ETL カタログの作成

抽出、変換、およびロード (ETL) カタログには、 データがどのように抽出、変換され、データウェアハウスに 配信されるのかを定義する、ファクト表と次元表が含まれます。ETL プロセス用に ETL カタログを 作成するときには、データウェアハウスのデータベースにアクセスするのに必要なアクセス情報を 指定し、サンプル・カタログをリストアします。
始める前に
前提条件: ETL カタログを保管するための空のデータベースを 作成しておく必要があります。データベースの作成方法について詳しくは、 使用するデータベース・アプリケーションの資料を参照してください。
このタスクについて
ETL カタログを作成するには、以下のようにします。
  1. IBM® Cognos® Data Manager を開始します。
  2. 「ファイル」 > 「新規カタログ」をクリックします。
  3. カタログの名前、ビジネス名、説明を入力し、 「次へ」をクリックします。

    「ビジネス名」フィールドと「説明」フィールドはオプション です。

  4. カタログ用に作成した空データベースの詳細を指定 し、「終了」をクリックします。

    これで、空のカタログが作成されます。

    IBM Rational® Insight のインストール・パッケージ には、パッケージのテストに使用できるサンプル ETL カタログが含まれています。 以下のオプションのステップでは、サンプル ETL カタログを IBM Cognos Data Manager にリストアします。インストールをテストする前に、すべての接続で、作成したデータ・ソースが 指定されていることを検証してください。

  5. オプション: 「ファイル」 > 「カタログのリストア」をクリックし、 サンプル ETL カタログを選択します。カタログ・ファイルのデフォルトのディレクトリーは [INSTALLDIR]/datamgr/vega_catalog です。
  6. オプション: ETL カタログ・ノードを展開し、「ライブラリー」 > 「接続」ノードを展開します。 データ・ソース接続がリストされます。
  7. オプション: 接続プロパティーを表示または変更する か、接続をテストするには、接続をダブルクリックします。
    • データ・ソース名を変更することができます。
    • テスト接続」をクリックすることによって、データ・ソース接続をテストできます。
    • データ・ソースの接続プロパティーを変更して、 Rational Insight 用に作成したデータウェアハウスのデータベースを指定するようにできます。
      注: データウェアハウスの 作成について詳しくは、「データウェアハウスの作成」トピックを参照してください。

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