非 SSL 要求を SSL 要求として処理する IHS の構成

非 SSL URL 要求を SSL 要求として処理するように IBM HTTP Server (IHS) を構成できます。 このリダイレクト処理は、Rational ClearQuest Web のような、 ブラウザで実行されるアプリケーションに対して有用です。

このタスクについて

重要: Rational ClearCase Remote Client (CCRC) のような Eclipse ベースのアプリケーションの場合、このトピックで説明するタスクを実行すると、 非 SSL URL を使用できなくなります。
このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
CMServerHost
変更管理サーバー (CM サーバー) のホスト名
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ

手順

  1. 以下のディレクトリにある httpd.conf ファイルを編集します。
    Windows の場合
    %RATIONAL_COMMON%¥IHS¥conf
    UNIX システムおよび Linux の場合
    $RATIONAL_COMMON/IHS/conf
    1. VirtualHost 設定を、 次のコマンドが含まれるように追加または修正します。
      Windows の場合:
      <VirtualHost *:80>
      ServerName CMServerHost
      RewriteEngine on
      RewriteCond %{SERVER_PORT} !^443$
      RewriteRule ^(.*)$ https://CMServerHost$1 [R]
      RewriteLogLevel 0
      RewriteLog "logs¥rewrite.log"
      </VirtualHost>
      UNIX システムおよび Linux の場合
      <VirtualHost *:80>
      ServerName CMServerHost
      RewriteEngine on
      RewriteCond %{SERVER_PORT} !^443$
      RewriteRule ^(.*)$ https://CMServerHost$1 [R]
      RewriteLogLevel 0
      RewriteLog "logs/rewrite.log"
      </VirtualHost>

      これらのコマンドが WebSphere® Application モジュールおよび WebSphere Plug-in モジュールより前に実行されるように、ファイル内で適切に配置してください。

    2. 以下のコマンドを追加して、ssl.conf ファイルが組み込まれるようにします。
      # include ssl information
      Include conf/ssl.conf
    3. 変更を保存して、ファイルを閉じます。
  2. ssl.conf ファイルを編集して、正しい SSL 証明書パス情報を指定します。 ssl.conf ファイルは、以下のディレクトリにあります。
    Windows の場合
    %RATIONAL_COMMON%¥IHS¥conf
    UNIX システムおよび Linux の場合
    $RATIONAL_COMMON/IHS/conf

    変更を保存して、ファイルを閉じます。

  3. 以下のディレクトリにある CqServerConn.properties ファイルを編集します。
    Windows の場合
    %RATIONAL_COMMON%¥CM¥profiles¥profileName¥installedApps¥dfltCell¥TeamEAR.ear¥CQWebModule.war¥WEB-INF¥classes
    UNIX システムおよび Linux の場合
    $RATIONAL_COMMON/CM/profiles/profileName/installedApps/dfltCell/TeamEAR.ear/CQWebModule.war/WEB-INF/classes
    1. HELP_SERVER_URL パラメータの値を以下のように変更します。
      HELP_SERVER_URL=http://localhost
      から
      HELP_SERVER_URL=https://localhost
    2. 変更を保存して、ファイルを閉じます。
  4. IBM HTTP Server を再起動します。

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