このチュートリアルでは、DB2® 上での XML スキーマの作成と登録について学習します。XML スキーマを作成し、次いで XML スキーマ・エディターを使用してこれを編集することができます。XML スキーマ・エディターを使用してエレメント名を指定し、XML ファイルの中でどのようなエレメントがどのような組み合わせで許容されるのかを指示することができます。「XML スキーマの登録」ウィザードを使用して、XML スキーマを DB2 データベースに登録します。
こうして、登録済みの XML スキーマを使用して、XML 列への XML データの挿入または更新を妥当性検査できるようになります。
学習目標
演習を終了すると、次の作業の実行方法を理解できます。
- DB2 SAMPLE データベースへの接続、およびデータベースと連動するデータ開発プロジェクトの作成
- スクリプトを実行することによる、データベースの追加の表の作成
- XSD エディターの使用による、XML スキーマに対応する XML 文書の作成
- XML スキーマの登録
- XML スキーマによる XML 列データの妥当性検査
このチュートリアルの実施には、約 60 分かかります。
このチュートリアルに関連した他の概念について調べる時間を含めると、さらに時間がかかります。
スキル・レベル
上級
対象読者
データベース・デベロッパー
システム要件
- DB2 for Linux®、UNIX®、および Windows® に含まれている SAMPLE データベースをインストールし、構成する必要があります。
SAMPLE データベースは XML オブジェクトとデータをサポートしなければなりません。XML オブジェクトとデータをサポートするには、適切な Unicode および UTF-8 オプションを指定してデータベースを作成する必要があります。詳しくは、DB2 の資料および「ファースト・ステップ」を参照してください。
前提条件
このチュートリアルを完了するには、以下の概念について理解している必要があります。