HTTP Server 鍵の作成

このトピックでは、IBM HTTP Server 鍵管理ユーティリティを使用して、 IBM® HTTP Server (IHS) 鍵を作成する方法について説明します。

このタスクについて

IHS 鍵ファイルには、IBM HTTP Server で使用する証明書が保管されます。

このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ

手順

  1. IBM HTTP Server が現在稼働中の場合は、これを停止します。CM サーバーの開始、停止、再起動」を参照してください。
  2. IBM HTTP Server 鍵管理ユーティリティを開始します。
    • Windows では、[スタート] > [プログラム] > [IBM HTTP Server 6.1] > [鍵管理ユーティリティの開始 (Start Key Management Utility)] をクリックします。
    • UNIX システムおよび Linux の場合は、$RATIONAL_COMMON/IHS/bin ディレクトリに移動し、 以下のコマンドを発行して IBM 鍵管理ユーティリティを実行します。

      ./ikeyman

    結果として作成される鍵ストア ファイル ikey.kdb、および stash ファイル ikey.sth は、Windows では %RATIONAL_COMMON¥IHS ディレクトリに、UNIX システムおよび Linux では $RATIONAL_COMMON/IHS ディレクトリにあります。
  3. [鍵データベース ファイル (Key Database File)] > [新規] の順にクリックし、以下の情報を入力します。
    • [鍵データベース タイプ (Key Database Type)] に、CMS key database file と入力します。
    • [ロケーション] に、ご使用のオペレーティング システムに基づいて、 以下のいずれかのパス指定を入力します。
      • Windows の場合は、drive:%RATIONAL_COMMON%¥IHS¥ と入力します。
      • UNIX システムおよび Linux の場合は、$RATIONAL_COMMON/IHS/ と入力します。

    [OK] をクリックします。

  4. 新しい鍵ストア ファイル名には、「key.kdb」と入力します。
  5. パスワード プロンプトで、パスワードを入力し、確認入力を行います。 パスワードは、鍵ストア ファイルを保護します。
    注: オプションで、 パスワードの有効期限を日単位で設定できます。例えば、365 日後に新規パスワードを作成する必要があることを指定するには、365 と入力します。
  6. [Stash the password to a file] を選択します。 このオプションを選択すると、HTTP Server は、パスワードを使用して、鍵ストア ファイルに含まれている証明書にアクセスすることができます。
  7. [OK] をクリックします。
  8. IBM HTTP Server を再起動します。CM サーバーの開始、停止、再起動」を参照してください。

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