web.config ファイルは、Rational® DOORS® for HP Quality Center 統合サーバーの構成ファイルです。
始める前に
web.config ファイルのバックアップを作成します。
このタスクについて
以下の操作が可能です。
- Rational DOORS オブジェクトの接頭部と絶対番号を Quality Center の要件名に挿入できます。
- 並行して実行できるタスクの数を変更できます。
- 最後に実行されたレポートの格納場所を定義できます。
- アプリケーションをインストールしたユーザーの暗号化されていないユーザー名とパスワードを削除できます。
注: web.config ファイルには、IBM® Rational サポートの支援を受けない限り変更できない項目も含まれています。
手順
- Inetpub¥wwwroot¥DOORSTDIServices¥web.config ファイルを開きます。
- オプション: Rational DOORS オブジェクトの接頭部と絶対番号を Quality Center の要件名に挿入するには、以下の形式で新しい行を入力します。
<add key="NameFormat" value="ID"/>
有効な値は以下のとおりです。
- "D" (または "")。説明だけです (現在の形式)。
- "I"。絶対番号だけです。
- "ID"。接頭部と絶対番号です。
- オプション: 並行して実行できるタスクの数を変更するには、以下の形式で新しい行を入力します。
<add key="syncSetting_maxTaskCount" value="8"/>
最大値は 64、最小値は 1、デフォルト値は 4 です。
- オプション: 最後に実行されたレポートの格納場所を定義するには、以下の形式で新しい行を入力します。
<add key="ReportsPath" value="C:¥Quality_center¥QCHome¥Report"/>
注: このフォルダーは存在していなければなりません。
必要に応じて、フォルダーを作成してください。
- オプション: アプリケーションをインストールしたユーザーのユーザー名とパスワードを削除するには、以下のテキストで始まる行を削除します。
<add key="username" value=...
<add key="password" value=...
注: ユーザー名とパスワードを削除できるのは、Windows 認証を使用している場合に限られます。
- ファイルを閉じて保存します。