ファクト表またはエンティティーは、メジャー またはビジネスの数値データを集約します。ファクト表またはエンティティー内のデータを測定するには、ファクト表またはエンティティー内のすべてのメジャーが同じグレーンである必要があります。
ファクト表またはエンティティーで最も有益なデータを得るには、加法的で数値のメジャーを使用する必要があります。これらのメジャーを使用するとデータの取得と集約が可能になり、データベース内のさまざまなビジネス・データをビジネスで活用できます。
ファクト表とエンティティーには、ディメンション表への外部キーも含まれます。これらの外部キーは、ファクト表の各データ行を対応するディメンションおよびレベルに関連付けします。
ファクト表とエンティティーは複合キーである主キーを使用します。複合キー は、他の複数のキーのサブセットで構成されています。ディメンション・モデルの表またはエンティティーで複合キーが使用されている場合、その表はファクト表またはエンティティーです。表またはエンティティーで複合キーが使用されると、ディメンション・モデルの他の表またはエンティティーとの間に多対多関係が築かれます。
特徴 | トランザクション | 定期的 | 累積 |
---|---|---|---|
グレーン | トランザクションごとに 1 行 | 期間ごとに 1 行 | 特定のイベントの存続期間全体で 1 行 |
ディメンション | 最下位レベルの細分度での日付ディメンション | 期末の細分度での日付ディメンション | 複数の日付ディメンション |
ディメンションの数 | 定期的ファクト・タイプより多い。 | トランザクション・ファクト・タイプより少ない。 | 他のファクト表のタイプと比べるとディメンションの数は最も多い。 |
一致するディメンション | 共有の一致するディメンションを使用 | 共有の一致するディメンションを使用 | 共有の一致するディメンションを使用 |
メジャー | トランザクション・アクティビティーに関連 | 定期的アクティビティーに関連 | 一定の存続期間を持つアクティビティーに関連 |
データベースのサイズ | 最もサイズが大きい。最も詳細なレベルのグレーンなので、非常に短期間でサイズが大きくなる場合が多い。 | 日時ディメンションのグレーンのレベルが大幅に高いので、トランザクション・ファクト表よりも小さい。 | トランザクションおよび定期的ファクト表と比べると、サイズが最も小さい。 |
パフォーマンス | 十分なパフォーマンスだが、最も詳細なグレーンよりも高位のグレーンを選択するとパフォーマンスを向上可能 | 格納されるデータのグレーンのレベルが他のタイプのファクト表よりも詳細でないため、他のタイプよりも高いパフォーマンス | 十分なパフォーマンス |
挿入 | はい | はい | はい |
更新 | いいえ | いいえ | はい。特定のアクティビティーがマイルストーンに達した場合 |
削除 | いいえ | いいえ | いいえ |
ファクト表のサイズの増加 | とても速い。 | トランザクション・ベースのファクト表と比べて遅い。 | トランザクションおよび定期的ファクト表と比べると遅い。 |
集約表の必要性 | 高い。主に、データが非常に詳細なレベルで格納されているため。 | なしまたは非常に低い。主に、データが既に高位の集約されたレベルで格納されているため。 | 中程度。データが主に日次レベルで格納されているため。しかし、累積ファクト表のデータはトランザクション・レベルよりも下位です。 |
GOSALESDW.SLS_SALES_FACT |
---|
ORDER_DAY_KEY |
ORGANIZATION_KEY |
EMPLOYEE_KEY |
RETAILER_KEY |
RETAILER_SITE_KEY |
PRODUCT_KEY |
PROMOTION_KEY |
ORDER_METHOD_KEY |
SALES_ORDER_KEY |
SHIP_DAY_KEY |
CLOSE_DAY_KEY |
QUANTITY |
UNIT_COST |
UNIT_PRICE |
UNIT_SALE_PRICE |
GROSS_MARGIN |
SALE_TOTAL |
GROSS_PROFIT |