Rational DOORS のインストーラーおよびセットアップの種類

Rational® DOORS® をインストールする場合は、何をインストールするかによって、異なるインストーラーとセットアップの種類を使用します。
セットアップに応じて、以下の 1 つ以上のインストーラーを使用できます。
Rational DOORS クライアント・インストーラー
このインストーラーは、Rational DOORS クライアントをローカル・コンピューターにインストールするために使用します。 さらにこのインストーラーは、Rational DOORS 統合および Rational DOORS Web Access 相互協調処理サーバーをインストールするためにも使用します。

Rational DOORS クライアントは、Windows システムにのみインストールできます。 ただし、Rational DOORS Web Access 相互協調処理サーバーをインストールしたい場合は、Linux システムにインストールできます。

さらに、Rational DOORS を Citrix 環境にインストールできます。 このシナリオでは、管理者は Rational DOORS を中央の場所にインストールし、ユーザーは複数の場所からクライアントをリモート・デスクトップとして実行できます。

ping ネットワーク・ユーティリティーを使用する場合に、Rational DOORS データベース・サーバーとクライアントとの間のエコー要求と応答にかかる時間が 50 ミリ秒を超えているときには、Citrix 環境によりパフォーマンスを改善することができます。

このインストーラーを使用するときには、標準セットアップまたはカスタム・セットアップを実行できます。 セットアップの種類について詳しくは、表 1 を参照してください。

Rational DOORS データベース・サーバー・インストーラー
このインストーラーは、Rational DOORS データベース・サーバーを、Windows システムまたは Linux システムにインストールするために使用します。 このインストーラーを使用するときには、標準セットアップまたはカスタム・セットアップを実行できます。 セットアップの種類について詳しくは、表 1 を参照してください。
表 1. Rational DOORS インストールの種類
インストールするソフトウェア インストールの詳細 インストーラー セットアップの種類
Rational DOORS クライアント

クライアントは、ローカル・コンピューターまたはネットワーク・コンピューター上にあるデータベースにアクセスできます。

Rational DOORS ヘルプ・システムは、クライアント・インストールの一環としてインストールされます。

Rational DOORS クライアント・インストーラー 標準
Rational DOORS 相互協調処理サーバー

Rational DOORS 相互協調処理サーバーは、Rational DOORS Web Access を実行するために必要なコンポーネントの 1 つです。

Rational DOORS クライアントを -interop コマンド行パラメーターを指定して実行すると、システムはそのクライアントを Rational DOORS 相互協調処理サーバーとして認識します。

Rational DOORS クライアント・インストーラー 標準
Rational DOORS データベース・サーバー

Rational DOORS データベース・サーバーをローカル・コンピューターにインストールし、ローカル・コンピューターまたはリモート・コンピューターからそのデータベース・サーバーにアクセスするように Rational DOORS クライアントをセットアップします。

Rational DOORS サーバー・インストーラー 標準

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