Rational® Installation
Manager を使用して ClearQuest® Web サーバーをインストールします。
始める前に
ClearQuest Web サーバーは、WebSphere® Application Server と IBM® HTTP Server のスタンドアロン実装環境がインストールされ、構成されているサーバー上にデプロイする必要があります。
このトピックでは、WebSphere Application Server バージョン 7 について説明します。
WebSphere Application Server
および IBM HTTP Server のインストールについては、WebSphere Application Server と IBM HTTP Server のインストールを参照してください。WebSphere Application Server および IBM HTTP Server バージョン 8 のインストールおよび構成については、技術情報 #1569987 を参照してください。
このタスクについて
ClearQuest Web サーバーにより、IBM Rational® ClearQuest® への WAN インターフェイスがサーバー サイドでサポートされます。
以下の手順は、IBM Installation Manager を使用したサーバーのインストール用のものです。インストール中に、サーバーを新しいプロファイルにインストールするか、既存の WebSphere Application Server プロファイルにインストールすることができます。
インストール中のプロファイルの選択については、
WebSphere Application Server V7.0 プロファイルを使用した Web 機能のデプロイメントを参照してください。
手順
- アンチウィルス ソフトウェアを無効にし、
WebSphere Application Server、IBM HTTP
Server、Atria Location Broker、IBM WebSphere Application Server v7.x
– cqwebprofile、IBM Rational ClearQuest メール サービスのいずれかのサービスが稼働している場合はそれらを停止します。
- IBM Installation
Manager を開始します。
- [インストール] をクリックしてインストール プロセスを開始します。
- [ライセンス] ページでライセンスの条項を確認します。同意する場合には、
[使用条件の条項に同意します] をクリックします。
- [パッケージのインストール] ページで [IBM
Rational SDLC] のパッケージをクリックします。その後、[次へ] をクリックします。
- [パッケージのインストール - インストールする機能の選択 (Install Packages - Select the features to install)]
ページで、[ClearQuest Web Server ] のを選択します。
[次へ] をクリックします。
- IBM HTTP Server のインストール設定を指定します。
- [パッケージのインストール - パッケージの構成の指定] ページで、ナビゲーション ペインの [IBM HTTP Server] のオプションをクリックします。
- [IBM HTTP Server] ページで、[自動的に IBM HTTP Server を構成します] を必ず選択します。
- IBM HTTP Server 構成ファイルのパスが正しいことを確認します。 この構成ファイルは、IBM HTTP Server インストール プロセスの一部として作成されます。
デフォルト パスが正しくない場合、エラー メッセージが表示されます。
正しいパスを選択するには、[参照] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
- WebSphere Application Server のインストール設定を指定します。
- ドロップダウン リストから [プロファイルのデプロイメント タイプ] オプションを選択するか、デフォルトの選択を受け入れます。
- 既存の Web アプリケーション サーバー プロファイルを使用 (Use an existing Web Application Server profile)
- [アプリケーション サーバー プロファイルの場所] のパスを入力するか、選択します。
- [WebSphere Application Server バージョン] の値は、プロファイルが作成されたときの
WebSphere Application Server バージョンに基づいて自動的に設定されます。
- プロファイルの WebSphere Application Server を始動します。
- Windows
- [スタート] > [プログラム] > [IBM WebSphere] > [Application
Server V7.0] > [プロファイル] > [サーバーの始動] と選択するか、次のコマンドを実行します。
was_profile/profile_name/bin/startServer.bat
server1
- UNIX/Linux
- 次のコマンドを実行します。
was_profile¥profile_name¥bin¥startServer.sh
server1
- [サーバーからリストを取得 (Get List From Server)] をクリックします。
インストーラによるサーバーおよびクラスタのリストのフェッチが終了するのを待ちます。
- 使用可能なサーバーのリストからサーバーを選択します。
- インストールが終了した後、Installation Manager に要求されたらコンピュータを再始動します。
- 新規の Web アプリケーション サーバー プロファイルを作成 (Create a new Web Application Server profile)
- [WebSphere Application Server ホーム ディレクトリ] のロケーションを入力するか、選択します。
デフォルト パスは C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer です。
- [新規アプリケーション サーバー プロファイルのロケーション (New application server profile location)] のデフォルト パスを受け入れるか、あるいは、別のロケーションを入力するか、参照して選択します。
- WebSphere Application Server バージョンの値は自動的に設定されます。
タスクの結果
インストールが完了したら、ClearQuest Web アプリケーションがインストールされていて、
IBM HTTP Server のルーティングが正しく構成されていることを検証します。
- ClearQuest WebSphere Application Server のインストールを検証するには、
ブラウザを開いて http://server_name:profile_http_transport_port/cqweb にアクセスします。
ここで、
profile_http_transport_port は、
ClearQuest Web Server アプリケーションがデプロイされたポートです。
新規プロファイルにデプロイした場合、ポート番号は 12080 です。
ポート値は、以下のいずれかのロケーションにある、プロファイル情報ファイルの
[
HTTP トランスポート ポート] プロパティにあります。
- 新規プロファイル デプロイメントの場合には、cq_profile_dir/logs/AboutThisProfile.txt にアクセスします。
- 既存プロファイル デプロイメントの場合には、was_profiles_dir/profile_name/logs/AboutThisProfile.txt にアクセスします。
- IBM HTTP Server の自動構成が正常終了したことを確認するには、
ブラウザを開いて http://server_name/cqweb にアクセスします。
自動構成では、IBM HTTP Server を介して WebSphere Application Server に ClearQuest クライアント要求をルーティングすることができます。
ClearQuest Web アプリケーション サーバーにアクセスできない場合は、IBM HTTP Server 構成ファイル http.conf でルーティングを手動で構成する必要があります。
WebSphere Application Server への IBM HTTP Server ルーティングの手動構成を参照してください。