スクリプトを使用したリスト・ボックスの値の管理

スクリプトの作成を支援するために、サンプル・スクリプトが提供されています。 CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/scripts/listbox にある browserInfo.js というサンプル・スクリプトを参照することができます。

このスクリプトは JavaScript で作成されています。 このスクリプトは、スクリプトに渡されるコンテキスト変数 (リスト・ボックス属性名や依存関係チェーンの祖先など) にどのようにアクセスし、結果をどのように返すのかを示しています。

情報は、定義済み変数を使用してスクリプトに渡されます。 以下の変数名は予約済みであり、スクリプト作成者は再定義できません。

表 1. 変数名
予約済み変数 タイプ 内容
ancestors マップ 親、祖父母などの名前および値の情報
attributeName ストリング 値を取得する対象の属性の名前
database ストリング ユーザーが現在接続されているデータベース・パス
formType ストリング 属性が配置されているフォームのタイプ。属性が QUERY の場合は、すべての結果が返されます。
listboxDefault ストリング デフォルトのリスト・ボックスの値。例えば、Any
log ScriptLogger。これには logMessage(string) メソッドおよび logMessage(Throwable) メソッドがあります。 スクリプトがイベント・ログに出力できるようにします。
results ストリングのリスト (始めは空) スクリプトの結果の出力先
userGroups ストリングのリスト ユーザーがメンバーであるグループのリスト
userName ストリング リスト・ボックスの値を取得しようとしているユーザーの名前
注: 外部リスト・ボックス・スクリプトは、ユーザーが対応するリスト・ボックスと対話したときに (つまり、オンデマンドで) 実行されます。 このアクションには、以下の 2 つの影響があります。
  1. スクリプトを迅速に実行する必要があります。そうしないと、リスト・ボックスがロードされる間、ユーザーが待機する必要があります。
  2. 外部リスト・ボックスが含まれた CR ダイアログは、リスト・ボックスの値が必要でない限り取得されないため、通常のリスト・ボックスよりも高速にロードされる可能性があります。

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