Word からインポートしたスタイル情報の編集

Microsoft Word からデータをインポートしたときに、段落スタイル情報を取り込んだ場合、その情報は「段落スタイル」属性に保管されます。「段落スタイル」属性には、1 つ以上の <属性: スタイル> ペアが含まれています。各ペアは、データをエクスポートして Word に戻すときに属性値に適用されるスタイルを定義します。

このタスクについて

例えば、特別なスタイルのテンプレートを使用する Word ファイルにモジュールをエクスポートする場合など、スタイル情報を変更することができます。

「段落スタイル」属性には、必要なだけいくつでも <属性: スタイル> ペアを保管することができます。

「段落スタイル」属性の値はオブジェクトに固有ですが、複数の属性のスタイル情報を持つことができます。例えば、「オブジェクト見出し」属性と「オブジェクト・テキスト」属性に、それぞれ異なるスタイルを指定できます。オブジェクトを出力すると、Word は別々の属性のデータに違ったスタイルを適用します。

ツールは現行オブジェクトでも、現行ビューにあるオブジェクトすべてに対してもスタイルを操作することができます。

次の 2 つが特に重要です。
  • 「属性」のセッティング

    「段落スタイル」属性にリストされていないすべての属性に適用されるデフォルト・スタイルを指定できます。

  • 「プロパティー」のセッティング

    レイアウト DXL やオブジェクト ID など、属性値ではないデータのスタイルを指定できます。

「属性」のセッティングや「プロパティー」のセッティングは、他の属性と同じ方法で使うことができます。これらは、「段落スタイル」属性の中の他の値と同じように<属性:スタイル> のペアを持っています。

手順

  1. 編集する「段落スタイル」属性を持つモジュールを開きます。
  2. 「ツール」>「サポート・ツール」>「段落スタイル属性の編集」の順にクリックします。
  3. 「属性」フィールドで、スタイルを指定したい属性を選択します。
  4. 「段落スタイル」フィールドに、属性に使用したい Word のスタイルの名前を入力します。
    注: 属性の段落スタイル情報を削除するには、「段落スタイル」フィールドでテキストを削除します。
  5. 現行オブジェクトの「段落スタイル」属性を変更する場合には、「現行に適用」をクリックします。現行ビュー内の全オブジェクトの段落スタイル属性を変更する場合には、「すべてに適用」をクリックします。
  6. 「閉じる」をクリックします。

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