ETL (抽出、変換、およびロード) プロセス: 入門
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の抽出、変換、およびロード (ETL) プロセス を開始するには、データウェアハウス、データ・ソース接続、および ETL カタログを 準備し、ETL ジョブを実行する必要があります。また、ODBC ドライバーおよび JDBC ドライバーを 構成することもできます。これらのドライバーは、ETL フレームワークにリレーショナルな形でデータを提供することに使用されます。
データウェアハウスの作成
データウェアハウスには、製品データ・ソースの構成情報が保持されます。 また、正規化した業務データ・ストアおよび変換されたファクト表と次元表も保持されます。これらはすべて、ETL (抽出、変換、およびロード) プロセスによってロードされます。
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Data Warehouse の インストール中に自動インストールのオプションを選択した場合、ETL プロセス用のデータウェアハウスが既に作成されています。これ以上のアクションは不要です。
データ・ソースの作成
データ・ソースは、抽出、変換、およびロード (ETL) プロセス中に抽出される 製品データです。ETL プロセス用のデータ・ソースを作成する ためには、データ・ソースへの接続を定義する必要があります。
ODBC ドライバーおよび JDBC ドライバーの構成
ODBC ドライバーおよび JDBC ドライバーは、 リレーショナルな形式でデータを
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の抽出、 変換、ロードのフレームワークに、ETL ジョブおよびライブ・レポート用に結果セットを戻すために提供するのに使用されます。JDBC ドライバーを デフォルト以外の場所にインストールした場合、ODBC ドライバーのライブラリー・パスを 構成して、JDBC ドライバーと一緒に使用できるようにする必要があります。
ETL カタログの作成
抽出、変換、およびロード (ETL) カタログには、 データがどのように抽出、変換され、データウェアハウスに 配信されるのかを定義する、ファクト表と次元表が含まれます。ETL プロセス用に ETL カタログを 作成するときには、データウェアハウスのデータベースにアクセスするのに必要なアクセス情報を 指定し、サンプル・カタログをリストアします。
データ・ソース接続の定義
ETL (抽出、変換、およびロード) プロセスによってデータ・ソースからデータを取り出すためには、 データ・ソースと IBM Cognos® Data Manager の間の接続を定義する必要があります。
ETL ジョブの実行
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を使用して、データの抽出、変換、ロードを実行できます。 抽出、変換、およびロード (ETL) ジョブは、ETL カタログ内に定義されます。
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