pureQuery メタデータを Java プロジェクトから直接別のリポジトリーまたはファイルに転送できます。メタデータをファイルから別のリポジトリーにインポートできます。pureQuery メタデータを使用して、pureQuery アプリケーションでパフォーマンスの低い SQL ステートメントを見つけることができます。
メタデータでは、問題のある SQL ステートメントが発生したソース・ファイルを、ファイル内におけるそのステートメントの行番号まで特定できます。メタデータは、pureQuery Runtime より使用されるリポジトリー内に保管できます。
IBM® Optim™ Performance Manager バージョン 4.1 を使用して IBM Optim pureQuery
Runtime を使用するアプリケーションのパフォーマンスをモニターしており、かつそのアプリケーションのコードが IBM Optim Development
Studio 内にある場合、そのアプリケーションに関するメタデータを Optim Performance Manager により使用中のリポジトリーに転送できます。
このタスクについて
pureQuery メタデータを直接リポジトリーに転送するか、メタデータをファイルに保存してから、ManageRepository ユーティリティーを使用してメタデータをリポジトリーにインポートできます。
リポジトリー・データベースに直接メタデータを転送するには、次の前提条件を満たしている必要があります。
- データ・ソース・エクスプローラーに、リポジトリーへの接続がリスト表示されている必要があります。
- リポジトリーは、ワークベンチがサポートする DB2® のバージョンにより管理されている必要があります。
- メタデータの保存先にするリポジトリーが既にデータベース内に存在している必要があります。
手順
メタデータをリポジトリーに転送するには、次のようにします。
- プロジェクト・エクスプローラーで、SQL ステートメントを含む Java プロジェクトを右クリックします。
- と選択します。 「転送」ウィンドウが開きます。
- メタデータを直接リポジトリーに保存するか、ファイルに保存するかを指定します。
- メタデータを直接リポジトリーに保存する場合は、リポジトリーを選択し、次のいずれかの手順を実行します。
- メタデータの保存に使用するランタイム・グループ名を指定します。
エクスプローラーから名前を選択するか、「ランタイム・グループ名」に名前を入力します。名前を選択すると、「転送」ウィンドウのフィールドにその名前が取り込まれます。
- ランタイム・グループ・バージョンの名前を指定します。
メタデータをリポジトリーに転送する場合、バージョン名は既存のランタイム・グループ・バージョン名または新規バージョン名のいずれかにすることができます。バージョンが既存の名前である場合は、新規メタデータにより既存のメタデータが上書きされます。バージョン名が新しい名前である場合は、ランタイム・グループに新しいバージョンが作成されます。
バージョンがアクティブ・バージョンである場合は、メタデータは転送されません。
- メタデータをファイルに保存する場合は、ファイルの保存先にするディレクトリーを参照し、ファイル名を指定します。
- 「OK」をクリックします。
次のタスク
メタデータをファイルに保存した場合は、ManageRepository ユーティリティーを使用してメタデータをリポジトリー・データベースにインポートできます。
リポジトリー・データベースにメタデータが追加されると、IBM Optim Performance Manager for DB2 for Linux、UNIX, and Windows または IBM Optim Performance
Manager Extended Inisght for DB2 for Linux, UNIX, and Windows を使用して SQL ステートメントをモニターできるようになります。