手動による同期が必要な設定

CR プロセス、リスト・ボックス値、およびその他の設定に対する変更は常に、1 次サーバー上で行って制御する必要があります。 その後、変更を 2 次サーバーに手動で伝搬する必要があります。

CR プロセス

CR プロセス XML ファイルは、メイン・サーバー上でのみ制御および編集します。 このファイルから生成したプロセス・パッケージは、メイン・サーバーからすべての 2 次サーバーにコピーする必要があります。 生成したプロセス・パッケージは 1 次サーバー上にあり、すべての 2 次サーバーの同じディレクトリーにコピーする必要があります。 サーバーごとに、通常どおり、パッケージ・インストーラーを使用してプロセス・パッケージをインストールします。

例: CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/packages

リスト・ボックス

リスト・ボックス項目は、メイン・サーバー上でのみ制御および編集します。 リスト・ボックス値は該当ディレクトリーに保存されます。このファイルは、変更した場合は、すべての 2 次サーバー上の同じ場所にコピーする必要があります。 2 次サーバーごとに、「システム管理」 > 「一般」 > 「ロード」を選択して、新規リスト・ボックス値をロードします。

例: CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/pt_listbox.cfg

ACL

アクセス・コントロール・リスト (ACL) は、メイン・サーバー上でのみ制御および編集します。 ACL 定義は、該当ディレクトリー内のいくつかのファイルに保存されます。

ACL ファイルは Extensible Markup Language (XML) ファイルであり、読み取り/書き込みセキュリティーを管理するために必要なすべての情報が入っています。 管理 GUI の一部として、これらの XML ファイルを作成、編集、およびインストールするためのツールが提供されています。

各 IBM® Rational® Change インストール済み環境で同時にインストールされている ACL ファイルはタイプごとに 1 つのみにする必要があります。 例えば、CR に 1 つのファイル、タスクに 1 つのファイル、オブジェクトに 1 つのファイルというようになります。 これらのファイルは、CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/acl ディレクトリーに保管されます。

これらのすべてのファイルは、変更した場合は、すべての 2 次サーバー上の同じ場所にコピーする必要があります。 2 次サーバーごとに、「システム管理」 > 「一般」 > 「ロード」を選択して、新規 ACL 定義をロードします。 次に、「ユーザー管理」 > 「読み取り/書き込みセキュリティー」にアクセスして、1 次サーバーと同じ ACL を有効にします。

例: CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/wsconfig/acl

その他のパッケージ

CR プロセス・パッケージと同様に、1 次サーバーにインストールしたすべてのパッケージは、すべての 2 次サーバーにコピーしてインストールする必要があります。

「システム管理」>「一般」タブ

1 次サーバーの「システム管理」 > 「一般」で設定を修正した場合は、同じ変更をすべての 2 次サーバーで適用する必要があります。

手動による pt.cfg の設定

1 次サーバーで pt.cfg の設定を手動で修正した場合は、同じ変更をすべての 2 次サーバーで行う必要があります。 2 次サーバーごとに、「システム管理」 > 「一般」 > 「ロード」を選択して、新規 pt.cfg 設定値をロードします。


フィードバック