トリガーの編集、デプロイ、およびテスト

DB2® データベース内の表で定義されたトリガーを開くことができます。必要に応じて、トリガーを編集してから、更新後のトリガーをデプロイしてテストすることができます。

始める前に

DB2 データベース内の表またはビューでトリガーを定義しなければなりません。

このタスクについて

トリガーが適切に実行されていないか、更新する必要がある場合には、ワークベンチでトリガーを開くことができます。トリガーを変更する場合は、ルーチン・エディターでそのトリガーのコピーを編集します。その更新後のトリガーをデプロイしてアクティブ化することによって、変更内容をテストできます。トリガーをデプロイすると、既存のトリガーが置き換えられます。
ヒント: 「プロパティー」ビューから、トリガーやトリガーのプロパティー (ソース・コードを含む) を表示できます。

手順

トリガーの編集、デプロイ、テストを行うには、以下のようにします。

  1. データ・ソース・エクスプローラーでデータベースに接続し、トリガーが入っている表にナビゲートします。「表」フォルダー内に「トリガー」フォルダーがあります。
  2. トリガーを開きます。 トリガーを右クリックし、「ルーチン・エディターで開く」をクリックします。

    トリガーのコピーがルーチン・エディターで開きます。

  3. 必要に応じて、トリガーを編集します。

    トリガーは、ファイルとしてコンピューターに保存できます。保存したファイルには、ソース・コードとプロパティー情報がデータベースから組み込まれます。

  4. ルーチン・エディターでトリガーをデプロイします。 「データベース・サーバーにルーチンをデプロイ」ボタン をクリックします。

    ルーチンをデプロイする場合は、ウィザードの「ルーチン・オプション」ページにある 「デバッグを使用可能にする」を選択することによって、デバッグを使用可能にします。

    更新後のトリガーをデプロイすると、データベースに含まれているトリガーが置き換えられます。

  5. トリガーをテストします。 トリガーを実行したりデバッグしたりするには、そのトリガーをアクティブ化します。トリガーをアクティブ化するには、トリガーをアクティブ化するデプロイ済みルーチンを実行するか SQL ステートメントを SQL および XQuery エディターで作成して実行します。
    • デプロイ済みのトリガーを実行するには、ルーチンか SQL ステートメントを実行します。
    • デバッグ・オプションを有効にしたデプロイ済みのトリガーをデバッグするには、以下のようにします。
      1. ルーチン・エディターでトリガーを開き、ルーチン・エディターの中で行ブレークポイントを設定します。
      2. ルーチンか SQL ステートメントを実行します。

        トリガーをアクティブ化すると、ルーチン・デバッガーでトリガーのソース・コードが開きます。デバッグ操作を実行したり、トリガー遷移変数などの変数を表示したりできます。

        注: 一度にデバッグできるトリガーは 1 つのみです。複数のトリガーを同時にアクティブ化してデバッグすることは、サポートされていません。

次のタスク

トリガーをテストし終えたら、デバッグを無効にしてトリガーをデプロイします。トリガーのデバッグを無効にするには、トリガーをデプロイするときに「デバッグを使用可能にする」をクリアします。


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