アダプターを使用した統合
アダプターを使用すると、Rational Build Forge と外部アプリケーションを統合できます。
IBM Rational ClearCase および IBM Rational ClearQuest との統合用のサンプル・アダプター・テンプレートが用意されています。 カスタム・アダプターの作成に使用できる Adaptor Toolkit は、別個にライセンス交付されるフィーチャーです。
アダプターの動作は XML ファイルによって定義されます。この XML ファイルのエレメントは、組み込まれた DTD によって指定されます。 Build Forge は、プロジェクト・ステップと共同してアダプターを実行します。
アダプターは、統合ベースのビルド用に以下の追加ツールを提供します。
- 内部条件ロジック: 内部変数の設定値に基づきます。
- コマンド定義: コマンド・ステートメントおよび変数からアプリケーション・コマンドを作成できます。
- 応答スキャン: 各コマンドに応答してスキャンするパターンを定義できます。
- 動的通知グループ: アプリケーションから収集したデータに基づく通知が可能です。 例えば、通知対象となるチーム・メンバーのグループを、コード変更をチェックインしたメンバーのみから構成することができます。
- スクリプトの実行: アダプターは、Build Forge ホストでスクリプトを実行できます。 これは、アプリケーション・ホストで実行されるスクリプトおよびコマンドから独立させることができます。