IBM® Rational Functional Tester バージョン 8.x は、Rational® Functional Tester バージョン 6.1.x または 7.0.x がインストールされているコンピューターにはインストールできません。IBM Rational Functional Tester バージョン 8.x のインストールを試行する前に、Functional Tester の以前のバージョンのすべてがアンインストールされている必要があります。
使用可能化
アップグレードの一環として初めてイネーブラーを実行すると、以前に使用可能に設定されていた Java™ 環境が自動的に使用不能にされることを通知するメッセージが表示されます。
その場合、テストに使用する Java 環境を使用可能にする必要があります。そうすることによって、以前に使用可能であった Web ブラウザーをそのまま使用することができます。Functional Tester メニューでをクリックして、イネーブラーを実行します。イネーブラーの使用について詳しくは、『Java 環境の使用可能化』を参照してください。
以前のバージョンの Rational Functional Tester からのテスト資産のマイグレーション
プロジェクト、スクリプト、オブジェクト・マップ、および検査ポイントなどの Functional Tester の以前のバージョンからのすべてのテスト資産は、現行バージョンの製品でも機能します。ただし、現行バージョンの製品で記録したスクリプトは、以前のバージョンでは再生されません。以前のバージョンで記録されたスクリプトを再生するとき、ログ・ファイルに警告メッセージが表示されます。警告メッセージなしでログ・ファイルを表示するには、プロジェクトを切断し、再び接続する必要があります。
プロジェクトに接続するには以下のようにします。
- Functional Test プロジェクトを右クリックして、「プロジェクトの切断」をクリックします。「Functional Test プロジェクト」ビューからプロジェクトが除去されます。
- をクリックします。
- 「参照」をクリックして、プロジェクト・ロケーション・パスを参照します。プロジェクト・ロケーション・パスを参照すると、プロジェクト名が「プロジェクト名」フィールドに表示されます。
- 「完了」をクリックします。古いバージョンからプロジェクトをアップグレードし、再び接続するようプロンプトを出すダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「はい」をクリックします。「Functional Test プロジェクト」ビューに Functional Test プロジェクトが表示されます。