Rational Change 5.3 リリースのライセンス交付について

このトピックには、IBM® Rational® Change のライセンス交付に固有の情報が含まれています。

Rational Change は、IBM Rational Common Licensing を使用してライセンス交付を受けます。 Rational Common Licensing v8.1.4 については、Rational Common Licensing インフォメーション・センターを参照してください。

ライセンス・タイプ

Rational Change は、フローティング、指定ユーザー・フローティング、およびトークンの各ライセンス・タイプをサポートしています。ライセンス・タイプについては、Rational Common Licensing インフォメーション・センターの「ライセンスの種類の定義 」を参照してください。

Rational Change ユーザーの場合、ログイン名がトークン・ライセンスのユーザーとして表示されます。 特定のユーザーの指定ユーザー・ライセンスを予約する場合には、Rational Common Licensing v8.1.1 インフォメーション・センターの「オプション・ファイルのセットアップ (Setting up the options file)」を参照してください。

Rational Synergy および Rational Change のオプション・ファイルの構成時に、デフォルト管理ユーザー (ccm_rootChangeAdmin および csuser) を INCLUDE リストに含める必要はありません。 ライセンス・ファイルには、これらのユーザーの追加フローティング・ライセンスが含まれています。 製品で障害が発生する可能性があるため、これらのライセンスを別のユーザーに割り当てないでください。

ライセンス交付が Rational Change で動作する仕組み

Rational Change がライセンスをチェックアウトすると、30 分の最小使用時間があります。 ライセンスをチェックアウトすると、ユーザーによるアクティビティーの有無にかかわらず、ライセンスは少なくとも 30 分間チェックアウトされた状態になります。 それ以降にユーザーが終了するか非アクティブになると、ライセンスは解放されます。

Rational Change のインストール時に、ライセンス・サーバー情報 (port@host) が要求されてファイル CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/license_data.txt に保持されます。

Rational Change はライセンス・サーバーおよびライセンス・ファイルを以下の順序で検索します。
  1. 環境変数 TELELOGIC_LICENSE_FILE
  2. TELELOGIC_LICENSE_FILE (または UNIX にライセンス・サーバーをインストールしたユーザーの ~/.flexlmrc ファイル) のレジストリー項目。
  3. 環境変数 LM_LICENSE_FILE
  4. LM_LICENSE_FILE のレジストリー項目。
  5. CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/license_data.txt の内容によって指定された場所。

ライセンス・マネージャーを別のシステムに移動した場合は、CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/license_data.txt ファイルを編集するか、TELELOGIC_LICENSE_FILE (UNIX の場合は ~/.flexlmrc) または LM_LICENSE_FILE システム環境変数を更新して、新しい値が含まれるようにする必要があります。


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