統合アプリケーションでは、サーバー間のセキュア通信を確立する必要があります。 Rational 製品では、サーバーのフレンド登録によってこれを行います。 サーバー・フレンドとは、セキュアな方法での他のフレンド・サーバーとの通信を許可するためのものです。 統合の各アプリケーションからのサーバー通信を確立する必要があります。 例えば、Rational Adapter for HP ALM を HP ALM、Rational Team Concert、および Rational Requirements Composer と一緒に使用する場合、各アプリケーションのサーバー要求を作成します。 また、ターゲット・サーバーからの各要求を承認する必要もあります。
セキュリティー・スキームによっては、OAuth コンシューマー・キーを作成する必要がある場合もあります。
アプリケーション・データ・ストアへのセキュア・アクセスの要求および承認によってサーバー間通信を確立した後、プロジェクト結合を作成することができます。 このプロジェクト・エリアの結合により、ユーザーは、あるプロジェクト・エリアの成果物 (テスト・ケース、要件、作業項目など) から別のプロジェクト・エリアの成果物へのリンクを作成することが可能になります。
プロジェクトが関連付けられると、それらのプロジェクトは、リンク先の Rational ALM プロジェクトのサービス (要件、変更要求、問題点、品質に関するタスクなど) を使用することができます。 これらのサービスは、プロジェクトを構成するときに選択したリンク・タイプによって決まります。 サポートされるリンク・タイプについて詳しくは、ご使用の Rational 製品のインフォメーション・センターの『製品機能の拡張』トピックを参照してください。