ターゲット列との互換性をもつようにソース列の値またはデータ・タイプを変更する式をマッピング・モデルに組み込むことができます。
手順
トランスフォーメーションを追加するには、次のようにします。
- マッピング・モデルを右マウス・ボタンでクリックして、マッピング・エディターを開きます。
- 式ビルダーを開きます。
ロケーション |
アクション |
マッピング・エディターから |
マッピング線を右マウス・ボタンでクリックし、を選択して、1 つ以上のソース列からターゲット列にトランスフォーメーションを追加します。 |
「プロパティー」ビューから |
マッピング線を右マウス・ボタンでクリックし、を選択します。
「プロパティー」ビュー内のテキスト・フィールドでトランスフォーメーションを作成できますが、「式ビルダー」をクリックして式ビルダーを開くこともできます。 |
- 式ビルダーで、「列」フィールドの子エレメントをダブルクリックします。
完全修飾の列名が、「トランスフォーメーション式」フィールドに表示されます。
- 「関数」フィールドの関数をダブルクリックします。
その関数が、「トランスフォーメーション式」フィールドに表示されます。
関数または列名を処理して、有効なステートメントを作成することができます。
ワークベンチの「設定」で式の検証が使用可能になっている場合に、ステートメントの一部が有効でないと、赤色の波形下線がその部分に付けられます。
- 「OK」をクリックします。
例
たとえば、
図 1 で作成したマッピングからは、一致エレメントは、データ・タイプでは実際には一致しないことが分かります。
ターゲット・エレメント (DEPTNUMB) との互換性をもつように、ソース・エレメント (WORKDEPT) をトランスフォームする必要があります。
図 1. トランスフォーメーションの追加
以下に、トランスフォーメーションの追加後にマッピング・モデルから生成できる SQL スクリプトの例を示してあります。
SELECT ASCII(S0.WORKDEPT) AS DEPTNUMB,
...
FROM SAMP.EMPLOYEE S0;