この演習では、物理データ・モデルの SAMP スキーマを分析し、外部キー索引の規則との整合性を検査します。
ワークベンチのモデル分析機能を使用して、命名規格や SQL 構文を含む、さまざまな規則および規則のカテゴリーとの整合性を検査できます。
以下のデータ・オブジェクトを分析して整合性を確認できます。
- 物理データ・モデルのデータベースまたはスキーマ
- 論理データ・モデルのパッケージ
- データベース・エクスプローラーでのデータベース接続内のデータベースまたはスキーマ
物理データ・モデルの SAMP スキーマを分析するには、以下のようにします。
- データ・プロジェクト・エクスプローラーでスキーマ SAMP を右マウス・ボタン・クリックし、「モデルの分析」を選択します。
- 開かれるウィンドウで、「規則のカテゴリー」リストの「索引およびストレージ」以外のチェック・ボックスをすべてクリアします。
- 「規則」リストで、「外部キー索引検査」以外のチェック・ボックスをすべてクリアします。
- 「完了」をクリックします。 「問題」ビューに警告が表示されます。たとえば、「表 EMPLOYEE の外部キー EMPLOYEE_DEPARTMENT_FK には索引がありません。」という警告です。
「問題」ビューにある問題から、ダイアグラム内またはデータ・プロジェクト・エクスプローラー内の対応する問題にナビゲートすることができます。
たとえば、EMPLOYEE_DEPARTMENT_FK 列にナビゲートし、索引をこの列に追加することによって問題を修正することができます。
- 「問題」ビューの警告メッセージをダブルクリックします。 EMPLOYEE_DEPARTMENT_FK 列がデータ・プロジェクト・エクスプローラーで強調表示されます。
- EMPLOYEE_DEPARTMENT_FK 列を右マウス・ボタン・クリックして、を選択します。 EMPLOYEE_WORKDEPT_IDX という名前の新規索引が作成され、データ・プロジェクト・エクスプローラーで表示されます。
- EMPLOYEE_WORKDEPT_IDX をデータ・プロジェクト・エクスプローラーで強調表示し、「プロパティー」ビューの「詳細」タブをクリックして、索引が WORKDEPT 列を使用していることを確認します。 索引がない外部キーごとにこのステップを繰り返すことができます。
ここで、sample_model 物理データ・モデル・ファイルを保存することにより、変更を保存します。
- メインメニュー・バーでをクリックします。
変更がモデル・ファイルに保管されます。