コンソールへのアクセスおよびその使用
このトピックでは、システム・メニューおよびタブの使用に関する 基本的な情報について説明します。
コンソールへのアクセス
コンソールにアクセスするには、次の手順を実行します。
- ブラウザー・ウィンドウを開きます。
- コンソールの URL を入力します。
http://host:port/
host には、 コンソールが稼働しているホストの完全修飾ネットワーク名または IP アドレスを指定します。
port を指定する必要があるのは、HTTP のデフォルト・ポートが使用されていない場合のみです。 デフォルト・ポートは、SSL に対応していない場合は 80 です。デフォルトの HTTPS ポートは 443 です。 HTTPS は、SSL を使用するようにコンソールが構成されている場合にのみ使用されます。
例:
- http://localhost/ または http://127.0.0.1: コンソールがインストールされているホスト上でブラウザーを実行している場合に使用できます。
- http://my.company.com/
- http://my.company.com:81: コンソールはポート 81 を使用するように構成されているため、ポート番号を指定する必要があります。
- ログインします。次の情報を入力して、「ログイン」をクリックします。
- ユーザー名
- パスワード
- ドメイン
デフォルトでは、資格情報入力用の別の URL にリダイレクトされ、ログインが正常に行われると、元の場所に再度リダイレクトされます。 この URL は、サービス・コンポーネントの URL です。 これは、認証のためのセキュアなサーブレットを提供します。 その使用は構成可能で、オフになっている場合またはユーザー認証に LDAP が使用される場合は、使用されません。 詳しくは、デフォルト・ログイン・セキュリティーについてを参照してください。
root、または Build Forge® でのみ定義されている別のユーザーとしてログインすると、「ドメイン」の入力を求めるプロンプトは出されません。LDAP を使用してユーザーを認証するように Build Forge を構成することをお勧めします。このようにセットアップされている場合は、「ドメイン」フィールドが表示されます。 この場合のドメインとは、ユーザーの認証に使用される LDAP ドメインのことです。
LDAP の統合も参照してください。
ユーザー・セッション
ユーザー・セッションは、最初に Cookie で生成されるセッション ID によって追跡されます。 生成されたセッション ID は、データベースに保管されます。 すべてのユーザー対話が、このセッション ID に対して検査されます。
通常は、同じログインを使用して複数のブラウザー・ウィンドウを開くことができますが、それらのウィンドウは、同じホスト上にあり、同じタイプのブラウザー (FireFox、Internet Explorer) を使用している必要があります。
セッションは、以下のいずれかの状態になると閉じられます。
- 別のホストから同じユーザー・アカウントを使用してログインが行われた。
- 同じホストから同じユーザー・アカウントを使用してログインが行われたが、使用されたブラウザーのタイプが異なっていた。
- 管理コンソール・セッションを含むブラウザーのウィンドウまたはタブをユーザーが閉じた。
- セッションの制限時間に達した。 制限時間は、「自動ログオフ」システム設定で設定します。 デフォルトでは、制限時間なしを表す 0 に設定されています。
制約およびヒント
次の使用上の制約およびヒントに注意してください。
- 1024 x 768 以上のディスプレイを設定してください。 最適な結果を得るためには、1280 x 1024 以上を使用してください。
- ブラウザー・ウィンドウを 1024 x 768 より小さくしないでください。
- フォント・サイズ、色、およびその他のユーザー補助機能を制御するには、ご使用のブラウザーの設定を使用してください。 新しいブラウザー設定を適切に表示するために、必要に応じてページを最新表示してください。
- Microsoft Internet Explorer では、フォントが大きすぎる場合や、Internet Explorer を 縮小したときに、 ページに 管理コンソール (MC) が表示されません。
コンソール・ウィンドウの使用

右上のタブをクリックして、アプリケーションを表示します。 「ダッシュボード」(デフォルト)、「UI 構成」、「コンソール」、 または「レポート」をクリックできます。 システムは、ログアウト時に表示されていたタブを記憶していて、次回のログイン時にそれを表示します。
「コンソール」アプリケーションでは、次のようにナビゲートします。
- メニューが左側に表示され、メイン表示パネルが右側に表示されます。
- メニュー項目をクリックすると、パネルが表示されるか、パネルのサブメニューが開きます。
- パネルが表示領域より長い場合は、右上のページング・コントロールを使用します。
- リストを表示する場合は、「フィルター」フィールドを使用します。 ストリングを入力して「フィルター」をクリックすると、リストが更新されます。 リストには、名前にそのストリングを含む項目のみが表示されます。
- メニューのサイズを変更するには、メニューの右端をドラッグします。
- 通常、データの作成または編集に使用できるパネルでは、次のコントロールが使用できます。
- パネルの上部で、項目を表示および選択することができます。
項目の名前をクリックすると、その項目の内容が表示されます。
項目を編集するには、「編集」アイコン
をクリックします。
- パネルの下部に、選択された項目の内容が表示されます。
- パネルの上部で、項目を表示および選択することができます。
項目の名前をクリックすると、その項目の内容が表示されます。
項目を編集するには、「編集」アイコン
- リストの項目を選択すると、左側のメニューの下に追加情報が表示される場合があります。
例:
- の順に選択して開きます。
- ユーザーをクリックします。
そのユーザーの権限が、左側のメニューの下に表示されます。