データ定義言語 (DDL) は、SQL のサブセットです。
これは、データベース内のデータとそのリレーションシップを記述する言語です。
データベース・オブジェクトのスクリプト内で DDL を生成すると、以下を実行できます。
- データベース構造のスナップショットの保持。
- テスト・システムのセットアップ。ここではデータベースが実動システムのように動作しますが、データはありません。
- 既存のテンプレートに基づいて作成できる、新規オブジェクト用のテンプレートの作成。
たとえば、「Customer」表の DDL を生成し、次いでその DDL を編集して、同じスキーマを持つ「Customer_New」表を作成します。
DDL を生成する場合、データベースの全体 (内容を除く) を再作成するために DDL ステートメントを使用できます。
DDL を生成してデータベースを完全に再作成するか、またはその現行の統計などの特定の面だけを再作成するように選択できます。
さらに、生成するステートメントを制限して、たとえば表のサブセットの統計などの、データベースのセグメントだけを再作成することもできます。