アクティビティーが同時に発生するのを防ぐ、システム内のグローバル・フラグ。 各セマフォーは、システムが管理するラベルである。 通常、リソースを排他使用する必要があるプロジェクトまたはステップは、セマフォーを取得して、その排他使用を実現する。
.semget コマンドを使用して、ステップ内にセマフォーを設定する。 このセマフォーは、.semput コマンドによって別のステップでリリースされる。セマフォーを取得したら、 他のステップはそのセマフォーを取得できない。セマフォーを取得しようとするステップは、セマフォーがリリースされるまで待機する。
プロジェクトが完了すると、プロジェクトが使用したすべてのセマフォーがシステムによって自動的にリリースされる。 システム・エラーが原因でジョブが終了するような場合には、 セマフォーがリリースされないことがある。その場合、手動でリリースできる。