この例で、LinkByText ビジネス・ルールは、パターンを認識して属性を設定するために使用されます。
サポート問題モジュールには、「Mail sent from」というテキスト属性が含まれています。
この属性には、サポート問題に関する情報の送信者のメール ID を入力します。
「Mail sent from」属性にパターンが含まれている場合は、LinkByText ビジネス・ルールを使用して、カスタマー・リンク属性を自動的に設定できます。
構成モジュールでは、.*@examplecompany.* のすべてのインスタンスをカスタマー「Example Company Inc.」に一致させるために、エレメントが追加されます。したがって、
「Mail sent from」属性に john@examplecompany.com を設定すると、カスタマー・リンクは自動的に「Example Company Inc.」に設定されます。
LinkByText ビジネス・ルールを使用してこのシナリオをセットアップするには、
次のようにします。
- をクリックして、モジュールを追加します。モジュール名に LinkByText と入力します。
モジュールには、デフォルトのエレメント情報属性と、ID、タイトル、および説明の各属性が含まれています。
- リンク属性を追加します。属性名に「カスタマー」を指定し、
カスタマー・モジュールへのリンクを提供します。
- LinkByText 構成モジュールで、以下の詳細に従ってエレメントを追加します。
- タイトル「Example Company Inc.」を指定します。
- 説明に、.*@examplecompany¥.com と入力します。
- カスタマー属性で、Example Company Inc. にリンクします。
- 説明属性の ID (正規表現属性 ID) を 651 に設定します。
- カスタマー属性の ID (リンク属性 ID) を 661 に設定します。
- ビジネス・ルール・コンテナー属性では、ビジネス・ルールを入力します。
コンテナー属性は、ターゲット・モジュール (この例ではサポート問題モジュール) に入れる必要があります。
ターゲット・リンク属性 (サポート問題モジュールのカスタマー属性) の ID は 676 です。
構成モジュール (LinkByText モジュール) の ID は 30 です。
=LinkByText('Mail sent from',"676","30","651","661")
- エレメントが作成され、「Mail sent from」属性が、Example Company Inc. のアドレスと一致するアドレスに設定されると、「Example Company Inc.」属性へのリンクが設定されます。他の突き合わせを行うには、
構成モジュールにエレメントを作成し、正規表現を作成して、突き合わせが行われた場合に設定されるリンクを指定します。