レポート

レポートの作成、実行、および表示。
レポート実行時に実行された SQL コードをチェックする
  1. IBM® Cognos® Connection を 開始し、「管理」をクリックします。
  2. 構成」をクリックします。
  3. ディスパッチャーおよびサービス」をクリックします。
  4. リストされたディスパッチャー (例えば http://localhost:9080/insight) をクリックします。
  5. レポート・サービス」を見つけて、「プロパティーの 設定」をクリックします。
  6. 設定」をクリックします。
  7. 「はい」を選択して「レポート・サービスのネイティブ・クエリー監査ロギング」にします。
  8. レポートを実行します。
  9. IBM Rational® InsightCognos インストールのログ・ディレクトリーに移動します。 デフォルトの場所は C:/Program Files/IBM/Rational Insight/cognos/logs です。
  10. 変更された時間に基づいてファイルをソートし、cogserver.log という名前のログの最新ファイルを開きます。
  11. そのファイル内で select 節を見つけます。それらが、レポート実行時にデータベースに対して実行された SQL ステートメント です。
Rational Insight がデータを 取得し、そのデータをレポートに配信していることを検証する
注: 以下の推奨は、ライブ・データから生成される業務レポートのみ 該当します。データウェアハウス内からのデータから生成されるレポートについては、 このプロセスに従う必要はありません。
  1. Rational Insight Data Service が使用可能 であることを確認します。
  2. XML データ構成ファイルが、ライブ・レポート用の正しいファイルであり、 正しいデータ・サービスに構成されていることを確認します。認証タイプが データ・サービス・デプロイメントに一致することを確認してください。
  3. システム ODBC が正しい XML データ構成ファイルをポイントしていることを 確認します。
  4. Cognos Connection 上のデータ・ソースが接続されていることを確認します。
  5. レポートのクエリーの処理モデルが Limited Local であることを確認します。
  6. jdbc、odbc、および cognos ログのデバッグ・モデルを活動化し、ログをチェックします。
    • Rational Insight JDBC ログ JDBC ドライバーのログのデフォルト・パス (例えば、Window):
      ログのデフォルト・パスは次のとおりです。
      • FM でデータをテストしている場合: {user.home}¥logs¥ri_jdbc.log
      • QueryStudio または ReportStudio でレポートを実行している場合: C:¥WINDOWS¥system32¥config¥systemprofile¥logs¥ri_jdbc.log
      ログが 初めて生成されるときには、そのフォルダーに log4j.properties という名前のファイルがコピーされます。デフォルトのログ・レベルは info です。必要であれば、それを debug に変更してください。
    • Rational Insight ODBC ログ

      レジストリー・エディターをオープンし、キー: HKEY_LOCAL_MACHINE>SOFTWARE>ODBC>ODBCINST.INI>IBM Rational Insight XML ODBC Driver を見つけ、ストリング値をそこに追加します。 ここで、namedebugvalue は odbc ログ・ファイル が置かれるフォルダーです。

    • Cognos ODBC ログ
      インストール・ディレクトリー [rational_insight_installation_directory]/cognos/bin 内で、 ファイル cogdmod.ini を見つけて、[TRACE] の前のコメントを除去し、次の ような行を追加します。
      [TRACE] output=C:¥cognos.log data=yes
折れ線グラフのレポートから破線を除去する
スペースを最適化するため、ゼロのカウントは IBM Rational Insight データウェアハウスのファクト表に保管されません。 データのない次元値があるグラフの場合、折れ線グラフの中に破線が 含まれます。破線を除去するには、以下のようにします。
  1. IBM Cognos Report Studio を開始し、グラフ・ソース・クエリーを開きます。
  2. 新規データ項目を作成し、次のコード行を追加してヌル値をゼロ・カウント で置き換えます。
    IF ( <measure> is null ) THEN
        ( 0 )
    ELSE
        ( total(<measure>) )
  3. 作業内容を保存し、IBM Cognos Report Studio をクローズします。
Linux Web ブラウザーで IBM Cognos BI Server に アクセスするレポートを表示するときにエラー「データ名が見つからず、デフォルトのドライバー が指定されていません」が発生する
  1. odbcinst.ini ファイルをチェックします。
    1. テキスト・エディターで odbcinst.ini ファイルを開きます。
    2. [IBM Rational Insight XML ODBC Driver] スロットに移動します。
    3. Driver プロパティーが libratlxml.so の正しいファイル・パスをポイント していることを確認します。
  2. odbc.ini ファイルをチェックします。
    1. テキスト・エディターで odbc.ini ファイルを開きます。
    2. 必要なシステム DSN が存在していることと、その Driver プロパティー値 が IBM Rational Insight XML ODBC Driver であることを確認します。DSN が存在 していない場合は、例のように追加してください。
      [ClearCase]
         Driver = IBM Rational Insight XML ODBC Driver
         DataSource = ClearCase
         Description = A DSN example
         Configuration = /opt/ibm/RationalInsight/dataconfig/Configuration/clearcase.xdc
  3. JVM パスを検証します。
    1. コンソールで export コマンドを実行します。
    2. 変数 "LD_LIBRARY_PATH" に、IBM Rational Insight の IBM Java™ 仮想 マシンのパスが含まれていることを確認します。例えば、/opt/ibm/RationalInsight/AppServer/java/jre/bin;/usr/local/lib です。
    3. 変数 "PATH" に、IBM Rational Insight の IBM Java 仮想マシンのパスが含まれていることを確認します。 例えば、/opt/ibm/RationalInsight/AppServer/java/jre/bin/classic です。

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