チューニング・データ取り込みのための SQL ストアード・プロシージャーの実行

プロファイルを使用して SQL ストアード・プロシージャーを実行して、SQL プロシージャーおよび呼び出されるネストしたプロシージャーを発見し、プロシージャーのプロファイルを作成できます。

このタスクについて

SQL プロシージャーのチューニング・データを取り込む場合、収集されたデータは各プロシージャーのソース・コードの隣に表示されます。 アプリケーション開発者またはデータベース管理者は、このデータを使用してリソースを消費するステートメントやアルゴリズムの調整をより効率的に行えます。

制約事項:

SQL プロシージャーのプロファイル作成は、DB2 for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9.1 以降をターゲットとする SQL プロシージャーでのみサポートされています。

SQL プロシージャーのチューニング・データを取り込むと、プロシージャーで発行される DML ステートメント (INSERT、SELECT、DELETE、および UPDATE など) に対してイベントが生成されます。ただし、変数割り当てや制御構造などのプロシージャー・ステートメントは、決定的 (Deterministic) な方法でイベントを生成しません。例えば、制御構造は WHILE または IF です。

チューニング・データは、特定の種類の SQL ステートメントに対してのみ取り込まれ、非 SQL プロシージャーには取り込まれません。ただし、ネストされた SQL プロシージャーが呼び出されると、そのプロシージャーに対してデータが取り込まれます。

SQL プロシージャーのプロファイル・データが取り込まれない場合、レポートは生成されません。

手順

SQL プロシージャー・プロファイルを使用してストアード・プロシージャーを実行するには、以下のようにします。

  1. オプション: 実行時設定の変更 例えば、ルーチンの実行前後に実行する SQL ステートメントを指定できます。
  2. データ・ソース・エクスプローラーまたはデータ・プロジェクト・エクスプローラーで、SQL プロシージャーを右クリックして、「プロファイルの実行」をクリックします。
  3. 開いたウィンドウで、モニター・エレメント・オプションを指定して「OK」をクリックします。 ルーチンがデータベース・サーバー上で実行されます。 パラメーター値ルーチンにパラメーターがある場合、ウィンドウが開いてパラメーター値を指定できます。 プロシージャーの実行後、ウィンドウが開いてプロファイル報告書に含める SQL プロシージャーを選択できます。

タスクの結果

プロファイル・データは、「SQL 結果」ビューの「プロファイル・データ」ページに表示されます。

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