Apache HTTP Server の代わりに IBM HTTP Server を使用
管理コンソールで使用できるように IBM HTTP Server (IHS) を構成できますが、組み込み Apache HTTP Server を使用するよう強くお勧めします。
始める前に
- ライセンス・サーバーの制約により、Build Forge コンソールおよび IBM HTTP Server は、同一のオペレーティング・システムおよびハードウェア・プラットフォームで稼働する必要があります。
- 用意されているプリコンパイル済み PHP モジュールを使用してください。 それらが動作しない場合、ご自身で PHP モジュールをコンパイルする必要があります。 リリース・ノートを調べて、ご使用のオペレーティング・システム用のモジュールが実際に組み込まれていることを確認してください。
- 例では、以下のディレクトリーが IBM HTTP Server インストール・ディレクトリーとして使用されます。
ご使用のインストール・ディレクトリーと異なる場合は、置き換えてください。
- Windows: C:¥Program Files¥IBM¥HTTPServer
- Unix および Linux: /opt/IBM/HTTPServer
このタスクについて
このセクションでは、以下の作業を行う方法について説明します。
- プリコンパイルされた PHP ファイルをセットアップします。
- Build Forge Web アプリケーションを指すように、IBM HTTP Server 構成ファイルを変更します。
- データベースへのアクセスにプロキシー・サーバーを使用する場合には、プロキシー・サーバーを使用できるように PHP を変更します。
- SSL を使用する場合には、SSL 経由で Build Forge を使用できるよう IHS を構成します。
- Windows システム: IBM HTTP Server インストール・ディレクトリーにある libeay32.dll を置き換えてください。
- AIX システム: 追加のセットアップ
プリコンパイルされた PHP ファイルをセットアップする
このタスクについて
この作業では、提供された PHP ファイルを見つけ、指定の場所にそれらをコピーする方法について説明します。 ファイルは以下のディレクトリーにあります。
- Windows システム
<bfinstall>¥ihs_modules
- UNIX システムおよび Linux システム
<bfinstall>/Platform/ihs_modules
手順
IBM HTTP Server 構成ファイルの編集
手順
PHP でのプロキシー・サーバーの識別
このタスクについて
手順
PHP 構成ファイル php.ini を編集します。 このファイルは <php-install>/lib にあります。例えば /usr/local/php-5.3.6 などです。
次の項目を追加します。
bf_proxyHost=<使用するプロキシー・サーバーのホスト名>
bf_proxyPath=<プロキシーのパス>
bf_symlinkPath=<symlink からプロキシーへのパス>
IHS 用 SSL の構成
このタスクについて
手順
タスクの結果
Windows: DLL の置換
このタスクについて
手順
IBM HTTP Server インストール・ディレクトリーの複数の場所にある既存の libeay32.dll ファイルを見つけ、置き換えます。
- <bfinstall>/openssl に用意されている libeay32.dll を使用してください。
- DLL のインスタンスをすべて検索し、それらを置き換えます。
例えば、Windows 2003 のロケーションは次のようになります。
<ihs_install>¥Plugins¥gsk7¥gsk7_32¥icc¥osslib <ihs_install>¥gsk7¥icc¥osslib
タスクの結果
AIX システム: 追加のセットアップ
AIX システムの場合、追加のセットアップが必要になります。