Oracle クライアントの構成

このタスクについて

Oracle のクライアントをインストールして構成するには、以下のようにします。

手順

  1. 管理コンソール・ホストに Oracle Instant Client をインストールします。 実行対象のプラットフォーム (32 ビットまたは 64 ビット) に関係なく、32 ビットのバージョンをインストールする必要があります。ご使用のオペレーティング・システムに対応する Instant Client Package - Basic のバージョン 10.2 または 11.2 のみを使用してください。
    • Oracle 10.2 にはバージョン 10.2 クライアントを使用してください。
    • Oracle 11g にはバージョン 11.2 クライアントを使用してください。

    クライアントは、Oracle (http://www.oracle.com/technology/software/tech/oci/instantclient/index.html) からダウンロードしてください。

  2. 管理コンソール・ホスト上で環境をセットアップします。 いくつかの環境変数を設定しなければなりません。
    • LD_LIBRARY_PATH: クライアントのインストール・ディレクトリーを含むように設定します。
      注: Installation Manager から、この値を「データベース構成」ページに設定することができます。
    • NLS_LANG: 国際言語をサポートする適切な値に設定します。
      • UNIX システムおよび Linux システムの場合: AL32UTF8 が値に含まれている必要があります。例: AMERICAN_AMERICA.AL32UTF8。
      • Windows システムの場合: Windows レジストリーの「現在のコード ページ」の設定に対応する文字マップ仕様が値に含まれている必要があります。Windows における Oracle クライアントの構成例を参照してください。

      NLS_LANG は、説明のとおりに明示的に設定する必要があります。クライアントのインストール時に設定されるデフォルトの文字セットは、Build Forge での使用には適していません。

    • ORACLE_HOME: Oracle クライアントのインストール・ディレクトリーのパスに設定します。
      注: Installation Manager から、この値を「データベース構成」ページに設定することができます。
    • ORA_NLS10: サーバー上の 文字セット・データが置かれているパスに設定します。
    • PATH: クライアントのインストール・ディレクトリーを含むように設定します。
    • TNS_ADMIN: サーバー上の tnsnames.ora ファイルが置かれているパスに設定します。tnsnames.ora ファイルに関する全アクセス権限が設定されていることを確認してください。
      注: Installation Manager から、この値を「データベース構成」ページに設定することができます。

    Oracle サーバーの現行の言語設定を確認するには、Oracle にログインして、次のコマンドを実行します。

    SQL> host echo $NLS_LANG

次のタスク

重要: インストール時、tnsnames.ora は、データベース名と Oracle SID に同じ値を使用するようにセットアップされます。 JDBC ドライバーに関する制限により、この制約が生じます。 これらが同じでないと、クイック・レポートのレポート機能、およびサービス層の Java API と Perl API が機能しません。

フィードバック