このタスクについて
旧バージョンの IBM Cognos 8 で作成したレポートを開くときは、自動的にアップグレードと検証が行われます。
レポートを検証するには、以下のようにします。
- 「ツール」メニューで「検証オプション」をクリックします。
- 「検証オプション」ウィンドウで、「検証レベル」リストから
以下の検証レベルのうちの 1 つをクリックします。
- エラー (レポート・クエリーで戻されるすべてのエラーが「検証
応答」メッセージ・ボックスに表示されます)
- 警告 (レポート実行時に戻されるすべてのエラーおよび警告)
- 主要な変換 (レポート仕様から、データ・ソースに送信されたネイティブ・クエリーへの重要な変換ステップを説明する、
情報メッセージが表示されます。これらのメッセージは、クエリーから戻されるエラーおよび警告の
原因を理解するのに役立ちます。このフィーチャーは部分的に
しかインプリメントされていません)
- 情報 (エラー、警告、主要な変換、および、クエリーの計画および実行に関連する
その他の情報)
- クエリー最適化を使用しないよう指定するには、「インタラクティブ・データ」チェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスは、検証時にクエリーがどのように処理されるかを制御
します。「実行の最適化」プロパティーを「すべての行」に設定する場合は、
このチェック・ボックスをクリアしてください。
- 「ツール」メニューで、「レポートの検証」をクリックします。レポート内で検出されたエラーをリストした「検証
応答」メッセージ・ボックスが開きます。
- 警告と情報しか表示されていない場合、
「OK」をクリックするとそれらの表示は消えます。
- 検証エラーがある場合、Report Studio を使用して正しくないオブジェクトを
特定できます。「ツール」メニューで「自動修正」をクリックします。
Report Studio は、そうしたオブジェクトのリストを表示するので、それぞれを削除することができます。
- 情報メッセージあるいはエラー・メッセージが、レポート内の問題の場所とリンクされている場合があります。
問題の場所に移動するには、メッセージをクリックして
から「選択」をクリックします。
レポートの検証について詳しくは、
「IBM® Cognos
Connection User Guide」および「Report Studio Professional Authoring User Guide」を参照してください。