ルーチンをデバッグする際に、行ブレークポイントおよび変数ブレークポイントを設定できます。 どちらのブレークポイント・タイプもデバッグ・セッションの終了時に保存されます。
ワークベンチがルーチンの実行中にブレークポイントに遭遇すると、ルーチンの実行は一時的に停止します。 実行は、ステートメントの実行前にブレークポイントで中断され、このとき変数の内容を確認または編集できます。 その後、ステップオーバー (実行) を行ってステートメントの効果を確認することができます。
デバッガーでは、デバッガー・エディターおよび「変数」ビューのポップアップ・メニューを使用して、ブレークポイントを簡単に設定できます。セットした後で、ブレークポイントを使用不可に設定して実行が中断されないようにし、その後再度使用可能にすることができます。
ルーチンをデータベースにデプロイしている場合は、そのルーチンを編集する際に、ルーチン・エディターで行ブレークポイントを設定したり除去したりできます。
ルーチン・エディターで設定したブレークポイントは、ワークスペースに保存されます。ルーチンを別のワークスペースに移動したりルーチンを名前変更したりすると、ブレークポイント情報が失われます。
ルーチンを別のデータ開発プロジェクトに移動したりコピーしたりする際に、ルーチン名を変更しない場合、ルーチンにブレークポイント情報はそのまま残ります。 プロジェクト間のデータベース接続情報は同じでなければなりません。