構成ファイルの変更

web.config ファイルは、Rational® DOORS® for HP Quality Center 統合サーバーの構成ファイルです。

始める前に

web.config ファイルのバックアップを作成します。

このタスクについて

以下の操作が可能です。
  • Rational DOORS のリリース・バージョンが SupportedDOORSClientVersions の値に含まれるようにします。
  • Rational DOORS オブジェクトの接頭部と絶対番号を Quality Center の要件名に挿入できます。
  • 並行して実行できるタスクの数を変更できます。
  • 最後に実行されたレポートの格納場所を定義できます。
  • アプリケーションをインストールしたユーザーの暗号化されていないユーザー名とパスワードを削除できます。
注: web.config ファイルには、IBM® Rational サポートの支援を受けない限り変更できない項目も含まれています。

手順

  1. Inetpub¥wwwroot¥DOORSTDIServices¥web.config ファイルを開きます。
  2. 必要であれば、Rational DOORS のリリース・バージョン (9.5 や 9.6 など) を SupportedDOORSClientVersions 設定の値に追加します。
  3. オプション: Rational DOORS オブジェクトの接頭部と絶対番号を Quality Center の要件名に挿入するには、以下の形式で新しい行を入力します。
    <add key="NameFormat" value="ID"/>
    有効な値は以下のとおりです。
    • "D" (または "")。説明だけです (現在の形式)。
    • "I"。絶対番号だけです。
    • "ID"。接頭部と絶対番号です。
  4. オプション: 並行して実行できるタスクの数を変更するには、以下の形式で新しい行を入力します。
    <add key="syncSetting_maxTaskCount" value="8"/>

    最大値は 64、最小値は 1、デフォルト値は 4 です。

  5. オプション: 最後に実行されたレポートの格納場所を定義するには、以下の形式で新しい行を入力します。
    <add key="ReportsPath" value="C:¥Quality_center¥QCHome¥Report"/>
    注: このフォルダーは存在していなければなりません。 必要に応じて、フォルダーを作成してください。
  6. オプション: アプリケーションをインストールしたユーザーのユーザー名とパスワードを削除するには、以下のテキストで始まる行を削除します。
    <add key="username" value=...
    <add key="password" value=...
    注: ユーザー名とパスワードを削除できるのは、Windows 認証を使用している場合に限られます。
  7. ファイルを閉じて保存します。

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