以下の例では、コマンド行でのユーティリティーの実行方法を示します。ユーティリティーの構文については、agentupdate ユーティリティーのリファレンスを参照してください。
以下のコマンドでは -preview オプションを使用します。 このオプションを指定すると、ユーティリティーはターゲット・コンピューターに接続して、そのコンピューター上で実行するコマンドを表示します。この場合、コマンドは実際には実行されません。
java -jar agentupdate.jar -preview -targets agent_deploy_config.xml
-keyfile mykeyfile.txt
次のコマンドでは、入力 XML ファイル内の平文のパスワードをすべて暗号化します。このコマンドでは、どのリモート・コンピューターにも接続されません。
java -jar agentupdate.jar -encrypt -targets agent_deploy_config.xml -keyfile mykeyfile.txt
-logFile LogFile.txt
このコマンドでは、ターゲット・コンピューターでの IBM Rational Build Forge エージェントの更新またはインストールを行います。-sourceDir オプションは、すべてのターゲットのエージェント・インストーラーを含むディレクトリーを示します。ユーティリティーの実行時にこのオプションを指定しない場合は、XML ファイル内に対応するパラメーターを指定してください。XML ファイル内のすべてのターゲットに共通のディレクトリーにインストーラーがある場合は、XML ファイル内の <Globals> エレメントに SourceDirectory パラメーターを指定します。ただし、ターゲット・コンピューターのいずれかのソース・ディレクトリーが異なる場合は、そのターゲット・コンピューターの <Target> エレメントで SourceDirectory パラメーターを定義してください。例については、サンプル XML ファイルの『サンプル 2』を参照してください。
java -jar agentupdate.jar -sourceDir .¥resources -targets agent_deploy_config.xml -logFile LogFile.txt
IBM Rational Build Forge には、ユーティリティーの使用法を示す bfagentupdate.xml サンプル・プロジェクトが用意されています。
サンプル・プロジェクト使用するには、管理コンソールのインポート機能を使用するか、bfimport コマンドを使用して、プロジェクトをインポートします。 このプロジェクトは、C:¥Program Files¥IBM¥Build Forge¥samples¥agentupdate¥BFproject¥ (Windows の場合) または /opt/buildforge/samples/agentupdate/BFproject/ (Linux の場合) からインポートしてください。
プロジェクトは、プレビュー、暗号化、実行という 3 つのステップを必要とします。これらのうち、プレビューと暗号化のステップは、サンプル・プロジェクトに含まれていません。
これらのステップを要件に応じて有効にしてから、プロジェクトを実行してください。