管理エクスプローラーオブジェクト・リストの概要

管理エクスプローラー」ビューと「オブジェクト・リスト」を使用して、 データベースに接続してデータベースを参照したり、データベース・オブジェクトを操作したりします。

管理エクスプローラーでは、ホスト・システム、インスタンス、およびデータベースをドリルダウンできる展開可能なナビゲーション・ツリーを使用します。 「オブジェクト・リスト」は、管理エクスプローラーと連動します。 データベースの管理エクスプローラーでオブジェクト・タイプ・フォルダーを選択すると、 そのオブジェクトが「オブジェクト・リスト」に表示され、ここでオブジェクトを操作することができます。

管理エクスプローラー

管理エクスプローラーには、「すべてのデータベース」と「作業セット」という 2 つの主要なフォルダーが表示されます。
すべてのデータベース
このフォルダーには、ユーザー定義の接続や、ローカル・データベース・カタログから読み取られた接続が含まれます。最初、 ホスト・システムでのインスタンス名は、接続を確立するまで関連するポート番号によって表され、接続を確立した後、インスタンス名が特定されます。 データベースはこれらのインスタンスの下に一覧表示されます。
各データベースには次の 2 つのタイプのフォルダーが含まれています。
「変更プラン (Change Plans)」フォルダー
各データベースには、変更プランを格納するための 1 つの「変更プラン (Change Plans)」フォルダーがあります。

「変更プラン (Change Plans)」フォルダーは、IBM® Data Studio のデータベース管理機能がインストールされている場合にのみ表示されます。

オブジェクト・タイプ・フォルダー
各データベースには、そのデータベース内のオブジェクト・タイプを表す複数のフォルダーがあります。 オブジェクト・タイプ・フォルダーをクリックすると、ワークベンチのエディター領域に「オブジェクト・リスト」が開きます。 「オブジェクト・リスト」には、選択したオブジェクト・タイプのオブジェクトと、各オブジェクトの各種プロパティーが表示されます。 これらのフォルダーは、管理エクスプローラー内で展開してオブジェクトを直接表示することができないため、フラット・フォルダー とも呼ばれます。

DB2 pureScale インスタンスへの接続が作成された後、DB2 pureScale インスタンスを通常のインスタンスと区別することができます。 接続が作成されると、そのインスタンスのアイコンは、DB2 pureScale インスタンスとして区別できるよう変更されます。 通常のインスタンスは、通常の DB2 インスタンスのアイコン・イメージ アイコンによって示されます。 DB2 pureScale インスタンスは、DB2 pureScale インスタンスのアイコン・イメージ アイコンによって示されます。

DB2 pureScale データベースを拡張する場合は、 「DB2 pureScale メンバーおよび CF (DB2 pureScale Members and CFs)」フォルダーが、 「変更プラン (Change plans)」フォルダーおよびオブジェクト・タイプ・フォルダーに加えて表示されます。

作業セット
このフォルダーには、定義されている作業セットが表示されます。 作業セットにより、関連オブジェクトのグループを操作するプロセスが簡素化されます。 作業セットを展開すると、作業セットに含まれるよう定義されたデータベースのみが表示されます。
次のタスクを実行するには、管理エクスプローラーを使用します。
  • データベース接続を作成して管理する。
  • インスタンスおよびデータベースに対してユーティリティーを実行する。
  • 新規データベース・オブジェクトを作成する。
  • 「オブジェクト・リスト」を開いてデータベース・オブジェクトを参照および操作する。
  • 管理エクスプローラーに表示されるオブジェクトを、指定したデータベースから取得されたオブジェクトのみに制限するための作業セットを定義する。

オブジェクト・リスト

管理エクスプローラーでオブジェクト・タイプ・フォルダーをクリックすると、 ワークベンチのエディター領域に「オブジェクト・リスト」が開きます。 「オブジェクト・リスト」には、選択したオブジェクト・タイプのオブジェクトと、各オブジェクトの各種カタログ・プロパティーが表示されます。

「オブジェクト・リスト」のツールバーには、以下の機能が備えられています。
  • オブジェクト・リスト」に表示されたページをナビゲートする「進む (Forward)」ボタンおよび「戻る」ボタン
  • 表示されているオブジェクトのホスト、インスタンス、およびデータベースを識別するのに役立つアイコンを備えたパンくずリスト
  • 表示されているオブジェクトと同じタイプのオブジェクトを作成するためのアイコン
  • 指定された名前パターンと一致するオブジェクトのみを表示するための「名前検索 (name search)」フィールド
  • 表示されたオブジェクトについてカタログ・プロパティーを変更またはカスタム・プロパティーを作成するため、 表示されたオブジェクトをソートするため、または表示されたオブジェクトをフィルター条件の作成によって制限するための 1 組のアイコン
オブジェクト・リスト」に表示されているオブジェクトのコンテキスト・メニューを使用して、 以下のタイプのタスクを実行することができます。
  • 選択したオブジェクトに関連するオブジェクトを表示する。
  • 選択したオブジェクトを変更またはドロップすることにより影響を受ける可能性のあるオブジェクトを判別する。
  • 選択したオブジェクトを変更またはドロップする。
  • オブジェクトに対してユーティリティーを実行するためのアクション (表データのロードおよびアンロードなど) を開始する。
  • 表データを参照または編集する。

データベース・オブジェクトの変更を管理するために変更プランを使用するときは、 「オブジェクト・リスト」に変更プラン・ツールバーが表示されます。 変更プラン・ツールバーは、変更プラン内の変更を表示したり、変更を実行したりする場合に役立ちます。


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