Rational DOORS を使用したテストの管理
複雑ではないテスト要件がプロジェクトにある場合は、Rational® DOORS® モジュールでテストを管理できます。このタスクを実行するには、モジュールをテスト・トラッキング用に構成します。
テスト・トラッキング・モジュール
テスト・トラッキング・モジュールでは、各オブジェクトをテスト・ケースとしてセットアップします。テスト・ケース・オブジェクトは、通常、見出しおよび副見出しの下に配置されます。テスト技術者がテストの要件を理解し、製品に対してテストを実行し、テスト結果をオブジェクトに入力できるように、各テスト・ケース・オブジェクトの属性には十分な情報を入力する必要があります。テスト・ケース・オブジェクトは、データベース内の他のオブジェクト (テスト対象の要件など) にリンクさせることができます。
テスト定義の作成と更新
Rational DOORS モジュールをテスト・トラッキング用に構成するには、テスト定義を作成する必要があります。作成した定義は、「テスト・ケース」定義および「テスト実行」定義に割り当てられている属性を変更することで、いつでも更新できます。
テスト結果を記録するフォームの作成
テスト・ケースごとに「テスト・ケース」属性と「テスト実行」属性を表示するための「テスト実行結果」フォームを作成することができます。
モジュールのテスト実行の準備
テスト技術者がモジュールでテストを実行する前に、テスト実行を作成する必要があります。
テストの実行
テスト実行が作成されたら、「
テスト・ケース編集フォーム
」ウィンドウを開くことができます。このウィンドウには、各テストについて入力する必要があるフィールド、およびテストの背景情報が表示されます。一通りテスト・ケースを確認し、必要な情報を入力します。
テスト実行の比較
列挙型属性を選択して、その属性に基づき 2 つのテスト実行を比較します。例えば、「テスト状況」列挙型属性に格納されている結果を比較し、テストの合格率の変化を確認できます。
フィードバック