新規プロジェクトがセットアップされている場合、管理者はプロジェクト マネージャと共同で、各オブジェクトをマスター登録する複製を判別します。 また、必要に応じてマスターシップを変更し、データベース セットに適したデータ コード ページ値を決定します。
管理者は記憶ベイを検査して、パケットが累積していないことを確認する必要があります。 shipping.conf ファイル (Linux と UNIX システム) または MultiSite コントロール パネル (Windows) の ADMINISTRATOR 項目に、管理者の電子メール アドレスを格納します。
エラーと状況メッセージは Linux と UNIX システムの shipping_server_log ファイルや、Windows のイベント ビューアに書き込まれます。
フィックス パックと新バージョンの情報は、IBM Web サイトで入手することができます。アーキテクチャに対応した必須フィックス パックと推奨フィックス パックをインストールします。
MultiSite のバージョン互換性問題は、『Rational® ClearQuest® インストールおよびアップグレード』に記載されています。
複製の初期セットアップと同期が完了したら、管理者は更新パケットの交換、マスターシップの変更などの回復作業も調整する必要があります。これらの回復作業を実行するには、マスター複製の管理者が、オブジェクトのマスター登録が必要な複製にマスターシップを転送する必要があります。
MultiSite のデプロイメント表示とファミリーのレコード情報を作成します。 表 1 に、便利な情報の例を示します。 ファミリーの同期パターンを図示することもできます。
複製名 | 複製ホスト | 管理者 | 電子メール、電話番号 | 場所 | 時間帯オフセット |
---|---|---|---|---|---|
sanfran_hub | goldengate | John Cole | jcole、x1462 | San Francisco, CA, USA | GMT-8 |
boston_hub | minuteman | Susan Goechs | susan、x3742 | Boston, MA, USA | GMT-5 |
tokyo | shinjuku | Masako Ito | masako、x7761 | Tokyo, Japan | GMT+9 |
sydney | taronga | Bruce Fife | bfife、x5080 | Sydney, Australia | GMT+10 |
bangalore | ramohalli | Sonia Kumar | kumar、x2347 | Bangalore, India | GMT+5:30 |
buenosaires | mardelplata | Juan Fangio | fangio、x4300 | Buenos Aires, Argentina | GMT-3 |
バックアップからの複製の復元は、重要なイベントです。 定められた手順に従わないと、ファミリー内の複製間で修復不能な不整合が発生します。
複製のバックアップに関する特別な要件はありません。 Rational ClearQuest ヘルプの管理者トピックに記載されたバックアップ手順に従ってください。