論理データ・モデルからディメンション論理データ・モデルへの変換

論理データ・モデルをディメンション論理データ・モデルに変換するには、ディメンション表記が使用可能な論理データ・モデルを選択して開き、論理データ・モデルからディメンション論理データ・モデルへの変換構成を実行します。

始める前に

  • スノーフレーク・スキーマ、スター・スキーマ、またはスターフレーク・スキーマを生成する場合、ソース・モデルには、ファクト、ディメンション、およびモデル内の他のディメンション・オブジェクトを指定したディメンション表記が含まれている必要があります。
  • 論理データ・モデルを分析して、有効であることを確認してから変換します。

このタスクについて

論理データ・モデルをディメンション論理データ・モデルに変換する変換構成を作成して実行できます。この変換構成はワークスペースに保存され、再利用できます。

手順

論理データ・モデルをディメンション論理データ・モデルに変換するには、以下のようにします。

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーで論理データ・モデルを開きます。 モデル内の任意のパッケージまたはダイアグラムから変換できます。
  2. メインメニューから、「ファイル」 > 「新規」 > 「トランスフォーメーション構成 (Transformation Configuration)」をクリックします。
  3. 構成名と変換の指定 (Specify a Configuration Name and Transformation)」ページで、「データ・モデル変換」リストから「論理データ・モデルからディメンション/論理データ・モデルへ」を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. ソースおよびターゲット」ページで、以下の手順を完了します。
    1. 選択されたソース」フィールドで、論理データ・モデル・パッケージまたはダイアグラムを選択します。
    2. 選択されたターゲット」フィールドで、プロジェクトか既存の論理データ・モデルまたはディメンション論理データ・モデルを選択し、「次へ」をクリックします。
  5. プロパティー」ページで、変換構成のプロパティーを指定します。
    プロパティー 説明
    非一般化および (次元表記が存在する場合) 非正規化 このオプションを使用して、ディメンション・モデルを非正規化してスキーマを生成するかどうかを指定します。階層を生成しないようにするには、「非一般化のみ (Degeneralize only)」を選択します。 スキーマを生成するには、スキーマのタイプを選択します。
    日付と時刻ディメンション・エンティティーの生成 (該当する場合) このオプションを使用して、生成されるディメンション・モデルの日時ディメンション・エンティティーを作成するかどうかを指定します。
    追跡可能性の生成 このオプションを使用して、ビジネス・プロセスのすべてのステップをトレースするかどうかを指定します。
  6. 共通」ページで、変換のログを生成するかどうかを指定して、「完了」をクリックします。 変換構成が開きます。
  7. ツールバーから「論理データ・モデルからディメンション/論理データ・モデルへの実行」(論理データ・モデルからディメンション/論理データ・モデルへの実行) をクリックします。

タスクの結果

ディメンション論理データ・モデルが作成され、ターゲット・プロジェクトの「データ・モデル」フォルダーに表示されます。 新しいディメンション論理データ・モデルは、論理データ・モデルのソース・パッケージまたはダイアグラムの名前に基づいて命名され、ファイル名の終わりに _D が付きます。例えば、ソース・パッケージまたはダイアグラムが Sales と命名されている場合、生成されるディメンション論理データ・モデルは Sales_D.ldm という名前になります。


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