インストール後の作業
ソフトウェアのインストール後に、インストール済み環境が正常に動作していることを検証します。 その後、ソフトウェアの使用前に必要なすべてのステップを実行します。
Rational Change ポートを開くための Windows 2008 ファイアウォールの構成
ソフトウェアを Windows 2008 にインストールした場合、Rational Change クライアントがサーバーに接続できるように、Windows ファイアウォールを構成する必要があります。
Windows 2008 Internet Explorer 拡張セキュリティー構成の無効化
Windows 2008 マシンに Rational Change サーバーをインストールしており、Internet Explorer を使用してインストール済み環境をテストしたい場合、拡張セキュリティー構成を無効にする必要があります。 この構成を無効にしたくない場合は、Firefox を使用してください。
インストールの検証
必要なサービスが実行されていること、および IBM® Rational Change ログオン・ダイアログ・ボックスを開けることを検証します。
言語パッケージのインストール
英語以外の言語で製品を使用するには、言語パッケージをインストールします。言語パッケージは特定のフィックスパック・バージョンを前提とする場合があるため、必ず最新のパッケージを使用してください。
Rational Directory Server を使用するためのソフトウェアの構成
初めて「
IBM Rational Change Admin ログイン
」ダイアログ・ボックスをブラウズすると、IBM Rational Directory Server を使用するように IBM Rational Change を構成するよう求めるプロンプトが出されます。 リモート・サーバーとセントラル・サーバーで同じ Rational Directory Server を使用できます。 Rational Directory Server を使用するように Rational Change を構成するには、以下の手順を使用します。
セントラル・サーバーとリモート・サーバーの接続
リモート・サーバーはセントラル・サーバーに接続してセントラル・サーバー・クラスターに参加する必要があります。 リモート・サーバーが 1 つもないセントラル・サーバーを使用することができます。 これは、クラスターにリモート開発データベースがないことを意味します (ただし、おそらく、セントラル・サーバーに直接接続されたローカル開発データベースがあると思われます)。
使用するソフトウェアの準備
ソフトウェアをインストールした後、ローカル・アドミン・ユーザーが使用可能になり、管理インターフェースを使用できるようになります。 非アドミン・ユーザーがログオンできるようにするには、その前に、プロセス・パッケージをインストールして、権限をユーザーに割り当てる必要があります。
Rational Synergy メール・トリガーの更新
IBM Rational Synergy メール・トリガーは、タスクが割り当てられたときに、E メールを事前定義のユーザー・リストに送信します。
ログ・ファイルの場所
以下の表に、IBM Rational Change および IBM Rational Synergy のログ・ファイルおよびその場所をリストします。
Jetty でのポート競合の解決
IBM Rational Change インストール済み環境で、別のアプリケーションが使用しているのと同じポートを使用していると、Jetty でポートの競合が発生することがあります。
Jetty サーバーの停止
制御スクリプトを実行して、サーバーを停止します。
Jetty サーバーの始動
Jetty サーバーを始動するには、以下の手順を使用します。
WebSphere Application Server、WebSphere Application Server Community Edition、または Tomcat サーバーの始動および停止
IBM WebSphere® Application Server、IBM WebSphere Application Server Community Edition、および Tomcat 用のサーバーを始動または停止するには、アプリケーション・サーバー全体を始動または停止する必要があります。 IBM Rational Change Web アプリケーションだけを始動および停止しないでください。
UNIX Rational Synergy データベースを使用する Windows でのインストール
IBM Rational Change は、同じインストール済み環境での複数のデータベースをサポートしています。 ただし、UNIX データベースを 1 つでも使用してプログラムを実行する場合は、すべてのインストール・データベースを UNIX データベースにする必要があります。 異なるプラットフォームでデータベースを実行できますが、それを行うには、データベースはリモート・サーバーを経由する必要があります。
単一のデータベースに対する複数の Rational Change サーバー
IBM Rational Change は、サーバー・ロード・バランシングを明示的にサポートしていません。 ただし、重複したインストール済み環境を複数のサーバーにインストールすることで、同じような効果を実現できます。
手動による同期が必要な設定
CR プロセス、リスト・ボックス値、およびその他の設定に対する変更は常に、1 次サーバー上で行って制御する必要があります。 その後、変更を 2 次サーバーに手動で伝搬する必要があります。
Secure Sockets Layer と HTTPS の設定
管理者は、128 ビット暗号鍵を使用して Secure Sockets Layer (SSL) および HTTPS をサポートするように IBM Rational Change を構成できます。 このセクションには、SSL および HTTPS 用にシステムおよび Web サーバーを構成するために必要な情報が含まれています。 ここでの詳細なステップには、バンドルされている Web サーバーの Jetty に関する情報が含まれています。 その他の Web サーバーについては、その Web サーバーの資料を参照してください。リストされている順に以下のステップに従います。
Rational Directory Server 構成ファイル
IBM Rational Directory Server はインストール後のステップで構成されます。 Rational Directory Server 接続情報は
rds_config.xml
ファイルに保管されます。
セッション率の構成
どれくらいの数のセッションが必要かは、いくつかの要因に影響されます。管理者は、「
システム管理
」ダイアログ・ボックスの「
サーバー
」タブでセッション率を構成します。
フィードバック