デプロイ可能なスクリプトの生成

マッピング・モデル内のすべてのマッピングの変換処理を表す照会を生成することができます。

始める前に

スクリプトを生成する場合、事前にマッピング・モデルを作成して保管しなければなりません。

このタスクについて

「スクリプトの生成」ウィザードを使用して、SQL または SQL/XML スクリプトを生成することができます。 生成されるスクリプトは、マッピング・モデルの内容をレンダリングしたものです。 スクリプトが SQL である場合、SELECT ステートメント、INSERT ステートメント、または VIEW ステートメントを作成することができます。 スクリプトが SQL/XML である場合、SELECT ステートメントしか作成できません。 また、ビューを生成してオブジェクトにニックネームを付け、データベース・モデルまたは物理データベースにそのスクリプトをデプロイして、オリジナル・ソースから新規のターゲット・スキーマにデータをトランスフォームすることができます。

使用可能な多数のスクリプトを生成することができます。 たとえば、マッピング・モデル内のマッピングからビューを作成することができます。 ビューを作成したい場合、ビュー・オブジェクトをサーバーにデプロイできるように、「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビュー内の .dbm ファイルにそのビューを追加します。 さらに、マッピング・ソースとしてリモート表がマッピング・モデルで使用される場合、フェデレーテッド・ターゲットにそのスクリプトをデプロイすることができます。 リモート表のニックネームに関するフェデレーテッド・サーバー情報を使って、スクリプトが生成されます。 ニックネーム・オブジェクトもデプロイできるように、その新規のニックネーム・オブジェクトは、「データ・プロジェクト・エクスプローラー」ビュー内の .dbm ファイルに追加されます。

SQL および SQL/XML は、SQL 2003 標準に従って生成されます。 Information Integrator プラットフォームの場合、DB2 ニックネーム作成用の DDL ステートメントが生成されます。 マッピング・エディターから生成された SQL/XML 照会は、SQL 2003 標準に準拠するすべてのプラットフォームおよびデータベース上で実行します。 標準への準拠はベンダーによって異なり、生成された照会はシステム機能を使用するため、大々的なテストは DB2 に対してのみ行われています。 照会によっては、Oracle またはその他のプラットフォームで実行しないものがあります。 再帰的 XML スキーマ・ターゲットの場合、SQL/XML 照会の生成では最初の 2 つの再帰レベルのみが考慮されます。 それより深い再帰レベルでは、有効な照会は生成されません。

注:マッピング・エディター」ウィザードで「スクリプトの生成を有効化」オプションを選択した場合のみスクリプトを生成できます。マッピング・モデルの作成後に、そのマッピング・モデルのスクリプト生成を使用可能にすることはできません。

マッピング・モデルに複数のソース .dbm ファイルが含まれている場合は、スクリプトを生成できません。

手順

スクリプトを生成するには、次のようにします。

  1. 「マッピング」フォルダーのマッピング・モデルを右マウス・ボタンでクリックし、「スクリプトの生成」を選択します。 「スクリプトの生成」ウィザードが開きます。 また、ツールバーの「SQL」プッシュボタンをクリックして、「スクリプトの生成」ウィザードを起動することもできます。
  2. ウィザードのページ処理を終了して、「終了」をクリックし、スクリプトを生成してデプロイします。

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