Rational ClearQuest Web サーバーは、WebSphere® Application Server 上で
ホストされる J2EE アプリケーションとして実装されます。
各 WebSphere Application
Server インスタンスに TeamEAR というアプリケーションが含まれます。ClearQuest Web サーバー アーキテクチャには、ClearQuest データベースと
通信するための RPC サーバー層もあります。
ClearQuest Web サーバー アーキテクチャは、次のいくつかの層で構成されます。
- Web 層とアプリケーション層。これらの層は、WebSphere Application Server インスタンスで
ホストされる Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションです。
- Web コンテナ内のコンポーネントは、ClearQuest Web 機能、ClearQuest OSLC API への
インターフェイス、ClearCase Remote Client (CCRC) と他の IBM Rational 機能や製品が
使用する ClearQuest CM API ネットワーク インターフェイスを実装するための Web サービスを提供します。
- EJB (Enterprise Java Bean) コンテナ内のコンポーネントは、Web サービスとメソッドの
インターフェイスをオブジェクト指向プロキシ クラスに変換し、Java Management Extensions (JMX) MBean サーバーが
構成パラメータを照会したり設定したりできるようにします。
- Java 2 Connector (J2C) アダプタ層内のコンポーネントは、J2EE コネクタ テクノロジを
使用して、バックエンド ClearQuest リモート プロシージャ コール (RPC) サーバー プロセス
を ClearQuest Web スタック EJB コードにリンクします。
- データ層。Rational ClearQuest リポジトリへのアクセスは、J2C リソースとして
WebSphere Application Server フレームワークに統合されるバックエンド サーバー プロセスへの
RPC インターフェイスを使用して実行されます。
以下の図は、ClearQuest Web クライアント/サーバー アーキテクチャの重要なコンポーネントを示しています。
