データベースへのログオン

このタスクについて

未許可のユーザーからデータベースを保護するために、IBM® Rational® ClearQuest® では、 データベースにログオンしてからそのレコードにアクセスする必要があります。 フックの場合、 このユーザー認証は Rational ClearQuest クライアント アプリケーションに よって自動的に処理されます。ただし、外部アプリケーションについては、Session オブジェクトを使用し、プログラム ベースでログオンする必要があります。

手順

ログオンするデータベースを判別し、ログオンを実行するには、次のステップに従います。

  1. Session オブジェクトの GetAccessibleDatabases メソッドを呼び出して、スキーマ リポジトリに関連付けられているデータベースのリストを取得します。

    このメソッドは、DatabaseDesc オブジェクトのコレクションを戻します。これらのオブジェクトには、それぞれ単一のユーザーに関する情報が入っています。

  2. DatabaseDesc オブジェクトのメソッドを使用して、データベースの名前、またはデータベースが属するデータベース セット (スキーマ リポジトリとその関連データベース) の名前など、固有のデータベース情報を取得します。
  3. Session オブジェクトの UserLogon メソッドを呼び出して、データベースにログオンします。

    データベースにログオンするには、有効なログイン ID とパスワードが必要です。ログオンした直後から、レコード全体の確認とクエリーの作成を開始できます。(使用法については、UserLogon メソッドの説明を参照してください。)

タスクの結果

注: 外部アプリケーションで Session メソッドを使用する場合の一般的な規則として、ほかの Session メソッドを呼び出す前に UserLogon を呼び出します。ただし、Session メソッドによっては、 UserLogon を呼び出す前に呼び出せるものもあります (GetAccessibleDatabasesOutputDebugString など)。

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