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Session オブジェクトと Entity オブジェクト

API を介した ClearQuest への主要な 2 つのエントリ ポイントが、 Session オブジェクトと Entity オブジェクトです。

Session オブジェクトは、ユーザー データベースのログオン、レコード (エンティティ) の表示、クエリーの作成のためのメソッドを提供します。Session オブジェクト は主に、新規レコードまたはクエリーの作成、既存レコードの編集、データベースに関する情報の 表示を行うために使用されます。別のやり方で Session オブジェクトについて考えるとしたら、 ClearQuest クライアント機能になります。

Session オブジェクトは、現行のデータベース アクセス セッションを 表し、すべての操作の開始点です。フックをコーディングしている 場合、現行の Session オブジェクトへのアクセスは、Entity オブジェクト の GetSession メソッドを通して提供されます。フックは、レコード (エンティティ) 修正 のコンテキストで作動するため、対応する Entity オブジェクトが常に 存在し、GetSession はそこから呼び出されます。

Rational ClearQuest データベースにアクセスする外部アプリケーションを作成している場合、 Session オブジェクトを作成し、データベースに ログインする必要があります。エンティティを操作するには、 エンティティ オブジェクトを戻す API を呼び出す必要があります。

Session オブジェクトは、Rational ClearQuest ユーザー データベースにアクセスするためのエントリ ポイントです。 ClearQuest フックの場合、ユーザーがデータベースにログオンすると Session オブジェクト は自動的に作成され、Entity オブジェクトを介して使用可能です。外部アプリケーションを作成する場合、Session オブジェクトを作成し、それを使用してデータベースにログオンする必要があります。


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