「SQL アウトライン」ビューでの Optim Performance Manager SQL パフォーマンス・データのインポートと表示

「SQL アウトライン」ビューで、Optim™ Performance Manager リポジトリー・データベースまたはファイルのいずれかから Optim Performance Manager パフォーマンス・データをインポートして、表示することができます。 このビューから、低パフォーマンスの SQL ステートメントをチューニングするのに役立つツールを開くこともできます。

始める前に

SQL ステートメントが実行されているデータベースを Optim Performance Manager がモニターしていることを確認する必要があります。 また、Extended Insight モニター対象としてデータベースを Optim Performance Manager で構成する必要もあります。 Optim Performance Manager を使ったパフォーマンス・データのキャプチャーについて詳しくは、「SQL アウトライン」ビューでの Optim Performance Manager データを参照してください。

Optim Performance Manager リポジトリー・データベースから SQL パフォーマンス・データをインポートして表示する場合には、リポジトリー・データベースに対する Optim Performance Manager プロファイルがワークスペースで必要になります。詳しくは、Optim Performance Manager プロファイルの定義を参照してください。

ファイルからのパフォーマンス・データを表示する場合は、Optim Development Studio からエクスポートされた Optim Performance Manager データがファイルに含まれている必要があります。

このタスクについて

リポジトリー・データベースまたはエクスポートしたパフォーマンス・データが含まれているファイルのいずれかから Optim Performance Manager パフォーマンス・データをインポートします。 インポートしたパフォーマンス・データは、ローカルのワークスペースに保存されます。

データをインポートした後、「SQL アウトライン」ビューに表示されます。 保存済みの他のパフォーマンス・データ・セットをビューに表示して、2 つのデータ・セットを比較することができます。

「SQL アウトライン」ビューに表示されるパフォーマンス・データは、ビューにリストされている SQL ステートメントに関するものだけです。 リストされていない SQL ステートメントのパフォーマンス・データがインポートされる場合、そのデータは表示されません。

手順

「SQL アウトライン」ビューにパフォーマンス・データをインポートして表示するには、以下のようにします。

  1. 「SQL アウトライン」ビューが開いていない場合には、プロジェクトを右クリックし、「pureQuery」>「SQL アウトラインの表示」を選択して、ビューを開きます。
  2. 「SQL アウトライン」ビューのツールバーで、「列の表示または非表示」ボタン (「列の表示または非表示」) の矢印をクリックして、「パフォーマンス・データ」を選択します。
  3. 「パフォーマンス・データ・タイプ」リストから「Optim Performance Manager」を選択します。
  4. 「パフォーマンス・データのインポート」「パフォーマンス・データのインポート」 をクリックします。
  5. 「Performance Manager データのインポート」ウィンドウで、ワークスペースに保存するデータ・セットの名前を指定します。

    新規または既存のデータ・セットの名前を指定できます。 既存のデータ・セットを指定する場合、既存のデータがインポート・データによって置き換えられます。

  6. インポートして表示する情報のソースを指定します。 以下のソースのいずれかからインポートします。
    • エクスポートされるパフォーマンス・データが含まれているファイル
      1. 「エクスポートされた Optim Performance Manager データ・セットから」を選択します。
      2. 「参照」をクリックしてファイルを選択し、「OK」をクリックします。

        ファイルには、Optim Performance Manager パフォーマンス・データが含まれている必要があります。

    • Optim Performance Manager リポジトリー
      1. 「Optim Performance Manager から」を選択します。
      2. インポートする情報を指定し、「OK」をクリックします。

        Optim Performance Manager プロファイルを選択し、パフォーマンス・データを提供するリポジトリー・データベースを指定します。 インポートするパフォーマンス・データは、モニター対象データベース、集約インターバル、および時間フレームによって決まります。

        Optim Performance Manager は、パフォーマンス・データをキャプチャーして保管する際、 データがキャプチャーされた時間に基づいてデータを集約します。 集約レベルは、Optim Performance Manager がデータを集約する時間間隔です。

        選択する集約レベルによって、選択可能な時間フレーム値が変わります。 データのインポート・パフォーマンスを向上させるには、指定した時間間隔の時間フレーム値をリストする最も高い Optim Performance Manager 集約レベルを選択します。 例えば、対象の時間間隔の時間フレーム値を集約レベル 3 と 4 のどちらも表示する場合は、レベル 4 を選択します。

タスクの結果

リポジトリー・データベースからインポートするデータの量と Optim Performance Manager がデータを収集する頻度によっては、情報がビューに表示されるまでに数分かかる場合があります。

リテラル置換に関する注: アプリケーションで pureQuery クライアントの最適化を使用している場合で、pureQueryXML ファイルに SQL ステートメントを取り込む際に sqlLiteralSubstitution プロパティーを使用した場合、リテラル値を含む SQL ステートメントはパラメーター・マーカーを含むバージョンのステートメントの下にネストされます。

例えば、アプリケーションの pureQueryXML ファイルに以下の SQL ステートメントが含まれているとします。

SELECT * FROM GOSALES.INVENTORY WHERE PRODUCT_NUMBER = ?

パフォーマンス・データをインポートする際、上記の SQL ステートメントはリテラル値 115110 で実行されます。 「SQL アウトライン」ビューでは、パラメーター・マーカーを持つステートメントを拡張して、リテラル値を持つステートメントを表示できるようにする必要があります。

「SQL アウトライン」ビューにパフォーマンス・データを表示している間に、以下のアクションを実行できます。

ヒント: SQL ステートメントのパフォーマンス・データがキャプチャーされているかどうかを判別するために、リポジトリー・データベースに保管されているデータを Optim Performance Manager を使って表示することができます。 Optim Performance Manager にログオンし、モニター対象データベースに接続します。 SQL ステートメントとパフォーマンス・データは、「Extended Insight 分析ダッシュボード (Extended Insight Analysis Dashboard)」に詳細として表示されます。

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