Rational DOORS バージョン 9.4 以降と Rational Quality Manager を統合するには、Rational Quality Manager サーバーと通信するように Rational DOORS サーバーを構成する必要があります。
手順
- データベース管理者、またはデータベースの管理権限を持つカスタム・ユーザーで Rational DOORS にログインします。
- データベース・ルートを右クリックして、「データベース・プロパティー (Database Properties)」を
選択し、「リモート・サービス」タブを選びます。
- Rational Quality Manager サーバーをサーバー・リストに追加します。
- 「追加」をクリックして、接続の名前 (例: RQM) を入力します。
- Rational
Quality Manager サーバーのルート・サービスの URL を https://host-name:9443/qm/rootservices のフォーマットで入力します。
サーバーの完全修飾サーバー名 (例: https://clm.ibm.com:9443/qm/rootservices) を使用してください。
- コンシューマー鍵を入力して、「OAuth 秘密鍵」にコンシューマー秘密鍵を入力します。 これらの鍵は、Rational Quality Manager サーバーのセットアップ時に書き留めておいたものです。
- 「登録」をクリックします。 サーバーがリストに追加されます。
- Rational Quality Manager プロジェクトから Rational DOORS データベースへのコラボレーション・リンクを追加します。
- 「コラボレーション・リンク」ペインで「追加」をクリックします。
- 登録した Rational Quality Manager サーバーを選択します。 セキュリティー警告が表示されたら、「はい」をクリックします。
- 開いたウィンドウで Rational Quality
Manager にログインします。
- Rational
DOORS からアクセスするプロジェクトを選択して、「妥当性検査」リンク・タイプを
強調表示し、「追加」をクリックします。
- Rational DOORS において、「リモート・サービス」タブの「コラボレーション・リンク」ペインに
プロジェクトが表示されます。
- 通常、コンシューマー鍵と OAuth 秘密鍵は、先の段階で Rational DOORS を Rational Quality Manager にフレンドとして追加したときに作成されます。 これらの鍵が作成されていない場合は、サーバーのコンシューマー鍵と OAuth 秘密鍵を作成してください。
- Rational DOORS データベース・プロパティーの「ローカル鍵」タブで「追加」をクリックします。
- Rational Quality
Manager の接続の名前を入力します。
- フレンドのコンシューマー鍵と OAuth 秘密鍵を入力します。 これらの鍵は、Rational
DOORS を Rational Quality Manager にフレンドとして追加したときに書き留めておいたものです。
- 「登録」をクリックしてから「OK」をクリックし、データベース・プロパティーを閉じます。
これで、Rational Quality Manager と Rational DOORS が互いに通信するように構成されました。 チーム・メンバーは、Rational DOORS のモジュールおよび個々の要件と、Rational Quality Manager の関連プロジェクトのテスト計画およびテスト・ケースとの間にリンクを作成できます。