論理データ・モデル・オブジェクトから物理データ・モデル・オブジェクトへのマッピング

論理データ・モデルを物理データ・モデルに変換する際、論理データ・オブジェクトは、特定の規則に従って、対応する物理データ・オブジェクトに変換されます。
以下の表は、論理データ・モデルを物理データ・モデルに変換する際に、何のデータ・オブジェクトが生成されるかに関する詳細を示します。
論理データ・オブジェクトまたはプロパティー 変換によって生成される物理データ・オブジェクトまたはプロパティー
アトミック・ドメイン (一般) なし。 属性がドメインのデータ・タイプを使用する場合、対応する列はドメインの基本タイプに設定されます。 列はドメインへの URL を格納します。
アトミック・ドメイン (列挙制約付き) チェック制約。
属性 - 代替キー・プロパティー ユニーク・キー制約
属性 - データ・タイプ・プロパティー これに相当する物理データ・タイプ。 データ・タイプのマッピングは、「設定」ウィンドウで設定されるか、または「物理データ・モデルへの変換」ウィザードで設定されます。
属性 - デフォルト値プロパティー デフォルト値。
属性 - 外部キー・プロパティー 外部キー制約。
属性 - 主キー・プロパティー 主キー制約。
属性 - 必須プロパティー 非 NULL。
属性 - 代理キー・プロパティー ID またはシーケンス。 代理キーの変換のためのオプションは、「物理データ・モデルへの変換」ウィザードの「オプション」ページで設定されます。
制約 チェック制約、トリガー、またはなし。 エンティティー制約を変換するためのオプションは、「プロパティー」ビューの「一般」ページの「別名に変換」フィールドで設定されます。
エンティティー (永続的) 表または XML 列。「プロパティー」ビューの「一般」ページ上で、「永続 (Persistent)」チェック・ボックスにエンティティーの変換を設定するかどうかのオプション。
エンティティー (非永続的) エンティティーは変換されません。 「プロパティー」ビューの「一般」ページ上で、「永続 (Persistent)」チェック・ボックスにエンティティーの変換を設定するかどうかのオプション。
汎化 (独立表) スーパータイプの属性に相当する列を含む単一の表。 タイプ表が作成された後、依存型関係を持つ表にリンクされます。 汎化を変換するためのオプションは、「プロパティー」ビューの「一般」ページの「別名に変換」フィールドで設定されます。
汎化 (ロールアップ) スーパータイプの属性に相当する列を含む単一の表。 タイプ表が作成された後、依存型関係を持つ表にリンクされます。 汎化を変換するためのオプションは、「プロパティー」ビューの「一般」ページの「別名に変換」フィールドで設定されます。
汎化 (ロールアップ) - サブタイプ なし。
汎化 (ロールアップ) - スーパータイプ - キー属性 表のこれに相当するキー列。
汎化 (ロールアップ) - スーパータイプ - 非キー属性 表のこれに相当する非キー列。 機能依存関係が導入され、すべての非キー列がキー列に対して機能依存関係を持つようにします。
汎化 (ロールアップ) - スーパータイプ - 被所有関係 表は関係を所有します。
汎化 (ロールアップ) - スーパータイプ - 被参照関係 関係は表を参照します。
汎化 (ロールダウン) 各サブタイプに対応する表。 各表には、対応するサブタイプの属性に相当する列が含まれます。
汎化 (ロールダウン) - スーパータイプ なし。
汎化 (ロールアップ) - サブタイプ - キー属性 サブタイプに対応する各表の相当するユニーク・キー列。
汎化 (ロールアップ) - サブタイプ - 非キー属性 サブタイプに対応する各表の相当する非キー列。
汎化 (ロールアップ) - サブタイプ - 被所有関係 関係は、サブタイプに対応するそれぞれの表ごとに作成され、表は関係を所有します。
汎化 (ロールアップ) - サブタイプ - 被参照関係 関係は、サブタイプに対応するそれぞれの表ごとに作成され、関係は表を参照します。
汎化 - 属性の定義 選択した属性は、汎化用のタイプ判別プログラムであると定義されます。 物理モデルへの変換時に、型付き表が追加されるのは、汎化に対してタイプ判別プログラムが定義されておらず、しかも「別名に変換 (Transform as)」フィールド内で「ロールアップ」オプションが選択されている場合のみです。
汎化セット (ロールアップ) スーパータイプの属性に相当する列を含む単一の表。 タイプ表が作成された後、依存型関係を持つ表にリンクされます。 汎化を変換するためのオプションは、「プロパティー」ビューの「一般」ページの「別名に変換」フィールドで設定されます。
汎化セット (ロールダウン) なし。
汎化セット (独立表) 汎化セットの定義のために、新規の表が作成されます。
否定項目 索引またはなし。 否定項目を変換するためのオプションは、「プロパティー」ビューの「一般」ページの「別名に変換」フィールドで設定されます。
パッケージ パッケージはすべて 1 つのスキーマに変換されます。 スキーマ名は、「物理データ・モデルへの変換」ウィザードの「オプション」ページで指定されます。
関係 - 依存型 依存型関係。
関係 - 非依存型 (オプション) 非依存型 (オプション) の関係。
関係 - 非依存型 (必須) 非依存型 (必須) の関係。
関係 - 多対多 結合表および 2 つの依存型関係。
関係 - 参照整合性プロパティー 子のテーブルの ON DELETE および ON UPDATE オプションのみが物理データ・モデルに引き継がれます。
関係 - 範囲基数プロパティー 対応する子の終了は、論理範囲プロパティーの値から構成される基数の文字列に設定されます。
関係 - 動詞句プロパティー 動詞句。

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