ブレークポイントを無効にすると、そのブレークポイントは「ブレークポイント」ビューに残ります。使用不可にしたブレークポイントでプログラムを停止させたい場合は、 そのブレークポイントを選択して使用可能にします。ブレークポイントを削除せずに使用不可にする利点は、ブレークポイントを再設定するために、そのロケーションをソース内で探索する必要がない点です。 さらに、無効にしたブレークポイントは、そのブレークポイントに設定した付加的な設定を保存しています。
設定されたブレークポイントの左側に、2 つの指標があります。1 番左側には、ブレークポイントが有効かどうかを示すチェック・ボックスがあります。有効なブレークポイントには、このチェック・ボックスにチェック・マークが付き、無効なブレークポイントはチェック・ボックスにチェック・マークがありません。ブレークポイントが無効の場合は、「ブレークポイント」ビューまたはエディターのポップアップ・メニューから「有効」を選択できます。「無効」メニュー項目は使用不可です。 ブレークポイントが有効の場合は、ポップアップ・メニューから「無効」を選択できますが、「有効」は選択できません。
「ブレークポイント」ビューからブレークポイントを使用可能または使用不可にするには、以下のようにします。
ブレークポイントをマーカー・バーで右マウス・ボタン・クリックし、 「ブレークポイントの切り替え使用可能」を選択して、 それをエディターで使用可能または使用不可にすることもできます。 あるいは、マーカー・バーでブレークポイントを右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「ブレークポイント・プロパティー」 を選択できます。 これにより、「ブレークポイント・プロパティー」ダイアログ・ボックスが開き、前ステップでの説明のように、ブレークポイントを使用可能または使用不可にできます。
ブレークポイントをすべて使用不可にするには、 「ブレークポイント」ビューの 「すべてのブレークポイントをスキップ」トグル・ボタン をクリックします。 これにより、すべてのブレークポイントが一時的に使用不可になります。 すべてのブレークポイントを再度使用可能にするには (特に「ブレークポイントを使用不可にする」アクションで使用不可にしたものを除き)、「すべてのブレークポイントをスキップ」トグル・ボタンをもう一度クリックして、それをキャンセルします。