演習 3: 新規ダイアグラムの作成と関連オブジェクトの追加

始める前に、演習 2: 必要なリソースのインポートを完了する必要があります。

この演習では、新規ブランク・ダイアグラムを作成して、そのダイアグラムに関連オブジェクトを追加します。 ワークベンチは自動的に関連オブジェクトを発見するため、必要なモデル・オブジェクトのサブセットだけを含むダイアグラムを構築することができます。

新規ダイアグラムを作成するには、以下のようにします。

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、Invoice.ldm ファイルをダブルクリックします。

    論理データ・モデル・エディターでモデルがオープンし、関連したダイアグラムがエディター領域でオープンします。

  2. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、請求書 (Invoice) サブパッケージを展開し、「ダイアグラム」フォルダーを右クリックして、「新規ブランク・ダイアグラム」を選択します。

    デフォルトの名前 Diagram1 を持つ新規ブランク・ダイアグラムが作成され、データ・プロジェクト・エクスプローラーの「ダイアグラム」フォルダーの下に表示されます。

  3. データ・プロジェクト・エクスプローラーで新規ダイアグラムを選択して、「プロパティー」ビューをオープンします。
  4. 「プロパティー」ビューの「ダイアグラム名」フィールドに「myinvoiceDiagram」と入力します。

    「プロパティー」ビューの新しい名前のフィールドに、説明されているように入力した様子を示す画面。

  5. ダイアグラムの空白の領域をクリックします。

    「プロパティー」ビューの「フィルター」ページで、ダイアグラム内のオブジェクトまたはコネクターごとに表示される情報量を変更できます。 ダイアグラムでオプションを表示するには、そのオプションの横にあるチェック・ボックスを選択してください。 大規模なダイアグラムで作業している場合、このフィルター・オプションを使用してダイアグラムの表示を単純化できます。 表示オブジェクトをフィルター操作して除外すると、ダイアグラムのパフォーマンスを向上させることもできます。 この事例では小規模なダイアグラムで作業しているため、デフォルトの表示オプションのままで構いません。

    次に、エンティティーを myinvoiceDiagram 図に追加します。データ・プロジェクト・エクスプローラーにある請求書 (Invoice) パッケージの下には、複数のエンティティーが表示されます。

  6. 請求書 (Invoice) エンティティーをデータ・プロジェクト・エクスプローラーからダイアグラムにドラッグします。

    次に、「関係する要素の表示」アクションを使用して、請求書 (Invoice) エンティティーに関連したオブジェクトをダイアグラムに追加します。 このアクションでは、いずれかの方向の関連エンティティーを、以下の関係を使用してダイアグラムに追加します。

    「プロパティー」ビューの「関係」ページを最初に参照して、どのオブジェクトが追加されるかを確認することができます。 汎化により関連付けられるエンティティーを除き、すべての関連エンティティーが「プロパティー」ビューに表示されます。

  7. ダイアグラムまたはデータ・プロジェクト・エクスプローラーのいずれかで請求書 (Invoice) エンティティーを選択します。
  8. 「プロパティー」ビューの「関係」タブをクリックします。

    請求書 (Invoice) エンティティーと関係がある以下のエンティティーが表示されます。

  9. ダイアグラムで請求書 (Invoice) エンティティーを右クリックして、「関係する要素の表示」を選択します。

    請求書 (Invoice) エンティティーと関係があるエンティティーがダイアグラムに追加されます。

  10. ダイアグラムの空白の領域を右クリックして、「すべて整列」を選択します。

    すべてのオブジェクトはダイアグラム・サーフェス上に整列するため、すべての図形とコネクターが重なり合わないように表示できます。 特定のオブジェクトを選択し、それらのオブジェクトをダイアグラムで整列させるためにダイアグラムの他の整列アクションを使用することもできます。

    次に、「関係する要素の表示」アクションを使用して、ダイアグラムにエンティティーをさらに追加します。

  11. 請求項目 (Invoice Item) エンティティーを右クリックして、「関係する要素の表示」を選択します。

    ヒント: Ctrl+F を押して、「ダイアグラムの検索 (Diagram Find)」ウィンドウに「請求項目 (Invoice Item)」と入力することにより、このエンティティーをさらに簡単に見つけることができます。

    以下の関連エンティティーがダイアグラムに追加されます。


  12. 「すべて整列」オプションを再度使用して、新しいエンティティーをダイアグラム・サーフェスに整列させます。
  13. Invoice.ldm ファイルを保存します。

これで、演習 4: 改ページ位置の設定とラベル設定の変更を開始する準備ができました。

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