IBM Rational DOORS で トランザクション・ロギングを有効にする

ご使用のコンピューターで発生した予期しない動作を診断するために、 クライアント・ロギングを有効にしてトランザクションの詳細を記録できます。

このタスクについて

コンピューターが Rational® DOORS®

クライアント・ セッション中にトランザクション・アクティビティーを記録できるように、ロギングを有効にできます。 セッションを閉じると、ロギングは無効になります。

ロギングをオンにするには、デバッグしなければならない操作を開始する前に、DXL エディターを使用して DXL を実行します。

出力ログ・ファイル・ロケーションに指定したロケーションに対する書き込み許可が必要です。 * クライアント・ロギングでは、RATDOORS クライアントを開始して正常にログインできなければなりません。 * DXL セキュリティーをセットアップした場合は、「DXL の編集」権限を持つユーザーのみが DXL プロシージャーを編集したり実行したりできます。 1. DXL の実行許可を持つユーザーで DOORS にログインします。 2. 「ツール」>「DXL の編集」をクリックします。 3. DXL 入力フィールドに string logfileLocation = "c:¥¥temp¥¥doorsclientlog.txt" int logLevel = 6 startLogging_(logfileLocation, logLevel) と入力します。 4. 「実行」をクリックします。 5. トラブルシューティング対象の問題を発生させたアクションを実行します。 6. ロギングを必要とする操作が完了したら、DOORS を終了します。 注: DOORS を終了すると、DOORS クライアント・ロギングは自動的に無効になります。 DXL コマンド stopLogging_() を実行してロギングを無効にすることもできます。 7. ログ・ファイルを zip して Rational Support に送信します。 関連リンク: t_setupdxlsecurity

手順

  1. Rational DOORS にログインします。 ロギングを有効にするコンピューターについて .xml 構成ファイルを編集します。 ファイル・アペンダーの ${LOG_FOLDER_LOCATION} 値をアクセス可能なパスで置き換えます。 例: <param name="file" value="c:¥IBM¥DOORS¥log¥SystemTrace.log" ¥>
  2. -logxconfig コマンド行スイッチを使用してコンポーネントを開始します。
    注: Windows コンピューター上でコンポーネントを開始する場合は、 コマンド行パラメーターを使用してアプリケーション・メッセージ・ロギングを有効にする代わりに、 コンポーネント .xml 構成ファイルの値を使用するレジストリー・キーを logxconfig という名前で作成することで ロギングを有効にすることができます。
    1. サーバーに対してアプリケーション・メッセージ・ロギングを有効にするには、-logxconfig logging_file_name コマンド行スイッチを 使用して、Rational DOORS データベース・サーバーを 始動します。 -debug を必ず含めてください。 例: C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥doorsd -debug -logxconfig logging-config.xml
    2. クライアントに対してアプリケーション・メッセージ・ロギングを有効にするには、-logxconfig logging_file_name コマンド行スイッチを 使用して、Rational DOORS クライアントを開始します。 例: C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥doors -logxconfig logging-config-client.xml

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