マッピング・モデルの作成

マッピング・モデルには、変換、結合条件、フィルター、ソート条件、および注釈などの、指定したソース・スキーマおよびターゲット・スキーマの関係を定義した情報が入っています。

始める前に

このタスクについて

マッピング・モデルを使用して、関係の検索または文書化を行うことができ、さらにその関係を使用して、データ・ソースを照会または操作するステートメントを生成することができます。 「マッピング・エディター」ウィザードを使用してマッピング・モデルを作成し、マッピング・エディターを使用してそのモデルを修正することができます。 「マッピング・エディター」ウィザードを使用してマッピング・モデルを作成するときにソースおよびターゲットを指定することができます。または、マッピング・エディターを使用して既存のマッピング・モデルにソースとターゲットを追加することができます。

注: マッピング・モデルの作成時に、スクリプトを作成するように選択することもできます。スクリプト生成オプションを使用不可にすると、マッピング・モデルのパフォーマンスを向上させることができます。 ただし、マッピング・モデルの作成後に、そのマッピング・モデルのスクリプト生成を使用可能にすることはできません。

マッピング・モデルに複数のソース・データ・モデル・ファイルが含まれている場合は、スクリプトを生成できません。

手順

マッピング・モデルを作成するには、次のようにします。

  1. 「マッピング・エディター」ウィザードを開きます。
  2. ウィザードのステップを完了します。
    注: 「マッピング・エディター」ウィザードを使用してソース・スキーマとターゲット・スキーマを構成するステップは常にオプションです。 ソース・スキーマとターゲット・スキーマは、いつでも既存のモデルに追加することができます。

タスクの結果

選択したソース・データ・モデルが、マッピング・エディターの左側に表示されます。 ソースには 1 つ以上のソース・ファイルを収容することができ、ソース・ファイルには複数のスキーマを収容することができます。 選択した 1 つのターゲット・ファイルが、マッピング・エディターの右側に表示されます。 ターゲット・ファイルには、複数のスキーマを収容することができます。

作成したマッピング・モデルは、現在のデータ設計プロジェクトのもとに保管されます。 データ設計プロジェクトの内容は、クライアント・マシン上のファイル・システム・フォルダー内に物理的に保管されます。 マッピング・モデルは、.msl ファイルに保管されます。 任意のデータ設計プロジェクトで、.msl ファイルを保管または開くことができます。 .msl ファイルを開くと、それはマッピング・エディター内部で開かれます。 一度に複数のマッピング・エディターを開くことはできますが、一度に表示できるエディターは 1 つだけです。 アプリケーションを終了すると、非コミットの変更をすべて保管するよう指示されます。

オブジェクトをローカル・ワークスペースに保管すると、切断モードで .msl マッピング・モデルを処理できるという利点があります。 「ファイル」 > 「保管」をクリックして、アクティブになっているマッピング・エディターの .msl ファイルを保管します。 また、「ファイル」 > 「別名保存」をクリックして、「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビュー内の任意のデータ設計プロジェクトに保存することもできます。 msl ファイルの名前は、データ設計プロジェクト内の固有名でなければなりません。


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