クロス・スコープ更新のコミット (スケジュール) を実行するためのステップ
msys for Setup「更新のコミット」ジョブを処理するためにジョブ・スケジュール・システムを
使用する場合は、この手順に従ってください。
はじめに:
- このタスクは、z/OS システムの構成変更によって影響を受ける、システムおよびシスプレックスの両方に対して実行する必要があります。
- このタスクが実行できるのは、ジョブをコミットするためのジョブ・スケジュールが
許可されているシステム・プロパティーが設定されている場合のみです (詳しくは、システムの追加ウィザード - ジョブのサブミットおよびジョブのサブミットを参照)。
- このタスクは、許可が与えられているサービスに対してだけ実行できます。
- サービス・インスタンスをセットアップする対象の z/OS システムに対して十分な許可を持つ ID が必要です。
- 「更新の準備」が正常に実行されている必要があります。サービスをセットアップするタスクの概要については、msys for Setup によるソフトウェア製品のセットアップを参照してください。
- 対象となるサービスがほかのサービスに依存している場合には、それらのサービスに対する許可を持つほかのユーザーとの協力が必要になることもあります。
クロス・スコープ更新のコミット (スケジュール) タスクを実行するためのステップ:
- 「更新センター」を開きます (システム構成の更新を参照)。
- タスクの実行対象となる「システム」または「シスプレックス」タブ付きパネルを選択します。
- 選択されていない場合は、タスク・ナビゲーション領域で、
「更新のコミット (スケジュール)」を選択します。
- 注:
- このラジオ・ボタンは、「システム」および「シスプレックス」の両方に対して「更新の準備」が
正常に実行されている場合にのみ有効です。
- 「更新のコミット (スケジュール)」タスクに対してジョブを生成するには、
「ジョブの生成」をクリックします。
- すべてのサービスに対して「ジョブの生成」が実行されていることを
確認します。
許可されていないサービスが、サービスのリストに含まれる場合、
そのサービスに対するジョブは生成されません。リスト内で各サービスを選択し、「許可ユーザーのリスト」をクリックします。
それぞれのサービスで「ジョブの生成」を実行する必要があることを、許可ユーザーの 1 人に連絡します。
- 生成されたジョブをジョブ・スケジュール・システムによって処理できる z/OS システムに転送するには、
「ジョブの転送」をクリックします。