ClearQuest バージョン 7.1.2 でサポートされている OSLCLinks パッケージ バージョン 1.0 は、ClearQuest クライアント内の成果物間にリンクを作成して表示することで、他の Rational 製品と統合するための基礎機能を提供します。 例えば、ClearQuest のレコード、Rational Team Concert™ のワークアイテム、Rational Quality Manager のテスト実行レコードの間にリンクを作成することが可能です。
ClearQuest v7.1.2.1 でサポートされている OSLCLinks パッケージ v1.1 には、バージョン 1.0 パッケージのすべての機能が含まれており、それに加えて、Open Services for Lifecycle Collaboration Change Management Specification Version 2.0 に定義された状態述語のサポートが追加されています。 Rational ClearQuest v7.1.2.1 の Rational DOORS® v9.3.0.1 との統合によってサポートされる要求変更管理 (RCM) 機能を使用するには、OSLCLinks パッケージ v1.1 が必要です。Rational ClearQuest と Rational DOORS の OSLC ベースの統合について詳しくは、技術情報 1456993 を参照してください。OSLCLinks パッケージ v1.1 は、Rational ClearQuest と Rational Quality Manager 間の OSLC ベースの統合を行うときに、カスタム ClearQuest スキーマ (出来合いの Rational ClearQuest ALM スキーマなど) をサポートするためにも必要です。
ClearQuest v7.1.2.2 でサポートされている OSLCLinks パッケージ v1.2 には、バージョン 1.0 と 1.1 のパッケージのすべての機能が含まれており、それに加えて、OSLC に定義された状態に該当する oslc_cm:verified フィールドのサポートが追加されています。oslc_cm:verified 状態述語を使用するには、Rational Quality Manager v3.0.1.3 以降と OSLCLinks パッケージ v1.2 を併用する必要があります。