ユーザーを作成し、とクリックして、それらのユーザーにプロパティーを割り当てることができます。
また、システムを LDAP/Active Directory データベースに接続して、ユーザー情報を取得することもできます。ユーザーをグループに割り当てることにより、ユーザー・セキュリティー許可を管理するので、セキュリティー機能をテストするために何人かのユーザーを作成する必要があります。
ユーザー・レコードを表示した場合には、次の 3 つのタブが使用できます。
- 詳細: このタブを使用して、ほとんどのユーザー・プロパティーを編集します。
使用可能なプロパティーを以下に説明します。
- 現在のグループ: ユーザーがメンバーのアクセス・グループを表示します。アクセスは、直接行うか、または別のグループのメンバーである直接グループを通じて行われます。
- グループの変更: ユーザーが直接メンバーであるグループを表示し、グループにユーザーを追加したり、グループからユーザーを除去することができます。
各ユーザーについて、「詳細」タブで次のプロパティーを設定できます。
- 名前
- ユーザーの表示名およびラベルです。
- E メール
- システムがこのユーザーに E メール通知を送信できる E メール・アドレスです。
注: 通知対象として明示的に選択されたユーザーにのみ、E メールが送信されます。
以下の E メール・アドレス・フォーマットがサポートされています。
username は、E メールのユーザー名です。
name は、任意のストリング (通常、何らかの形で名前を表すもの) です。
username@host.com
name username@host.com
name "<username@host.com>"
name <username@host.com>
name "username@host.com"
- ユーザー名
- 管理コンソールへのログオンに使用する名前です。
- パスワード
- 管理コンソールへのログオンに使用するパスワードです。現在ログオン中のユーザーには、フィールドは表示されません。このフィールドを使用して新規パスワードを入力するか、既存のパスワードを変更します。
「確認」フィールドに同じパスワードを入力します。
- 上限
- ユーザーが 1 日に起動することができるジョブの最大数を設定します。上限に達すると、システムはユーザーの実行割り当て量が超過したことを示すメッセージを表示します。
この値が 0 の場合、システムはユーザーに対して任意の数のビルドの実行を許可します。
- タイムゾーン
- ユーザーのタイムゾーンです。システムは、通知されるすべての時刻のデフォルトのタイムゾーンとして、root ユーザーのタイムゾーンを使用します。
通知時刻は、サーバー・ホスト・クロックに基づいています。
デフォルトでは、システム内のユーザーと LDAP のユーザーに、root ユーザーと同じタイムゾーンが割り当てられます。ユーザーは、自分に割り当てられたタイムゾーンを編集できます。
- パスワードの確認
- 確認のため、ここでパスワードを再入力します。
- 優先ログイン
- ユーザーを優先ユーザーにするには、このオプションを指定します。
優先ユーザーは常に、システムにログインすることができます。
使用可能なユーザー・ライセンスの数が許容範囲に達すると、システムは最も古いセッションのユーザーをログアウトさせて、優先ユーザーのためのスペースを作ります。
root ユーザーも常にログインできますが、ライセンスを必要としません。
- 日付書式
- ユーザーが好きな表示書式を選択します。
- 言語
- ユーザーの言語を選択します。
- パスワード有効期限付き
- このオプションにチェック・マークが付いている場合、そのユーザーのパスワードは、「パスワードの有効期限日数」システム設定に指定された日数が経過した後に有効期限切れになります。
- スクリーン・リーダーの使用
- 「はい」を設定すると、強調表示およびフォーカスを動的に行うなど、視覚障害を持ったユーザーに対するスクリーン・リーダー機能をサポートするインターフェースが使用可能になります。
- ユーザー・タイプ
- ユーザーは、次の 3 つのタイプのいずれかに属している場合があります。
- 通常: Web クライアントを使用して、コンソールにアクセスできます。属しているアクセス・グループのメンバーおよび権限に基づいて、システムを変更することができます。1 ユーザーにつき 1 つのセッションのみが許可されます。
- 読み取り専用: Web クライアントを使用して、コンソールにアクセスできます。個人情報 (ユーザーのパスワードや設定など) 以外の項目は変更できません。1 ユーザーにつき 1 つのセッションのみが許可されます。
- API: Web クライアントを使用して、コンソールにアクセスすることはできません。このタイプのユーザーは、Java API または Perl API で作成されたクライアントを使用して、システムにアクセスします。同じ API ユーザーが複数のログイン・セッションを保持する可能性があります。セッション情報は自動的に共有されます。
- 週のカレンダー開始日
- スケジュール・カレンダーで先頭に表示する曜日を選択します。
デフォルトは「日曜日」です。
- 切り捨て
- リストおよびプルダウン・メニューに表示する文字数を制御します。例えば、20 に設定した場合、プロジェクト名の最初の 20 文字のみが表示されます。
- 検索 (Searching)
- 「フィルター」フィールドが製品全体でどのように検索を実行するかを決定します。
値は以下のとおりです。
- 大/小文字の区別 (Case Sensitive) (デフォルト) - 検索では各文字の大/小文字が考慮されます。
- 大/小文字を区別しない (Case Insensitive) - 検索では大/小文字は考慮されません。
- ステップ・ログ初期ビュー
- ジョブの結果でステップ・ログが開かれるときに、ステップ・ログがどのように配置されて表示されるかを指定します。
「最初のページ」(デフォルト) に設定された場合、ビューはログの最初のページに配置されます。
「最後のページ」に設定された場合、ビューはログの最後のページに配置されます。