クエリー、レポート、レポート・フォーマット、および設定はデータベース固有ではなくなっています。 ログオンした開発データベースに関係なく、これらの項目の同じセットが表示されます。 開発データベース内の既存の項目は、セントラル CR データベースに自動的に転送されます。 明示的に移行する必要はありません。
異なるデータベース内の項目間で名前の競合が生じた場合は、競合している項目が自動的に名前変更されます。 例えば、ある開発データベースにレポート A とレポート B が含まれていて、別のデータベースにレポート B とレポート C が含まれていた場合は、 セントラル・サーバーへのアップグレード後に、セントラル CR データベースには、レポート A、レポート B、レポート B (2)、およびレポート C が含まれることになります。
既存のデータベースをセントラル CR データベースに変換する場合は、CR は影響を受けません。 ただし、開発データベース内の CR はセントラル・サーバーに初期状態では表示されません。
CR を表示するには、CR をセントラル CR データベースに移行します。
開発データベースから CR を移行すると、システムは以下のアクションを実行します。
開発データベースに対してローカルであるすべての CR は、セントラル CR データベースに転送されてローカルになります。 その modifiable_in 属性は変更されます。 CR の修正不可のコピーが開発データベースに残る場合があります。CR はその開発データベースから削除されたものと見なされます。 非ローカル CR はスキップされます。それらを転送するには、ユーザーがその開発データベースを別個に移行する必要があります。
CR に関連付けられているオブジェクトでセントラル CR データベースに転送しないものがある場合は、移行しないでください。
これらの関係は、セントラル CR データベースでもそのまま保持されます。 以前に Distributed Configuration Management (DCM) を使用していたために非ローカル CR に関連した CR がある場合は、非ローカル CR はまだ移行されていません。 それらは関連 CR として表示されません。それらがローカルであるデータベースを移行すると、CR および関係が表示されるようになります。
関連タスクおよびその関連オブジェクトは開発データベースに残りますが、CR からタスクへの関係は保持されます。 関連タスクを持つ CR が移行されると、元の関連タスクを表示できるようになります。