この表は、各機能レベルで使用可能な機能を示しています。これは、ご使用の環境をどの機能レベルに変更するかを判断するのに役立ちます。
それぞれの機能レベルにどの機能があるかを判断するために、installutil showfeaturelevels コマンドを実行します。
機能レベル 7 機能の考慮事項
- 全文検索は、すべての Web サーバーが
Rational ClearQuest バージョン 7.1.x にアップグレードされた場合に限り、MultiSite 環境の機能レベル 5、6、および 7 のデータベースによってサポートされます。この機能は、MultiSite テクノロジーを利用し、そのテクノロジーは、Rational ClearQuest MultiSite の 7.1.x より前のバージョンに備わっていますが、新たに MultiSite 以外のデータベースに対して Rational ClearQuest バージョン 7.1.x で導入されました。
機能レベル 5 機能の考慮事項
- 機能レベル 5 の機能「レコード ID 制限の改善」、「Rational ClearQuest MultiSite での NULL 値の同期」、および 「Rational ClearQuest MultiSite 内のサイトの名前変更機能」は、Rational ClearQuest の 7.0.0 より前のバージョンで作成されたデータベースでは使用できません。Rational ClearQuest バージョン 7.1.x を使用して作成された機能レベル 5、6、および 7 のデータベースは、これらの機能を自動的に使用可能にします。
これらの機能を使用不能にした機能レベル 5 のデータベースがあり、そのデータベースが Rational ClearQuest バージョン 7.0.0 より前に作成された場合には、Rational ClearQuest バージョン 7.1.x を使用して機能レベル 6 または 7 へアップグレードすることにより、これらの機能を使用可能にできます。
- installutil sethighrecordlimit - このコマンドは、レコード ID 制限の改善、Rational ClearQuest MultiSite での NULL 値の同期、および Rational ClearQuest MultiSite 内のサイトの名前変更機能を使用可能にします。詳しくは、レコード ID 制限の引き上げを参照してください。
- 機能レベル 5 の機能「協定世界時での履歴日付の保管」は、それを作成した Rational ClearQuest のバージョンに関わりなく、すべてのデータベースにおいて使用不能です。Rational ClearQuest バージョン 7.1.x で機能レベル 6 または 7 のデータベースを作成したり、Rational ClearQuest バージョン 7.1.x で機能レベル 5 のデータベースを機能レベル 6 または 7 にアップグレードしたりすると、この機能が使用可能になります。