フォーマル・モジュールで表示されるデータの制御
必要なデータのみが表示されるように、モジュールのレイアウトを変更することができます。列を追加したり、フィルターやソートを適用したり、階層の下位レベルを非表示にしたりできます。同じレイアウトを再度表示できるようにするには、モジュールを開くたびにアクセスできるビューとしてレイアウトを保存します。
フィルターの定義
フィルターを使用すると、オブジェクトを対象に含めたり、対象から除外したりすることによって、モジュールで表示されるデータを制御できます。属性、リンク、オブジェクト、および列に基づいてフィルターを定義できます。
モジュールを検索およびフィルタリングするための正規表現
フォーマル・モジュールを検索またはフィルタリングする場合に、正規表現を使用できます。
ソートの定義
モジュール内のオブジェクトの順序を制御するには、ソートを使用します。
モジュールで表示するオブジェクトのレベルの選択
モジュール・ツールバーのリストでレベルを選択することによって、何階層のレベルまで表示するかを指定できます。選択したレベルより下の階層にあるオブジェクトは表示されません。
テーブルに表示する属性の選択
テーブル・セルには、デフォルトでメイン列属性の「オブジェクト見出し」と「オブジェクト・テキスト」が表示されます。モジュール内のすべてのテーブルで表示される別の属性を選択できます。
列の挿入、編集、および削除
列を挿入して、属性の値またはレイアウト DXL の値を表示することができます。列を編集または削除することも可能です。挿入できる最大列数は 32 です。
グラフ列の挿入
グラフ列は、1 つ以上の棒グラフを含む列です。各棒グラフに属性の値が表示されます。この属性は数値を持つ必要があるため、整数型または実数型の基本タイプでなければなりません。グラフ列は、レイアウト DXL 列です。列に表示される属性の値を編集すると、棒グラフが直ちに更新されて、その新しい値が表示されます。
アイコン列の挿入
アイコン列では、アイコンを使用して属性の値を表示します。アイコンを使用して、数値属性 (整数型または実数型の属性) または列挙型属性を表すことができます。複数の属性を表示できるグラフ列とは異なり、アイコン列には 1 つの属性しか表示できません。アイコン列はレイアウト DXL 列です。列に表示される属性の数値を編集すると、アイコンが直ちに更新されて、その値が表示されます。
ビューの保存
フォーマル・モジュールを作成する際には、標準ビューがモジュールのデフォルト・ビューとなります。このビューには、モジュール・エクスプローラー、ID 列、およびメイン列が表示されます。モジュールのレイアウトを変更し、次回モジュールを開くときに変更後のレイアウトを表示する場合は、レイアウトをビューとして保存します。例えば、列の追加、フィルターやソートの適用、階層の下位レベルのオブジェクトの非表示化、モジュール・ウィンドウや列のサイズの変更を行うことが考えられます。新しいレイアウトをモジュールを開くときのデフォルト・ビューに設定するか、またはモジュールを開いてビュー・リストからそのビューを選択することができます。
ビューの表示、編集、および削除
アクセス権を持つモジュール・ビューのリストを確認するには、「
ビューの管理
」ウィンドウを使用します。アクセス権に従って、ビューを編集および削除することができます。
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