DXL 属性およびレイアウト DXL 列

DXL 属性とレイアウト DXL 列はどちらも、モジュールに表示される値を計算するために DXL プログラムを使用します。DXL プログラムは、オブジェクトが最後に変更されてからの日数や、オブジェクトが持つイン・リンクとアウト・リンクの数を計算することができます。

DXL 属性とレイアウト DXL 列の違いはわずかです。

DXL 属性では、DXL プログラムは属性定義に関連付けられます。複数の列やビューでその属性を使用することができます。

レイアウト DXL 列では、DXL プログラムは単一の列に関連付けられますが、属性には関連付けられません。レイアウト DXL 列は属性を持たない列です。その代わりに、レイアウト DXL 列は DXL プログラムを使用して表示対象を計算します。

注: レイアウト DXL はテーブル・オブジェクトを処理しません。

DXL 属性の値は、オブジェクトが最初に画面に表示されたときに自動的に計算されます。Rational DOORS に値を再計算させるには、「ツール」>「DXL 属性の最新表示」の順にクリックします。DXL プログラムがバックグラウンドで実行され、値が更新されます。

レイアウト DXL 列の値は、Rational DOORS により画面が最新表示されるたびに自動的に再計算されます。この列に関連付けられた DXL プログラムがコンピューターを集中的に使用する場合、値の再計算が続いてパフォーマンスが低下することがあります。この場合は、レイアウト DXL 列の代わりに DXL 属性を使用することを検討してください。

列に大量のデータが含まれている場合、属性 DXL を使用するか、レイアウト DXL 列を 属性 DXL に変換してください。画面に表示できるよりも多くのデータをオブジェクトが含んでいる場合、レイアウト DXL はスクロールできませんが、属性 DXL はスクロールできます。

詳細については、「DXL Reference Manual 」の DXL 属性のセクションを参照してください。マニュアルは Rational DOORS の「ヘルプ」メニューから参照することができます。「ヘルプ」>「DXL リファレンス・マニュアル」の順にクリックしてください。


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