ワークベンチによるランタイム・グループ・バージョンでの取り込み済み SQL のマージおよび pureQueryXML の構成

ランタイム・グループ作業用コピー・エディターを使用して、ランタイム・グループ・バージョンで、取り込み済み SQL データを pureQueryXML データとマージしたり、pureQueryXML データを構成したりできます。取り込み済み SQL データのマージおよび pureQueryXML データの構成は、1 つのバージョンの pureQuery データの管理プロセスの 1 ステップです。

始める前に

データベース内にリポジトリーが存在していなければならず、また、リポジトリーを含むそのデータベースに接続している必要があります。 リポジトリーへの接続について詳しくは、ワークベンチによる SQL 管理リポジトリーの管理を参照してください。

このタスクについて

ランタイム・グループ作業用コピー・エディターにより、次の pureQuery データの作業用コピーがワークスペースに抽出されます。
  • pureQueryXML データ
  • pureQuery Runtime 構成
  • バインド・オプション
  • 構成オプション
  • 取り込み済み SQL データ

エディターの「pureQueryXML の作業用コピーの更新」セクションを使用することによって、取り込み済み SQL データの選択、SQL データと pureQueryXML データのマージ、および更新済み pureQueryXML データの構成を行います。

手順

SQL データを pureQueryXML とマージして更新済み pureQueryXML データを構成するには、次のようにします。

  1. 次のようにして、ランタイム・グループ作業用コピー・エディターを開きます。
    • ランタイム・グループを右クリックし、「アクティブ・バージョンの管理」をクリックして、ランタイム・グループのアクティブ・バージョンを管理します。
    • ランタイム・グループ・バージョンを右クリックし、「管理」をクリックして、特定のバージョンを管理します。
    エディターが開き、「ステップ」ページに配置されます。「ステップ」ページには、ランタイム・グループ・バージョンの管理手順についての情報が含まれています。
  2. pureQueryXML の作業用コピーの更新」をクリックして、更新されたセクションを展開します。
  3. 取り込み済み SQL 項目を選択し、pureQueryXML データにマージします。

    既存のリポジトリー、別のリポジトリー、または取り込み済み SQL データを含むファイルから取り込み済み SQL データを選択できます。 別の場所の取り込み済み SQL データを指定するには、「リストの変更」を選択します。

  4. 構成プロパティー」リンクをクリックし、pureQuery プロパティー・エディターを開きます。 必要に応じて、pureQueryXML 内の SQL ステートメントを、静的 SQL としてバインドされるパッケージの生成に使用されるステートメント・セットとして構成する際に使用するオプションを変更します。

    例えば、-cleanConfigure オプションを指定して、すべての取り込み済み SQL にオプションを適用します。このオプションが指定されない場合、定義中の新規ステートメント・セットにのみ基準が適用されます。

    注: -cleanConfigure オプションが指定されており、既存のステートメント・セットが更新される場合、-pkgVersion = AUTO オプションを使用して、データベース上の既存のパッケージにバージョンを付けるよう指定できます。
  5. pureQueryXML の更新」をクリックし、選択した取り込み済み SQL および pureQueryXML データを処理します。 取り込み済み SQL データが選択された場合、取り込み済み SQL が pureQueryXML データにマージされます。マージ後は必ず pureQueryXML データが構成されます。結果は「コンソール」ビューに書き込まれます。

次のタスク

変更レポートの表示」リンクをクリックし、変更内容のレポートを pureQueryXML に表示するか、「pureQueryXML」リンクをクリックして更新された pureQueryXML を pureQueryXML エディターに表示します。

ランタイム・グループに関連付けられているデータベースが静的 SQL をサポートしている場合、エディターを使用してランタイム・グループ・バージョンの pureQueryXML データ内の SQL ステートメントからパッケージを作成して、作成したパッケージをデータベースにバインドできます。


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