演習 5: マッピング・モデル内の要素へのトランスフォーメーションの追加

この演習では、ターゲット要素との互換性を持たせるようにソース要素をトランスフォームする方法を学習します。

この演習を始める前に、演習 4: ソース要素とターゲット要素間の関係の検索を完了する必要があります。

マッピング・モデル内の要素にトランスフォーメーションを追加するには、以下のようにします。

discover 関数を使用してマッピング・モデル内の要素間の関係を見つけたら、以下のステップを実行してソース要素にトランスフォーメーションを追加し、ターゲット要素との互換性があるようにします。
  1. マッピング・エディターで、/SAMPLE/SAMP/DEPARTMENT/DEPTNO と /SAMPLE/SAMP/PROJECT/DEPTNO/DEPTNO の間にあるマッピング線を右クリックします。これらの要素は完全に一致しているように見えます。ドロップダウン・メニューから「プロパティー」を選択すると、そのことを確認できます。プロパティー・ページには、ソース列およびターゲット列に関する役立つ情報が含まれています。この例では、ソースおよびターゲットの両方で、DEPTNO のデータ・タイプが CHAR になっています。
  2. しかし、すべての部門番号が小文字であるかどうかを確認するために、その要素に小文字関数を追加します。/SAMPLE/SAMP/DEPARTMENT/DEPTNO/SAMPLE/SAMP/PROJECT/DEPTNO/DEPTNO の間にあるマッピング線を右クリックします。
  3. 「トランスフォーム」->「追加」を選択し、「式ビルダー」ウィザードを開きます。
  4. 「関数」フィールドで、文字列関数を展開します。LCASE(VARCHAR) 関数をダブルクリックします。LCASE 関数が、「トランスフォーメーション式」フィールドに LCASE() として表示されます。
  5. 関数の括弧内をクリックして、フォーカスを移動します。次に、「列」フィールドで DEPTNO 要素をダブルクリックします。DEPTNO 列が括弧の内側に表示されます。
    式ビルダーで小文字関数を追加したところ。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. マッピング線が次のように変化し、トランスフォーメーションが追加されたことを示します。
    トランスフォーメーション、フィルター、ソート式、または結合条件を追加すると、マッピング線のハブが変化する。

マッピング・エディターは、マップされた関係のビジュアル表示を行います。 これで、演習 6: マッピング・モデルの保管を開始する準備ができました。