ステップをサーバーにスティックさせる

プロジェクト内のステップは、セレクターによって許される場合には、さまざまなサーバーで実行することができます。しかし、前もって特定のサーバーを指定したかどうかにかかわらず、プロジェクトの全部または大半のステップをその同じサーバーで実行することができます。 プロジェクト・レベルの「スティッキー」プロパティーを指定すると、これを行うことができます。

プロジェクト・レベルのプロパティーを表示するには、「プロジェクト」を選択してから、対象プロジェクトの名前の隣にある「編集」アイコン 「編集」アイコン、鉛筆 をクリックします。

「スティッキー」プロパティーは、プロジェクト内の、独自のセレクターが指定されていないステップにのみ適用されます。あるステップに「デフォルト」以外のセレクター・オプションが指定されている場合、システムは、そのセレクターを使用してそのステップ用のサーバーを選択します。そのセレクターがプロジェクトのセレクターと同じであっても同様です。

「スティッキー」プロパティーが設定されていると、プロジェクトは、セレクター・フィールドが「デフォルト」に設定されているすべてのステップについて、同じサーバーを使用します。

インライン・プロジェクトを開始する際、システムはインラインのステップのデフォルトのセレクターとして、そのインライン・プロジェクトのセレクターを使用します。 呼び出し元プロジェクトの「スティッキー」プロパティーはインライン・プロジェクトに影響を与えず、インライン・プロジェクトは、独自の「スティッキー」プロパティーが設定されている場合にはそれに従います。

システムは、インライン・ライブラリーを開始するときに、以下の規則に従います。
注: .bset サーバー・コマンドを使用することにより、ジョブの実行中にプロジェクトのデフォルト・サーバーを変更できます。 .bset コマンドの発行後に実行されるステップは、そのコマンドで設定された新規デフォルトを使用し、新規サーバーにスティックします。

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