チューニングする必要があるステートメントがグローバル一時表にアクセスする場合、そのステートメントに対して分析ツールを実行する前に、一時表を定義するステートメントを実行する必要があります。
このタスクについて
- DB2 for Linux, UNIX, and Windows 上で SQL ステートメントを実行する場合、アクセス・プラン・グラフの作成、アクセス・プラン・エクスプローラーによるアクセス・プランの分析、あるいはその両方を実行できます。
- DB2 for z/OS 上で SQL ステートメントを実行する場合、フォーマット設定されたステートメントの表示、アクセス・プラン・グラフの作成、アクセス・プラン・エクスプローラーによるアクセス・プランの分析、またはこの 3 つのオプションの任意の組み合わせを実行できます。
手順
SQL ステートメントをチューニングする前にグローバル一時表を宣言するには、以下の手順を実行します。
- DB2 for Linux, UNIX, and Windows 上で SQL ステートメントを実行する場合、ワークベンチ内の SQL エディターから、またはワークフロー・アシスタントから、DDL ステートメントを実行できます。
- グローバル一時表を宣言する DDL を実行するために SQL エディターを開くには、データ・ソース・エクスプローラー内でデータベースを右クリックして、「新規 SQL スクリプト」を選択します。DDL ステートメントをエディターに貼り付けて、「実行」アイコンをクリックします。
- ワークフロー・エディターから DDL を実行する場合は、以下のステップ a から d までを実行します。
データ・ソース・エクスプローラーでデータベースへの接続を明示的に閉じるか、ワークスペースを切り替えるか、またはクライアントを閉じるまで、グローバル一時表はデータベース上に残ります。
- DB2 for z/OS 上で SQL ステートメントを実行する場合、キャプチャーされた SQL ステートメントを一時的に DDL に置き換えて、グローバル一時表を作成する必要があります。以下の手順を実行します。
- 「照会のテキスト」フィールドにあるキャプチャーされた SQL ステートメントを別の場所 (テキスト・エディターなど) にコピーおよび貼り付けします。
- 一時表を定義する SQL ステートメントを「照会のテキスト」フィールドに入力または貼り付けします。
- 「SQL の実行」ボタンをクリックします。 「SQL の結果 (SQL Results)」ビューに、結果が表示されます。
DDL が正常に実行された場合は、次のステップに進んでください。
- 「照会のテキスト」フィールドで、表を定義したステートメントを、キャプチャーされたステートメントに置き換えます。
現行のワークフロー・アシスタントが開いたままの間は、グローバル一時表を再度宣言する必要はありません。ただし、SQL ステートメントの処理を続行するために、ワークフロー・アシスタントを閉じた後で再オープンした場合は、ステップ a から d までを再度実行する必要があります。
次のタスク
「実行する項目の選択」ボタンをクリックし、接続された DB2 データ・サーバー用に使用可能なオプションを選択します。