OSLC
以下のトピックでは、OSLC を使用してリモート・アプリケーションと統合する場合に発生する可能性がある問題について説明します。
OSLC 実装の詳細
Rational DOORS Web Access は、OSLC RM v1 および CALM 2009 のみを実装します。
Rational DOORS Web Access の OSLC URL
rootservices の URL (
/dwa/public/rootservices
) は、Rational DOORS Web Access が公開する唯一の静的 URL です。その他の URL はすべて、標準の OSLC v1 および CALM 2009 の仕様を使用してこの URL から動的に派生したもので、変更される可能性があります。
無効な Rational DOORS 構成
Rational DOORS クライアントを始動するには、
dbadmin
コマンドを使用し、OSLC v1 および CALM 2009 の機能を動作させるための
–dwaHost
、
–dwaProtocol
、および
–dwaPort
の各パラメーターを指定する必要があります。これは、内部リンクおよび外部リンクのレンダリングを機能させるためにも必要です。
RM v1 および CALM 2009 のプログラムによる要求
Rational DOORS Web Access に対して RM v1/CALM 2009 のプログラムによる要求を行うには、OAuth を使用する必要があります。
保護リソースへのアクセス
OSLC v1 および CALM 2009 のプログラムによる要求はすべて、OAuth で保護されています。また、ユーザー・インターフェースによる要求はすべて、標準の Rational DOORS Web Access ユーザー名/パスワードのセキュリティー・フレームワークを使用します。
Rational DOORS Web Access およびリンク・レンダリング
このトピックには、リンク・レンダリングのための
festival.xml
ファイルのセットアップに関する役立つ情報が記載されています。
リンク・レンダリングの失敗
Rational DOORS Web Access では、
application/x-jazz-compact-rendering accept
MIME タイプがサポートされています。リンク・レンダリング・レベル 1 の要求はすべて、この
accept
MIME タイプを使用する必要があります。Rational DOORS Web Access では、OSLC v2 で定義されている
application/x-oslc-compact+xml
MIME タイプはサポートされていません。
SSL が構成されていない
SSL を使用して Rational DOORS Web Access に接続するときに、ブラウザーに
「サーバーが見つかりません」
というメッセージが表示される場合は、SSL を使用せずに接続して、Rational DOORS Web Access が実行されていることを確認してください。非 SSL 接続が動作する場合は、通常、Tomcat
server.xml
ファイルで SSL サポートが構成されていないないことを示します。
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