EmailRelay <DeliveryMode> XML ブロック

EmailRelay <DeliveryMode> XML ブロックには、PostOffice リレー モードか SMTP リレー モードのどちらかで実行するように、IBM® Rational® ClearQuest® EmailRelay サーバーに指示する属性が入っています。このブロックには、2 つのタグの両方ではなく、一方が入っています。

PostOffice リレー モードを実行している場合、<DeliveryMode> XML ブロックに次のコードが入っています。

<DeliveryMode>
    <postoffice batch="250" delay="60"/>"
</DeliveryMode>      

SMTP リレー モードを実行している場合、<DeliveryMode> XML ブロックに次のコードが入っています。

<DeliveryMode>
    <smtprelay port="36001" threads="120"/>"
</DeliveryMode>      
表 1. PostOffice リレー モードの XML ブロックの属性
属性名 説明
batch 0 より大きい整数が入ります。この値は、1 つのバッチで処理される EmailPlus 電子メール レコード数を指定します。デフォルト値は 250 です。EmailRelay は、250 個の電子メールを処理してから、スリープします。250 個より多い電子メール レコードがある場合、それらのレコードは次のウェイク イベントで処理されます。これは、delay 属性の値です。
delay -1 より大きい整数が入ります。 この値は、EmailPlus 電子メール レコードの次のバッチを処理するまでに待機する時間を指定します。デフォルトで、EmailRelay は、新しい EmailPlus 電子メール レコードがないか、60 秒ごとに ClearQuest Web サーバーをポーリングします。電子メールの送信頻度を上げたい場合は、delay 値を減らしてください。ただし、EmailRelay が ClearQuest Web サーバーをポーリングする頻度が高ければ高いほど、ClearQuest Web サーバーと EmailRelay サービスの負荷は高くなります。
表 2. SMTP リレー モードの XML ブロックの属性
属性名 説明
port 0 より大きい整数が入ります。この値は、EmailPlus が電子メールを送信するために EmailPlus パッケージからの接続を受け入れるポートです。デフォルト値は 36001 です。
重要: この属性の値は、EmailPlusSiteConfig レコード タイプで使用されるポート値と一致しなければなりません。
threads 0 より大きい整数が入ります。この値は、接続を受け入れるためにスタンバイ状態であるスレッド数を EmailRelay に指示します。 この値が大きければ大きいほど、EmailRelay が許可する同時接続数が増えます。 デフォルト値は 120 です。値 -1 は、作成されるスレッド数に制限がないことを意味します。この制限は、オペレーティング システム リソース (メモリやハンドルなど) に基づきます。 すべての接続要求はただちに処理されます。120 個のスレッドがすべて使用されている場合、1 つのスレッドがフリーになるまで追加の接続要求はキューに入れられます。

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