ロケールおよび言語
コンピューターのロケールとは、そのコンピューターのローカル言語と地理的な場所です。例えば、「フランス語 (フランス)」と「フランス語 (カナダ)」は異なるロケールです。要素の中には、コンピューター上での表示形式がロケールによって決められるものがあります。例えば、コンピューターのプログラムが使用する日付形式は、ユーザーのロケールから派生しています。
Rational DOORS のデフォルト・ロケール
Rational® DOORS® のデフォルト・ロケールは、ユーザーのコンピューターのロケールから派生しています。Rational DOORS 内の設定を変更して、デフォルト・ロケールを無効にすることができます。変更内容はロケールとともに保存されます。使用するロケールを変更するたびに、そのロケールに対して以前に選択したユーザー・オプションが適用されます。
サポートされるロケールの形式
このトピックでは、Rational DOORS でサポートされているロケールの形式をリストします。
日付と時刻の形式
Rational DOORS データベースには、1970 年から 2036 年までの Rational DOORS 日付値が協定世界時 (UTC) 形式で格納されています。 UTC は、国際時間の標準として開発されました。GMT (グリニッジ標準時刻) と UTC はほぼ同じですが、UTC は夏時間 (DST) を認識せず、24 時制で表記されます。UTC の 0 時は、GMT の深夜です。24 時制のローカル時間は、所在地に基づいて時間を加算または減算することで UTC に変換されます。子午線からその地域までの距離と夏時間が考慮されます。
レガシー・データのロケールの設定
以前のバージョンの Rational DOORS のデータには、ロケール・プロパティーが設定されていない場合があります。データベース管理権限があるユーザーは、ロケール・プロパティーがない任意のレガシー・データ用のデフォルト・ロケールを設定できます。
ロケールのユーザー・オプション
行送り、フォント、および日付の表示形式と入力形式を変更できます。
Rational DOORS 言語の変更
Rational DOORS は、マシンに設定されているロケールの言語で表示されます。Rational DOORS を 開始のたびに別の言語で表示するには、環境変数を設定します。 例えば、カナダに滞在しているときにシステム・ロケールを英語に設定してある場合は、環境変数を使用して、 開始のたびにフランス語で表示されるように Rational DOORS を設定できます。
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