Rational DOORS 9.3 では、自動インストールがサポートされています。同じオプションを何度も選択して最初から Rational DOORS をインストールするよりも、ユーザーによる設定を記録するインストーラーを作成して、費用も時間もより効率的にネットワーク間でインストールを実行できます。
自動インストールを行うには、コマンド行から各製品のインストーラーを実行します。Rational DOORS データベース・サーバーの場合は、次の書式でコマンドを入力します。
C:¥doors_server¥setup.exe /s /v"/l*v ¥"C:¥doors_server¥install.log¥" /qn PORTNUMBER=¥"36677¥" DATABASEDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.3¥data¥" INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.3¥""
Rational DOORS クライアントの場合は、次のコマンドを入力します。
setup.exe /s /v"/l*v ¥"C:¥doors_client¥install.log¥" /qn INSTALLDIR=¥"C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥" CLIENTDATA=¥"36677@server_machine¥" TLLICENSESERVER=¥"19353@license_server¥" LAPAGREE=¥"Yes¥"
以下の順序で、Rational 製品のインストールをスクリプト化してください。
サイレント・インストールは、install.log というログ・ファイルに記録されるため、エラーがあった場合は、サイレント・インストール・プログラムによって、状況情報が記録されます。コマンド行スクリプトで、任意のログの名前と場所を指定することができます。