データを編集して、変更内容を表、ビュー、別名またはマテリアライズ照会表のデータベースに保存するには、表データ・エディターを編集モードで開きます。
始める前に
DB2® for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9.5 以降の表、ビュー、別名、およびユーザー保守のマテリアライズ照会表のデータを編集できます。DB2 for z/OS® バージョン 9 以降の表およびビューのデータを編集できます。データを選択、更新、挿入、または削除するための適切な特権が必要です。
手順
表データ・エディターでデータを編集するには、以下の手順を実行します。
- 「管理エクスプローラー」で、フォルダーをクリックして、「オブジェクト・リスト」にオブジェクトのリストを表示します。 例えば、「表」フォルダーをクリックして、表のリストを表示します。
- 「オブジェクト・リスト」でオブジェクトを右クリックして、コンテキスト・メニューの「データの編集」をクリックします。
表データ・エディターがワークベンチのエディター領域で開かれます。
表データ・エディター上部のタイトルは、オブジェクトの名前を示します。「表データ・フィルター」ダイアログでフィルター条件が設定されている場合は、そのオブジェクト名の後ろに [フィルター済み] というラベルが付加されます。
LOB データ・タイプまたは LOB データ・タイプに基づくユーザー定義のデータ・タイプを持つ列については、
データの先頭の 100 バイトのみ表示されます。
- データに変更を加えます。
- データベースへの変更内容をコミットするには、エディターのツールバーで
ボタン (「データ変更のデータベースへのコミット」) をクリックします。 ヒント: 表データ・エディターは、選択された行の行 ID に基づいて動作します。
変更内容がデータベースにコミットされるとき、選択された値と一緒に行 ID が使用され、行を一意的に識別したり、表データ・エディターにデータが取り出されたあとにデータベース内のデータが変更されたかどうかを識別したりします。データベース内のデータが変更された場合、変更内容をコミットすることはできません。
一般的に、
データベースから行が削除された場合、その行 ID を再使用することができます。
また、表が再編成された場合に、行 ID を更新することもできます。
データが正常にデータベースにコミットされると、データが正常にコミットされたことを示すダイアログが表示されます。
そのダイアログには、データ変更を行うために実行されたステートメントも表示されます。「SQL 結果」ビューで状況を確認することもできます。
変更内容の一部がコミットできない場合は、すべての変更内容がコミットされません。
データが正常にコミットされなかった場合、エラー・メッセージを示すダイアログが表示されます。
そのダイアログには、実行を試みたステートメントも表示されます。エラーを解決して、データベースに変更内容をコミットするために必要な手順を再度実行します。例えば、次のような場合には、変更内容がコミットされません。
- データベース内のデータ値 (LOB 列と XML 列以外) を表データ・エディターで編集している際に、別のアプリケーションによって同じデータ値が変更された。
- 表データ・エディターを開いたあとに、表が再編成された。
- データベースがエラーを返した。
次のタスク
同一のオブジェクトまたは異なるオブジェクトに関して、複数の表データ・エディターを開くことができます。また、表示されたデータをフィルタリングまたはリフレッシュすることもできます。