Optim™ Database Administrator 用語集

アーカイブ
アーカイブ・ソース (SQL で表される) からデータ、定義、および環境情報をキャプチャーし、この情報をアーカイブ・ターゲットに保存する処理。さらに、ソース・データの一部またはすべてを削除することも含まれます。 この処理は、アンロード・タスクを実行することによって実行できます。
アンロード方式
アンロード方式は、データ保全用に生成されるアンロード・コマンドのタイプを決定し、データ保全をデータ・ファイルの外部で実行するか、それともデータベースの内部で実行するかを決定します。 使用する方式は、変更管理スクリプト・エディター「コマンド」セクションで「データ・オプション」をクリックすることによって始動する「データ保存のカスタマイズ」ウィザードを使用することによって指定できます。
影響分析
特定のオブジェクトに関して存在する従属関係を検出する処理。オブジェクトに対して変更が行われる際に、その変更によって影響を受ける可能性のある関連オブジェクトのリストが生成されます。

環境
『層』を参照。
監査
データベースの発展の記録を残すために、データベースの変更をトラッキングし続ける処理。監査によって、誰が何のアクションを実行したのかをトラッキングするためのメカニズムが提供され、不明な、または予期しないデータへのアクセスを防ぐのに役立ちます。
コピー
ソース (データベース接続、物理データ・モデル、または DDL スクリプト・ファイル) からターゲット・データベースに内部構造全体をコピーする、1 つ以上のオブジェクトの移動。
コピーおよび貼り付け
オブジェクト・リストでオブジェクトをコピーして、そのオブジェクトを同じデータベースまたは別のデータベースに貼り付けるプロセス。オブジェクト、データ、および従属関係の移動には、変更管理スクリプト・エディターを使用できます。

再始動
変更管理スクリプトが変更管理スクリプト・エディターから実行されたときにエラーが発生した場合に、変更管理スクリプト内のコマンドを再始動するプロセス。
再ロード方式
外部データ保持のために生成される再ロード・コマンドのタイプを決定する方式。 使用する方式は、変更管理スクリプト・エディター「コマンド」セクションで「データ・オプション」をクリックすることによって始動する「データ保存のカスタマイズ」ウィザードを使用することによって指定できます。
生成
変更コマンドを作成する処理。
ソース・モデル
別のモデルに対して行う変更の基本、つまりソースとなるモデル。
IT インフラストラクチャーにおけるデータベースの目的を記述するもの。例えば、開発ラック、テスト・ラック、または実動ラックは、すべて別のデータベース層です。
操作不能オブジェクト
有効ではあるものの、使用するためには再作成が必要な DB2® オブジェクト。

ターゲット・モデル
変更が適用された後のデータベースを表すモデル。
タスク・アシスト
データベースのバックアップ、表のロード、またはパッケージの再バインドなどの、さまざまなデータベース管理アクティビティーを実行するプロセスのガイドに役立つエディター。
データベース・パーティション・フィーチャー (DPF)
DB2 for Linux, UNIX, and Windows のフィーチャーであり、これを使用すると、大容量データベースを 1 つ以上のサーバーに物理的に配置された複数のデータベース・パーティションに分割することにより、大容量データベースの管理を改善することができます。
データ設計プロジェクト
データベースに対する変更を計画、分析、および実行するために必要なリソースを保存するコンテナー。プロジェクトは、ファイル・システム内のディレクトリーにマップします。
データ保存
データベースの構造やメタデータに対して変更を加える場合に、ターゲット・データベース内のデータを制御する方法を指定する処理。
取り消し
変更管理スクリプト・エディターで変更管理スクリプトから正常に配置または部分的に配置されたコマンドを反転 (つまり取り消す) プロセス。

