
このインストール・シナリオでは、
事前にデータベースがプリインストールされた単一のシステムに
IBM® Rational® Insight のすべてのコンポーネントを
インストールする場合のインストール・タスクを説明します。このトピックで説明するシナリオで想定されている構成は、Windows® Server 2003 Standard
Edition および DB2® Enterprise Server
Edition 9.5 です。
始める前に
以下の要件が満たされているようにしてください。
- DB2 Enterprise Server Edition
9.5 がシステムにインストールされている。
- システムに対する管理権限を持っている。
- DB2 管理者のユーザー名とパスワードを知っている。
このタスクについて
インストーラーは Rational Insight のすべてのコンポーネントを単一システムに
置きます。
- launchpad.exe ファイルを開始します。
- リリース情報およびインストール資料を読みます。
- インストールを開始するため、「IBM Rational Insight のインストール」
をクリックし、「Rational Insight インストーラーの起動」をクリックします。
- 「IBM Rational Insight」を選択します。
IBM Installation Manager 1.3 がインストールされていない
場合、「IBM Installation Manager」を選択します。
「次へ」をクリックします。
- ご使用条件を読んで、同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックして「次へ」をクリックします。
- 必要な場合、Installation Manager に対して共用リソース・ディレクトリーの場所を指定します。
デフォルトのディレクトリーは C:¥Program Files¥IBM¥IMShared です。
- 必要な場合、Installation Manager をインストールする場所を指定します。デフォルトの
ディレクトリーは C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse です。
- 「新規パッケージ・グループの作成」を選択します。
インストール・ディレクトリーを指定するようプロンプトが出されたら、
デフォルトのディレクトリー (C:¥Program Files¥IBM¥Rational Insight) を受け入れます。
「次へ」をクリックします。
- 「Data Warehouse」、「XML Data Configuration」
の両方のフィーチャー、「Insight Server」の 3 つすべてのフィーチャー、
および「Rational Insight 開発ツール」の両方のフィーチャーを選択します。
- Rational Insight で使用するデータ・ソース用の XML データ構成ファイルを選択します。
- 「アプリケーション・サーバーの選択」リストで、
「WebSphere Application Server
6.1.0.21 の新規インストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「インストール・モード」リストで、「自動: データベースの作成」を選択します。
- 「データベース・タイプ」リストで、「DB2
9.5」を選択します。すべてのフィールドに、必要なデータベース情報を入力
します。「ユーザーの検証」をクリックします。
注: 操作を実行するユーザーは、表スペースを作成する場所にするディレクトリーの所有者
でなければなりません。データベース・アプリケーション・ロケーションは DB2 の bin ディレクトリーまでの
パスですが、bin ディレクトリーは含んではなりません。例えば、C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB です。
- 「データベースの保管にデフォルト・ディレクトリーを使用する」を選択し、データベースを
保管するための十分なディスク・スペースとアクセス権があることを確認します。データベースを
デフォルト・ディレクトリーにインストールしない場合、「参照」を
クリックして別の場所を選択します。「次へ」をクリックします。 「次へ」ボタンが選択できない状態のままになっている場合、
以下の項目を検査してください。
- データベースがデフォルトの場所以外にインストールされている場合、データベース・アプリケーションの場所が正しい場所を指していること。
- 現行データベース・インスタンスにそのデータベース名が存在していないこと。
デフォルトでは、データウェアハウス名は RIDW で、
サンプル・データウェアハウス名は SAMPLEDW です。
- データベース・サーバーが稼働していること。
- 「Cognos コンポーネントをインストールし、Rational
Insight ファイルを適切な場所に置く」を選択して「次へ」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします。
- インストールが終了したら、「終了」をクリックします。
タスクの結果
これで、
Rational Insight の使用を開始できるようになります。サーバー
に接続するには、Web ブラウザーで
http://host:9080/insight に
アクセスします。ここで、
host は、
Rational Insight があるサーバーのサーバー名または IP アドレスです。