競合が見つかった場合は、手動でその競合を解決しなければなりません。
手動で競合を解決するには、いずれかの RCR を拒否するか、競合する RCR からいずれかの提案済みの変更を拒否する必要があります。 通常は、変更を提案した担当者または文書全体に責任を負う担当者が競合を解決します。
このタスクについて
重要: RCR から提案済みの個々の変更を拒否する場合には注意が必要です。 プロポーザル同士の間に相互依存の関係がある場合に、一部のプロポーザルだけを拒否すると、RCR のレンダリングが無効になる可能性があります。 例えば、新しい Rational® DOORS® オブジェクトの階層の作成を RCR で提案した場合に、最上位オブジェクトを作成するプロポーザルが拒否されると、他のオブジェクトの親オブジェクトがなくなるので、その RCR は無効になります。
排他編集モードまたは共有編集モードでモジュールを開いたときに、デフォルトの RCR に廃止のマークが付いていると、Change Management for Rational DOORS によって「RCR の競合の解決 - DOORS (Conflict Resolution for RCR - DOORS)」ウィンドウが表示されます。
RCR の廃止のマークの詳細については、『承認済みの要件変更要求の適用』を参照してください。
変更管理機能には、RCR の競合を解決するためのオプションがいくつか用意されています。
いつでも「選択されたオブジェクトにナビゲート」をクリックして、モジュール内の対象のオブジェクトを表示できます。