新規のデータ・ソースを既存の社内データと統合するには、新規ソース内のデータが、既存環境内のデータとどのように関連しあっているかを理解する必要があります。Rational Data Architect は新しいソースから既存のソースにデータをコピーするプロセスを作成することができ、マッピングと関係を定義することで、大規模な異種メタデータを扱うことができます。
このチュートリアルでは、物理データ・モデル間のマッピングを作成する方法を示します。このチュートリアルで作成されるファイルは MSL ファイルです。
学習目標
演習を終了すると、以下の作業の実行方法を理解できます。
- 新規データ設計プロジェクトを作成する
- データ・モデルにアクセスする
- 新規マッピング・モデルを作成する
- ソース要素とターゲット要素間の関係を検索する
- ターゲット要素と一致させるためにソース要素を変換する
- SQL スクリプトを生成する
このチュートリアルを完了するには、約 30 分かかります。
このチュートリアルに関連した他の概念について調べる時間を含めると、さらに時間がかかります。
スキル・レベル
上級
対象読者
統合設計者
システム要件
このチュートリアルはワークベンチ環境で完了できるため、追加のシステム要件はありません。
前提条件
このチュートリアルを完了するには、以下の概念を理解している必要があります。
- データ・モデリング
- データベース設計
- 基本的なデータベース関数および SQL ステートメント