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データベース管理タスクの検討

この演習では、データ・ソース・エクスプローラーでの作業によって、製品で使用可能な基本のデータベース管理タスクを検討します。

データ・ソース・エクスプローラーで作業して、データ・オブジェクトを作成および変更し、特権を管理し、データを変更します。標準的な開発シナリオでは、テスト・データベースでこれらのタイプのタスクを実行します。

最初に、データ・オブジェクト・エディターを使用して、新規表を作成します。

  1. データ・ソース・エクスプローラーで、SAMPLE 接続、データベース・ノード、および「スキーマ」フォルダーを展開します。
  2. データベースに接続するのに使用していたユーザー ID に対応するスキーマを展開します。
  3. 「表」フォルダーを右クリックし、「作成」 > 「表」を選択します。 データ・オブジェクト・エディターが開きます。
    「表の作成」メニューを表示する画面キャプチャー。
  4. 「データ・オブジェクト・プロパティー」セクションのプロパティー・ページを使用して、新規表のプロパティーを変更します。
    ヒント: この表を既存の表のコピーとして作成したい場合、「定義のインポート」をクリックして、既存の表のプロパティーを使用できます。
    • 「一般」ページに表の名前を入力します。
    • 「列」ページに表の列を追加します。
    • オプション: 「特権」ページで表の特権を変更します。特権を追加および変更し、特権をその他の許可 ID に付与できるかどうかを指定することができます。
      ヒント: データ・ソース・エクスプローラーで役割を右クリックして「変更」を選択するか、「役割」フォルダーを右クリックして「作成」を選択して、役割特権を変更することもできます。
  5. 「DDL のプレビュー」をクリックして、生成された DDL スクリプトをエディターの DDL セクションに表示します。
    ヒント: DDL スクリプトを保管して後で実行したい場合、「SQL エディターで開く」をクリックして、エディターから、スクリプトを最後の演習で作成したデータ開発プロジェクトに保管します。
  6. 「DDL の実行」をクリックして、DDL スクリプトを実行し、表を作成します。

    スクリプトはターゲット・データベースで実行され、エラーを含む結果が「SQL の結果」ビューに表示されます。新規表は、それを作成したスキーマの下のデータ・ソース・エクスプローラーに表示されます。

    新規表

    ヒント: 「SQL の結果」ビューの情報を保管および印刷することができます。
  7. オプション: DDL スクリプトを生成し、この表のコピーを作成するには、次のようにします。
    1. データ・オブジェクト・エディターを閉じて、NEWTABLE をこれ以上編集しないようにします。
    2. データ・ソース・エクスプローラーで新規表を右クリックし、「DDL の生成」を選択します。
    3. ウィザードの「オプション」および「オブジェクト」ページで、スクリプトに含める DDL オプションおよびオブジェクトを選択します。 スクリプトを生成するか、DROP ステートメントを組み込むか、またはスクリプトに特権情報を組み込む前に、統計を更新することができます。
    4. ウィザードの「DDL の保管と実行」ページで、生成されたスクリプトをプレビューし、生成されたスクリプトを保管するファイル・システムのフォルダーを指定し、スクリプトの名前を指定します。 スクリプトを実行するか、編集のために開くかを選ぶこともできます。この場合は、スクリプトを保管するのみです。
    5. 「完了」をクリックします。 DDL スクリプトが生成され、指定したフォルダーに保管されます。スクリプトを後で実行して、表のコピーを生成することができます。

      次に、他の表を変更します。データ・オブジェクト・エディターを使用してこのタスクを完了しますが、最初に変更の影響を分析します。

  8. データ・ソース・エクスプローラーの EMPLOYEE 表を右クリックし、「影響の分析」を選択します。
  9. 開いたウィンドウで、「両方」を指定して、表の影響を受けるオブジェクトと表に依存しているオブジェクトの両方を戻し、含まれている再帰オブジェクトを分析に組み込み、「OK」をクリックします。

    結果は「モデル・レポート」ビューに表示されます。影響を受けるオブジェクトを「モデル・レポート」ビューでダブルクリックすると、データ・ソース・エクスプローラーのそのオブジェクトに進むことができます。この機能を使用して、変更をコミットする前にデータ・オブジェクトへの変更の影響を理解できます。

    この画面キャプチャーは、影響分析レポートの例を示しています。EMPLOYEE 表に従属関係のあるその他のオブジェクトが作成されたかどうかによって、レポートの表示は異なります。

    「モデル・レポート」ビューの影響分析レポートの例を示す画面キャプチャー。

  10. オプション: パフォーマンスを向上するために、EMPLOYEE 表の統計を実行および表示します。
    1. EMPLOYEE 表を右クリックし、「統計の更新」を選択します。 RUNSTATS アクションの結果が「SQL の結果」ビューに表示されます。
    2. EMPLOYEE 表を強調表示し、「プロパティー」ビューを開きます。
    3. 「統計」タブをクリックして、表の統計を表示します。
      「統計」ページを示す画面キャプチャー。
    これで、エディターを再度使用して表を変更できます。
  11. EMPLOYEE 表を右クリックして、「変更」を選択します。
  12. 「列」ページに 2 つの列を追加し、エディターの DDL セクションで「DDL のプレビュー」をクリックし、「DDL の実行」をクリックします。 新規列が作成され、EMPLOYEE 表の下のデータ・ソース・エクスプローラーに表示されます。
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