XML スキーマ・ファイルから HTML 文書を生成

XML スキーマから生成された HTML 文書には、スキーマに関する、名前、ロケーション、ネーム・スペースのような様々な情報が、 スキーマ内に含まれるさまざまなコンポーネント (要素、または複合タイプ) に関する詳細と同様に含まれています。 これは、ユーザー・スキーマのコンテンツ要約を提供する際に役立ちます。
始める前に
このタスクについて

次の説明は Resource パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

XML スキーマ・ファイルを基にして HTML 文書を生成するには以下の手順を行います。

  1. プロジェクト・エクスプローラーで、XML スキーマを右クリックする。
  2. 「生成」 > 「HTML」とクリックする。 「XML スキーマ文書の生成 (Generate XML schema documentation)」ダイアログが開きます。
  3. 求める HTML 文書のスタイルを選択する。
    1. スキーマごとに 1 つの HTML ファイルを生成する場合、「フレームなしの XSD 文書を生成 (Generate XSD Documentation without frames)」を選択する。
    2. その他の場合は、「フレーム付きの XSD 文書の生成 (Generate XSD Documentation with frames)」を選択する。 このオプションを選択すると、複数の HTML ファイルが生成されます。それらは同じような方法で Javadoc ファイルにセットアップされます。
  4. 「次へ」 をクリックして、HTML ファイルのターゲット・フォルダーを指定する。
  5. 「終了」をクリックします。 HTML ファイルは指定されたロケーションに作成されます。
タスクの結果

生成された HTML ファイルには、以下の詳細のいずれかが含まれる場合があります。

詳細 説明
スキーマ XML スキーマの名前、ロケーション、およびターゲット・ネーム・スペース。
ネーム・スペース XML スキーマ・コンポーネントのターゲット・ネーム・スペース。
ダイアグラム XML スキーマ・コンポーネントのビジュアル・モデル (要素、または、複合型など)。 親コンポーネントのヘッダーをクリックして、そのコンポーネントの文書詳細へ ナビゲートできます。 複合型の場合、要素のタイプ名をクリックすると、そのタイプの文書詳細にナビゲートできます。
タイプ コンポーネントのタイプ (複合型など)。
継承の階層 コンポーネントの継承タイプの階層。継承タイプを クリックすると、そのタイプの文書詳細にナビゲートできます。
コンテンツ詳細 複合型の要素リスト、および XML スキーマ・ファイルで定義された これらの要素に関連するいずれかの文書。
許容値 単純型およびそれに関連した文書で許容できる値 (または列挙) のリスト。
ソース XML スキーマ・コンポーネントの XML ソース・コード。

HTML ファイル (「ファイルの作成時」セクションで、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「Web」 および XML ファイル > 「HTML ファイル」) のエンコード設定にヘブライ語ロジック (ISO-8859-8-I) エンコードが選択されている場合は、XML スキーマ・ファイルから生成される HTML 文書ファイルは UTF-8 エンコードのままになります。これは既知の問題です。

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