このページを使用して、ルーチン・オプションを指定します。ターゲット・サーバーまたはルーチン・タイプによっては、一部のオプションが使用できない可能性があります。フィールド名はアルファベット順に表示され、ウィザード・ページに表示される順序であるとは限りません。
ウィザードのこのページで指定したルーチンの設定は保持されません。
デプロイメント用のリストから、追加のネストされたストアード・プロシージャーを選択します。これらのストアード・プロシージャーは、デプロイするストアード・プロシージャーと従属関係にあります。
- 「設定」のデフォルトを適用 (Apply Preference defaults)
- 「設定」ウィンドウからのデフォルト値を適用することを指定します。フォルダーがツリーで選択されている場合にのみ使用可能です。
- フォルダー設定を適用
- フォルダーに適用した設定を、選択したルーチンにも適用することを指定します。ルーチンがツリーで選択されている場合にのみ使用可能です。
- 設定をすべてに適用 (Apply Settings to All)
- フォルダーに適用した設定を、そのフォルダーの下のすべてのルーチンに適用することを指定します。フォルダーがツリーで選択されている場合にのみ使用可能です。
- ASU 時間制限
- DB2® for z/OS® のみ: ストアード・プロシージャーの単一の呼び出しを実行できる合計プロセッサー時間を、CPU サービス単位で表示します。整数値を指定します。整数値を指定しないと、NO LIMIT オプションが使用されます。制限を設定すると、ストアード・プロシージャーのデバッグ時に役立つ場合があります。
- バインド・オプション
- パッケージのバインド・オプションを指定するストリングを入力します。
- ビルド所有者
- DB2 for z/OS のみ: ルーチンのビルド、再ビルド、およびドロップについての責任を持つ DB2 for z/OS 許可 ID を表示します。ビルド所有者として、2 次許可 ID またはグループ名を指定すると、複数のユーザーがこのルーチンの保守の責任を共有できます。ビルド所有者を指定しない場合は、ビルド・ユーティリティーが、CURRENT SQLID などのプロセス許可 ID の 1 つを、ビルド所有者として指定します。
- ビルド・ユーティリティー
- DB2 for z/OS のみ: Java ストアード・プロシージャーを z/OS サーバー上でビルドするときに呼び出す、ストアード・プロシージャーのビルド・ユーティリティーの名前を表示します。データベース管理者は、必要に応じてさまざまなリソースを使用するビルド・ルーチンのコピーを構成できます。データベース内に有効な名前がある場合は、それをここで選択できます。
- サーバー上でストアード・プロシージャーを作成
- DB2 for z/OS バージョン 8 以前のみ: このオプションは、DSNTJSPP ビルド・ユーティリティーを使用してサーバー上に Java ストアード・プロシージャーをビルドする場合に選択します。このオプションを選択しない場合、Java ストアード・プロシージャーはクライアント・サイドにビルドされます。クライアント・サイドでビルドする場合、IBM® Data Server for JDBC and SQLJ ドライバーを使用してサーバーに接続する必要があります。このオプションでは、ストアード・プロシージャーのソース・コードを 32 KB 以下とするように制限されます。このオプションを使用しない場合は、ソース・コードを最大で 10 MB にすることができます。
- コレクション ID
- DB2 for z/OS のみ: コレクション ID の名前を入力します。コレクション ID は、ストアード・プロシージャーの実行時に使用されるパッケージ・コレクションを識別します。名前は最大で 18 文字の英数字で構成できます。コレクション ID を指定しない場合、ストアード・プロシージャーの実行時に、CALL ステートメントを含むパッケージのコレクション名が使用されます。呼び出し側プログラムがパッケージを使用しない場合、パッケージ・コレクションは特殊レジスター CURRENT PACKAGESET の値に設定されます。
- コンパイル・オプション
- Java ストアード・プロシージャーに使用するコンパイラー・オプションを指定するストリングを入力します。
- データベース JRE バージョン
- ターゲット・データベース・サーバーの JRE のバージョンを表示します。バージョンを判別できない場合は、このフィールドでバージョン番号を入力することができます。このフィールドの値が「JDK バージョン」フィールドの値と一致しない場合、javac -target および -source フラグがコンパイル中に使用されます。
- DB2 パッケージ
- DB2 for iSeries® のみ:
SQLJ ストアード・プロシージャーのビルド時に使用する DB2 パッケージ名を指定します。例えば、QUSRSYS/SER3283432 と指定する場合、QUSRSYS はライブラリー名であり、10 文字の直列化プロファイル名が続いています。有効な値については、SQLJ ストアード・プロシージャーのビルドに関する DB2 資料を参照してください。
- デバッグを使用可能にする
- デバッグのためにストアード・プロシージャーをビルドする場合に選択します。
- 外部セキュリティー (DB2 for z/OS のみ)
- DB2
- ストアード・プロシージャーを外部セキュリティー環境では実行しないことを指定する場合に選択します。ストアード・プロシージャーが、外部セキュリティー製品が保護しているリソースにアクセスする場合、そのアクセスはストアード・プロシージャーのアドレス・スペースに関連付けられている許可 ID を使用して実行されます。
- ユーザー
- ストアード・プロシージャーを外部セキュリティー環境で実行することを指定する場合に選択します。ストアード・プロシージャーが、外部セキュリティー製品が保護しているリソースにアクセスする場合、そのアクセスはストアード・プロシージャーを呼び出したユーザーの許可 ID を使用して実行されます。
