ログインの履歴

Rational® DOORS® データベース・サーバーは、すべての失敗したログインおよび成功したログインの記録を保持できます。 デフォルトでは、ログインの失敗だけが記録されます。


データベース・サーバーは、login_history.txt という名前のテキスト・ファイルに情報を記録します。 このファイルは、<server_data_folder>¥v6data¥logs に保管されます。

Windows では、レジストリーの ServerData 項目にサーバー・データの場所が指定されています。 ServerData 項目のデフォルト・ロケーションは、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Telelogic¥DOORS_Server¥9.version¥Config です。

Linux では、login_history.txt ファイルは $SERVERDATA/v6data/logs に保管されています。

ログインの履歴を表示するには、login_history.txt ファイルをテキスト・エディターで開きます。

情報は、2 つの形式 (ローカル時間および協定世界時 (UTC)) で記録されている可能性があります。 以下に例を示します。
Thu Oct 25 14:17:36 2012 [COMPUTER_ONE] Login for account User_1
UTC Thu Oct 25 13:22:22 2012 [COMPUTER_TWO] Login for account Administrator
UTC Thu Oct 25 13:22:22 2012 [COMPUTER_TWO] Login for account User_2
UTC Fri Oct 26 09:09:55 2012 [COMPUTER_THREE] Login for account User_3
Fri Oct 26 10:23:59 2012 [COMPUTER_THREE] Login for account Administrator
Fri Oct 26 10:24:25 2012 [COMPUTER_ONE] Login for account User_1
Fri Oct 26 10:28:31 2012 [COMPUTER_TWO] Login for account User_2
UTC Fri Oct 26 09:32:45 2012 [COMPUTER_TWO] Login for account Administrator
Rational DOORS での UTC については、『日付と時刻の形式』を参照してください。
注: ログイン履歴ファイルは、大きなサイズになる場合があります。 このファイルのサイズを定期的にモニターし、必要であればファイルを削除してください。 情報を保存するには、このファイルを別の場所に移動します。 ログイン履歴ファイルを移動または削除すると、Rational DOORS はログのフォルダー内に自動的にファイルを作成します。

ログイン障害および履歴の設定については、『Rational DOORS データベースの構成』で説明されているように、「ログイン・プロパティー」ウィンドウを参照してください。


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