Cognos コンポーネントに対するトレースの活動化

IBM Cognos コンポーネント BI サーバー、Data Manager、 および Framework Manager のトレース・データは、これらのコンポーネントの IBM® Rational® Insight 問題 についてのトラブルシューティングを行う際に役立ちます。
このタスクについて
トレース・データのロギングを有効にするには、以下のようにします。
  1. Rational Insight サーバーを停止します。
  2. [cognos_installation_directory]/configuration ディレクトリーまで移動します。
  3. IBM Cognos コンポーネントの IPF 構成ファイルをバックアップします。 コンポーネント・ファイルのリストおよびファイル内に取り込まれた情報を見る には、このページの下部にある関連参照リンクを参照してください。
  4. 構成ファイルを編集します。
    1. appender エレメントを見つけます。
    2. LogServer ポートおよびプロトコルが正しく、 Cognos 構成ツールでユーザーによって設定されたようになっていることを確認します。LogServer ポートは 9362、 プロトコルは "Enable TCP" (False =>UDP) というデフォルトが使用されている場合は、appender は変更は 必要ありません。
    3. appender エレメント内で、param サブエレメントを見つけます。
    4. Apache Tomcat 以外にデプロイされたシステムに対して IPF トレースを使用 している場合は、file パラメーターを相対パス (../logs/) から絶対パスに変更します。
  5. ipfcomponentclientconfig.xml.sample ファイルの 名前を ipfclientconfig.xml に変更します。component は、 適切なコンポーネント名に変更できる変数であり、例えば Framework Manager コンポーネントのトレースの場合は ipfFMclientconfig.xml.sample です。
  6. Rational Insight サーバーを再始動します。
タスクの結果
ロギングは ipfcomponentclientconfig.xml を使用するように再構成されます。 ロギングを無効にするには、変更を元に戻します。

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