エラー戻りコードのロギング (LOGCLIENTERR)
このオプションは、メッセージ EZZ9830I で記録されたクライアント戻りコードを表示するために使用します。
「メッセージ EZZ9830I でエラーを報告する」ボックスにチェックすると、戻りコードはメッセージ EZZ9830I に記録されます。
- FTP コマンドで ( EXIT、( EXIT=nn、または -e オプションが指定されていると、エラーが起こったときにFTP 環境がクローズされ、エラーについてメッセージ EZZ9830I がポストされます。
- FTP コマンドで ( EXIT、( EXIT=nn、および -e オプションが指定されていない場合には、最初のエラーが起こるとメッセージ EZZ9830I がポストされますが、FTP 環境はクローズされません。
- メッセージ EZZ9830I に表示される戻りコードは、
戻りコード (CLIENTERRCODES) の変換 の項で選択した設定に従って形式設定されます。
エラーのリストは、z/OS Communications Server IP
ユーザーズ・ガイドおよびコマンド (SC88-8931) の 「FTP サブコマンド・コード」の項に説明があります。
クライアントがバッチ・モードで実行している場合には、メッセージはシステム・ログ SYSLOGD とそのバッチ・ジョブのログに記録されます。
そうでない場合には、メッセージはクライアントのディスプレイにポストされます。
メッセージ EZZ9830I には以下が入っています。
- FTP クライアントのアドレス・スペースの名前。
- 障害のある FTP サブコマンド。
- FTP サーバーから受け取った最後の 3 桁の応答コード。
- クライアントの開始時に EXIT、EXIT=nn、または -e パラメーターが指定されたかどうか、またこのエラーの結果としてクライアントが終了したかどうか。
- 戻りコードの形式。
- 指定した形式の戻りコード。