Configure ユーティリティーによってステートメント・セットが変更されないようにする

pureQueryXML ファイルにある一部のステートメント・セットの変更が終了し、その変更内容を保存する場合、変更がまだ終了していないその他のステートメント・セットがあるため、Configure ユーティリティーをファイルに対して実行する必要がありますが、Configure ユーティリティーによって、変更が終了したステートメント・セットが変更されないようにすることができます。

このタスクについて

pureQueryXML ファイル内のステートメント・セットは、1 つの分離レベルのパッケージを作成するか、または 4 つの分離レベルごとに 1 つずつパッケージ を作成するかによって、1 つまたは 4 つの DB2® パッケージの基盤を形成する ステートメント・セットです。

手順

Configure ユーティリティーによって 1 つ以上のステートメント・セットが変更されないようにするには、以下のようにします。

  1. pureQueryXML ファイルをテキスト・エディターで開きます。
    推奨: pureQueryXML ファイルの編集はワークベンチを使用してのみ行うことを IBM® は強くお勧めします。 ワークベンチ以外で pureQueryXML ファイルを編集した場合には、ファイルが使用できなくなるリスクがあります。

    ワークベンチ以外で pureQueryXML ファイルを編集する必要がある場合には、 編集対象のステートメント・セットの <statementSet> タグで、以下に示すように、 configureStatus 属性の値を REQUIRED に設定します。 configureStatus="REQUIRED" それから、そのファイルに対して構成ユーティリティーを実行します。

  2. Configure ユーティリティーによって変更されないようにするいずれかのステートメント・セットの <statementSet> という開始タグを見つけます。
  3. このタグに含まれる configureStatus 属性の値を FINAL に変更します。
    重要: <statementSet> タグに続く <package> という開始タグに含まれる name 属性の値を削除する場合は、Configure ユーティリティーによって、<statementSet> タグの configureStatus 属性の値 FINAL が無視されます。 pureQueryXML ファイルに対して StaticBinder ユーティリティーを実行する前に、<package> タグのすべての name 属性に値を指定する必要があります。 StaticBinder ユーティリティーでは、作成される DB2 パッケージの名前にそれらの値を使用します。 そのため、name 属性の値がないと、Configure ユーティリティーによって、対応するステートメント・セットの変更がまだ終了していないものと認識されます。
  4. Configure ユーティリティーによって変更されないようにするステートメント・セットごとに、手順 2 と 3 を繰り返します。
  5. ファイルを保存し、閉じます。

タスクの結果

ファイルに対して Configure ユーティリティーを実行すると、configureStatus 属性の値が FINAL のステートメント・セットが検証され、エラーが報告されます。 このエラーとして、ファイル内で非固有のパッケージ名、ファイル内でクエリーによって作成された重複カーソル、同じパッケージ内でカーソルを作成したクエリーと異なる場所にあるカーソルを参照するステートメントなどが考えられます。


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