レポートの実行

このセクションでは、レポートの実行方法を説明します。
このタスクについて

Report Studio を使用してレポートを実行するには、以下のようにします。

  1. レポートの検証を完了したことを確認します。
  2. 実行」メニューで「実行オプション」をクリックします。「実行オプション」ウィンドウで以下のオプションを設定するか、デフォルト値を変更しないままにします。
    • フォーマット: レポートを HTML、 PDF、Excel、CSV、または XML フォーマットのどれで生成するのかを定義します。
    • 用紙サイズ: 出力フォーマットが PDF の場合のみ指定する必要があります。
    • 用紙方向: 出力フォーマットが PDF の場合のみ指定します。
    • データ・モード: レポート・クエリーが戻すデータ量を指定します。パッケージ内に設定された設計モード・フィルターを無視する場合は「すべてのデータ」 を、定義された設計モード・フィルターに基づいてデータを制限する場合は「制限されたデータ」を、 実際のデータ・ソースからのデータの代わりにダミー・データを戻す場合は「データなし」を 選択します。
    • 言語: レポートを表示する言語を指定します。
    • ページ当たりの行数: レポート・ページに表示される行数を 定義します。このオプションは、「プロパティー」ペインで 「ページあたりの行数」オプションを使用してオーバーライドできます。
    • プロンプト: これを使用して、レポート内に定義された各実行ごとに、必ずプロンプトで応答を求められるようにできます。
  3. OK」をクリックして続行します。これらのオプションは、現行セッションでのみ有効であることに注意してください。 Report Studio を閉じると、オプションは、デフォルト設定に戻ります。
  4. ツールバーで「実行」アイコンをクリックするか、「実行」メニューで適切な 「レポートの実行」オプションをクリックします。レポートは、HTML、PDF、CSV、種々の Excel フォーマット、および XML フォーマットで作成できます。 レポートに複数のクエリーを定義した場合は、追加のクエリーがプロンプトで使用されない限り、CSV フォーマットでレポートを作成することはできません。 レポートは IBM® Cognos Viewer で実行されます。
レポートを再度 CSV または XLS フォーマットで 実行すると、レポートは新しいブラウザー・ウィンドウで開きます。IBM Cognos Viewer で使用可能な オプションは、管理者がユーザーに設定した許可によって異なります。
レポートの実行時に、以下の追加機能が便利です。
  • レポート出力をファイル・システムに保存できます。
  • データを含まない場合、レポート・ページを表示しないように指定できます。
  • データ・ソースでサポートされない関数または機能を使用するレポートを実行すると、エラー・メッセージが表示されます。
  • IBM Cognos 8 サーバーに 保管されたパラメーター値をクリアする場合、「ファイル」メニューから「パラメーター値のクリア」をクリックします。Cognos 8 サーバーによって保管されたパラメーター値には、 サインオン、検証、およびプロンプトの情報が含まれます。 例えば、同じデータ・ソースをポイントする 2 つのデータ・ソース接続を IBM Cognos Connection に定義した場合、レポートを実行するときに 1 つを選択するよう プロンプトが出されます。この情報は、レポートの実行時に毎回プロンプトが表示されないように、保管されます。
  • 表データのみを表示する場合、「実行」メニューから「表データの 表示」をクリックします。レポートに複数のクエリーが含まれている場合、まず、表データを表示するためのクエリーを使用するオブジェクト (例えばリスト、クロス集計表など) をクリックする必要があります。 このコマンドを使用すれば、必ず正しい結果が表示されるように できます。
    注: クエリー・エクスプローラーでも表データを見ることができます。 これは、クエリーを作成する場合に便利です。

詳しくは、「Report Studio Professional Authoring User Guide」を参照してください。


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