Rational® ClearQuest® バージョン 2003.06.xx を使用していて、Oracle 文字セットが JA16SJIS (シフト JIS) に設定された Oracle データベースがある場合は、 バージョン 7.1.x にアップグレードする前に、この設定を JA16SJISTILDE に変更する必要があります。
この変更によって、データベースは全角ティルド文字 (Unicode 値 FF5E) の保存と処理を行えるようになります。ターゲットとして Oracle 文字セットが JA16SJISTILDE に設定されている Oracle インスタンスを作成または使用してください。次に、メンテナンス ツールを使用してスキーマ リポジトリを、Designer を使用してユーザー データベースを、その Oracle インスタンスに移動します。
バージョン 2003.06.15 または 2003.06.16 が稼働している場合は、LONG から CLOB に変換し、それと同時に JA16SJIS (シフト JIS) のデータを JA16SJISTILDE Oracle インスタンスに転送できます。 ターゲット データベースの [接続オプション] フィールドに LOB_TYPE=CLOB を指定することによって、データを新しい JA16SJISTILDE Oracle インスタンスに転送する移動処理は、LONG から CLOB への変換を実行できます。
日本語バージョン 2003.06.00 から 2003.06.12 までの Rational ClearQuest クライアントでは、 CLOB を使用する Oracle データベースでデータが破壊される可能性があります。CLOB を使用するデータベースと共にこれらのクライアントを使用しないでください。