開発データベースからセントラル CR データベースへの変更依頼の移行

CR 移行が完了するには長時間かかる可能性があり、大規模データベースの場合にはときには数時間、さらには数日かかることがあります。 また、CR 移行の進行中に受け取ったすべての DCM パッケージによって、この時間が大幅に延びる可能性があります。

手順

  1. データベースをバックアップします。

    必ず、セントラル CR データベースおよび移行する開発データベースのフルバックアップを取っておいてください。

  2. Admin インターフェースにログオンします。

    1 つ以上のリモート・サーバーがある場合は、移行元の開発データベースを管理するサーバーにログオンします。

  3. CR 移行」ダイアログ・ボックスを開きます。
    1. 「アクション」パネルで、「システム管理」リンクをクリックします。
    2. 管理」タブをクリックします。
    3. プロパティー」で、「CR 移行」をクリックします。
  4. 移行するデータベースを選択します。

    メニューに、当該サーバーによって管理されるすべての開発データベースがリストされます。 移行する CR が含まれているデータベースを選択します。

  5. オプションで、E メール・アドレスを入力します。

    移行は長時間かかる可能性があるため、その完了の E メール通知を要求できます。SMTP サーバーを使用して E メールを送信するようにセントラル・サーバーが構成されている場合は、「完了時の E-メール宛先」オプションにチェック・マークを付けてください。 E メール・アドレスが正しくない場合には、正しいアドレスを入力します。

  6. 変更依頼の移行を開始します。

    移行」クリックします。 エラーが発生しなければ、CR 移行は、これ以上人手による介入なしで続行します。

  7. 移行中は、「CR 移行」ダイアログ・ボックスを使用してその進行状況をモニターします。

    ダイアログ・ボックスを閉じても移行は停止されません。

    • いつでも「CR 移行」ダイアログ・ボックスを再び開いて現在の進行状況を確認できます。
    • 移行を停止するには、「停止」をクリックします。同じデータベースを再度移行することで、後から移行を再開できます。 IBM® Rational® Change は、最後に停止したところから再開します。 ネットワークの問題やその他のエラーのために途中で失敗した移行の場合も再開できます。
    • ユーザーは、CR 移行中に Rational Change を使用できます。セントラル CR データベースと開発データベースはともに有効なままにすることができます。 移行全体が完了する前でも、セントラル CR データベースに移行された CR は、即時にユーザーが表示および編集できるようになります。 CR は新しい順に転送されます。
  8. CR 移行の完了後に、ccmdb update_statistics コマンドを実行してセントラル CR データベースを最適化します。
    • ccmdb update_statistics コマンドは CR 移行中に実行できます。
    • 移行が進行中に遅くなっているのではないかと感じた場合に、このコマンドをバックグラウンドで実行することで、パフォーマンスが改善されることがあります。

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