ユーザーが特定のタスクを実行できるように、ユーザーに 2 次の役割を割り当てることができます。 ユーザーは、メインの役割と 2 次の役割の両方を持つことができます。 例えば、メインの役割として「ポートフォリオ管理者 (Portfolio manager)」を持ち、2 次の役割として 「製品ポートフォリオ委員 (Product portfolio committee)」を持つことができます。 このユーザーは、これらの役割に対して組み合わされたアクセス権を持ちます。 「2 次の役割」ページで、2 次の役割を割り当てたり管理したりできます。 「2 次の役割」ページを開くには、
をクリックします。役割 | 説明 |
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メインの役割 | |
エグゼクティブ利害関係者 (Executive Stakeholder) | エグゼクティブ利害関係者は、 プロジェクトの遂行と完了に利害関係を有しますが、 上級管理者や上級経営者などのエグゼクティブ役割を持ちます。 エグゼクティブ利害関係者は、アイデア、製品、ポートフォリオ、競合他社、顧客、プロジェクト、および戦略的目標の各ビューを表示できます。 この役割を持つユーザーは、アイデアを製品に実装するプロセスにおいてアクティブな役割を果たしません。 この役割の目的は、進行状況をモニターし、戦略や管理に関する入力を行うことです。 |
財務 (Finance) | 財務役割を持つユーザーは、アイデア、製品、および顧客の各ビューにアクセスできます。 財務役割がある場合に編集できるのは、製品の財務属性、および内部率のみです。 |
アイデア・ディスパッチャー (Idea Dispatcher) | アイデア・ディスパッチャーは、送信されたアイデアをモニターします。 この役割は、アイデアを検査し、調査対象となる潜在的なアイデアを割り当てます。 アイデア・ディスパッチャーは、アイデアに対するアクセス権を編集できます。 この役割には、Products、Projects、Markets、および Customers の各モジュールに対する読み取りアクセス権が含まれています。 |
内部利害関係者 (Internal Stakeholder) | 内部利害関係者は、ワークスペースにアクセスできますが、定義済みのいずれかの役割を持っていない場合があります。 この役割は、販売員、開発管理者、内部調査者、内部アナリスト、ビジネス開発者、設計者など、 ポートフォリオに関する情報を使用するメンバーによって使用されます。 この役割があれば、アイデアにアクセスできます。 また、製品、プロジェクト、市場、および顧客に対する読み取りアクセス権が付与されます。 |
マーケティング (Marketing) | この役割を持つユーザーは、以下の情報にアクセスできます。
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ポートフォリオ管理者 (Portfolio Manager) | ポートフォリオ管理者は、1 つ以上のポートフォリオに対して責任を持ちます。 ポートフォリオ管理者は、製品プロポーザル調査者によって調査される新しい製品プロポーザルを割り振ります。 この役割は、アイデア、製品、製品ロードマップ、ポートフォリオ、顧客、および競合他社に関する情報にアクセスできます。 ポートフォリオ管理者は自分のポートフォリオにおける製品の進行状況をモニターできます。 |
製品ポートフォリオ委員 (Product Portfolio Committee) | 製品ポートフォリオ委員は、このワークスペースにおいて中心的な役割を持ちます。 この委員は、製品プロポーザルおよび製品に投資したり、これらを取り替えたり回収したりすることに責任を持ちます。 この役割を持つユーザーは、アイデア、製品、製品ロードマップ、顧客、および競合他社に関する情報にアクセスできます。 この役割は、内部率を編集したり、戦略的目標を更新したりすることもできます。 この役割を持つユーザーのホーム・ページには、製品のモニターに使用できるインディケーターが表示されます。 |
製品管理者 (Product Manager) | 製品管理者は、1 つ以上の製品の内容に対して責任を持ちます。 この管理者は、製品の実装時にアクティブな役割を果たします。 製品管理者は、製品ポートフォリオ委員のメンバー、およびプロジェクト管理者と一緒に作業します。 この役割は、製品に関する情報の更新、ロードマップとプロジェクトの作成およびモニター、獲得成功/失敗レポートの作成、 市場情報の更新、ビジネス・ニーズの分析および計画を行うことができます。 |
プロジェクト管理者 (Project Manager) | プロジェクト管理者は、1 つ以上のプロジェクトに対して責任を持ちます。 この役割は、プロジェクトが正しいリソースで時間どおりに予算内で実装されるようにします。 この役割を持つユーザーができることは、新規プロジェクトを追加してその進行状況をモニターすること、製品ロードマップを表示すること、 およびビジネス・ニーズを計画したり更新したりすることです。 |
2 次の役割 | |
アイデア承認者 (Idea Approver) | この役割は、アイデアをスキャンし、そのアイデアを承認または拒否します。 また、アイデア承認者は、 アイデアを「To be clarified」や「Duplicate」などの別の状態にすることもできます。 |
アイデア調査者 (Idea Investigator) | この役割は、アイデアを調査します。 この調査には、ビジネス価値、コスト、可能性のある実装、および実現可能性が含まれます。 |
製品プロポーザル調査者 | この役割は、製品プロポーザルを調査します。 製品プロポーザル調査者は、大まかなビジネス・ケースを作成します。 このビジネス・ケースには、戦略的適合、市場、競合他社、収益、およびコスト見積もりに関する SWOT 分析/情報が含まれます。 製品ポートフォリオ委員がプロポーザルに優先度を設定するときに、製品プロポーザルのスコアが高くなる場合、 製品プロポーザル調査者は完全なビジネス・ケースを作成します。 完全なビジネス・ケースには、製品構想、完全な市場/競合他社分析、リスク・アセスメントが含まれます。 |