Rational DOORS と Rational Insight を統合する場合、Rational DOORS データベースから抽出されたデータは Rational Insight データウェアハウスにロードされ、そこでレポートとして公開されます。 レポートへの取り込みに対して、固有の要件属性を定義できます。 この統合では、データを XML フォーマットで受け渡すために ODBC ドライバーを使用します。 Rational Insight は IBM Cognos® Administration および Data Manager を使用して、Rational DOORS データを ETL (Extract、Transform、Load: 抽出、変換、ロード) ファイルとしてデータウェアハウスにインポートします。 データを IBM Cognos Data Manager で公開した後には、そのデータは Rational Insight のレポートで使用可能になります。
この統合では、データウェアハウスへのデータのフル・ロードのみをサポートします。 指定されたモジュールからのすべての成果物は、抽出とロードが実行されるたびにロードされます。
モジュール内の Rational DOORS 内部リンクは、3 レベルの深さまでサポートされます。 モジュール間のリンクのレベルに制限はありません。
参照リンクは、Rational DOORS から他の要件管理 (RM) アプリケーションへのもののみサポートされます。 現行リリースの ETL 実装は、他の RM アプリケーションから Rational DOORS へのリンクをディスカバーしたりロードしたりすることはありません。
以下のトピックには、統合をセットアップするための詳細な手順が記載されています。 これは Rational DOORS に対する XML データ構成 (XDC) ファイルを構成することから開始します。