ソース・エレメントまたはターゲット・エレメント内の列名に対して使用する予定の命名標準またはモデルを選択することができます。
そのような標準は、ディスカバー関数の実行時に使用します。
命名標準を使用するのは、メタデータ内で使用する名前が、必ず一連の規則に準拠するようにするためです。
例えば、語 EMPLOYEE を常に EMP と短縮する規則を定義することができます。
始める前に
ソースまたはターゲットの入ったマッピング・モデルを作成して開きます。
このタスクについて
命名モデルを作成するには、ワークベンチに用意されている用語集モデルを使用します。
命名モデルとは、.ndm のファイル・タイプをもったファイルのことです。
また、既存の .ndm ファイルをデータ設計プロジェクトにインポートすることもできます。
ディスカバー関数で命名モデルを使用できる場合、ディスカバー関数の結果の正確さが高まります。
手順
1 つ以上の命名モデルをマッピング・エディター内の各スキーマに関連付けるには、次のようにします。
- マッピング・エディター内を右マウス・ボタンでクリックします。
ソースまたはターゲットを選択した場合、どのペインからでもディスカバー関数を実行することができます。
- をクリックし、「エンタープライズ命名標準」を選択します。
- スキーマ・リストでスキーマを選択し、「追加」をクリックします。
「命名モデル・ファイルの選択」ウィンドウが開きます。
- 使用可能な命名モデルのリストで、命名モデルを選択します。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
選択した命名モデルは、必ず特定のスキーマに関連付けられます。
1 つの命名モデルを複数のスキーマに関連付けることができます。
命名モデルは、一致の検索のためのディスカバー関数の実行時に、字句の類似性およびセマンティック名のアルゴリズムで使用されます。
命名モデルとスキーマの間の関連付けは、現在のマッピング・セッションが閉じられた後は存続しません。
マッピング・エディターを再び開くたびに、使用する命名モデルを選択する必要があります。