このタスクについて
製品ソースの構成に関する一般的なタスクには、次のものがあります。
- IBM® Rational® Insight Data Services プロファイルのポート番号を調べる
- データ・ソース・アダプターが正しくインストールされていることを検証する
- ロギング情報を表示する
- ログ・ファイルのトレース・レベルを設定する
- 構成変数を設定する
これらのタスクはオプションであり、それぞれ独立しています。
Rational Insight Data Services によって使用されているポートを調べる注: デフォルト
では、Rational Insight Data Services はポート 9080 を
使用します。しかし、このポートが既に別のアプリケーションによって使用されている
場合、アダプターは別のポートにインストールされます。ポートを
調べるには、/opt/ibm/Rational Insight/AppServer/profiles/RationalInsight/logs/AboutThisProfile.txt ファイル内で
portdef.properties を確認します。
- Rational Insight Data Services プロファイルの管理コンソールを
実行します (ブラウザーで http://localhost:port/ibm/console にアクセスします)。
- をクリックします。
- 「RationalInsightServer」をクリックします。
- をクリックします。
- 表示される表で、WC_defaulthost の値を探します。
この値が、Rational Insight Data Services によって使用されているポートです。
このポートのデフォルト値は 9080 です。ポート値がこの値と違う
場合は、このガイドの残りのタスクでは、デフォルトのポート値を実際の
ポート値に置き換えてください。
Rational Insight Data Services アダプター
が正しくインストールされていることを検証する- Web ブラウザーを開きます。
- Rational Insight Data Services アプリケーションの URL を入力します。
デフォルトでは、これは http://localhost:9080/DataServices です。
Rational Insight Data Services が
正しく機能していれば、インストールされた各アダプターが記述された XML 文書が
表示されます。インストールされたアダプターの URL をメモしてください。これはレポート・サーバーを
構成するときに必要です。
注: エラーが出された場合、以下を確認してください。
- Rational Insight Data Services プロファイルが稼働していること。
- 管理コンソールをオープンできること。デフォルト URL は http://localhost:9060/ibm/console です。
サーバーの SystemErr ログ・ファイルに保管された、IBM WebSphere® Application Server のロギング情報を
表示する- Rational Insight Data Services プロファイルの管理コンソールを
実行します (ブラウザーで http://localhost:port/ibm/console にアクセスします)。
- をクリックします。
- をクリックします。
- SystemErr.log ファイルの近くにある「表示」ボタンをクリック
します。
初めて表示する場合、ログ・ファイルは空である場合があります。
ログに記録される情報を決定する基準を
指定して、ログ・レベルを変更する- Rational Insight Data Services プロファイルの管理コンソールを
実行します (ブラウザーで http://localhost:port/ibm/console にアクセスします)。
- をクリックします。
- VegaDataServices.logger.tracelevel という名前のパラメーターを見つけます。
- 希望するトレース・レベルに値を変更します。有効なトレース・レベルは、説明欄に
リストされているとおりです。
- 「OK」をクリックし、「保存」をクリックします。
トレース・レベルが正しく設定されていることを検証するには、
http://localhost:9080/DataServices URL を
オープンして、ログを表示します。このログには、URL の生成中に発生したアクティビティー
に関する項目が含まれているはずです。先に進む前に、
値を
warn に戻してください。
注: トレース・レベル・パラメーター
は、通常は warn、error、fatal、または off に設定されるはずです。
トラブルシューティングのために追加情報がログに含まれるようにする場合は、all、trace、または debug に
設定してください。
構成変数を変更する注: IBM サポート・チームからの指示がない限り、MaxRequest 変数はどれも変更しないでください。
- Rational Insight Data Services プロファイルの管理コンソールを
実行します (ブラウザーで http://localhost:port/ibm/console にアクセスします)。
- をクリックします。
- 変更するパラメーターを見つけて、値を編集します。
パラメーターのリストについては、このページの最後にある関連リンクを参照してください。
- 「OK」をクリックし、「保存」をクリックします。