Rational Build Forge とサブバージョン

BuildForge は、ソース・コード管理のためにサブバージョン (SVN) と協働することができます。

このトピックでは、SVN との統合のための追加セットアップ要件について説明し、用意されているサンプル・アダプター・テンプレートの特性を要約します。

SVN のアダプター・テンプレート・サンプルでは、ベースラインに対する変更内容を分析する方法が提供されます。 通常、変更分析はビルド回避のために使用されます。ベースライン・コンポーネントが変更されていない場合、再ビルドは行われません。

SVN アダプターのための追加セットアップ要件

一般要件については、アダプター要件を参照してください。 SVN のための追加要件はありません。

SVN のアダプター・テンプレート・サンプル

以下のアダプター・テンプレート・サンプルが用意されています。

SubversionByDate
  1. 過去の日付と現在の日付の間で生じたリポジトリーの変更がないか、サブバージョンを照会します。
  2. 次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更タイプ、改訂、ユーザー、ファイルまたはディレクトリー、および変更日。
  3. 次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、状況、改訂、および分岐。

使用される変数は以下のとおりです。

  • SVN_CLIENT
  • SVN_OPTS
  • SVN_REPOSITORY
  • SVN_LAST_REV
  • SVN_LAST_DATE
SubversionByRev

このアダプターのセットアップ方法について説明している記事が jazz.net (https://jazz.net/wiki/bin/view/Main/RationalBuildForge/SVNAdaptorExample) にあります。

  1. 現在の改訂と前の改訂の間で生じたリポジトリーへの変更がないか、サブバージョンを照会します。
  2. 各変更に関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: 改訂、ユーザー、変更タイプ、ファイルまたはディレクトリー・パス、および変更日。
  3. 変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

使用される変数は以下のとおりです。

  • SVN_CLIENT
  • SVN_OPTS
  • SVN_REPOSITORY
  • SVN_LAST_REV
  • SVN_LAST_DATE

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