RationalDOORS クライアント用のコマンド行スイッチの リストについては、4『Rational DOORS クライアント用のコマンド行スイッチ』を 参照してください。
スイッチ (省略形) | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
-data (-d) | port@DOORSserver | これは Rational DOORS データベース・サーバーを識別するスイッチです。 port は、データベース・サーバーが使用しているポートの番号です。 DOORSserver は、データベース・サーバーがインストールされているコンピューターの名前です。 このスイッチは必ず必要です。 |
-killprocess (-k) | channel_identifier | これは、channel_identifier パラメーターで指定されたユーザー接続を切断するスイッチです。
channel_identifier パラメーターは、-userlist スイッチによって表示されます。 |
-killserver (-K) | これは、サーバーを停止するスイッチです。 | |
-locklist (-l) | これは、現在ロックされているファイルと、各ファイルのチャネル ID をすべてリストするスイッチです。 | |
-outfile (-o) | filename | これは、出力をファイルに送信するスイッチです。
このスイッチは、-locklist スイッチおよび -userlist スイッチと一緒に使用してください。 |
-password (-P) | password | これは、現行サーバー・パスワードを示すスイッチです。 |
-newpassword (-p) | newpassword | これは、新規サーバー・パスワードを示すスイッチです。 |
-unlock (-U) | channel_identifier | これは、channel_identifier パラメーターで指定されたファイルのロックを解除するスイッチです。
channel_identifier パラメーターは、-locklist スイッチによって表示されます。 |
-userlist (-u) | これは、ユーザー接続をすべてリストするスイッチです。 | |
-serverLogging | log_level | loglevel パラメーターおよび logfile パラメーターを
指定してサーバーが始動された場合は、このスイッチを使用してロギング・レベルを変更できます。
新しいログ・レベルを有効にするためにサーバーを再始動する必要はありません。 ログ・レベルについては、『ロギング・レベル』を参照してください。 |
-logxconfig (-X) | logging_file_name | log4cxx 構成ファイルの絶対パス名。
例えば、c:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥logging-config.xml。
Log4cxx は、アプリケーションのメッセージをログに記録するためのフレームワークです。このパラメーターをコマンド行またはレジストリーで使用すると、指定の構成ファイルにアプリケーション・メッセージが出力されます。
6 つのレベルのメッセージがログに記録されます。
|
-tdsUserFilterLimit | string | これは、Rational Directory Server ユーザー検索に制限を設定するスイッチです。 |
-tdsGroupFilterLimit | string | これは、Rational Directory Server グループ検索に制限を設定するスイッチです。 |
-useCardAuthentication | これは、スマート・カード認証をオンにするスイッチです。 | |
-doNotUseCardAuthentication | これは、スマート・カード認証をオフにするスイッチです。 | |
-useOSUserAuthentication | これは、OS ユーザー認証をオンにするスイッチです。 | |
-doNotUseOSUserAuthentication | これは、OS ユーザー認証をオフにするスイッチです。 | |
-secure | on、ON、off、OFF | このスイッチは、Rational DOORS サーバーがセキュア・モードで起動するように構成されるかどうかを指定します。 |
-keyDB | filename | これは、Rational
DOORS SSL 認証/検証に使用される鍵が含まれる鍵データベース・ファイルへの
絶対パス (ファイル名を含む) を示すスイッチです。
デフォルト・パスは DOORS¥9.version¥certdb¥server_authentication.kdb です。 このスイッチは -certdb スイッチに優先します。Rational Directory Server 鍵データベース・フォルダーのロケーションを 指定するには、-certdb スイッチを使用してください。 Rational DOORS SSL 鍵データベース・ファイルのロケーションを 他のロケーションに指定するには、-keyDB スイッチを使用してください。 |
-certdb | folder_name | これは、Rational Directory Server および Rational
DOORS SSL の
鍵が含まれる鍵データベース・ファイルが入っているフォルダーを識別するスイッチです。
デフォルト・パスは DOORS¥9.version¥certdb¥ です。 Rational DOORS SSL の鍵データベース・ファイルを別のフォルダーに 配置するには、-keyDB スイッチを使用してください。 -keyDB スイッチは -certdb スイッチに優先します。 |
