ロギングで使用される pureQuery Runtime のデフォルト SQL エラー・コードのリスト

Java アプリケーションでは、SQL エラーの発生時に、メモリー内に保管されているログ・レコードを ログ・ファイルに書き込むことができます。 pureQuery Runtime には、キーワード default で指定できる SQL エラー・コードのデフォルト・リストがあります。 pureQuery Runtime プロパティー dumpLogsOnSqlCodes および dumpLogsExcludedSqlCodes で キーワード default を指定します。
次の表は、エラーをログに記録するときに pureQuery Runtime で使用される SQL エラー・コードをリストしたものです。 DB2® for z/OS® データベースと DB2 for Linux, UNIX and Windows データベースの 両方に適用されるエラー・コードの場合、SQL エラー・コードはどちらのプラットフォームでも同じですが、 メッセージはそれぞれのプラットフォームで異なることがあります。
表 1. pureQuery Runtime のデフォルト SQL エラー・コード
プラットフォーム (注を参照) SQL エラー・コード メッセージ
L -171 function-name の引数 nn のデータ・タイプ、長さ、または値が無効です
Z -184 日時値を含む算術式に、パラメーター・マーカーが含まれています
L, Z -301 データ・タイプが原因で、入力ホスト変数の値またはパラメーターの数値 position-number を指定されたとおりに使用することができません
L, Z -302 入力変数の値またはパラメーターの数値 position-number が無効であるか、もしくはターゲット列またはターゲット値に対して大きすぎます
Z -303 データ・タイプが比較不可能であるため、出力ホスト変数番号 position-number に値を割り当てることができません
Z -304 データ・タイプ data-type1 の値は、位置 position-number にある データ・タイプ data-type2 のホスト変数の範囲内にないため、ホスト変数に割り当てられません
Z -305 標識変数が指定されていないため、出力ホスト変数番号 position-number に NULL 値を割り当てられません
Z -310 10 進ホスト変数またはパラメーター number に 10 進数でないデータが含まれています
Z -311 入力ホスト変数番号 position-number の長さが負の値であるか、最大値より大きくなっています
L, Z -313 指定されたホスト変数の数がパラメーター・マーカーの数と等しくありません
Z -314 このステートメントには未確定のホスト変数参照が含まれています
Z -330 ストリングは、処理不能なため、使用できません。理由 reason-code、文字 code-point、ホスト変数 position-number
Z -331 ストリング (位置 position-number) を source-ccsid から target-ccsid に変換できないため、文字変換を実行できません。理由 reason-code
Z -332 reason-code によって要求された CCSID from-ccsid から to-ccsid への文字変換はサポートされていません
Z -333 ストリング変数のサブタイプは、バインド時に認識されるサブタイプと同じでなく、その差異を文字変換によって解決することができません
Z -336 10 進数の位取りはゼロでなければなりません
L, Z -351 選択リストの位置 position-number で、サポートされない SQLTYPE が検出されました
L, Z -352 入力リストの位置 position-number で、サポートされない SQLTYPE が検出されました
Z -363 パラメーター number の拡張標識変数値が範囲外です (parameter number is out of range)
L -365 位置 position にある拡張標識変数の値が無効です (The value of the extended indicator variable in position position is not valid)
Z -392 カーソル cursor に対して指定された SQLDA が前回のフェッチから変更されました
Z -398 ホスト変数番号 position-number に対してロケーターが要求されましたが、この変数は LOB ではありません
Z -401 算術演算または比較演算のオペランドが比較不可能です
Z -402 算術関数または算術演算子 arith-fop が文字データまたは日時データに適用されています
Z -404 SQL ステートメントが指定しているストリングが長すぎます
Z -405 数値定数 constant が範囲外であるため、指定されたとおりに使用できません
Z -406 計算された数値または派生した数値が、その数値のオブジェクト列の範囲外です
Z -407 UPDATE、INSERT、または SET の値が NULL ですが、オブジェクト列 column-name に NULL 値を含めることはできません
L, Z -408 この値はターゲットのデータ・タイプと互換性がありません。ターゲットの名前は name です
Z -410 数値 value は長すぎるか、そのデータ・タイプの範囲外の値を含んでいます
Z -413 数値データ・タイプの変換中にオーバーフローが発生しました
L, Z -417 作成するステートメント・ストリングには、同じ演算子のオペランドとしてパラメーター・マーカーが含まれています
L, Z -418 作成するステートメント・ストリングには、パラメーター・マーカーの無効な使用が含まれています
Z -433 value は長すぎます
L -469 SQL CALL ステートメントでは、パラメーター number の出力ホスト変数を指定する必要があります
Z -502 OPEN ステートメントで特定されたカーソルは、既に開いています
Z -507 UPDATE または DELETE ステートメントで特定されたカーソルは開いていません
Z -517 カーソル cursor-name は、準備済みの SELECT ステートメントがこのカーソルのステートメント名で特定されていないため、使用できません
