自動インストール

このトピックでは、Rational® DOORS® と Rational DOORS for Rational Quality Manager Interface のサイレント・インストールを実行する手順を取り上げます。

Rational DOORS 9.3 以降は、サイレント・インストールに対応しています。 Rational DOORS のサーバーとクライアントのインストーラーを最初から実行して同じ値を何度も追加する代わりに、該当する設定を組み込んだインストール・スクリプトを作成し、そのスクリプトを実行してネットワークにサーバーとクライアントをインストールすることもできます。

サイレント・インストールを実行するには、コマンド行でポート番号やデータベースの場所などの設定をパラメーター値として追加して、それぞれの製品インストーラーを実行します。

Rational DOORS for Rational Quality Manager Interface がシステムにインストールされている場合は、コマンド行にさらにパラメーターと値を追加します。

Rational DOORS データベース・サーバー

Rational DOORS データベース・サーバーの場合は、次の書式でコマンドを入力します。

C:¥doors_server¥setup.exe /s /v"/l*v
¥"C:¥doors_server¥install.log¥" /qn
PORTNUMBER=¥"36677¥"
DATABASEDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.5¥data¥"
INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.5¥""

Rational DOORS クライアント

Rational DOORS クライアントの場合は、以下の形式でコマンドを入力します。

setup.exe /s /v"/l*v
¥"C:¥doors_client¥install.log¥" /qn
INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥"
CLIENTDATA=¥"36677@server_machine¥"
LAPAGREE=¥"Yes¥" TLLICENSESERVER=¥"19353@license_server¥"

Rational DOORS クライアントと Rational Quality Manager Interface クライアント

Rational DOORS クライアントと Rational Quality Manager Interface クライアントの場合は、以下の形式でコマンドを入力します。

setup.exe /s /v"/l*v ¥
¥"C:¥doors_client¥install.log¥" /qn
ADDLOCAL=¥"DOORS_Files,RCPHelp,IBMJRE_50,RQMClient,RQMCommon¥"
INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS" 
CLIENTDATA=¥"36677@server_machine¥" 
LAPAGREE=¥"Yes¥" TLLICENSESERVER=¥"19353@license_server¥"
RQMISERVERPORTNO=¥"7764¥" RQMISERVER=¥"RQMI_server¥" "

Rational DOORS クライアント、Rational Quality Manager Interface クライアント、Rational Quality Manager Interface サーバー

Rational DOORS クライアント、Rational Quality Manager Interface クライアント、Rational Quality Manager Interface サーバーの場合は、以下の形式でコマンドを入力します。

setup.exe /s /v"/l*v ¥
¥"C:¥doors_client¥install.log¥" /qn
ADDLOCAL=¥"DOORS_Files,RCPHelp,IBMJRE_50,RQMServer,RQMClient,RQMCommon¥" 
INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS"
CLIENTDATA=¥"36677@server_machine¥"
LAPAGREE=¥"Yes¥" TLLICENSESERVER=¥"19353@license_server¥"
RQMSERVER=¥"RQM_server¥" 
RQMUSER=¥"RQMISVR¥" RQMPASSWORD=¥"RQMISVR¥" 
RQMPORTNO=¥"9443¥" DOORSUSER=¥"RQMISYNC¥" 
DOORSPASSWORD=¥"RQMISYNC¥" RQMISERVERPORTNO=¥"7764¥" 
RQMISERVER=¥"RQMI_server¥" 
DATABASEDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.3¥RQMInterface¥"
DBHOST=¥"DBHost¥" DBPORT=¥"36688¥" "
注: Microsoft Windows Vista でサイレント・インストールを実行する場合は、「ユーザー・アカウント制御」がオフになっていることを確認する必要があります。

以下の順序で、Rational 製品のインストールをスクリプト化してください。

  1. Rational DOORS、Rational Synergy、Rational Change、および Rational Tau のすべて
  2. Rational DOORS Analyst Add On
  3. その他の製品および統合

サイレント・インストールは、install.log というログ・ファイルに記録されるため、エラーがあった場合は、サイレント・インストール・プログラムによって、状況情報が記録されます。 コマンド行スクリプトで、任意のログの名前と場所を指定できます。


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