Windows における Oracle クライアントの構成例
このタスクについて
環境例:
- Instant Client - Basic (C:¥instantclient_11_2)。米国英語を使用。
- Windows システム上の Oracle 11.2 (C:¥oracle¥product¥11.2.0¥db_1)。国際データに対応。
- LD_LIBRARY_PATH (C:¥instantclient_11_2¥ を含める)
- NLS_LANG=AMERICAN_AMERICA.WE8MSWIN1252
- ORACLE_HOME=C:¥instantclient_11_2¥
- ORA_NLS10=C:¥oracle¥ocommon¥nls¥admin¥data
- PATH (C:¥instantclient_11_2¥ を含める)
- TNS_ADMIN=C:¥oracle¥product¥11.2¥db_1¥network¥admin
Windows システム上の NLS_LANG について
Windows 上の Oracle クライアントは、Windows の設定を使用してローカル文字マッピングを実行します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Nls¥CodePage¥ACP
クライアントがサーバーにデータを送信する場合、サーバーの文字マッピングで文字が送信されます。
上記の NLS_LANG 設定の例は、ACP 設定の 1252 に対応しています。これは、米国向け Windows のデフォルトです。その他の言語については、Oracle InstantClient の資料を参照して、NLX_LANG の適正な言語、ロケール、および文字マップの部分を確認してください。Windows システム上で実際の ACP 設定を調べ、設定の文字マッピング部分を一致させてください。
その他の言語の文字マップは、以下のとおりです。適正な言語およびロケールと組み合わせて使用し、NLS_LANG の設定を作成してください。
1250 EE8MSWIN1250
1251 CL8MSWIN1251
1252 WE8MSWIN1252
1253 EL8MSWIN1253
1254 TR8MSWIN1254
1255 IW8MSWIN1255
1256 AR8MSWIN1256
1257 BLT8MSWIN1257
1258 VN8MSWIN1258
874 TH8TISASCII
932 JA16SJIS
936 ZHS16GBK
949 KO16MSWIN949
950 ZHT16MSWIN950
注: 文字マッピングが正しく設定されていない場合でも、警告は表示されません。最初のうちは、動作やパフォーマンスに大きな変化はありません。クライアントは、メモリーで文字変換を試みます。メモリー不足の場合や、変換を実行するためにスワップする必要がある場合は、クライアントとサーバー間の通信のパフォーマンスは著しく低下します。