エージェントのパスワード暗号化は、エージェントの構成ファイルで
有効化します。
エージェントでパスワード暗号化を有効化する手順は、以下のとおりです。
- エージェントが実行中であれば停止します。
- エージェントのインストール先ディレクトリーに移動します。
- 以下のように bfagent.conf を編集し、暗号化設定をオンにします。
password_encrypt_module ./bfcrypt.dll;./bfpwcrypt.conf
エージェントがインストール・ディレクトリー以外のディレクトリーで起動されている場合、
直接そのファイルを参照するようにこのパスを変更してください。
- 管理コンソール暗号鍵を入手します。その鍵をファイルにエクスポートします。
暗号化されたサーバー認証パスワードをエージェントが暗号化解除する際に、この鍵が必要となります。この鍵は、ローカル鍵ストアのパスワードを暗号化するためにも使用されます。
- この鍵をエージェントの bfpwcrypt.conf ファイルに配置します。
エージェント用に生成した鍵を、ファイルの最後に置きます。パスワードを手動で暗号化
する際には、ファイル内の最後の項目が使用されます。
- エージェントを開始します。
- 管理コンソールで「サーバー」に移動します。
このエージェントを使用するすべてのサーバー定義について、「パスワード暗号化構成」プロパティーを「有効」に設定します。
- 「接続のテスト」をクリックして、接続が
暗号化されたパスワードで動作することを確認します。