時には、ETL (抽出、変換、およびロード) プロセスに定義されているデータ・ソースにはないデータを組み込むレポートの作成が必要になることがあります。
このトピックは、そのような外部データをレポートに組み込む場合のプロセスの概要を説明します。
レポートに外部データを組み込む場合のプロセスは以下のようになります。
- 外部データは Microsoft® Excel ワークブック (特定の列を含む) から特定の構造を持つ汎用ファクト表 (F_REPORT_PLANNED_DATA) にロードされます。
ワークブックとファクト表の構造について詳しくは、このページの最下部にある関連リンクを参照してください。
- ファクト表は、サンプル・カタログの Others/ReportPlannedData フォルダーに定義されたビルドとジョブによって変換されます。
データウェアハウスでは、次元レコードの代理キーを保管するために、それぞれの次元が定義されます。
ソース・データの成果物のデータ・ソース ID と自然キーを指定できます。
ETL プロセスの際に、指定された値がロードされて、データウェアハウスのレコードの代理キーに変換されます。
独立した成果物を表す次元に対して自然キーを指定する必要があり、制御表には、成果物の自然キーに対応する業務データ・ソースの表の列名を指定する必要があります。
状態や優先順位などの単純な値を表す次元については、直接、値を指定することが出来ます。
- レポートは、データウェアハウスから直接データを取得するクエリーによって生成されます。