buildforge.conf ファイルには、Build Forge がデータベースへのアクセスに使用するユーザー名とパスワード (db_password) が含まれます。 このパスワードは通常エンコードされていますが、暗号化することが可能です。 管理コンソール用にパスワードを暗号化する手順は、以下のとおりです。
bfpwencrypt -e password
password には、暗号化する平文のパスワードを指定します。
暗号化したパスワードは stdout に送信されます。
bfagent.conf ファイルには、エージェントが鍵ストアへのアクセスに 使用するパスワード鍵 (ssl_key_password) が含まれます。このパスワードは通常平文ですが、暗号化することが可能です。エージェント用にパスワードを暗号化する手順は、以下のとおりです。
bfagent -e password
password には、暗号化する平文のパスワードを指定します。
暗号化したパスワードは stdout に送信されます。エラーを修正するには、次の手順を実行します。
bfagent stream tcp nowait root /usr/local/bin/bfagent bfagent
bfagent stream tcp nowait root /usr/bin/env env LIBPATH=path /usr/local/bin/bfagent
path は
GCC ライブラリーの場所です。暗号化パスワードは、ストリング bfcrypt: と、中括弧で囲まれたパスワード鍵の別名で始まり、その後ろにパスワードが続きます。このパスワードは暗号化 (AES 128 ビット) されてから、エンコード (Base63) されます。 以下は、エンコードされたパスワードと暗号化されたパスワードの例です。
エンコードされたパスワード:
dd8b42eed5cc051500f5bffe2b82b1aa6a67baee028a85d0cefa
暗号化されたパスワード:
{bfcrypt:7427ab360c4010008f9d000049664966}drAIT1zLDGX/xRcvw65+B8aFpTqvmAdbmnh6FpwkHjU=