認証方式の変更

サーバー・セキュリティーの認証方式は、-sssAuthenticationMode dbadmin コマンド行スイッチを使用することで変更できます。

このタスクについて

サーバー・セキュリティーを有効にする場合、デフォルト認証方式ではユーザー名とパスワードを入力します。 使用できる認証方式は 3 つあります。 各方式について次の表で詳しく説明します。

認証方式 パラメーター 説明
ユーザー名とパスワード UsernamePassword

クライアントから渡されたユーザー名と暗号化済みパスワードがサーバーで検証されます。

ユーザー・キー UserKeys サーバーで、識別名に対してユーザー・キー・マッピングが検査されることにより、ユーザーが識別されます。 この情報は、クライアントの証明書内に保管されます。 この方式を使用するには、すべての Rational DOORS ユーザーが、対応するキーにマッピングされていて、 クライアントの開始時に正しい証明書が使用されなければなりません。 例えば、標準ユーザー test_user1 に、システム管理者が入手または作成した固有の証明書が割り当てられているとします。 その証明書には、TEST_user1 などの識別名を含め、test_user1 に関する情報が含まれているとします。 Rational® DOORS® データベース管理者は、 識別名をユーザー・プロファイルに追加することでユーザーを証明書にマップします (例: ユーザー・キー DN=TEST_user1)。
ユーザー名、パスワード、およびユーザー・キー UsernamePasswordAndUserKeys サーバーでは、最初にユーザー・キーに対して同じ操作が行われ、次にユーザー名とパスワードに対して同じ操作が行われます。

手順

サーバー・セキュリティー認証方式を変更するには、-sssAuthenticationMode Authentication_Method コマンド行スイッチを使用して dbadmin コマンドを入力します。 例えば、ユーザー・キー方式を設定するには、以下のように入力します。dbadmin.exe -d 36700@IBMEDSERV -keyDB C:¥path_to_certificate¥db¥client_authentication.kdb -certName DBM1 -P dbadmin_password -sssAuthenticationMode UserKeys

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