コマンド内に pureQueryXML ファイルをリストし、オプション・ファイル内の defaultOptions 項目のみ使用できます。
コマンド内とオプション・ファイル内に pureQueryXML ファイルをリストできます。コマンドとオプション・ファイルの両方にファイルをリストすると、StaticBinder ユーティリティーはこのファイルを処理します。オプション・ファイル内にファイルをリストし、コマンド内にはリストしないと、StaticBinder ユーティリティーはこのファイルを処理しません。コマンド内にファイルをリストし、オプション・ファイル内にはリストしないと、StaticBinder ユーティリティーはコマンド行上のオプションとオプション・ファイルの defaultOptions 項目内のオプションを使用してこのファイルを処理します。
(1) >>-java--com.ibm.pdq.tools.StaticBinder-------------------------> >--+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------+--> | (2) | '------- -url--jdbc--:--db2--:--//--server--+---------+--/--database-- -username--user-ID-- -password--password-' '-:--port-' >--+-----------------------------------------------------------------+--> | .---------------------------------------------. | | V | | '- -pureQueryXml----+-pureQueryXML-file-----------------------+-+-' '-pureQueryXML-file--:--base-package-name-' >-- -optionsFile--file-name--+-----------------------------+----> | .-FALSE-. | '- -differenceOnly--+-TRUE--+-' >--+--------------------------+--+-----------------------+------> | .-FALSE-. | | (3) | '- -showDetails--+-TRUE--+-' '-| Trace options |-----' >--+-------------------------------+----------------------------> '- -verifyPackages--+-DETAIL--+-' '-SUMMARY-' >--+--------------------------+-------------------------------->< | .-FALSE-. | '- -validateXml--+-TRUE--+-'
ファイルの拡張子は、.pdqxml または .xml でなければなりません。 ファイルをアプリケーションのクラスパス内のリソースにするか、 ファイルへの絶対パスまたは相対パスを指定する必要があります。
>>-+------------------------+--+---------------------------+--->< '- -traceFile--file-name-' | .-OFF-----. | '- -traceLevel--+-ALL-----+-' +-SEVERE--+ +-WARNING-+ +-INFO----+ +-CONFIG--+ +-FINE----+ +-FINER---+ '-FINEST--'
例えば、myApp.pdqxml という名前の pureQueryXML に対して構成ユーティリティーを実行したとします。 このユーティリティーを実行したときに、 -collection、-pkgVersion、および -rootPkgName オプションの値を指定し、ユーティリティーが pureQueryXML ファイルにこれらの値を保管しました。 このファイルの名前を指定して StaticBinder ユーティリティーを実行します。ユーティリティーによって DB2 パッケージが作成されます。
後から、StaticBinder ユーティリティーが pureQueryXML ファイルから作成したパッケージのリストを確認するとします。 ユーティリティーを実行する際に、値 DETAIL を指定して -verifyPackages オプションを使用し、再度ファイルの名前を指定できます。
-collection、-pkgVersion、および -rootPkgName オプションの値が、StaticBinder ユーティリティーを前回実行したときと同じであれば、 ユーティリティーによってパッケージが検出されてリストされます。
ただし、StaticBinder ユーティリティーを最初に実行した後に myApp.pdqxml に対して構成ユーティリティーを実行して、 -collection、-pkgName、および -rootPkgName のいずれかの値を変更した場合には、StaticBinder ユーティリティーでは、これらのオプションの新しい値に一致するパッケージが検出されません。 StaticBinder ユーティリティーはレポートで、検索対象のパッケージが存在しないと報告します。
-verifyPackages オプションは、pureQueryXML ファイルに対して構成ユーティリティーを実行して、そのファイルに対して StaticBinder ユーティリティーを実行した後に、そのファイルに対して再度構成ユーティリティーを実行して -collection、-pkgVersion、および -rootPkgName に別の値を指定していないことを前提に機能します。
このオプションは、-bindOptions オプションとともに指定できます。 ただし、StaticBinder ユーティリティーはパッケージをバインドしません。 パッケージを作成したときに -bindOptions オプションを使用してコレクションを指定した場合には、 このオプションのみを使用して、検証するパッケージのコレクションを指定してください。
入力ファイルごとに XML スキーマの妥当性検査の成功または失敗が確認され、報告されます。妥当性検査に失敗した入力ファイルがあっても、StaticBinder 処理は停止せず、次のファイルが処理されます。
pureQueryXML ファイルのスキーマの妥当性検査が失敗した場合は、そのファイル内のパッケージはバインドされません。ファイルの最初のスキーマの妥当性検査エラーおよびバインドの失敗が報告されます。
現行リリースまたは前のバージョンの pureQueryXML ファイル (バージョン 4 または 3) でのみ検証されます。 それよりも古いバージョンの pureQueryXML が検出された場合、そのファイルでは妥当性検査が実行されません。