配置
変更指定のフェーズで指定された条件を反映してデータベースを変更する処理。 配置処理には、ターゲット・データベースの命名、そのデータベースに対して変更指定フェーズ中に生成された変更コマンドの実行、および取り消し処理の管理といった処理が関係しています。
配置
DB2 オブジェクトに対して変更コマンドを発行するプロセス。例えば、表、表スペース、およびトリガーです。『実行』も参照。
比較
2 つのモデルの差分を分析する処理。多くの場合は、変更が及ぼす影響を把握するために、変更案が含まれているデータベースのモデルと元のデータベースのモデルが比較されます。あるいは、あるデータベースのスキーマを別のデータベースに適合するように変更している場合は、ソース・データベースのモデルとターゲット・データベースのモデルを比較することによって、データベース間の差分を判別できます。
プロジェクト
『データ設計プロジェクト』を参照。
変更管理スクリプト
データベースに対して加える変更のセット。 変更管理スクリプトにより変更リソースがまとめてバインドされ、それらのリソースが一貫性のある形式に編成されます。 配置スクリプトは、変更をどのように発行するかに関する指定のリソースとメタデータを記述します。 変更管理スクリプトを使用すると、DB2 データベースへの変更を配置できます。
変更管理スクリプトへの適用
変更管理スクリプトに変更コマンドまたは変更を統合するプロセス。
変更コマンド
DDL、DML、DCL、ユーティリティーの実行、バインド、および再バインドなどの操作の順序付きコレクション。
変更指定
データベースに適用する変更のセットを定義する処理。 この処理には、データベースのモデルに変更を加えることと、その変更による影響を分析することが関係します。定義された後、変更は実際のデータベースに配置可能になります。

マイグレーション
ソースからターゲットに内部構造の一部だけをコピーする、単一または複数のオブジェクトの移動。 特定のデータベースのカタログ・スキーマを別のデータベースに適合するように変更する処理。 マイグレーションは、いくつかの異なる開始点から開始できます。 例えば、ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトが比較され、ターゲットをソースと一致させるための DDL が生成されます。 同じデータベースの中、またはデータベース層間で、データベース・オブジェクト、属性、または従属関係をマイグレーションできます。
マイグレーション分析
特定のデータベースのカタログ・スキーマを別のデータベースに適合するように変更する場合になされる、1 つのデータベースのモデルと別のデータベースのモデルの間の差分の比較および移動。
マスク
変更管理スクリプト・エディターでオブジェクトをマイグレーションするときに、名前を変換するプロセス。マスクによって、比較エディターでソース・オブジェクトの名前がターゲット・オブジェクトの名前にマップされます。例えば、DEV のスキーマ名を TEST にマップできます。
未定義オブジェクト
有効で操作可能であるものの、実行時には未定義の DB2 オブジェクト。
無視
変更管理スクリプト・エディターでオブジェクトをマイグレーションするときに、オブジェクトを無視するプロセス。無視によって、オブジェクト・タイプが、比較エディターでのソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトとの比較から除外されます。
モデル
データベース・カタログの表現 (データベース・スキーマ・オブジェクトを参照)。『ソース・モデル』および『ターゲット・モデル』も参照。
モデル分析
モデルを分析して、定義されている制約にモデルが準拠しているかどうかを検証する処理。

リソース
変更を構成するモデルやスクリプト。変更のリソースは、変更のプロジェクトのフォルダー内に置かれます。
リフレッシュ
基本モデルを最新バージョンの DB2 データベース・カタログと一致させるための処理。データベースに対する変更は、変更コマンドが作成された時点から変更コマンドが配置されるまでの間にも発生する可能性があります。 基本モデルをリフレッシュすることにより、加えられた変更を検出して、必要な場合には変更コマンドを再作成できるようになります。

D

DPF
データベース・パーティション・フィーチャー』を参照してください。

H

HADR
High Availability Disaster Recovery』を参照してください。
High Availability Disaster Recovery
DB2 for Linux, UNIX, and Windows の災害時回復ソリューション。これは、ログ配送を使用し、主システムで部分的または完全なサイト障害が発生した場合、スタンバイ・システムにデータを提供します。

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