このタスクについて
ワークベンチのメニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」を選択すると、「設定」ダイアログ・ボックスが開きます。 このダイアログ・ボックスで指定されたルーチンのデバッグ設定は、次のセッションが開始したときに有効になります。
ダイアログ・ボックスで、「実行/デバッグ」>「ルーチン・デバッガー」を選択して、デバッグ設定を選択します。デバッグするルーチンのデータベース・サーバーを選択します。例えば、「IBM」を選択します。
以下の表は、ルーチンのデバッグ用に使用できる設定を示します。 使用しているデータベース・サーバーによっては、適用されない設定もあります。
「ルーチン・デバッガー設定」-「IBM®」ページ- ルーチンが非アクティブである時間 (秒数)。この時間を過ぎると、ルーチンは完了するまで実行します。
- このフィールドで指定された長さの時間、SQL ルーチンのデバッグを停止すると、デバッグ・セッションが終了してルーチンは完了まで実行されます。 この設定の最小値は 30 秒で、最大値は 1800 秒です。 この設定のデフォルト値は 300 秒です。
- 変数ビュー詳細ペインの行ごとの文字数
- これにより、「変数」ビューの「詳細」ペインで文字が折り返される位置が制御されます。
「詳細」ペインの各行には指定された数の文字が入り、次の行に折り返されます。 この設定のデフォルト値は 72 文字です。
- データベース・サーバー上の診断エラー・トレース・レベル (Diagnostic error trace level on database server)
- これにより、データベース・サーバーでのエラー・トレースのレベルが決定します。 このフィールドで有効な入力は以下のとおりです。
- 0 - トレースが起こらないことを示します。 これはデフォルト値です。
- 2 - すべてのトレース・メッセージがログに記録されることを示します。
- IBM ルーチン・デバッグ・セッション・マネージャーの場所 (IBM Routine Debug Session Manager Location)
- セッション・マネージャーは、デバッガー・ユーザー・インターフェースを IBM サーバーに接続します。デバッグ・セッションを開始するには、このセッション・マネージャーを実行しておく必要があります。
この設定セクションでは、ルーチンを実行しているサーバー上でセッション・マネージャーを使用するか、既存のセッション・マネージャーを使用するかを選択できます。
- 組み込みのセッション・マネージャーの使用 (Use the built-in session manager)
- 製品に組み込まれているセッション・マネージャーを使用する場合は、このオプションを選択します。データベース・サーバーでポート・マネージャーが使用できない場合は、この組み込みのセッション・マネージャーがポート・マネージャーとして機能します。
- 接続されている各サーバー上のセッション・マネージャーの実行 (Run the session manager on each connected server)
- ルーチンのデバッグを実行するサーバー上のセッション・マネージャーを使用する場合は、このオプションを選択します。
セッション・マネージャーが現在サーバー上で実行されていない場合は、デバッグを開始すると自動的に開始されます。 「セッション・マネージャー・タイムアウト (分)」フィールドは、新規作成されたセッション・マネージャーが、デバッグ・セッションの完了後自動的に停止するまでに何分間アイドル状態を持続するかを指定します。
- 既に実行中のセッション・マネージャーの使用 (Use already running session manager)
- 既存のセッション・マネージャーを使用する場合は、このオプションを選択します。「ホスト」フィールドに、セッション・マネージャーを実行しているマシンのホスト名または IP アドレスを入力します。 「ポート」フィールドに、セッション・マネージャーを実行しているポートを入力します。
デバッグ中の DB2® サーバーに、使用可能なセッション・マネージャーがない場合は、スタンドアロンのセッション・マネージャーを使用できます。
スタンドアロンのセッション・マネージャーを開始するには、この製品のインストール・ディレクトリーにある db2dbgm バッチ・ファイルを実行します (2 種類のバッチ・ファイルがあります。db2dbgm.bat は Windows 用、db2dbgm は Linux 用です)。 デフォルトのポート値が使用可能でない場合は、バッチ・ファイルを変更して他の値を指定できます。
この製品でスタンドアロンのセッション・マネージャーを使用する場合は、事前にそのセッション・マネージャーを開始しておく必要があります。
- 「ルーチン・デバッガー設定」-「Oracle PL/SQL」ページ
- 変数ビュー詳細ペインの行ごとの文字数
- この設定により、「変数」ビューの「詳細」ペインで文字が折り返される位置が制御されます。
「詳細」ペインの各行には指定された数の文字が入り、次の行に折り返されます。 この設定のデフォルト値は 72 文字です。