ClearQuest クライアントのテンポラリ キャッシュ ディレクトリ

電子メールに添付ファイルが含まれている場合、その添付ファイルは IBM® Rational® ClearQuest® クライアント ローカル コンピュータのテンポラリ ディレクトリにダウンロードされます。

テンポラリ ディレクトリに指定されたデフォルトのロケーションは次のとおりです。

Windows
%TEMP% 環境変数の値。例: C:¥Documents and Settings¥username¥Local Settings¥Temp
%TMP% 環境変数の値。例: C:¥Windows¥Temp
UNIX
デフォルトの tmp ディレクトリ。例: /tmp/ClearQuest/EmailPlus/Cache
Windows、Linux、UNIX プラットフォームのテンポラリ キャッシュ ディレクトリのロケーションをカスタマイズするには、EMP_TEMPDIR システム環境変数を定義します。この環境変数を、任意の絶対ファイル パスに設定してください。ClearQuest クライアントには、このディレクトリの読み取り/書き込みアクセス権と、ディレクトリ内にファイルを作成する機能が必要です。複数のユーザーがアクセスする Linux および UNIX システムでは、1つの EMP_TEMPDIR を定義して、そのシステムのすべてのユーザーに書き込み権限があるディレクトリを作成することが必要な場合があります。または、ファイル システムのセキュリティの問題に関する懸念がある場合は、個々のユーザーごとに EMP_TEMPDIR 環境変数とディレクトリの定義が必要な場合があります。
注: 最良の結果を得るために、EmailPlus 通知で添付ファイルを送信する計画の場合は、ClearQuest Web サーバーで EMP_TEMPDIR システム環境変数を使用してください。

ClearQuest クライアントのテンポラリ キャッシュ ディレクトリのハウスキーピング

レコード添付ファイルの多くは、EmailPlus 通知に組み込まれた後に削除されます。ただし、パフォーマンスを改善するために、ClearQuest セッション期間中、テンプレート添付ファイルはキャッシュに入れられていて、削除されない場合があります。ファイル システムの容量の問題を防ぐために、定期的にテンポラリ ディレクトリからファイルを削除することをお勧めします。このハウスキーピングは、Linux および UNIX システムでは cron ジョブを使用して、Windows システムではスケジュール済みタスクを使用して行うことができます。このファイルの一部は、開いている ClearQuest セッションでまだ必要である場合があるため、削除には注意してください。キャッシュに入れられた添付ファイルの削除は、24 時間以上経過した場合にのみ行うように考慮してください。


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