-certName | string | これは、セキュア認証時にサーバーを識別する証明書のラベルを識別するスイッチです。
デフォルト・ラベルは IBMSV1 です。 |
-serverhostname | string | これは、サーバーが証明書の検証時に自らを識別するために使用する名前です。
デフォルト・ラベルは IBMEDSERV です。 |
スイッチ (省略形) | パラメーター | 説明 |
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-dwaHost | DWAserver | このスイッチは、Rational DOORS Web Access サーバーを識別します。DWAserver は、Rational DOORS Web Access サーバーが稼働しているコンピューターの完全修飾ホスト名 (例えば dwaserver.ibm.com) です。 |
-dwaPort | port | このスイッチは、稼働している Rational DOORS Web Access サーバーで使用されているポート番号を識別します。 通信がセキュアでなければならない場合のデフォルト・ポートは 8443 です。それ以外の場合、デフォルト・ポートは 8080 です。 |
-dwaProtocol | http または https | このスイッチは、Rational DOORS Web Access サーバーで
使用されているプロトコルを指定します。 通信がセキュアである場合は、https と入力します。 それ以外の場合は、http を入力します。 どちらか一方のみを入力してください。 |
-dcnEnable | これは、Rational DOORS Web Access サーバー/ブローカーと通信できるようにするために必要となるデータ変更通知を有効にするスイッチです。 | |
-dcnBrokerUri | tcp://broker:61616 | これは、Rational DOORS Web Access ブローカーを識別するスイッチです。 broker は、ブローカーをホストしているコンピューターです。 61616 は、ブローカーが使用するデフォルト・ポートの番号です。 |
-dcnChannelName | dcn | これは、データ変更通知チャネルをセットアップするスイッチです。 チャネル名は常に "dcn" です。 |
-dcnInfo | これは、データ変更通知サービスの状況を検査するスイッチです。 | |
-dcnEnable | これは、データ変更通知サービスをオンにするスイッチです。 | |
-dcnDisable | これは、データ変更通知サービスをオフにするスイッチです。 |
スイッチ (省略形) | パラメーター | 説明 |
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-minstall | -port port_number -serverdata server_data_path | これは、Windows オペレーティング・システムが稼働する
マシン上に後続の追加 Rational
DOORS データベース・サーバー・サービスを作成するスイッチです。
portnumber はデータ接続ポートと同じです。
server_data_path はサーバー上のデータ・ディレクトリー・フォルダーと同じです。
例えば、次のようになります。 "doorsd -minstall -port 36666 -serverdata C:¥Program Files(x86)¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥new_data"。 インスタンス番号 (00001 など) が新規サービスに割り当てられます。 |
-remove | これは、Rational DOORS データベース・サーバーが初めてインストールされたときに作成された デフォルト・サービスを除去するスイッチです。 | |
-mremove | -i service_instance_number | これは、Rational DOORS データベース・サーバー・サービスの特定インスタンスを除去するスイッチです。 portnumber は、データベース・サービスの名前に割り当てられているインスタンスの番号と同じです。 |
-list | これは、すべての構成済み Rational DOORS データベース・サーバー・サービスとその状況を表形式のリストで 出力するスイッチです。 | |
-logfile | log_file | これは、Rational DOORS データベース・サーバー・トランザクション・ロギングに使用される ファイルを設定するスイッチです。 ログ・レベルについては、『ロギング・レベル』を参照してください。 |
-loglevel | log_level | これは、Rational DOORS データベース・サーバー・トランザクション・ロギングによって 記録される情報の詳細レベルを設定するスイッチです。 ロギングをオフにする場合は、値 0 を使用します。 最も詳細な情報を生成する場合は、値 6 を使用します。 |
-start | これは、デフォルト Rational DOORS データベース・サーバー・サービスを開始するスイッチです。 | |
-stop | これは、デフォルト Rational DOORS データベース・サーバー・サービスを停止するスイッチです。 |
コマンド行スイッチは、コマンド行およびショートカットで使用できます。
dbadmin -data 36677@abc -killserver
"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.version¥bin¥doorsd.exe" -start -debug