  3. 新規プロジェクトの名前とプロジェクトの場所を「名前」「ロケーション」フィールドにそれぞれ指定します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. ソリューション エクスプローラの「参照」を右クリックし、「参照の追加」を選択します。
  6. 「参照」をクリックし、プロジェクトの参照として C:¥Program Files¥IBM¥SDP70¥FunctionalTester¥bin¥rtxftnet.dll アセンブリーを選択します。
    注: rtxftnet.dll アセンブリーには、プロキシーの開発に必要な拡張可能クラス、TestObject、およびプロキシーがすべて含まれています。 .Net 2.0 コントロールのプロキシーを開発している場合は、C:¥Program Files¥IBM¥SDP70¥FunctionalTester¥bin¥WhidbeyControls.dll アセンブリーを Visual Studio .Net 2005 プロジェクトに組み込むこともできます。 WhidbeyControl.dll ファイルには、拡張のために使用できる .Net 2.0 UI コントロールの ProxyObject がすべて含まれています。
プロジェクトの作成と設定が完了した後、プロキシー・ファイルの作成を開始することができます。 新規プロキシーそれぞれに、新規の C# ファイルを追加しなければなりません。新規の TestObjects にも同様にします。

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