機能レベルの機能

この表は、各機能レベルで使用可能な機能を示しています。これは、ご使用の環境をどの機能レベルに変更するかを判断するのに役立ちます。

それぞれの機能レベルにどの機能があるかを判断するために、installutil showfeaturelevels コマンドを実行します。

表 1. 機能レベルの機能
機能レベル 機能の説明
機能レベル 5
機能レベル 6 ClearQuest ワークスペース フォルダ権限の管理
機能レベル 7
機能レベル 8 技術情報 1634465 を参照してください。

機能レベル 7 機能の考慮事項

全文検索は、Rational ClearQuest MultiSite の 7.1.x より前のバージョンで提供されている MultiSite テクノロジーを利用します。 このテクノロジーは、MultiSite 以外の Rational ClearQuest ClearQuest ではバージョン 7.1.x 以降で導入されました。 その結果、MultSite のインストール済み環境と MultiSite 以外のインストール済み環境では、全文検索をサポートする機能レベルが違います。

  • MultiSite 以外の環境で、Rational ClearQuest のバージョンが 7.1.x 以降の場合は、全文検索は機能レベル 7 のデータベースでサポートされます。
  • MultiSite 環境では、全文検索は、すべての Web サーバーが Rational ClearQuest バージョン 7.1.x にアップグレードされている場合に限り、機能レベル 5、6、および 7 のデータベースでサポートされます。

機能レベル 5 機能の考慮事項

  • 機能レベル 5 の機能「レコード ID 制限の改善」、「Rational ClearQuest MultiSite での NULL 値の同期」、および「Rational ClearQuest MultiSite 内のサイトの名前変更機能」は、Rational ClearQuest の 7.0.0 より前のバージョンで作成されたデータベースでは使用できません。Rational ClearQuest バージョン 7.1.x を使用して作成された機能レベル 5、6、および 7 のデータベースは、これらの機能を自動的に使用可能にします。 これらの機能を使用不能にした機能レベル 5 のデータベースがあり、そのデータベースが Rational ClearQuest バージョン 7.0.0 より前に作成された場合には、Rational ClearQuest バージョン 7.1.x を使用して機能レベル 6 または 7 へアップグレードすることにより、これらの機能を使用可能にできます。
    • installutil sethighrecordlimit - このコマンドは、レコード ID 制限の改善、Rational ClearQuest MultiSite での NULL 値の同期、および Rational ClearQuest MultiSite 内のサイトの名前変更機能を使用可能にします。詳しくは、ユーザー データベースのレコード ID 制限の引き上げを参照してください。
  • 機能レベル 5 の機能「協定世界時での履歴日付の保管」は、それを作成した Rational ClearQuest のバージョンに関わりなく、すべてのデータベースにおいて使用不能です。Rational ClearQuest バージョン 7.1.x で機能レベル 6 または 7 のデータベースを作成したり、Rational ClearQuest バージョン 7.1.x で機能レベル 5 のデータベースを機能レベル 6 または 7 にアップグレードしたりすると、この機能が使用可能になります。

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