モジュールでの要件定義
モジュールで要件を定義するには、このセクションで説明されている機能を使用します。
フォーマル・モジュール
フォーマル・モジュールは、その属性によって定義されるオブジェクトを含みます。空のモジュールを作成することも、既存のモジュールをコピーして同じ構造のモジュールを作成することもできます。モジュールのプロパティーの表示と編集、およびモジュールの統計の表示ができます。どのモジュールが開いているかを確認し、それらを閉じることも、その編集モードを変更することもできます。
フォーマル・モジュールの編集
このセクションの各トピックでは、フォーマル・モジュール内のデータを編集するためのオプションについて説明します。
オブジェクト
モジュール内の各行はオブジェクトです。オブジェクトは、フォーマル・モジュール内で階層構造に配置できます。オブジェクトのデータは、属性に保管されます。
属性
Rational® DOORS® では、モジュールおよびオブジェクトに関する情報は、属性に保管されます。属性には、属性タイプ、属性定義、および属性値という 3 つの部分があります。
OLE オブジェクトと画像
モジュールには OLE オブジェクトをアイコンとして挿入できます。OLE オブジェクトをアイコンとして挿入しない場合は、オブジェクト内のファイルの内容が表示されます。空の OLE オブジェクトを作成できます。例えば、新しい Microsoft Excel スプレッドシートを挿入することも、既存のファイルを挿入することもできます。また、モジュールに画像を挿入することもできます。OLE オブジェクトの内容は編集できますが、画像は編集できません。
モジュールでのビューのフィルター操作、ソート、および作成
必要なデータのみが表示されるように、モジュールのレイアウトを変更することができます。列を追加し、フィルターおよびソートを適用し、階層の下位レベルを非表示にすることができます。 同じレイアウトを再度表示するには、モジュールを開くたびにアクセスできるビューとしてレイアウトを保存します。
Rational DOORS データベースでのデータの検索
検索は Rational DOORS データベース・エクスプローラーから開始することも、個々のモジュール内から開始することもできます。オブジェクトのオブジェクト見出し番号または絶対番号がわかっている場合は、そのオブジェクトに直接移動できます。
フォーマル・モジュールへのデータのインポート
他のアプリケーションのデータをモジュールに取り込むには、Rational DOORS インポーターを使用します。
Rational Reporting for Document Generation を使用したフォーマル・モジュールからのデータのエクスポート
フォーマル・モジュールから Microsoft Word、PDF、 および HTML にデータをエクスポートするには、Rational Reporting for Document Generation を使用します。
フォーマル・モジュールからのデータのエクスポート
フォーマル・モジュールから他のアプリケーションまたはフォーマットにデータをエクスポートするには、Rational DOORS エクスポーターを使用します。
ディスカッションによるコラボレーション
ディスカッション
により、レビューアーは、モジュールの内容、またはモジュール内のオブジェクトの内容についてお互いの考えを交換することができます。
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