レポート・サーバー

IBM® Rational® Insight Report Server の使用。
レポート・サーバー開始に関する問題
エラー原因として考えられるのはポート競合です。これが原因かどうかを判定するには、以下のようにします。
  1. RationalInsightServer プロファイルによって使用されているポートを判定します。
    1. [rational_insight_installation_directory]/AppServer/profiles/RatonalInsight/logs ディレクトリー内の AboutThisProfile.txt ファイルを開きます。
    2. HTTP トランスポート・ポートおよび HTTPS トランスポート・ポートのポート番号を見つけます。
    3. WebSphere® Application Server インスタンス のデフォルト・ポートのリストを確認します (IBM WebSphere Application Server のデフォルト・ポート)。
  2. ポート競合がある場合、以下を行います。
    • 他のアプリケーションは異なるポートの集合で実行するように構成します。
    • RationalInsightServer プロファイルに割り当てられたポートを変更します。
RationalInsightServer プロファイルに割り当てられたポートを変更するには、以下のようにします。
  1. WAS コンソールを開始し、ログインし、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > 「RationalInsightServer」 > 「ポート」に移動し、「詳細」をクリックします。
  2. 競合しているポート (例えば、WC_defaulthost または WC_defaulthost_secure) をクリックし、 新しいポート番号を指定し、「適用」をクリックし、 設定をマスター構成に保存します。
  3. 「環境」 > 「仮想 ホスト」に移動し、「default_host」を選択し、 「プロパティー」セクションで「ホスト別名」をクリックします。
  4. 適当な * リンクをクリックし、競合しているポートを変更します。「適用」を クリックし、設定をマスター構成に保存します。
  5. WAS コンソールをクローズします。
  6. Cognos® Configuration を 開始し、「ローカル構成」 > 「環境」に移動し、競合しているポートを WAS ポート割り当てに一致するように変更します。
  7. 「ローカル構成」 > 「環境」 > 「ポータル・サービス」に移動し、競合している ポートを WAS ポート割り当てに一致するように変更します。
  8. 保存」をクリックし、Cognos Configuration をクローズします。
  9. Rational Insight reporting server を 再始動します。
IBM Cognos 8 Web アプリケーションへのアクセスに関する問題
IBM Cognos 8 Web アプリケーションに http://localhost:9080/insight で アクセスできない場合、ブラウザーで http://localhost:9080/insight/servlet をオープンしてください。エラーが 発生する場合、以下のようにしてください。
  1. Cognos Configuration を 開始し、「ローカル構成」 > 「データ・アクセス」 > 「Content Manager」をクリックします。
  2. コンテンツ・ストア」を右クリックして「テスト」をクリックします。
  3. テストが失敗した場合、「詳細」をクリックして詳しいエラー・メッセージを 確認します。
Content Manager がコンテンツ・ストアに 接続できない場合、いくつかの原因が考えられます。最も一般的な原因は、 Cognos Configuration で指定した コンテンツ・ストア構成設定が無効であることです。データベース名が 正しいこと、ポート番号が正しいこと、データベースにアクセスするために指定されたユーザー資格情報 が有効であることを確認してください。

コンテンツ・ストアに特有のエラー・メッセージと 警告メッセージのリストは、「Cognos 8 Business Intelligence Troubleshooting Guide」の第 3 章にあります。

IBM WebSphere Application Server 上での IBM Rational Insight Data Service のパラメーターの設定
IBM インフォメーション・センターで データ・サービスの構成に関するセクションの説明を参照してください (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rentrpt/v1r0m0/topic/com.ibm.rational.raer.install.doc/topics/t_vds_config_data_services_container.html)
手動での IBM WebSphere Application Server のアンインストール
IBM WebSphere Application Server インフォメーション・センター で手動でのアンインストールに関するセクションの説明を参照してください (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/topic/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/tins_uninstman.html)
デプロイメント中に、項目へのアクセスが拒否される
デプロイメントの前に、レポート管理者役割が Cognos 名前空間への読み取り/書き込みアクセス許可があることを確認してください。
アクティブ・ディレクトリー・セキュリティー・ソースにログオンする際、 パスワードが有効であるか、パスワードの変更が成功したにも関わらず、パスワードを変更するようプロンプトが出される
Cognos サービスを開始するために 指定されたアカウントまたはサーバー名を、代行管理用の権限として Active Directory プロパティーに確実にセットアップ してください。これらの許可がないと、Cognos は Active Directory サーバー からすべてのユーザー・プロパティーを読み取ることができません。詳しくは、 Active Directory 資料を参照してください。
Rational Insight reporting server にユーザー ID を使用 してログインしようとして、ログオンが失敗する
Content Manager サービスが、 Active Directory Server ドメインの一部ではないコンピューター上で、ローカル・システム・アカウントで実行している 場合、ドメイン名を使用してユーザー ID を修飾してください。例えば、domain¥user ID のようにします。
新しく作成されたグループのメンバーが一部の項目を参照できない。ユーザー名がバナー域に 表示されない。
そのユーザーが属している名前空間は、クエリー・ユーザー・グループへの全探索権限を 持っている必要があります。全探索権限を追加するには、以下のようにします。
  1. システム管理者としてログオンし、Cognos Administration を開始します。
  2. セキュリティー」タブをクリックし、名前空間の横の「プロパティー の設定」をクリックします。
  3. 許可」タブをクリックします。既にそこに ない場合、「クエリー・ユーザー」グループを名前空間に追加します。
  4. クエリー・ユーザー」チェック・ボックスを 選択し、全探索権限が付与されるようにします。
  5. 適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
  6. ユーザーを使用してテストします。

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