Rational® DOORS® バージョン 9.0、9.1、または 9.2 から 9.3 にアップグレードすると、以前のバージョンは削除されます。このトピックには、バージョン 9.0、9.1、9.2、および 9.3 のデータベース・サーバーおよびクライアントがどのようにやり取りするかに関する情報が含まれます。
常に、Rational DOORS 9.3 は、デフォルトで ¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.3 という名前の新しいディレクトリにインストールされます。インストールが成功した後、バージョン 9.0、9.1、または 9.2 は削除されます。
現在のインストール環境と同じディレクトリに Rational DOORS 9.3 をインストールすることはできません。
Rational DOORS 9.3 が正常にインストールされた後、メニューには、「IBM
Rational DOORS 9.3」が表示されます。
注: addins.idx ファイルをカスタマイズした場合は、アップグレードの前にそれをバックアップします。Rational DOORS 9.3 にアップグレードすると、現行バージョンの addins.idx は上書きされます。
データの移行
次のいずれかの操作をします。
- Rational DOORS 9.3 をインストールしてから、バージョン 9.0、9.1、または 9.2 のデータを 9.3 データ・フォルダに移行します。
- Rational DOORS 9.3 データベース・サーバーをインストールするときに、「データベース設定」画面で、バージョン 9.0、9.1、または 9.2 のデータ・フォルダへのパスを入力します。
ライセンス
すでにバージョン 9.0、9.1、または 9.2 を実行していて、有効な保守契約を結んでいる場合、Rational DOORS 9.3 に対して新しいソフトウェア・ライセンスは必要ありません。
バージョン 9.0 と Rational DOORS 9.3 間の互換性
- バージョン 9.0 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 のクライアントは、バージョン 9.0 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 は、バージョン 9.0 のデータを読み取ることができます。
- バージョン 9.0 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 のプロジェクト・アーカイブ、モジュール・アーカイブ、およびパーティションを読み取ることができます。
バージョン 9.1 と Rational DOORS 9.3 間の互換性
- バージョン 9.1 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 のクライアントは、バージョン 9.1 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 は、バージョン 9.1 のデータを読み取ることができます。
- バージョン 9.1 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 のプロジェクト・アーカイブ、モジュール・アーカイブ、およびパーティションを読み取ることができます。
バージョン 9.2 と Rational DOORS 9.3 間の互換性
- バージョン 9.2 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 のクライアントは、バージョン 9.2 データベース・サーバーに接続できます。
- Rational DOORS 9.3 は、バージョン 9.2 のデータを読み取ることができます。
- バージョン 9.2 のクライアントは、Rational DOORS 9.3 のプロジェクト・アーカイブ、モジュール・アーカイブ、およびパーティションを読み取ることができます。
9.3 にアップグレードするには、該当する Rational DOORS インストーラーを実行します。既存のバージョンの Rational DOORS をマシンで検出すると、インストーラーはそれを新しいバージョンに自動的にアップグレードします。