ステップにおける変数の解釈
ステップ・コマンドや環境変数の定義で、 UNIX® スタイルまたは Windows® スタイルのいずれかの変数構文を使用することができます。
システムはプリプロセッサーを使用して、UNIX スタイル ($VAR) または Windows スタイル (%VAR%) のいずれの構文も、 ステップが実行されるサーバーに適した形式に解釈します。事前構文解析機能によって、 Windows ベース・サーバーまたは UNIX ベース・サーバーのいずれかでステップを実行できます。
例:
- ステップにおいて、次の 2 つの割り当てステートメントは等価です。
echo %fooVar% # Windows の構文 echo $fooVar # UNIX または Linux の構文
- 変数割り当ては事前処理されません。そのため、コマンド行での直接割り当ては、
特にオペレーティング・システムの制限を受けずにサーバーを選択できるような場合には、使用しないでください。
環境変数の中で変数を使用します。
set fooVar=100 # Windows fooVar=200 # UNIX または Linux の構文
変数の構文解析方法は、以下のとおりです。
- 事前構文解析機能によって、変数割り当てが評価されます。特殊文字は、 円記号によってエスケープされなければ、取り込まれます ($、%、{、}、"、')。事前構文解析をオフにすると、 すべての文字が渡されます。
- 変数割り当ての各側は、ターゲットの環境変数によって評価されます。
- 評価された変数割り当てが実行されます。
事前構文解析機能、Windows 環境変数、およびさまざまな UNIX と Linux のシェルでは、 特殊文字をそれぞれ異なる方法で解釈します。特殊文字と、円記号のエスケープ文字の使用には、注意が必要です。