ファクト・データをデータウェアハウスに配信するために、ファクト・ビルドを
作成する必要があります。ファクト・ビルドは次元データの配信にも使用できます。ファクト・ビルド
には、データ・ストリーム、変換モデル、および配信モジュールが含まれます。
このタスクについて
ファクト・ビルドを作成するには、以下のようにします。
- IBM® Rational® Data Manager を
開始し、ETL (抽出、変換、ロード) カタログをロードします。
- ノードを展開し、「ファクト」を
右クリックして「ファクト・ビルドの挿入」を選択します。
- 名前を入力し、「OK」をクリックします。
- 新しく作成したファクト・ビルドを展開し、「データ・ストリーム」ノードを右クリックして「データ・ソースの挿入」をクリックします。
新規データ・ソースの名前を指定します。
- 「クエリー」タブをクリックします。データベース・リストから、
必要なデータ・ソースを選択します。
- データ・ソース・ノードを展開して、業務データ・ストア・スキーマの下の表を
リストし、「要求」を選択します。
- 「クエリー」ページで、スキーマから要素を選出するための SQL コードを
追加します。
- 「結果」タブをクリックし、「作成」を
選択してから「リフレッシュ」をクリックします。プロンプトが出されたら、
mm/dd/yyyy 形式で日付を入力します。「OK」をクリックします。
- 「データ・ストリーム」アイコンを右クリックして「プロパティー」を
クリックし、「自動マップ」をクリックします。「OK」をクリックします。
- 「変換モデル」アイコンを右クリックして
「マッピング」を選択します。
- 「自動マップ」をクリックし、要素の
プロパティーを選択します。
- 次元でも尺度でもない非添加情報を保持する要素の場合、
「新規要素を属性として作成する」を選択します。
- データを分析するビジネスのキー・コンポーネントを保持する
要素の場合、「新規要素を次元として作成する」を選択します。
- ビジネス次元の値を保持する要素の場合、
「新規要素を尺度として作成する」を選択します。
「OK」をクリックします。
- ファクト・ビルド・ノードを展開し、「配信モジュール」を
右クリックして「リレーショナル表配信の挿入」を選択します。
- 名前を入力します。
- 「表プロパティー」ページで、
以下のステップを実行します。
- リストからデータ・ソース接続を選択します。
- 「参照」ボタンをクリックしてデータ・ソース表
名を選択します。
- 列の属性を指定します。
- 「ターゲット表のインポート」をクリックし、表を
選択してから「OK」をクリックします。
- ノード
を展開し、「ファクト」を右クリックしてをクリックします。
- 名前を入力し、「参照」ボタンを使用して「関連付けられた
ファクト・ビルド」を選択します。
- 「先行」タブをクリックし、「開始」を
選択して「OK」をクリックします。