SQL および XQuery エディターで SQL ステートメントおよび XQuery ステートメントの構文を検証することができます。
また、SQL ステートメントの表、列およびストアード・プロシージャーの参照を検証することもできます。
SQL および XQuery エディターで既存の SQL および XQuery ステートメントを含むスクリプトを開く際に、それらのステートメントを検証することができます。
また、SQL ステートメントや XQuery ステートメントをエディターで作成または編集しているときにそれらを検証することもできます。
始める前に
- SQL および XQuery エディターで既存のスクリプトを開く際に検証を実施するかどうかを制御するには、「設定」ウィンドウ () の「SQL および XQuery エディター」ページで検証のオプションを設定します。
- 検証する対象となる SQL および XQuery ステートメントを含むスクリプトが、SQL および XQuery エディターで開かれていなければなりません。
このタスクについて
SQL ステートメントおよび XQuery ステートメントの構文の検証は、ステートメントを構文解析して、キーワードが有効かどうか、またステートメント内でのキーワードの位置が有効かどうかを判別することによって実行されます。
デフォルトでは、スクリプトの接続先のデータベースのタイプに基づいて構文解析が実行されます。
検証に使用するパーサーを変更することができます (例えば、サポートされる別のデータベースで使用するためにスクリプトをエクスポートすることを予定している場合など)。
スクリプトをデータベースから切断すると、検証に使用するパーサーを選択できます。
表、列およびストアード・プロシージャーの参照は、SQL DML ステートメントでのみ検証されます。検証プロセスは、以下の条件が適合するかどうかを決定します。
- 接続されたデータベースに存在する、SQL ステートメントで参照された表
- 関連付けられた表に存在する、参照された列
- 接続されたデータベースに存在する、SQL ステートメントで呼び出されたストアード・プロシージャー
手順
SQL および XQuery エディターで SQL ステートメントおよび XQuery ステートメントを検証するには、以下のようにします。
- オプション: 現在の接続で使用するタイプに適合しない特定のデータベース・タイプに基づいてステートメントを検証する場合は、検証用のパーサーを変更できます。
- 「検証」タブを開きます。
- 検証オプションを選択します。
- ステートメントの構文を検証するには、エディター内を右クリックしてから、検証オプションを選択します。
- 「構成」タブで選択した接続に合わせてステートメントの構文を検証する場合は、「現在の構成でステートメントの構文を検証」オプションを選択します。
- 異なるデータ・サーバー・タイプのステートメントの構文を検証するには、「ステートメント構文の検証」オプションを選択します。その後、データ・サーバー・タイプをリストから選択します。
- オプション: スクリプトに含まれる SQL DML ステートメント中の表、列およびストアード・プロシージャーの参照を検証するには、以下のうちいずれか 1 つのアクションを実行します。
- コマンド・ペインで「検証」タブをクリックして、「データベース・オブジェクト参照の検証 (Validate database object references)」チェック・ボックスを選択します。
- エディター内で右クリックして、「データベース・オブジェクト参照の検証 (Validate Database Object References)」を選択します。
タスクの結果
検証エラーがあれば、SQL および XQuery エディター内でマーカー・バーが付いて表示されます。