Rational ClearCase および Rational ClearQuest の環境変数

Rational ClearCase および Rational ClearQuest アダプター・テンプレートでは、下の表にある環境変数を使用して cleartool コマンドを実行します。

下の表にある環境変数すべてが、各 ClearCase または ClearQuest アダプター・テンプレートで必要とは限りません。

各アダプター・テンプレートで、必要な環境変数は、<template> セクションの <env> エレメントにリストされます。

ClearCase または ClearQuest アダプター・プロジェクトを実行する前に、必須の変数に実際の値を指定するか、デフォルトを受け入れてください。 アダプターに割り当てられた環境変数の変数値を編集します。

変数は、プロジェクトの環境内になければなりません。これらはステップ・レベルでは機能しません。

アダプター・テンプレートは、以下のディレクトリーにあります。

bfinstall¥interface (Microsoft Windows オペレーティング・システムを実行しているコンピューターの場合)

bfinstall/Platform/interface (UNIX または Linux オペレーティング・システムを実行しているコンピューターの場合)

表 1. ClearCase および ClearQuest の環境変数
環境変数名 代替変数 説明
VIEW 値=my_adaptor_view この変数を、アダプターで使用する ClearCase ビューの名前に設定します。
VOB_PATH 値=¥c_vob この値を、コンポーネント VOB の名前 (オプションで、そのサブディレクトリー) に設定します。
PROJECT_VOB 値=¥ProjectVob ByBaseline アダプターを使用する場合、この変数を、プロジェクト VOB (UCM ClearCase のみで使用される) の名前に設定します。
CCSERVER 値=BFServerName この変数を、ClearCase がインストールされ実行されている Build Forge サーバーの名前に設定します。
CurDate 値=.date %d-%b-%y.%H:%M:%S 現在の日付をアダプターに指定し、.date コマンドを使用して、ClearCase が予期する書式で日付を生成します。この値は変更しないでください。
LAST_RUN 値=1-Jan-05.00:00:00 ByDate アダプターの場合、システムはこの値を使用して、何らかの変更が発生したか判別します。この値は、最後に正常に実行されたときの日付です。 アダプターのテストの際には、この値を操作し、変更より前であると分かっている日付を取り出して、アダプターを強制的に実行させることができます。アダプターが実行の継続を許可した場合、この値は、現在の日付に自動的に更新されます。 デフォルト値は、1-Jan-05.00:00:00 です。
LABEL 値=BUILD_1 ByLabel アダプターの場合、ご使用のアダプターを使用して、(ByLabel アダプターに付く) ラベルごとに違いが生じると、システムは、この値をラベルとして使用します。
BASELINE 値=BUILD_1 ByBaseline アダプターの場合、ご使用のアダプターを使用して、ベースラインごとに違いが生じると、システムは、この値をベースラインとして使用します。
ACTIVITIES 値=SAMPL0001@ ¥ProjectVob ClearQuestClearCaseByActivity アダプターの場合、 スペースで区切られた、アクティビティー ID のセット。

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