尺度は、分析が可能な値のことで、例えば、障害の数などです。 次元は、データを分析する必要のあるビジネスのキー・コンポーネントです。 ファクト表の列は、尺度と次元に対応します。 デフォルトで、データウェアハウスでは参照整合性が強制的に保持されています。 したがって、ファクト表およびそのファクト表で参照される次元には、参照整合性があります。
ファクト表には、傾向表と現行スナップショット表の 2 つの種類があります。 傾向ファクト表は、ETL (抽出、変換、および、ロード) ジョブが実行されるたびにデータを保管しますが、現行スナップショット・ファクト表は、前回の実行 ETL ジョブのデータのみを保管します。 データウェアハウスには、各傾向表ごとに、関連付けられた現行スナップショット表があります。 傾向表と現行スナップショット表は、同じ構造です。 IBM® Cognos® Data Manager のデータ・パーティション機能を使用すると、同じ ETL ビルドを使用して、傾向表と現行スナップショット・ファクト表に同時にデータを配信することができます。