Java エディターによる SQL ステートメントの妥当性検査方法に関する設定

Java エディターで作成した SQL ステートメントについてのワークベンチによる妥当性検査の方法を指定するために、2 つの設定を行うことができます。

このタスクについて

ワークベンチでは、次の SQL の妥当性検査を実行できます。

データベース・オブジェクト参照の妥当性検査
これを選択すると、SQL ステートメントがデータベース・オブジェクトを正しい名前で参照しているかどうかの検査が行われます。SQL ステートメントは、@Select などのアノテーションや、pureQuery メソッドに入れることができます。Java エディターで SQL ステートメントを入力するとき、 Java ファイルを保存するとき、 および Java プロジェクトをビルドするときに、妥当性検査が行われます。
ライブ・データベースに対する SQL 問題の妥当性検査
Java プロジェクトに関連付けられているデータベースに対する SQL のテストにより、ワークベンチが検出する SQL 問題について確認できるようにするかどうかを指定します。ワークベンチが使用する SQL モデルは、ご使用のアプリケーションが接続する可能性のあるすべてのデータベース・タイプによってサポートされているすべての SQL 拡張機能をサポートしているわけではありません。ただし、作成または編集中のステートメントで問題のある SQL をワークベンチが検出する場合、ワークベンチをデータベースに接続して、そのデータベースが該当の SQL をサポートしているかどうかを把握できます。ワークベンチは、Java エディターで SQL 問題を報告します。Java プロジェクトでファイルを作成する際、ワークベンチは「問題」ビューにも SQL 問題を報告します。
ワークベンチがデータベースに接続できない場合、またはデータベースが例外をスローする場合、SQL 問題のメッセージにそのことが示されます。その場合、メッセージの先頭に「SQL 問題妥当性検査のエラー:」と示されます。

手順

単一プロジェクトのワークスペース全体に対して、妥当性検査を有効にすることができます。

  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。「設定」ウィンドウで、「データ管理」 > 「SQL 開発」 > 「Data Access Development」 を選択します。
  2. 「コンパイル設定」の下にあるチェック・ボックス「表参照の検証」「ライブ・データベースに対する SQL 問題の妥当性検査」を使用します。

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