Rational ClearQuest のアップグレード

IBM Rational® ClearQuest® をアップグレードする際は、実行する手順の概要についてこのセクションを参照してください。

リリース 7.1 以降、Rational ClearQuest をインストールするために IBM Installation Manager が使用されます。Installation Manager は、パッケージのインストール、更新、および修正を行うためのプログラムです。これは、ご使用のコンピュータ上にインストールする IBM アプリケーションつまりパッケージを管理するのに役立ちます。Installation Manager はパッケージのインストール以上のことを行います。それは、何をインストールしたかに関する記録を保持し、インストールに何が選択可能かを判別し、インストール ディレクトリを編成するのに役立ちます。 詳しくは、IBM Installation Manager インフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r4/index.jsp) を参照してください。

重要: アップグレード計画に記されている情報をまだ検討していない場合、Rational ClearQuest のインストールを開始する前に確認してください。

インフォメーション センターのトピックの印刷については、PDF の作成またはトピックの印刷を参照してください。

表 1. インストールおよびアップグレード タスク
タスク クライアントおよび/またはサーバー 情報 コメント
サーバーとデータベースをシャットダウンします。 クライアント

サーバー

Rational ClearQuest Web サーバーを含め、Rational ClearQuest サーバーをシャットダウンします。各製造元データベースに固有のプロセスを使用して、Rational ClearQuest データベースをシャットダウンします。 次に、他のすべての IBM Rational 製品をシャットダウンします。 このアクションにより、Rational ClearQuest クライアントがデータベースのアクセスや更新を行わなくなります。
Installation Manager を使用して、Rational 製品を インストールする前に、MSI ベースのインストール テクノロジーを使用してインストールした、 以前のバージョンの Rational 製品を rationaluninstalltool.exe ツールを使用して アンインストールします。 クライアント

サーバー

Rational 製品のアンインストール  
ご使用のユーザー ID が製品のインストールに必要なアクセス権を満たしていることを確認します。 クライアント

サーバー

製品をインストールするためのユーザー権限要件 Linux ユーザーと Windows ユーザーに対する要件です。
Linux または UNIX システム上で、root 以外のユーザーも製品を使用できるようにする場合は、製品をインストールする前に、umask 変数を 0022 に設定します。 クライアント

サーバー

この変数を設定するには、root ユーザーとしてログインし、端末セッションを開始して、umask 0022 と入力します。  
ダウンロードした電子イメージを検査します。 クライアント

サーバー

電子イメージの確認および解凍  
複数の Rational 製品を同一のリポジトリにインストールする場合は、IBM Packaging Utility を使用します。 クライアント

サーバー

IBM Packaging Utility Packaging Utility を使用して、以下のタスクを実行します。
  • パッケージの新規のリポジトリの生成
  • 新規のリポジトリへのパッケージのコピー
  • 不要になったパッケージの削除
最適な結果を得るためには、Rational 製品を使用して作業する前に、使用できるファイル ハンドルの数を増やしてください。 クライアント

サーバー

Linux ワークステーション上のファイル ハンドル数を増やす ulimit を 1024 よりもかなり大きな数に設定する方法。
Windows Vista ユーザーの場合、C:¥Program Files ディレクトリにインストールするための管理者のアクセス権限を持っている必要があります。 クライアント

サーバー

製品を使用するための Windows Vista ユーザー権限要件  
ライセンス サーバーを Rational Common Licensing 8.1.1 にアップグレードします。 クライアント

サーバー

Rational License Key Server のアップグレード
重要:
  • Rational ClearQuest バージョン 7.1.2 にアップグレードする場合には、 ライセンス サーバーを Rational Common License バージョン 8.1.1 にアップグレードする必要があります。 ライセンス サーバーがアップグレードされていないと、Rational ClearQuest 7.1.2 のユーザーがライセンス サーバーに接続できません。 Rational Common Licensing バージョン 8.1.1 には下位互換性があります。 Rational Common Licensing バージョン 8.1.1 は、Rational ClearQuest バージョン 7.1.1 およびそれ以前で使用できます。
Windows のみ:

Rational License Key Administrator (LKAD) をインストールします。

クライアント

サーバー

License Key Administrator のインストール Rational ClearQuest バージョン 7.1.2 へのアップグレードの際、 LKAD バージョン 8.0 およびそれ以前がアンインストールされます。 LKAD がアンインストールされることを示す License Key Administrator の削除警告を受け取ります。License Key Administrator の削除警告をクリックして、警告のテキストを確認してください。 Rational ClearQuest バージョン 7.1.2 では、LKAD バージョン 8.1.1 を使用してください。
注: Rational ClearQuest バージョン 7.1.2 へのアップグレードと同時に LKAD バージョン 8.1.1 をインストールすることはできません。
Rational License Key Administrator (LKAD) は、最初に製品固有のライセンス キーを検索します。 クライアント

サーバー

ライセンス キーの検索の順序の変更 以前のリリースでは、LKAD は Rational Rational Suite® に対応するライセンス キーを最初に検索していました。
Rational ClearQuest をサイレント インストールします。
注: GUI を使用しないプラットフォームにインストールしている場合を除いて、このステップはオプションです。
クライアント

サーバー

サイレント インストール

GUI を使用しないプラットフォームへのインストール

サイレント インストールに使用するサンプル応答ファイル: http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&uid=swg21348204

サイレント インストールに関する情報です。
オプションで、Installation Manager のインストール、開始、およびアンインストールのコマンドを手動で実行します。 クライアント

サーバー

IBM Installation Manager タスク Windows、Linux、および UNIX システム プラットフォームに関する情報です。 Rational ClearQuest のランチパッドからのインストールについての詳細は提供しません。
オプションで、ランチパッドを使用して Rational ClearQuest をインストールします。 クライアント

サーバー

ランチパッド プログラムからのインストール Rational ClearQuest ランチパッドを使用して Rational ClearQuest のインストールを開始します。
Installation Manager を使用して Rational ClearQuest をインストールします。 クライアント

サーバー

Installation Manager GUI を使用した製品パッケージのインストール Rational ClearQuest をインストールする際に Installation Manager に表示される画面に関する説明です。
同期サーバーと Rational Shipping Server をインストールします。 サーバー MultiSite 構成を使用して、バージョン 2003.06.xx からアップグレードする場合は、バージョン 7.1.x の Rational ClearQuest MultiSite 管理ツールを同期サーバーとしてインストールし、Rational Shipping Server をインストールします。 同期サーバーと Shipping Server はすべて、同時にバージョン 7.1.x にアップグレードする必要があります。

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