クエリーの作成と実行

クエリーを作成して、ユーザー データベースでレコードを検索できます。 Rational® ClearQuest® Web に定義されているどのレコード タイプのクエリーでも作成できます。

このタスクについて

クエリーの作成には、レコード タイプの選択、フィルタの追加とそのプロパティの定義、フィルタの移動とグループ化、結果セットのフォーマット設定、およびクエリーの保存と実行といった、いくつかのステップがあります。

レコード タイプの選択

このタスクについて

レコード タイプを選択するには

手順

  1. Rational ClearQuest Web ツールバーの [新規クエリー] をクリックします。
  2. [新規クエリーの作成] ウィンドウで、リストからレコード タイプを選択します。 クエリー実行時にこのレコード タイプのレコードのみが選択されます。
  3. オプション: 既存のクエリーの設計を新規クエリーの基本として使用する場合は、同じ [新規クエリーの作成] ウィンドウで [既存のクエリーから設計をコピーする (Copy the design from an existing query)] チェック ボックスをオンにして、リストからクエリーを選択します。
  4. レコード タイプを選択し、[OK] をクリックします。 ページの新規タブとして [新規クエリー] が表示されます。クエリー名を入力します。クエリーのフィールド、フィルタ、および表示レイアウトの情報が表示されるいくつかのペインがあります。ステップ 3 で既存のクエリーを選択している場合は、そのフィルタと表示レイアウトが新規クエリーに追加されます。「フィルタの追加とプロパティの定義」の手順に従って、これらを変更することができます。

次のタスク

注: また、[ナビゲーション] ペインの ClearQuest ナビゲータ ツリー セクションからクエリーを作成することもできます。[ナビゲーション] ペインを右クリックしてポップアップ メニューを表示し、[新規クエリー] をクリックします。

フィルタの追加とプロパティの定義

このタスクについて

フィルタを追加してプロパティを定義するには

手順

  1. [フィールド] ペインで、フィールドを選択し、[フィルタ] ペインの横の右矢印を クリックして、そのフィールドを追加します。 複数のフィールドを追加すると、それらは AND 演算子でグループ化されます。 演算子を切り替えるには、演算子ノードを右クリックして AND または OR を選択します。
  2. [フィルタ] ペインで、フィールドを選択すると、[クエリー フィルタの定義] ペインが表示されます。
  3. 追加するすべてのフィールドのフィルタ条件を指定します。
    • [動的フィルタ] を選択すると、フィルタ条件を選択するプロンプトがクエリー実行時に出されます。メッセージのテキストをフィールドに入力します。
    • フィルタ条件を指定しないと、クエリーの実行時にフィルタが使用されません。
  4. オプション: 追加の AND 演算子および OR 演算子でフィールドをグループ化する場合には、 [AND] ボタンおよび [OR] ボタンをクリックして演算子をクエリーに追加し、 フィールドを右クリックしてコピーまたは切り取りを行って AND 演算子および OR 演算子に貼り付けます。
  5. このフィルタ条件をこのレコード タイプに基づいた新規クエリーのデフォルト値として保存するには、 [このフィルタ条件を新規クエリーのデフォルトとして使用する] チェック ボックスを選択します。

フィルタの移動

このタスクについて

リストでフィルタを移動するには

手順

  1. フィルタを選択し、右クリックしてポップアップ メニューを表示し、[切り取り] または [コピー] をクリックして、現行ロケーションから削除するか新規ロケーションにコピーします。
  2. 新規ロケーションを選択し、右クリックしてポップアップ メニューを表示し、[貼り付け] をクリックして新規ロケーションに移動します。

フィルタのグループ化

このタスクについて

フィルタはどのような組み合わせでグループ化してもよく、複雑なフィルタを作成できます。論理演算子 AND と OR を使用して、グループを作成できます。

リストでフィルタをグループ化するには

手順

  1. [フィルタ] ペインの最上部にある [AND] または [OR] をクリックします。
  2. [フィールド] ペインで、右矢印をクリックして、[フィルタ] ペインの AND または OR グループ下にフィールドを追加します。
  3. 論理演算子は、ルートとして、または、別の論理演算子の子として追加することのみが可能です。

次のタスク

注: [フィルタ] ペイン内の既存の演算子を変更または削除できます。演算子を選択し、右クリックしてポップアップ メニューを表示し、演算子をクリックするか、または削除する場合には [削除] をクリックします。

結果セットの書式設定

このタスクについて

クエリーの結果セットの表示を書式設定するには

手順

  1. [フィールド] ペインで、リストから追加するフィールドを選択し、[クエリー表示 (Query Presentation)] ペインの横の右矢印を クリックして、結果セットに表示する列を作成します。
  2. [クエリー表示 (Query Presentation)] ペインで、フィールドのデフォルトのプロパティおよび書式を変更できます。
    • フィールドの表示順序を変更するには、上矢印または下矢印をクリックしてフィールドの表示順序を変更します。
    • フィールドのタイトルを変更するには、タイトル列のタイトル名をクリックして新規の名前を入力します。
    • 列のすべてのフィールドのソート順を変更するには、列のタイトルをクリックすると、昇順または降順のソート順を示す矢印が表示されます。
    • フィールドを表示してソートするには、[表示] チェック ボックスを選択します。このチェック ボックスをクリアしても項目はそのままソートされますが、表示されません。
    • フィールドの列のプロパティを構成するには、[ソート] リストからソート タイプ ([ソートなし]、[昇順]、または [降順]) を選択し、[ソート順] リストからソート順を選択します。ソート順は、0 から、表示フィールドの総数 - 1 の範囲の数で示されます。
    • [クエリー表示 (Query Presentation)] ペインからフィールドを削除するには、フィールドを選択して左矢印をクリックします。
  3. オプション: この表示レイアウトをこのレコード タイプに基づいたすべての新規クエリーのデフォルト書式として使用するには、 [この表示レイアウトを新規クエリーのデフォルトとして使用する] チェック ボックスを選択します。

クエリーの実行と保存

このタスクについて

[個人用クエリー] フォルダにクエリーを保存すると、この情報は ClearQuest データベースに保存されます。 サポートされる任意のクライアントを使用してデータベースにログインすることによって、保存されたクエリーにアクセスできます。

クエリーを実行して保存するには

手順

  1. [実行] をクリックして、新規クエリーを保存せずに実行します。 右上部のペインに結果セットが開きます。
  2. [保存] をクリックして、クエリーを新規の名前で保存します。

    [クエリーに名前を付けて保存] ウィンドウで、クエリー名を入力し、クエリーを保存するフォルダを選択するか、または新規フォルダを作成します。

    ページの上部に保存したクエリーの名前が表示され、保存の確認メッセージが表示されます。

  3. オプション: クエリーを保存すると、[ナビゲーション] ペインのナビゲータ ツリーに追加されます。クエリーを実行するには、クエリー名を右クリックしてポップアップ メニューを表示し、[実行] をクリックします。
  4. オプション: 起動時にクエリーを実行するように選択できます。ClearQuest ナビゲータ ツリーで、クエリーを見つけて右クリックし、ポップアップ メニューを表示して [起動時に実行] をクリックします。矢印アイコンが、クエリー名の横のクエリー アイコン上に配置されます。このオプションを削除するには、クエリーを見つけて右クリックし、ポップアップ メニューを表示して [スタートアップから削除 (Remove from Startup)] をクリックします。 矢印アイコンが削除されます。

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