このトピックでは、InfoSphere Data Architect のアクセシビリティ機能について説明します。
アクセシビリティ機能は、運動障害または視覚障害など身体に障害を持つ方や特別な必要のある方が、ソフトウェア・プロダクトを快適に使用できるようにサポートします。
以下は、InfoSphere Data Architect の主なアクセシビリティ機能のリストです。
- データ・ダイアグラム内のオブジェクトおよび階層をデータベース・エクスプローラーに表示することができます。
- 「アウトライン」ビューを使ってマッピング・エディターの中をナビゲートし、「プロパティー」ビューで追加情報を探すことができます。
一部のアクションはマッピング・エディターからでなければ使用できません。
「アウトライン」ビューでマッピングを選択して、マッピング・エディターへジャンプし、右クリックでメニュー項目を呼び出します。
- 「プロパティー」ビューのいくつかの読み取り専用フィールドは、スクリーン・リーダーで読み上げることができません。これらのフィールドについての情報は、データ・ソース・エクスプローラーで見つけることができます。データ・ソース・エクスプローラーでオブジェクトを強調表示するとき、オブジェクトに関する「プロパティー」ビューの情報のいくつかは読み取り専用のままです。情報が読み取り専用であるため、スクリーン・リーダーはそれを読み上げることができません。この問題を回避するには、データ・ソース・エクスプローラーからオブジェクトをコピーして、これをデータ・プロジェクト・エクスプローラー内のデータ設計プロジェクトに貼り付け、次いでオブジェクトを強調表示して「プロパティー」ビューを開きます。これでスクリーン・リーダーはすべてのフィールドを読み上げることができるようになります。
- 関係をデータ・ダイアグラムに描画するには、2 つのオブジェクトを選択し、それからパレットにタブ移動し、次いで関係オブジェクトを選択します。方向を指定するには、接続元のオブジェクトを最初に選択し、次に宛先オブジェクトを選択します。
- スクリーン・リーダーにデータ・ダイアグラムのオブジェクト名を読み上げさせるには、オブジェクトを選択してから F2 キーを押して、オブジェクト名を編集モードに切り替えます。スクリーン・リーダーはオブジェクト名を読み上げます。Esc キーを押して、編集モードを終了します。
- データ・ダイアグラムに表示されるすべての情報は、データ・プロジェクト・エクスプローラー、データ・ソース・エクスプローラー、および「プロパティー」ビューでも確認できます。
- 図形アイコンにはツールチップがあります。ツールチップを読み上げるかどうかは、使用するスクリーン・リーダーによって異なります。