ユーザー・モード・エージェント
「ユーザー・モード」としてインストールされたエージェントでは、ユーザーが、プロジェクトによって起動されたアプリケーションと対話することができます。
ユーザー・モードは、Windows のエージェント専用に用意されているオプションです。
このオプションはインストール時に設定されます。
インストール後に構成することはできません。
ユーザー・モードの用途には、以下のようなものがあります。
- ジョブの実行時に GUI アプリケーションを使用して手動で入力を収集する。 これを行うと、ジョブは人による入力に依存したものになります。
- プロジェクトおよびステップのトラブルシューティングを行う。 サービス・モード操作時には非表示にされる出力が、ユーザー・モードでは表示されます。 ステップの実行中、各ステップごとにコンソール・ウィンドウが生成されます。
重要: Windows 7 システム。
Windows 7 システムでユーザー・モード・エージェントをインストールまたは再インストールした場合は、
オペレーティング・システムをリブートする必要があります。
このエージェントは、オペレーティング・システムがリブートされない限り機能しません。
ユーザー・モードでコンピューターを使用するプロジェクトをセットアップする際には、以下の違いに注意してください。
- ユーザー・モード・エージェントは、システム上の現行ログイン・ユーザーとして動作します。エージェントは、このユーザーがコンピューターにログインしている間だけアクティブになります。ユーザーがログアウトすると、ユーザー・モード・エージェントを実行しているサーバーは使用できなくなります。
- ユーザー・モードのコンピューター上で実行されるステップは、そのコンピューターのどのユーザーにも表示されます。
- このエージェントが実行されている Windows コンピューターでは、各ステップごとにコンソール・ウィンドウが開きます。 そこには、管理コンソールからのコマンド・アクティビティーが表示されます。
- ステップから GUI アプリケーションを起動すると、エージェントが実行されている Windows コンピューター上にアプリケーション・ウィンドウが表示されます。管理コンソールは、アプリケーションが終了するまで待機してから、ステップを続行します。
代替方法: ジョブが待機することなく続行されるようにするには、start コマンドを使用します。
- _USE_BFCREDS 変数は使用しないでください。 この変数を使用するステップはすべて失敗します。
- ユーザーには次の特権が必要です。
通常、これらの特権はデフォルトでは使用できません。
明示的に追加する必要があります。
SeInteractiveLogonRight SeAssignPrimaryTokenPrivilege SeImpersonatePrivilege SeIncreaseQuotaPrivilege SeTcbPrivilege