「SQL アウトライン」ビューでの Optim Performance Manager データ

データベース上で実行される、アプリケーションからの SQL ステートメントを Optim™ Performance Manager Extended Edition がモニターしている場合、Optim Performance Manager リポジトリー・データベースからパフォーマンス・データをインポートすることができます。

Optim Performance Manager は、 アプリケーションから発行され、Optim Performance Manager によってモニターされるデータベース上で実行される SQL ステートメントのパフォーマンス・データを収集して集約します。 SQL パフォーマンス・データを Optim Performance Manager リポジトリー・データベースからインポートして、SQL ステートメントのデータを「SQL アウトライン」ビューに表示することができます。 リポジトリー・データベースからデータを取得するには、リポジトリー・データベースへの接続を定義する Optim Performance Manager プロファイルを作成します。

以下の図は、Optim Performance Manager によって収集される SQL パフォーマンス・データをワークベンチがインポートする方法を示しています。

ワークベンチが SQL パフォーマンス・データをインポートする方法を示す図
ヒント: Java プロジェクトを使用可能にして、ワークベンチから実行する Java データベース・アプリケーションから Optim Performance Manager Extended Edition が SQL パフォーマンス・データをキャプチャーするように設定できます。 詳しくは、ワークベンチから実行される Java アプリケーションのデータベース・パフォーマンス・データ収集の可能化を参照してください。

Optim Performance Manager Extended Insight データ

「SQL アウトライン」ビューに Optim Performance Manager パフォーマンス・データを表示する際、次の列が表示されます。
  • 実行回数
  • 合計データ・サーバー時間 (ミリ秒)
  • 平均データ・サーバー時間 (ミリ秒)
  • 平均ネットワーク時間 (ミリ秒)
  • 平均読み取り行数
  • 平均戻り行数
  • 戻り行数の比率1
  • 平均 CPU 時間 (ミリ秒)
  • ソートの総数
  • 表スキャン (DB2® for z/OS® データベースのみ)1
  • 索引スキャン (DB2 for z/OS データベースのみ)
  • 物理ページ入出力
  • 論理ページ入出力
注:
  1. 「戻り行数の比率」列と「表スキャン」列には、SQL パフォーマンスの効率を示すアイコンが表示されます。 黄色の警告アイコンまたは赤色のアラート・アイコンは、戻り行数の比率または表スキャンのメトリックに基づいて、SQL ステートメントの効率が比較的低いことを示します。 警告またはアラート・アイコンが表示される場合は、「設定」ウィンドウで効率レベルのしきい値を設定してしきい値を調整することができます。

「SQL アウトライン」ビューに表示される Optim Performance Manager データは、ビューにリストされている SQL ステートメントに関するものだけです。 ビューにない SQL ステートメントのパフォーマンス・データがインポートされる場合、そのデータは表示されません。 データを表示する際、データは行番号なしで SQL ステートメントをリストする行に表示されます。 インポートするデータには、ソース・コードの行番号でパフォーマンス・データを特定の SQL ステートメントに突き合わせる情報が含まれていません。 SQL ステートメントが複数回リストされる場合、ステートメントが現れるたびに同じパフォーマンス情報が表示されます。


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