ユーザーをセットアップしたら、コマンド行スイッチを使用して
サーバーで Windows ユーザー認証を使用可能にできます。
始める前に
この作業を実行する前に、ユーザーをセットアップして、識別名と管理者ユーザーを関連付けます。
Windows ユーザー認証を使用するには、V9.3 よりも
前の Rational® DOORS® クライアントを
除外するように構成された Rational DOORS V9.3 以降の
データベース・サーバーのインスタンスを使用する必要があります。 V9.3 よりも前のクライアントを除外するには、データベース・プロパティーの「ログイン・ポリシー」タブで
最小クライアント・バージョンを 9.3 に設定します。
このタスクについて
Windows ユーザー認証を使用可能にするには、doorsd コマンドと dbadmin コマンドを実行します。 最初に、doorsd を実行してデータベース・サーバーを稼働させます。 次に、dbadmin を実行して、Windows ユーザー認証を使用可能/使用不可にします。
手順
- コマンド・プロンプトで doorsd コマンドを入力してデータベース・サーバーを始動させます。
doorsd -debug -data 36677@ServerHostName
- Windows ユーザー認証を使用可能にしてデータベース・サーバーを稼働させます。
それには、-useOSUserAuthentication コマンド行スイッチを指定して dbadmin コマンドを入力します。
dbadmin -data 36677@ServerHostName -useOSUserAuthentication
-doNotUseOSUserAuthentication コマンド行スイッチを指定して dbadmin を
入力すれば、Windows ユーザー認証を使用不可にできます。
タスクの結果
Windows ユーザー認証を使用可能にした
場合、Rational DOORS クライアントへのログオンに
ユーザー名とパスワードによる認証は使用されなくなります。 Windows ユーザー認証が使用されていることを確認するには、データベース・プロパティーの「ログイン・ポリシー」タブで、「OS ユーザー認証の使用」フィールドが選択されていることを確認します。
次のタスク
このタスクが完了したら、クライアントで Windows ユーザー認証を使用可能にします。
『
クライアントで Windows ユーザー認証を使用可能にする』の説明に従ってください。