- 定義者
- ストアード・プロシージャーを外部セキュリティー環境で実行することを指定する場合に選択します。ストアード・プロシージャーが、外部セキュリティー製品が保護しているリソースにアクセスする場合、そのアクセスはストアード・プロシージャーの所有者の許可 ID を使用して実行されます。
- Jar 名
- Derby バージョン 10 のみ: サーバー上にルーチンをインストールするために使用する JAR ファイル名を表示します。DB2 はこの JAR ファイル名を
DB2 カタログ内で JAR ID としても使用します。
- Java パス
- このページは、選択された JAR ファイルの Java パスをカスタマイズするために使用します。このカスタマイズは、JAR ファイルを現行プロジェクトに関連するサーバー以外のサーバーにデプロイする場合に有用です。
- JDK ホーム
- Java ストアード・プロシージャーをコンパイルするための Java Development Kit (JDK) ホーム・ディレクトリーを指定します。
- JDK バージョン
- 「JDK ホーム」フィールドで指定した JDK のバージョンを表示します。このフィールドの値が「データベース JRE バージョン」フィールドの値と一致しない場合、javac -target および -source フラグがコンパイル中に使用されます。独自の -target および -source オプションをこのフィールドで指定することによって、自動的に生成されるオプションをオーバーライドすることができます。
- リンク・オプション
- DB2 for z/OS のみ: リンケージ・エディターのオプションを指定するストリングを入力します。リンケージ・エディターは、プリリンカーが作成したオブジェクト・モジュールを処理して、実行用に取得できるロード・モジュールを生成します。
- パッケージ・スキーマ
- db2sqljcustomize がバインドするパッケージの修飾子を入力します。db2sqljcustomize によりこの値はカスタマイズされた直列化プロファイルに保管され、関連パッケージのバインド時に使用されます。
- プリコンパイル・オプション
- ストアード・プロシージャーのビルドに使用したい SQL プリコンパイル・オプションを入力します。例えば、バインド・オプションの役割を果たす DB2 for Linux, UNIX,
and Windows ストアード・プロシージャーのプリコンパイル・オプションを入力できます。また、DB2 for z/OS 外部ストアード・プロシージャーのプリコンパイル・オプションも入力できます。
- プリリンク・オプション
- DB2 for z/OS のみ: プリリンカーのオプションを指定するストリングを入力します。
プリリンカーは、アプリケーション内の複数のオブジェクト・モジュールを結合して、単一のオブジェクト・モジュールにします。
- ルート・パッケージ
- SQLJ バインダーが作成するパッケージのルート名を入力します。
オプションを指定しない場合、ルート名はプロファイルの名前から派生したものになります。
この名前の最大長は 7 文字です。
数字の 1、2、3、4 がルート・パッケージ名に付加され、4 つの最終パッケージ名が作成されます (各分離レベルに 1 つずつ)。
パッケージは、次の各分離レベルでバインドされます。PACKAGENAME1 は分離レベル UR でバインドされ、PACKAGENAME2 は分離レベル CS でバインドされ、PACKAGENAME3 は分離レベル RS でバインドされ、PACKAGENAME4 は分離レベル RR でバインドされます。
- ランタイム・オプション
- DB2 for z/OS のみ: ストアード・プロシージャーの言語環境ランタイム・オプションを入力します。
ランタイム・オプションを指定しない場合、言語環境はそのインストール時のデフォルトを使用します。
- SQLJ 変換プログラムのクラス名
- SQLJ ステートメントの変換に使用される SQLJ クラスの完全パッケージ修飾名を指定します。
- SQLJ 変換プログラムのロケーション
- SQLJ 変換サポートをインプリメントする SQLJ クラス・ライブラリーを含む JAR ファイルの絶対パスおよびファイル名を指定します。
- 常駐のまま
- DB2 for z/OS のみ: ストアード・プロシージャーの実行後に、ストアード・プロシージャーのロード・モジュールをメモリー内に残しておくように指定する場合に選択します。
このオプションを選択しない場合、ロード・モジュールはストアード・プロシージャーの実行後にメモリーから削除されます。
ストアード・プロシージャーがメモリー内に残されている場合、アプリケーションのロードにかかる時間が削減されるので、パフォーマンスが向上します。
ただし、このオプションにより、ストアード・プロシージャーのアドレス・スペースが必要とする仮想ストレージの量は増えます。
- ソース・ファイル
- Derby のみ: Java ソース・ファイルの絶対パスを指定するか、または「参照」をクリックしてソース・ファイルを検索します。
- WLM 環境
- DB2 for z/OS のみ: オブジェクトを実行する MVS™ ワークロード・マネージャー (WLM) 環境の名前を入力します。
名前は最大で 18 文字の英数字で構成できます。
WLM 環境を指定しない場合、オブジェクトはインストール時に
DB2 が設定したアドレス・スペースで実行されます。さまざまな WLM 環境を使用する場合、あるグループのプログラムを別のグループのプログラムから分離することができます。
また、プログラムをセキュリティー要件に基づいて分離することができます。
このオプションの使用の判断については、システム管理者とともに検討してください。
- 冗長ビルド
- ビルドの詳細な進行状況を表示する場合に選択します。
ビルド・メッセージは「出力」ビューに表示されます。