StaticBinder ユーティリティーが複数の pureQueryXML ファイルかステートメント・セットを処理するようにし、これらのオブジェクトごとに別のオプションを使用する場合は、オプション・ファイルを使用します。
オプション・ファイルは、StaticBinder ユーティリティーで処理する pureQueryXML ファイルまたは pureQueryXML ファイル内のステートメント・セット、およびこれらのオブジェクトを処理する方法を StaticBinder ユーティリティーに指示するオプションをリストします。
オプション・ファイルにリストしたすべてのオブジェクトに適用するデフォルト・オプションを設定できます。
個々のオブジェクトに固有の他のオプションを設定することもできます。
StaticBinder ユーティリティーは、リストされる順序で項目を処理します。
StaticBinder ユーティリティーを実行するコマンドでは、-optionsFile オプションを指定して、使用するオプション・ファイルを指定できます。
また、オプション・ファイルにはコメントを含めることもできます。その場合は、各コメント行を # 記号で開始します。
オプションのいずれかの値でこの記号を使用する必要がある場合には、以下に示すように、値を二重引用符で囲みます。
-pkgVersion "ver#1"
コマンド行から StaticBinder ユーティリティーを実行して、オプション・ファイルを使用した場合には、ユーティリティーは以下の順序の優先順位でオプションを認識します。
- コマンド行のオプション
- 指定されたオプション・ファイルにある個々の pureQueryXML ファイルおよびステートメント・セットのオプション
- 指定されたオプション・ファイルのデフォルト・オプション
注: pureQueryXML ファイルを構成し、Configure ユーティリティー・オプション -optionsFileForBind を指定すると、StaticBinder オプション・ファイルを作成することができます。
このオプション・ファイル内のバインド・オプションおよびその他の情報により、バインド・オプション・セットを指定することができます。それにより、SQL ステートメントを静的に実行する際に、そのステートメントが、動的に実行された場合と同様の動作をするようになります。