サーバー・バックアップの有効化

アーカイブは、ローカル・マシンに保存する代わりに、Rational® DOORS® データベースのサーバー・マシンに保存することができます。この場合、アーカイブはデータ・フォルダー内のフォルダーに保存されます。 これは、データベースに接続しているどの Rational DOORS クライアントからもアクセスできることを意味します。

このタスクについて

このトピックでは、Windows マシンでサーバー・アーカイブを有効化する方法について説明します。

UNIX マシンで サーバー・アーカイブを有効化するには、Rational DOORS データベース・サーバーを 稼働させるユーザーのプロファイル/スタートアップ・スクリプトの一部として 環境変数 DOORS_ARCHIVE_LOCATION=<directoryname> を組み込みます。 ディレクトリー <directoryname> が、$SERVERDATA を基準として作成されます。

手順

  1. Rational DOORS データベース・サーバー・マシン上のデータ・フォルダーに移動します。このデータ・フォルダーにサーバー・アーカイブ用のフォルダーを作成します。
  2. レジストリー・エディターを開いて、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Telelogic¥DOORS_Server¥9.3¥Config に移動します。
  3. 「DOORS_Archive_Location」という文字列を作成します。
  4. この文字列を右クリックし、「修正」を選択します。先ほど作成したフォルダーの名前を「値のデータ」フィールドに入力します。例えば、「serverarchive」のように入力します。
  5. Rational DOORS データベース・サーバーを停止し、再起動します。

次のタスク

サーバー・アーカイブが有効になっていることを確認します。
  1. Rational DOORS を起動し、アーカイブと復元を実行する権限を持つユーザーとしてログインします。
  2. データベース・エクスプローラーの右ペインでプロジェクトを選択し、「ファイル」>「アーカイブ」の順に選択します。サーバー・アーカイブが有効になっている場合は、「アーカイブ・プロジェクト」ウィンドウに「サーバー上でアーカイブ」フィールドが表示されます。このフィールドは、「アーカイブ・モジュール」ウィンドウにも表示されます。「プロジェクトの復元」ウィンドウと「モジュールの復元」ウィンドウには、「サーバーからの復元」フィールドが表示されます。

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