Crystal Reports データ プッシュ モデルでは、 クエリーとレポート書式 (両方とも ClearQuest ユーザー データベースに保管されています) を指定して、 レポートを定義します。レポートを実行すると、 クライアントによってクエリーが実行され、Crystal Reports のランタイム エンジンに結果がプッシュされて、 レンダリングが行われます。データ プッシュ モデルでは、 複数のデータ ソースや複数の結果セットのレポート作成は行われません。
その他のレポート機能は、ClearQuest クライアントまたは ClearQuest Eclipse クライアントを介して使用可能です。これには、Crystal Reports 実行のサポート、 および BIRT データ プル レポートの設計、編集、実行のサポートが含まれます。データ プル レポートは 、ClearQuest Web クライアントの外側で、ClearQuest 用のレポート サーバーによって管理されます。ClearQuest 用のレポート サーバーの Web インターフェースは 、[レポートの管理] ツール バー ボタンを使用して、ClearQuest Web クライアントから 呼び出すことができます。[レポートの管理] ツール バー ボタン を使用可能にするには、 スーパー ユーザー (admin) として ClearQuest Web にログインします。[サイト管理] > [レポート オプション] タブに 進み、[ClearQuest 用のレポート サーバー] をクリックして、ClearQuest レポート サーバーの URL を入力します。
例: https://myServer:15443/jazz/reportal/projects/reportserver
Rational ClearQuest バージョン 7.1 には、Crystal Reports で作成されたレポートを実行するための 更新済みモデルが導入されています。Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーは、ClearQuest 変更管理サーバー上での Crystal Reports の 実行をサポートする新しい Web アプリケーションです。ClearQuest Web クライアントは、Crystal Reports 用のレポート サーバーを 使用して、データ プッシュ レポートを実行します。
Rational ClearQuest Web クライアントで データ プッシュ レポートを実行するには、ClearQuest 管理者は、[設定] ダイアログ ボックスの [レポート] タブで 、Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーの URL を指定する必要があります。ClearQuest Web 構成設定についての情報は、「レポート オプションの構成」を参照してください。