プロポーザルが承認されたら、Change Management for Rational® DOORS® を使用して、その提案された変更を Rational DOORS モジュールに適用します。
手順
- Rational DOORS で該当するモジュールを読み取り専用モードで開きます。
- メインメニューでを選択します。
「要件変更要求の適用 - DOORS」ウィンドウが開き、現行モジュールの承認済みの RCR がすべて表示されます。
- Rational DOORS 文書のベースラインを作成するには、「適用後にもベースラインを作成します」を選択します。
- 表示対象または適用対象の個々の RCR を選択します。
- 変更を適用するには、「適用」をクリックします。
- クリックしてモジュールを閉じます。
タスクの結果
すべての承認済みの RCR の競合がシステムによって自動的に検査されます。
- 競合が見つかると、適用プロセスがキャンセルされ、承認済みの変更は適用されません。 理由が状況ログに書き込まれます。
- 競合が見つからなかった場合は、適用プロセスが完了します。 その後、適用された RCR の影響を受けるモジュールに関連したすべての未承認 RCR が変更管理機能によって検査されます。 競合があると、競合が見つかったすべての未承認 RCR に変更管理機能によって廃止のマークが付けられます。
例
適用済みの RCR 1 と未承認の RCR (RCR 2、RCR 3、RCR 4) との間で検査が行われます。システムによって RCR 3 との間で競合が検出されると、RCR 3 に廃止のマークが付きます。
RCR 3 に関連するモジュールを開いたときに RCR 3 がデフォルトの RCR になっていると、「RCR の競合の解決 - DOORS (Conflict Resolution for RCR - DOORS)」ダイアログ・ボックスが開きます。
その競合を解決してください。 『競合の解決』を参照してください。