複数エントリー・ポイント・アダプターの作成
Build Forge で提供されるアダプター・テンプレートは、単一エントリー・ポイント・アダプターです。
単一エントリー・ポイント・アダプターの場合、管理コンソール (
) で、実行するアプリケーションおよび機能のテンプレート名を選択します。 例えば、ClearCaseBaseline または ClearCaseByDate などです。必要に応じて、ClearCase 用の複数のインターフェースまたは機能を含む、 ClearCase 用のアダプター・テンプレートを 1 つ作成できます。複数エントリー・ポイント・アダプターの場合、エントリー・ポイントと呼ばれる名前によって各インターフェースを識別します。
複数エントリー・ポイント・アダプターを作成するには、以下のようにします。
- アダプター・テンプレートを作成します。テンプレートを作成する際に、
モデルとして提供されるテンプレートの 1 つを使用して、必要に応じて XML を変更することができます。テンプレートでは、<interface> エレメントに名前属性を追加して、
テンプレートに追加する各インターフェースのエントリー・ポイントを識別する必要があります。
次の例に、<インターフェース>エレメントに関連する構文を示します。
<interface name="By Date" default="true"> </interface>
- スペースが含まれていない固有の名前でアダプターを作成し、それをアダプター・テンプレートに関連付けます。 テンプレートからのアダプターの作成を参照してください。
- アダプター・ドット・コマンドまたはアダプター・リンクを使用して、アダプターをプロジェクトに追加します。
- 次の例では、.source アダプター・コマンドを使用してアダプターをプロジェクト・ステップに追加し、そのプロジェクト・ステップでは、ClearCase アダプターの By Date インターフェース機能を呼び出します。
.source ClearCase "By Date"
- アダプター・リンクを使用して複数エントリー・ポイント・アダプターを呼び出すには、アダプター・テンプレートで次のいずれかのアクションを取り、プロジェクトの実行時にどのインターフェース機能を実行するかを指定します。
- 実行する機能の<インターフェース>・エレメント定義を、テンプレート・ファイルの最初の<インターフェース>・エレメントとして配置します。
- 実行する機能の <interface> エレメントの default 属性を true に設定します (default="true")。
- 次の例では、.source アダプター・コマンドを使用してアダプターをプロジェクト・ステップに追加し、そのプロジェクト・ステップでは、ClearCase アダプターの By Date インターフェース機能を呼び出します。