パッケージ内の SQL ステートメントの DB2® データベースへのバインド操作後、コードを実行することにより SQL を静的に実行できます。
始める前に
- 対象のプロジェクトが、サポートされる DB2 データベースに関連付けられていなければなりません。
- pdqmgmt.jar ファイルが、対象の Java プロジェクトのビルド・パスに存在していなければなりません。
手順
静的 SQL ステートメントを使用する pureQuery コードを実行するには、以下の 3 つのステップのいずれかを行います。
- アプリケーションを変更して、executionMode プロパティーを STATIC に設定するプロパティー・オブジェクトを使用するようにします。コード内で、インターフェースのインプリメンテーションのインスタンス作成時に、このオブジェクトが DataFactory.getData() メソッドに渡されるようにする必要があります。
以下は一例です。
java.util.Properties myPdqProperties = new java.util.Properties();
myPdqProperties.put("pdq.executionMode", "STATIC");
data = DataFactory.getData (name_of_interface, "jdbc_URL_to_database",
"user_ID", args[0], myPdqProperties);
- JVM システム・プロパティーを使用して、アプリケーションの実行モードを STATIC に設定します。
- インターフェースのインプリメンテーションを右クリックし、「次を実行 (Run As)」 > 「実行」を選択します。
- 「実行」ウィンドウで、「引数 (Arguments)」タブを選択します。
- 「VM 引数 (VM arguments)」フィールドに -Dpdq.executionMode="STATIC" を入力します。
- 「実行」をクリックします。 出力内容が「コンソール」ビューに表示されます。
- pdq.properties というファイルを使用して、アプリケーションの実行モードを STATIC に設定します。 このファイルは、ファイル・システムまたはアプリケーションのクラスパスに置くことができます。
以下はプロパティー・ファイルの一例です。
プロパティーは、キーと値のペアで指定します。
行頭の # 記号は、コメントが含まれる行を示しています。
# Set the execution mode.
pdq.executionMode="STATIC"
デフォルトでは、pureQuery でファイル名として pdq.properties が使用され、このファイルがアプリケーションのクラスパスに配置される必要があります。
異なるファイル名を使用したり、異なる場所に配置したりする場合、あるいはその両方の場合は、アプリケーションの実行時に次の手順に従ってください。
-Dpdq.configFile=path-and-file-name or resource-name
- インターフェースのインプリメンテーションを右クリックし、「次を実行 (Run As)」 > 「実行」を選択します。
- 「実行」ウィンドウで、「引数 (Arguments)」タブを選択します。
- 「VM 引数 (VM arguments)」フィールドに -Dpdq.config.file=name_of_file を入力します。
- 「実行」をクリックします。 出力内容が「コンソール」ビューに表示されます。
Web アプリケーションを開発している場合には、
アプリケーションの WEB-INF/classes フォルダー、または WEB-INF/lib フォルダー内の JAR ファイルに、
pdq.properties ファイルを配置します。
スタンドアロン・アプリケーションを開発している場合には、
アプリケーションのクラスパス内の任意のフォルダーまたは JAR ファイルに pdq.properties ファイルを配置します。