Windows でのデータベース・サーバーの始動

Rational® DOORS® データベース・サーバーはサービスとして 稼働します。 そのため、このデータベース・サーバーの始動と停止は「コントロール パネル」から行います。 データベース・サーバーは、コンピューターが起動されると自動的に起動され、レジストリーから構成情報を読み取ります。 コマンド行から、レジストリーの構成情報を無効にするスイッチを使用してデータベース・サーバーを起動することもできます。

このタスクについて

このサーバーは、始動時にレジストリーから構成情報を読み取ります。
表 1. Rational DOORS のレジストリー値とスイッチ
値の名前 スイッチ (省略形) 説明
portnumber -portnumber (-p) サーバーが使用するポート番号。 デフォルトは 36677 です。

サーバーが使用するポート番号を変更するには、「PortNumber」を右クリックして「修正」を選択します。 「値のデータ」フィールドに新しいポート番号を入力します。

1000 未満のポート番号は使用しないでください。ポート番号が 1000 未満の場合、サーバーは特権モードで実行する必要があります。 サーバーは特権モードで実行しないでください。

一時的に別のポートを使用する場合は、コマンド行またはショートカットから -portnumber スイッチを使用します。

serverdata -serverdata (-s) Rational DOORS データのロケーション。 データベース・ファイルが格納されているフォルダーの絶対パスを入力する必要があります。
home -home (-h) Rational DOORS のホーム・ディレクトリー。 Rational DOORS がインストールされているフォルダーの絶対パスを入力する必要があります。
データベースの動作をログに記録するようにサーバーを設定できます。そのためには、レジストリー値を作成するか、または doord コマンドでスイッチを使用します。
表 2. サーバーでの動作をログに記録できるするためのレジストリー値とスイッチ
値の名前 スイッチ (省略形) 値のデータ
logfile -logfile (-l) サーバー・ログ・ファイルの絶対パス名。
loglevel -loglevel (-L) ログ・ファイルに含める情報の量。1 が最低値で、最高は 6 です。

手順

  1. レジストリーにある構成情報を 使用して Rational DOORS データベース・サーバーを 稼働させるには、「コントロール パネル」「サービス」を開きます。 「DOORS Database Server 9.version」を選択し、「開始」をクリックします。
  2. コマンド行からデータベース・サーバーを実行するには、コマンド・プロンプトを開き、Rational DOORS インストール・フォルダーのbin ディレクトリーに移動します。 doorsd を実行します。レジストリーの設定を無効にする場合、およびサーバー・ログをセットアップする場合は、コマンド行スイッチを使用します。

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