データベースの正常性および可用性のモニター

Data Studio Administration Console は、Linux、UNIX、Windows、および z/OS システム上で接続された DB2 データ・サーバー・データベースの正常性と可用性をモニターします。

このパフォーマンス情報は、すべてのデータベースの全体的な正常性と可用性の要約ビューから、特定のデータベースの特定の問題の詳細に至るまで、いくつかの方法で表示することができます。

正常性の要約
このページには、正常性および可用性の概要が表示されます。接続されているデータベースがすべてリストされ、いくつかの主要なヘルス・インディケーターに関する状況が表示されます。問題が生じる可能性のある箇所は、「正常性の要約」表にアラート (赤い四角) および警告 (黄色の三角) で示されます。正常性のカテゴリーには以下のものがあります。
  • モニター状況
  • データ・サーバー状況
  • CPU 使用量
  • データベース・ストレージ
  • メモリー使用量
  • ロッキング
  • リカバリー
  • ロギング
  • アプリケーション
アラート・リスト
このページでは、現行のアラートおよび履歴アラートを簡単に検索、検討することができます。リストされている項目をドリルダウンすると、個々のアラートの詳細情報を表示できます。さらに、専門家による推奨事項を利用して、特定のアラートの原因となっている問題を解決することもできます。

このビューには、過去 72 時間に生じたアラートすべてが表示されます。このリストによってモニターを柔軟に行うことができ、「昼食をとりに外出した間に何が起こったか」または「週末に留守だったときに何が起こったか」などを知ることができます。

ダッシュボード
このページには、モニターされる個々のデータ・サーバーおよびその環境の主要な測定基準が表示されます。このページでは、データベースのモニター対象パラメーターについて、一定の期間にわたった動作を表示することができます。モニターする測定基準には、以下の項目があります。
  • 入出力量
  • トランザクション速度
  • ロック待機
  • ロック・エスカレーション率
  • デッドロック率
  • ロギング量
  • 最後のバックアップからの日数

正常性および可用性の情報は、35 のモニター対象アラートおよび 20 を超えるダッシュボード測定基準に関して得ることができます。


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