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Perl の使用法

ClearQuest API Perl パッケージ (CQPerlExt) を使用するには、 cqperl.exe または ratlperl.exe を実行します。

Perl でコーディングされたすべての外部アプリケーションは、以下の いずれかのステートメントで始まっていなくてはなりません。
require CQPerlExt; 
または
use CQPerlExt; 

バージョン 2003.06.00 以降では、外部アプリケーションの場合は、 cqperl.exe または ratlperl.exe のいずれかを使用して Rational ClearQuest API を使用できます。cqperl を使用すると、正しい組み込みパスが CQPerlExt.pm (Rational ClearQuest API を 提供する Perl パッケージ) に暗黙的に追加されます。UNIX システムおよび Linux では、 cqperl を Perl スクリプト中の use または require ステートメントで 使用することはできません。UNIX システムおよび Linux 上で ratlperl を使用する場合、正しいパスを設定する必要があります。 例えば、/opt/rational/common/linux_x86/bin など、 /opt/rational/common ディレクトリの下にある ratlperl binary を使用できます。

ratlperl または cqperl の 代わりに、標準 Perl と共に CQPerlExt.pm を使用することはできません。 他のモジュールと統合する必要がある場合、シップされたバージョンの ratlperl 用にそれらを ビルドする必要があります。

Perl の表記規則:
  • Rational ClearQuest API がその CQPerlExt パッケージを通じてアクセスできるオブジェクトのプレフィックス は、CQ です。例えば、CQEntity $CQPerlExt::CQ です。
  • Perl 列挙型定数のプレフィックスは、CQPerlExt::CQ です。 例えば、DB2 DatabaseVendor 定数値の場合は $CQPerlExt::CQ_DB2 です。

Rational ClearQuest の列挙型定数がプリロードされており、フィールド フック、レコード スクリプト、グローバル スクリプトで使用することができます。 ただし、この定数を外部アプリケーションで使用するには、プログラムで使用する前にこの定数の定義をプログラムに追加する必要があります。

レッスンのチェックポイント

これで、 ClearQuest API を使用するプログラミングの要件について概説が完了しました。 ClearQuest API の Session オブジェクトについての学習と、API を使用したプログラミングの開始についての学習に進むことができます。

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