既存の変更管理スクリプトのオープン

保存されて閉じられた変更管理スクリプトを開くことができます。

このタスクについて

変更管理スクリプトの操作時に、一度にすべての変更の定義を完了できないことがあります。 または、後で変更を実行するという判断を下すこともあります。 このような場合は、変更管理スクリプトを後で操作することにして、そのスクリプトを保存して閉じることになります。

手順

変更管理スクリプトを開くには、以下の手順を実行します。

  1. 管理エクスプローラーで、変更管理スクリプトを作成したデータベースを探して展開します。
  2. 「変更管理スクリプト (Change Management Scripts)」フォルダーを展開して、開く変更管理スクリプトをダブルクリックします。 その変更管理スクリプトが変更管理スクリプト・エディターで開かれます。 その変更管理スクリプトが閉じられた後にそのデータベースが変更された場合は、これらの状況は 「変更するオブジェクト」リストに次のような形で反映されることがあります。
    • 一部のオブジェクトが「変更するオブジェクト」リストからなくなっている。
    • 「変更するオブジェクト」リストの一部のオブジェクトにエラー・アイコンが表示されている。
    変更管理スクリプトを開くと、Optim™ Database Administrator によってそのスクリプト内の変更がデータベース・カタログと照らし合わせて検証されます。 変更 (作成、変更、または削除) する各オブジェクトはこのカタログと照らし合わせてチェックされて、該当する変更が現在もサポート可能であるかどうかが判定されます。 以下の場合は、オブジェクトは「変更するオブジェクト」リストから除去されます。
    • 作成対象のオブジェクトがデータベース内に既に存在している。
    • 変更対象のオブジェクトがデータベース内にもう存在していない。
    • 削除対象のオブジェクトがデータベース内にもう存在していない。

    Optim Database Administrator が変更管理スクリプトとデータベース・カタログの間で相違点を検出して、変更対象のオブジェクトを修正できると判断した場合は、そのオブジェクトは「変更するオブジェクト」リスト内に保持されます。 そのオブジェクトにはエラー・アイコンが付加されます。 例えば、変更管理スクリプト・エディターで、列の削除という変更を表に加えてから、変更管理スクリプトを閉じたとします。 その後、新しい列がこの表に追加されたとします。 この場合、この変更管理スクリプトを開いたときに、Optim Database Administrator は、 これら 2 つの列が同じ名前であるのかどうかや、相互に矛盾しているのかどうかを判断できません。 このため、このオブジェクトは「変更するオブジェクト」リスト内に保持されます。

  3. 「変更するオブジェクト」リスト内でエラー・アイコンが付加されたすべてのオブジェクトに関する問題を解決します。
    1. このリストでエラー・アイコン付きのオブジェクトを選択してから、 「比較」をクリックします。 ウィザードが開いて、このオブジェクトをデータベース・カタログと比較できます。 このウィザードは読み取り専用モードで開くため、このウィザードでこのオブジェクトに一切変更を加えることはできません。
    2. このウィザードを使用して相違点を分析して、相違点を特定できたらウィザードを閉じます。
    3. 変更管理スクリプト・エディターを使用して、エラーのあるオブジェクトを変更して特定済みの相違点を解決するか、それらの相違点が問題ないと判断した場合は、「無視」をクリックしてオブジェクトからエラー・マーカーを削除します。

次のタスク

変更管理スクリプト・エディターで作業を続行できます。 さらに変更を追加したり、変更コマンドを生成したり、生成した変更コマンドを実行したりできます。


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