IBM Installation Manager は、パッケージをインストール、更新、および変更するためのプログラムです。
これによってコンピューターにインストールされる IBM® アプリケーションつまりパッケージを管理するのに役立ちます。
Installation Manager は、単に
パッケージをインストールするだけでなく、インストールしたパッケージの
トラッキング、インストール可能なパッケージの判別、およびインストール・
ディレクトリーの編成を支援します。
Installation Manager には、パッケージを最新にしておくためのツールやパッケージを変更するためのツール、必要な場合にパッケージのライセンスを管理するためのツール、システムからパッケージをアンインストールするためのツールがあります。
Installation Manager は製品に付属しています。
Installation Manager の最新版は、Installation Manager インフォメーション・センター (http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27025142) からダウンロードできます。
このインストール・ガイドに記載された説明はすべて、製品にバンドルされているバージョンの Installation Manager を使用することを前提としています。
旧バージョンの Installation Manager を使用する場合や、新規バージョンにアップグレードする場合には、説明の一部は正確に当てはまらない可能性があります。
Installation Manager には、パッケージをそのライフサイクルを通じて保守しやすくする、次の 6 つのウィザードがあります。
- 「インストール」ウィザードは、インストール・プロセスを支援します。
デフォルト設定を単に受け入れるか、デフォルト設定を変更してカスタム・インストールを作成することで、パッケージをインストールできます。インストールする前に、ウィザードで選択したすべての項目の要約が表示されます。ウィザードを使用すると、
1 つ以上のパッケージを一度にインストールできます。
- 「更新」ウィザードは、インストール済みパッケージに対する使用可能な更新を検索します。更新は、リリース済みのフィックス、新規フィーチャー、または製品の新しいバージョンである可能性があります。ウィザードには更新内容の詳細が表示されます。更新を適用するかどうかを選択できます。
- 「ライセンスの管理」ウィザードを使用すると、パッケージのライセンスをセットアップできます。試用ライセンスを完全ライセンスに変更する場合やフローティング・ライセンス用サーバーをセットアップする場合、および各パッケージに使用するライセンスのタイプを選択する場合は、このウィザードを使用します。
すべての製品パッケージがライセンスを必要とするわけではありません。
- 「ロールバック (Roll Back)」ウィザードを使用すると、パッケージを前のバージョンに戻すことができます。
- 「アンインストール」ウィザードは、コンピューターからパッケージを除去します。
複数のパッケージを一度にアンインストールできます。
- 「変更」ウィザードを使用すると、既にインストール済みのパッケージから特定の要素を変更できます。
パッケージの最初のインストール時に、インストールするフィーチャーを選択します。
後で他のフィーチャーが必要になった場合は、パッケージの変更ウィザードを使用してそれらをパッケージに追加できます。
フィーチャーの除去、言語の追加または除去も可能です。