マッピング・モデルを順次結合することができます。 マッピング・モデルを順次結合すると、マッピング・モデル B 内のソース・モデルと同じターゲット・モデルをマッピング・モデル A がもつように、2 つのマッピング・モデルをマージすることができます。このような結合を行うのは、中間スキーマによってすでに定義済みのターゲット・スキーマへのソース・スキーマからの直接マッピングを計算したい場合です。 以下に例を示します。
結合後のモデルには、モデル A1 内に TargetB を収容し、モデル A2 内に SourceB を収容するマッピングのみが入っています。 TargetB と SourceB に関与するマッピングがない場合、結合後のマッピング・ファイルは空になる可能性があります。
マッピング・モデルを並列順序で結合することができます。 それぞれ異なるソースを収容しながら同じターゲットを使用する複数のマッピング・モデルを作成するときは、マッピング・モデルを並列結合します。 そのようなマッピング・モデルのうちの 2 つを結合し、情報を 3 番目のマッピング・モデル内にマージします。 マッピング・モデルの並列結合のプロセスが特に便利なのは、マッピング・モデルを作成するチームがいくつかある場合に、すべてのマッピングを 1 つのマッピング・モデル内に収容したいときです。 個々のマッピング・モデルが完了したら、それらを結合して 1 つのターゲットにまとめることができます。 以下に例を示します。
フェデレーテッド・サーバーで作成されたソースを結合する場合、同じフェデレーテッド・サーバーに対してそれらのソースが定義されている必要があります。 ターゲット・モデルに対するマッピング時には、ユーザーは同じサーバーにデプロイするという前提のもとに、照会が生成されます。
マッピング・モデルを結合するには、少なくとも 1 つのソースと、ターゲットのマッピング・モデルがなければなりません。 新しいマッピング・モデルを構成するソースおよびターゲットのマッピング・モデルは、同じプロジェクト内のものでなければなりません。 結合するマッピングは、ソースまたはターゲットを共有している必要があります。 ソースとしては、任意の物理データベース・モデルを使用できます。 ターゲットとしては、任意の物理データベース・モデルまたは任意の XML スキーマを使用できます。