Installation Manager を使用した製品の再インストールおよび 既存の DB2 Express の使用

他の製品コンポーネントのアンインストール時に DB2 Express データベースを除去しなかった場合は、 製品を再インストールして、既存の DB2 Express データベースを使用することができます。 このシナリオでは、既存の Build Forge プロジェクトおよびジョブ・ログにアクセスできるようにします。
Installation Manager を開始する前に、以下の手順でチェックリストを使用して、 必要な DB2 Express 情報を入手します。
重要: HTTPS と SSL を使用するようにシステムが構成されている場合は、<bfinstall>/keystore および <bfinstall>/bfclient.conf (証明書のパスワードが保管されている場所) にある証明書をバックアップする必要があります。 UNIX システムおよび Linux システムの場合、これらのディレクトリーは <bfinstall>/Platform にあります。

再インストールして、既存の DB2 Express データベースを使用するには、次のようにします。

  1. Installation Manager を開始します。
  2. 「開始」ページで、「インストール」をクリックします。
  3. Installation Manager ウィザードの指示に従って、製品コンポーネントを再インストールします。
  4. 「データベース構成」ページで、以下を選択します。
    1. DB2 Express をインストールしますか?」で「いいえ」を選択します。
    2. インストール時にこのデータベースにデータを取り込みますか?」で「いいえ」を選択します。
    3. 次の表の情報を使用して、残りのフィールドに入力します。
      チェックリスト: DB2 Express 構成情報
      フィールド 説明
        データベース・ホスト 製品提供の DB2 Express データベースは、 ローカル・ホスト名 (127.0.0.1) にインストールされています。
        データベース名 データベース名は BUILD (すべて大文字) です。
        データベース・スキーマ名 データベース・スキーマの名前は BUILD (すべて大文字) です。
        データベース・ユーザー名 DB2 Express データベースの作成時に指定したデータベース・ユーザー名。
        データベース・パスワード データベース・ユーザー名に対して指定したパスワード。
        DB2 クライアント・ライブラリーへのパス DB2 Express 用の DB2 クライアント・ライブラリー (db2cli.dll) へのパスは、 C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB¥bin です。
        JDBC ドライバー・ロケーション DB2 Express 用の JDBC ドライバー (db2jcc.jar) へのパスは、 C:¥Program Files¥IBM¥SQLLIB¥java です。
  5. 「接続のテスト」をクリックします。
  6. 「次へ」をクリックして続行し、インストールを完了します。

フィードバック