サンプル・カタログは、Rational Team Concert の以下のスナップショットからデータをロードします: 共通スナップショット、作業項目のスナップショット、SCM スナップショット、およびビルド・スナップショット。
Rational Team Concert スナップショットの次元は、 Rational® Insight Data Warehouse の業務データ・ストアの表にロードされます。 この次元は、サンプル ETL カタログの共通の次元ビルドと一緒に後で Rational Insight Data Warehouse のデータマートにロードされます。 Rational Team Concert スナップショットのファクトは、データが集約されている場合、データウェアハウス内のデータマートのファクト表に直接ロードされます。データが実際に詳細データの場合は、データウェアハウス内の業務データ・ストア領域にロードされます。
Rational Team ConcertE2E ジョブには、業務データ・ストアにデータをロードするためのビルドと、ファクトにデータを直接ロードするためのビルドが組み込まれています。 ただし、Rational Team Concert データを要求変更履歴データに関連した共通のメトリック (例えば、要求作成日付のメトリックや要求の経時など) に使用する場合は、Rational Team ConcertE2E ジョブの実行後に BuildStar ジョブを実行する必要があります。 データがデータベースから直接取得されて、XML ODBC ドライバーが使用されていないため、 データ・ソースの GUID を Rational Team ConcertE2E ジョブ (RESOURCEGROUP_ID 変数内) に指定する必要があります。
Rational Team Concert リポジトリーのデータベースとして Oracle を使用している場合、 Rational Team Concert リポジトリー・データベースの作成に使用される JAZZDBUSER の名前に Rational Team ConcertE2E ジョブの User 変数の値を指定する必要があります。