ステップへのログ・フィルターの割り当て
ログ・フィルターを使用するには、ステップの「結果」プロパティーを使用して、ログ・フィルターをプロジェクト・ステップに割り当てる必要があります。ログ・フィルターをステップに割り当てると、プロジェクトが実行されるときは常に、ログ・フィルターのフィルター・パターンがステップ出力に対し実行されます。ただし、アダプター出力には、ログ・フィルターが適用されません。
ログ・フィルターをステップに割り当てると、ログ・フィルターで設定されているステップ結果が、ステップの成否を判別するための他のすべての基準 (ステップ・コマンドの終了状況やすべてのステップ・プロパティーを含む) をオーバーライドします。 例えば、ステップの実行時間がステップの「タイムアウト」プロパティーで指定されている時間を超えた場合、ステップは停止します。ただし、その状況は、関連付けられたログ・フィルター・アクションによって「失敗」に設定されない限り、失敗とは見なされません。
ログ・フィルターをステップに割り当てるには、次の手順を実行してください。
- ステップにアクセスするために、「プロジェクト」または「ライブラリー」を選択します。
- ステップを含むプロジェクトまたはライブラリーを選択します。
- ステップを選択して、ステップの「詳細」パネルを開きます。
- 「結果」で、ステップが実行されるたびに実行するログ・フィルターを選択します。
ログ・フィルターを有効にしてエントリーをステップに組み込む
ログ・フィルターは以下のステップ・ログ行タイプに適用できます。
- EXEC
- RESULT
- ERROR
- READ
- WRITE
- MANIFEST
- TMO
適用すると、対応するステップ・ログ出力行が、フィルターに掛けられた結果に組み込まれます。 ログ・フィルターは STEP タイプには適用できません。 STEP タイプは、ログ・フィルターでは常にスキップされます。