データ設計プロジェクトの物理データ・モデル内にある SELECT ステートメントと FULLSELECT ステートメントを使用して、物理データ・モデル内でマテリアライズ照会表 (MQT) を生成できます。
MQT とは、定義が照会の実行結果に基づいている表のことです。
通常 MQT には、その定義の基になっている 1 つ以上の表の中に存在するデータに基づく事前計算済みの結果が含まれています。
始める前に
データ設計プロジェクト内の物理データ・モデルの「SQL ステートメント」フォルダーに、SELECT ステートメントか FULLSELECT ステートメントが存在しなければなりません。
手順
物理データ・モデルで MQT を生成するには、次のようにします。
- 「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、物理データ・モデルを含むデータ設計プロジェクトを展開してから、「データ・モデル」フォルダーを展開します。
- 物理データ・モデル (.dbm) ファイルをダブルクリックして開きます。
- 物理データ・モデル、データベース、および「SQL ステートメント」フォルダーを展開します。
- 「SQL ステートメント」フォルダーで、SELECT ステートメントか FULLSELECT ステートメントを右クリックしてから、ポップアップ・メニューでをクリックします。 MQT が SQL ステートメントから生成されて物理データ・モデルに格納されます。
- 物理データ・モデルを保存します。 物理データ・モデルを保存すると、その物理データ・モデル内の未解決の変更があるデータ・オブジェクトがすべて保存されます。
タスクの結果
MQT は「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビューで選択されるので、容易に見つけられます。
MQT をドラッグするか、MQT に関するポップアップ上のコマンドを使用して、MQT を別のデータベース・スキーマにコピーしたり移動したりできます。
生成された MQT には「MQT
n」という名前が付けられます (
n は 1 から始まり、生成する MQT ごとに 1 ずつ増分する連続番号)。
「プロパティー」ビューを使用して、MQT の名前やその他のプロパティーを変更できます。