installutil

データベースを構成または変更します。 installutil は、さまざまなサブコマンドと一緒に使用できますが、 このリファレンス ページで説明されている構文は、LDAP ユーザー認証の構成に使用するサブコマンドに固有のものです。 installutil コマンド行ユーティリティは、Windows でのみ使用可能です。

概要

installutil subcommand dbset_name cq_login cq_password [ -site site ] [ -domain domain ] [ specific_subcommand_argument...]

説明

installutil コマンドは、次のサブコマンドと共に使用します。

重要: LDAP 認証を有効にした場合には、 ClearQuest 認証済みの管理者アカウントを 1 つ保持してください。 installutil サブコマンドは、ClearQuest 認証を使用する管理者アカウントから実行する必要があります。 これは、LDAP 構成設定が不整合であったり、誤っていたり、機能しない状態であったりした場合に、 ClearQuest は、管理者の資格情報を認証できなくなるためです。 ClearQuest 認証を使用する管理者アカウントからサブコマンドを実行することによって、 LDAP ディレクトリが使用不可の場合でも、ClearQuest 管理機能にアクセスできるようになります。

ClearQuest で、 管理者権限を持つユーザーは、自分のユーザー アカウントが LDAP 認証を使用するように設定することはできませんが、 他の管理者のアカウントが LDAP 認証を使用するように設定することはできます。

installutil サブコマンドを実行して ClearQuest で LDAP 認証を構成する際には、最小限でも、 ClearQuest データベース セット名、管理者ユーザー名、および関連の管理者パスワードを指定してください。

オプションと引数

dbset_name
LDAP 認証を有効にするデータベースが入った ClearQuest データベース セットまたは接続の名前。
cq_login
ClearQuest 管理ユーザーのログイン名。 このユーザーには、スーパー ユーザー権限が必要で、ClearQuest 認証としてマークされている必要があります。
cq_password
ClearQuest 管理ユーザーのパスワード。 NULL パスワードを指定するには、二重引用符の空のセット "" を入力します。
-site site
Rational ClearQuest MultiSite 環境において、特定の MultiSite サイトの名前。 このオプションを使用すると、指定されたサイトにのみ、コマンドが適用されます。このオプションを省略すると、すべてのサイトにコマンドが適用されます。
-domain domain
Rational ClearQuest では、 認証に複数の LDAP 構成を使用できる環境がサポートされます。 このオプションを使用すると、指定された LDAP ドメインにのみ、installutil サブコマンドが適用されます。 このオプションを省略すると、すべてのドメインにサブコマンドが適用されます。
specific_subcommand_argument
installutil サブコマンドに固有の 1 つ以上の引数。 installutil setldapinit サブコマンドと installutil setldapsearch サブコマンドでは、二重引用符で引数を囲む必要があります。 ネストされたパラメータ リスト、およびスペースを含むストリングを囲むには、単一引用符を使用してください。

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