EmailPlus のデバッグ

このタスクについて

EmailPlus デバッグ機能を有効にするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. EMP_DEBUGOUT_LEVEL というシステム環境変数を定義します。 EMP_DEBUGOUT_LEVEL 変数の値を以下のいずれかの値に設定します。
    オプション 説明
    1 すべての EmailPlus 関数呼び出しと関数に渡されるパラメータをリストします。
    2 すべての EmailPlus 関数呼び出し、関数に渡されるパラメータ、および戻り値をリストします。
    3 完全なデバッグ。多くの出力が生成されることがあります。
  2. Linux または UNIX システムでデバッグする場合は、EMP_DEBUGOUT_FILE 変数の値を、IBM® Rational® ClearQuest® が書き込みできるファイルの名前に設定する必要があります。デバッグ ファイル名のフルパスにはスペースを含めないでください。 例えば、EMP_DEBUGOUT_FILE=/tmp/EmailPlusDebug.log のようなファイル名を作成します。

次のタスク

Microsoft Windows でデバッグ出力を表示するには、Windows デバッガ (dbwin32.exe) を実行します。EmailPlus によって生成されるデバッグ出力には次のプレフィックスが付きます。

#EMP_DEBUGOUT# <DATE> : <FUNCTION NAME> : <DEBUG MESSAGE>

例えば、EMP_DEBUGOUT_LEVEL 変数値が 2 の場合、以下のような出力が生成されます。
3712: #EMP_DEBUGOUT# 2009-10-23 11:45:21 :EMP_isEmailPlusActive: START
3712: #EMP_DEBUGOUT# 2009-10-23 11:45:21 :EMP_CacheConfig: START - Cache EmailPlusConfig
3712: #EMP_DEBUGOUT# 2009-10-23 11:45:21 :EMP_CacheConfig: END
3712: #EMP_DEBUGOUT# 2009-10-23 11:45:21 :EMP_isEmailPlusActive: EMP::ConfigCache::isEmailPlusActive = <YES>
3712: #EMP_DEBUGOUT# 2009-10-23 11:45:21 :EMP_isEmailPlusActive: END  - isEmailPlusActive=<1>
Linux または UNIX システムでデバッグ出力を表示するには、EMP_DEBUGOUT_FILE 変数で定義したファイルの内容を表示します。 EmailPlus デバッグを有効にすると、ClearQuest のパフォーマンスが影響を受けます。デバッグは必要なときにのみ有効にし、デバッグが完了したら無効にしてください。 ClearQuest クライアントを開始する前に、EMP_DEBUGOUT_FILE 変数を定義または変更する必要があります。 ClearQuest クライアントの実行中に EMP_DEBUGOUT_FILE 変数に対して行った変更は、ClearQuest クライアントが再始動されるまでは認識されません。

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