データベース・プロパティーの「ログイン・ポリシー」タブでは、Rational® DOORS® データベースの
セキュリティー・レベルを制御します。
データベース・プロパティーの「ログイン・ポリシー」タブでオプションを設定します。 データベース・プロパティーへのアクセスについては、『Rational DOORS データベースの構成』を参照してください。
データベースに対して以下のセキュリティー管理を設定できます。
- データベース管理者を除くすべてのユーザーがデータベースにログインできないようにする。
- ご使用のデータベースへの接続を許可する最小クライアント・バージョンと最大クライアント・バージョンを設定する。
注: これらの制限は、クライアントとともにインストールされた Rational DOORS データベース・サーバー管理ツールには適用されません。
- ユーザーがログインするためにパスワードを入力する必要があるかどうかを設定する。 ユーザーにパスワードを入力させたい場合は、「パスワード」タブにパスワード規則をさらに設定できます。
ユーザー認証に Rational Directory
Server を使用している場合、このフィールドは読み取り専用です。
- システム・ユーザー名を使用してログインできるようにするかどうかを設定する。
このオプションを設定するには、管理者ユーザーとしてログインする必要があります。 システム・ユーザー名が管理者ユーザーに対して定義されていない場合、
このオプションは設定できません。
管理者ユーザー・アカウントのシステム・ユーザー名を定義するには、次のようにします。
- 「ツール」>「オプション」をクリックします。
- 「一般」タブをクリックします。
- システム・ユーザー名を入力します。
- 「OK」をクリックします。
注: Rational Directory Server を
使用しているときに「システム・ログイン資格情報の検査」フィールドが選択されている場合は、このフィールドは読み取り専用です。
- ログイン・ダイアログ・ボックスが閉じられるまでにユーザーがログインを試行できる回数を設定する。 この数値は、0 から 10 までの範囲でなければなりません。 0 を指定した場合、ログイン試行回数に制限はありません。 デフォルトは 4 です。ユーザー名は決して使用不可にされず、ユーザーは再度 Rational DOORS を実行して、再度ログインを試行できます。 ご使用のシステムでユーザー認証に Rational Directory
Server が使用されている場合、このフィールドは表示されません。
- ユーザー・アカウントが使用不可にされるまでにユーザーがログインを試行できる回数を設定する。 例えば、この値が 3 の場合、ユーザーは正しいパスワードを入力してログインするために、3 回まで入力を試すことができます。ユーザーがパスワードを 3 回間違えると、ユーザーのアカウントは無効化されます。
ユーザー・アカウントが決して使用不可にされないようにするには、このフィールドに 0 (ゼロ) を入力します。 デフォルトは 20 で、この値が入力可能な最大値です。
ご使用のシステムでユーザー認証に Rational Directory
Server が使用されている場合、このフィールドは表示されません。
- 失敗したログインの試みがあったときに電子メールを受信するユーザー、およびそのメールに含まれるテキストを指定する。
注: ユーザー・セッションがタイムアウトになり、
セッションまたはユーザーの試行回数が最大数に達すると、そのユーザーはログインできなくなります。 ユーザーのロックを解除する方法については、『
データベース・サーバーに接続しているユーザーの確認』を参照してください。
- 読み取り専用のフィールドはシステムの他の部分で設定され、通知専用としてここに表示されます。 読み取り専用フィールドについては、関連トピックを参照してください。