基準属性

属性を使用して、基準を比較に使用する方法を指定することができます。
属性 説明
目的 (事前定義値を持つ選択項目) 「目的」は、最小限の基準を目標にするか、最大限の基準を目標にするかを決定する場合に使用します。 例えば、戦略値を最大限にして、開発コストを最小限にすることもできます。 通常は、優先度の高いエレメントを最大限にして、優先度の低いエレメントは最小限にします。
質問 (テキスト・フィールド) 「質問」は、エレメントを比較する際に「優先度付け」フレームに表示されます。 質問を指定しない場合は、標準の質問が表示されます。
重要: 質問の内容が明確であればあるほど、優先度付けは簡単かつ迅速に行われます。 明確な質問を書き込んでください。 例えば、戦略値の基準の場合は、「戦略値の高いプロジェクトはどちらか?」のような質問をします。
見積もり (別の属性へのリンク) 見積もりを使用する場合は、ペアワイズ比較を行うのではなく、数値を入力します。 「見積もり」属性を介して、別のモジュールの属性にリンクすることができます。

例えばプロジェクト・モジュールに、タイプが整数で名前が「開発コスト」という属性があるとします。 この属性では、プロジェクト・モジュール内の各プロジェクトごとに、開発コストの数値を入力することができます。

「開発コスト」属性に対するリンクを作成すれば、その値をチャートに表示することができます。 例えば、ペアワイズ比較に基づく戦略値を y 軸にプロットすることができます。 見積もりに基づく開発コストを x 軸にプロットすることができます。 比較する数値がわかっていれば見積もりを使用します。そうでない場合はペアワイズ比較を使用します。

タイプ (事前定義値を持つ選択項目)

「タイプ」属性は、基準が「プライベート」か「パブリック」か「合計」かを決定する場合に使用します。

  • 「プライベート」基準 (「プライベート」基準) の場合は、各メンバーが個別のペアワイズ比較セットを所有します。 メンバーは、互いの比較を見ることも編集することもできません。
  • 「パブリック」基準 (「パブリック」基準) の場合、メンバーは同じペアワイズ比較セットを共有します。
  • 「合計」基準 (「合計」基準) はペアワイズ比較を使用しません。代わりに、子の優先度の合計で優先度が計算されます。
注: 「合計」基準は、基準の目的に関係なく優先度を計算します。 合計を使用するときに最大化基準と最小化基準を混合してしまうと、結果に意味がなくなります。

「パブリック」タイプは通常の使用に向くタイプです。 複数のメンバーがビュー内のエレメントを同じ基準 (例えば市場調査) で優先度付けする必要がある場合は、「プライベート」を使用してください。 「見積もり」属性が属性にリンクされている場合は、「タイプ」属性は無効です。 「優先度付け」フレームにリストされるのは、「プライベート」基準と「パブリック」基準 (見積もり指定なし) だけです。

タイプの変更

「タイプ」属性はいつでも変更できます。 タイプを「パブリック」または「プライベート」に変更する場合は、メンバー間の比較をコピーしたり、比較を削除したりすることができます。

メンバー間で比較をコピーするには、「コピー」セクションでビューとメンバー 2 人を選択します。 古い比較を上書きするには、「古い比較を上書きします」を選択して、 「OK」をクリックします。

比較を削除するには、 「削除」セクションでビューとメンバーを選択し、「OK」をクリックします。
注: 「パブリック」基準でプライベートな比較を行うことができます。基準がパブリックである限り、 プライベート比較は使用されません。ただし、プライベート比較はデータベースに保管されます。 タイプを「プライベート」に変更すると、パブリック比較の代わりにプライベート比較が使用されます。

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