論理から物理へのデータ・モデルの変換のための汎化変換プロパティーの設定

「プロパティー」ビューを使用して、論理データ・モデルを物理データ・モデルに変換する前に、汎化オブジェクトの変換プロパティーを設定します。

始める前に

論理データ・モデル・オブジェクトのプロパティーを変更する前に、論理データ・モデル・エディターで論理データ・モデルを開く必要があります。

手順

論理から物理へのデータ・モデルの変換のための汎化変換プロパティーを設定するには、以下のようにします。

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーまたはダイアグラムで汎化オブジェクトを選択します。
  2. 「プロパティー」ビューをまだ開いていない場合には、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」をクリックしてビューを開きます。
  3. オプション:「プロパティー」ビューの「一般」タブで、以下のいずれかのオプションを選択することによって「別名に変換」プロパティーを変更します。
    オプション 説明
    独立表 サブタイプおよびスーパータイプを独立表に変換することを指定するために選択します。
    ロールアップ サブタイプ属性を変換して、スーパータイプ表に含めることを指定するために選択します。
    ロールダウン スーパータイプ属性を変換して、サブタイプ表に含めることを指定するために選択します。
  4. オプション: 「プロパティー」ビューの「一般」タブで、リストからスーパータイプ・エンティティー属性を選択することで、「属性の定義」プロパティーを変更します。 選択する属性は、汎化のためにタイプ判別プログラムとして定義されます。 物理モデルへの変換時に、型付き表が追加されるのは、汎化に対してタイプ判別プログラムが定義されておらず、しかも「別名に変換 (Transform as)」フィールド内で「ロールアップ」オプションが選択されている場合のみです。
  5. オプション: 汎化階層において特殊化の順序を変更します。 汎化のロールアップ非正規化を行う際に、特殊化の順序が重要となります。
    1. データ・プロジェクト・エクスプローラーまたはダイアグラムで汎化オブジェクトが含まれるエンティティーを選択します。
    2. 「汎化」タブで、それぞれの汎化オブジェクトに含まれているサブタイプの順序を変更します。
    ロールアップ・オプションを使用して論理データ・モデルを次回変換する際に、指定した列順序が、変換後の物理データ・モデル表で維持されます。
  6. 論理データ・モデルを保管します。

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