このセクションでは、Build Forge システムをインストールした後に必要な処置について説明します。
- PATH 変数を確認します。
- 管理コンソールがプロキシー・サーバーを介してデータベースにアクセスする必要がある場合、PHP が使用するプロキシー・サーバーを指定します。
- JVM メモリーを設定します。
- ログ・メッセージをマイグレーションします。
Windows の PATH 変数の確認
Windows の PATH 環境変数には、データベース・クライアントまたはドライバー DLL へのパスが組み込まれていなければなりません。
次のデータベースに適した PATH を手動で確認してください。
- DB2 - db2cli.dll および sqlar.dll を含むディレクトリー
- MySQL - libmysql.dll を含むディレクトリー
- Oracle - oci.dll を含むディレクトリー
Microsoft SQL Server の場合は、ODBC 接続をセットアップすることによって、
この要件が対処されます。
プロキシー・サーバーの指定
オプション: このステップは、管理コンソールでプロキシー・サーバーを使用してデータベースにアクセスする場合にのみ必要です。プロキシー・サーバーを使用するように PHP を構成する必要があります。
JVM メモリーの設定 (クイック・レポートに必要)
オプション:
このステップは、使用するエディションにクイック・レポート (Standard
Edition、Enterprise Edition、Enterprise Plus Edition) が含まれている場合のみに必要です。
- JVM の最大メモリーを 1 MB 以上に設定します。レポートの実行には、最小で 1 GB (1024 MB) のヒープ・サイズが必要です。レポート実行中 (大容量のレポートを実行する場合など) に「メモリー不足」エラーが発生した場合は、この設定値を増やしてください。
場合によっては、ホストのメモリーを増やす必要もあります。
JAVA_OPTS -Xmx1024M
ログ・メッセージのマイグレーション
Build Forge は、以前のリリースとは異なる方法でジョブ・メッセージを保管します。そのため、Build Forge インストールが以前のリリースからのアップグレードである場合、ジョブ出力ページの「メッセージ」列は、その特定のジョブのマイグレーションが完了するまで一時的にブランクになる可能性があります。小規模で優先度の低いバッチでこのようなことが起こると、マイグレーションに時間がかかる場合があります。ジョブにブランクのメッセージがある場合は、そのジョブのメッセージのマイグレーションが完了するまで単に待つことをお勧めします。