Rational DOORS データベース・サーバー用のコマンド・ライン・スイッチ

以下に示すコマンド・ライン・スイッチは、(dbadmin) コマンドのオプションを設定するため、および Rational DOORS データベース・サーバーを管理するために使用します。

Rational DOORS クライアント用のコマンド・ライン・スイッチのリストについては、Rational DOORS クライアント用のコマンド・ライン・スイッチを参照してください。

表 1. dbadmin 用のコマンド・ライン・スイッチ
スイッチ (省略形) パラメーター 説明
-data (-d) port@computer

Rational® DOORS® データベースを指定します。

パラメーターは、サーバーが使用しているポートおよびサーバー・コンピューターの名前を指定します (例えば、36677@myserver)。

-killprocess (-k) channel_identifier channel_identifier で指定されたユーザーの接続を切断します。

channel_identifier-userlist で表示できます。

-killserver (-K)   サーバーを停止します。
-locklist (-l)   現在ロックされているすべてのファイル、および各ファイルのチャネル ID を表示します。
-outfile (-o) filename 結果をファイルに出力します。

-locklist スイッチおよび -userlist スイッチと一緒に使用します。

-password (-P) password サーバーに対する現在のパスワード。
-newpassword (-p) newpassword サーバーに対する新規パスワード。
-unlock (-U) channel_identifier channel_identifier で指定された、ロックされたファイルのロックを解除します。

channel_identifier-locklist で表示できます。

-userlist (-u)   接続されているすべてのユーザーを表示します。
-serverLogging loglevel 1 ~ 6 サーバーが loglevel パラメーターおよび logfile パラメーターを指定して始動されている場合は、このスイッチを使用してロギング・レベルを変更できます。

新しいログ・レベルを有効にするためにサーバーを再始動する必要はありません。

-tdsUserFilterLimit string Rational Directory Server ユーザー検索に制限を設定します。
-tdsGroupFilterLimit string Rational Directory Server グループ検索に制限を設定します。
-useCardAuthentication   スマート・カード認証をオンに切り替えます。
-doNotUseCardAuthentication   スマート・カード認証をオフに切り替えます。
-useOSUserAuthentication   OS ユーザー認証をオンに切り替えます。
-doNotUseOSUserAuthentication   OS ユーザー認証をオフに切り替えます。
-secure on、ON、off、OFF セキュア・モードで始動するように Rational DOORS サーバーを構成するかどうかを指定します。
-keyDB string GSKIT で作成される鍵リング・データベース・ファイルの場所を指定します。 このファイルには、認証および妥当性検査で使用する証明書が含まれています。

デフォルトは %DOORSHOME%/certdb/server_authentication.kdb です。

-certName string セキュアな認証中にサーバーを識別するために使用する証明書のラベルを指定します。

デフォルトは IBMSV1 です。

-serverhostname string 証明書の妥当性検査でサーバーが自らを識別するために使用する名前。

コマンド・ライン・スイッチは、コマンド行またはショートカットから使用できます。例えば、サーバーは次の方法でシャットダウンできます。
  • コマンド行からコマンド dbadmin -data 36677@abc -killserver を使用する。
  • Rational DOORS インストール済み環境の「bin」フォルダーにある dbadmin.exe へのショートカットを作成し、このショートカットに -killserver スイッチを追加する。


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