Z -518 EXECUTE ステートメントで、有効な準備済みステートメントが特定されていません
Z -525 この SQL ステートメントは、バインド時にエラーになっていたため実行できません。セクション = sectno、パッケージ = pkgname、整合性トークン = contoken
Z -533 無効な複数行挿入です
L -670 表のレコード長がページ・サイズの制限を超えています
L -678 索引制限キーに指定された定数 constant は、対応する列 column-name のデータ・タイプ data-type に適合しなければなりません
L -713 special-register の置換値が無効です
L -727 暗黙システム・アクション・タイプ action-type 中にエラーが発生しました (An error occurred during implicit system action type action-type.) このエラーについて返される情報には、SQLCODE sqlcode、SQLSTATE sqlstate、およびメッセージ・トークン token-list が含まれています。
L -789 パラメーターまたは変数 name のデータ型は、SQL ルーチンではサポートされていません。(The data type for parameter or variable name is not supported in the SQL routine.)
L, Z -804 アプリケーション・プログラムの SQL ステートメント用入力パラメーターにエラーが見つかりました。理由 reason
L, Z -805 DBRM またはパッケージ名 location-name.collection-id.dbrm-name.consistency-token がプラン plan-name に見つかりません。理由 reason
L -811 組み込み SELECT ステートメントの結果または UPDATE ステートメントの SET 文節での副選択の結果は、複数行の表となります。もしくは、基本述部の副照会の結果は、複数の値となります
L -818 ロード・モジュール内のプリコンパイラーで生成されたタイム・スタンプ x は、DBRM から作成された BIND タイム・スタンプ y とは異なります
L, Z -822 SQLDA に無効データのアドレスまたは標識変数アドレスが含まれています
L -874 object-type に対して指定されたエンコード・スキームは、含まれる表スペースまたはその他のパラメーターと同じである必要があります
L -880 セーブポイント savepoint-name が存在しないか、もしくはこのコンテキストでは無効です
L -905 リソース制限を超えるため、実行が失敗しました。リソース名 = resource-name、制限 = limit-amount1limit-source から導き出された CPU 秒数 (limit-amount2 サービス単位)
L -908 auth-id 権限を使用しているときに bind-type エラーが発生しました。 バインド操作、再バインド操作、自動再バインド操作はいずれも許可されません
L, Z -911 現行の作業単位は、デッドロックまたはタイムアウトのためロールバックされました。理由 reason-code、リソースのタイプ resource-type、およびリソース名 resource-name
L -912 データベースに対するロック要求の最大数に達しました
L, Z -913 デッドロックまたはタイムアウトが原因で実行が失敗しました。理由コード reason-code、リソースのタイプ resource-type、およびリソース名 resource-name
L, Z -917 パッケージのバインドに失敗しました
Z -918 接続が切断されたため、SQL ステートメントを実行できません
Z -924 DB2 接続内部エラー、function-codereturn-codereason-code
L -1023 通信会話が失敗しました
L -1164 SQL ステートメントで使用されているタイプ type の SQLDA またはホスト変数が無効です。(The SQLDA or host variables, of type type, used in the SQL statement are not valid.) 理由コード reason-code、 ホスト変数/SQLVAR 番号 var-number
L -1352 トランザクション中にトラステッド接続は再利用できません (Trusted Connection cannot be reused during a transaction)
L -1358 重複したカーソルを開くことはできません
L -1426 デフォルト・インスタンスを判別できません
Z -20107 理由 Reason のために、ホスト変数またはパラメーターの数値 position-number を指定されたとおりに使用することができません
L -20191 動的に準備された CALL ステートメントの INOUT パラメーターの場合、同じホスト変数を USING 節と INTO 節の両方に使用する必要があります
Z -30000 分散プロトコル・エラーが原因で、実行が失敗しました。後続のコマンドまたは SQL ステートメントの正常な実行が、このエラーの影響を受けることはありません。理由 reason-code (sub-code)
Z -30002 ステートメントのチェーンの事前条件が原因で、SQL ステートメントを実行できません
L, Z -30020 分散プロトコル・エラーが原因で、実行が失敗しました。このエラーにより、会話が割り振り解除されました。理由 reason-code (sub-code)
Z -30021 分散プロトコル・エラーが原因で、実行が失敗しました。このエラーは、後続のコマンドまたは SQL ステートメントの正常な実行に影響します。マネージャー manager、レベル level、サポートされないエラー
L -30073 parameter-subcode、パラメーター値 value、サポートされないエラー
注:

Z - エラー・コードは、DB2 for z/OS データベースに適用されます。

L - エラー・コードは、DB2 for Linux, UNIX and Windows データベースに適用されます。


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