サービス・インスタンスの削除
サービス・インスタンスを削除するには、コンテキスト・メニューを使用します。
サービス・インスタンスをもう使用しない場合、特に、サービスに対応するプログラム・コードを
除去するために作成された場合は、そのサービス・インスタンスを削除してください。
サービスを削除する前に、サービス・インスタンスを適応させるために行ったすべての変更を
元に戻します (システム構成への変更の取り消しを参照)。
これを行わないと、これらの更新がサービス上に保存され、システム構成の
矛盾が発生する可能性があります。
msys for Setup は、サービス・インスタンス自体または従属サービスへの更新が
取り消されていなくても、サービス・インスタンスの強制削除を許可します。
強制削除が行われるのは、以下の場合のみです。
- z/OS システムで、サービスがすでに、物理的に削除されている。
この場合、msys for Setup では、対応する更新は取り消されません。
システムの構成を一貫性のある状態にするには、msys for Setup の外部で
サービス・インスタンスへの更新を取り消す必要があります。
- 特に、削除されるサービス・インスタンスが従属サービスに対してオプショナルである場合に、
従属サービスへの更新を取り消したくない。
強制的にサービス・インスタンスを削除した後、
削除したサービスに対して更新要求があった従属サービスを、再度カスタマイズする必要があります。
はじめに:
- サービス・インスタンスを削除するには、サービスの許可が与えられている必要があります。
- オプションのインスタンス・サービスおよび複数インスタンス・サービスのサービス・インスタンスだけを削除できます。
- あるサービス・インスタンスに対してほかのサービス・インスタンスが依存関係を持つ場合には、そのサービス・インスタンスは削除できません。
サービス・インスタンスを削除するためのステップ
- リソース・ツリーで、作業対象にしたいシスプレックス用フォルダーであるシスプレックス・フォルダー、および作業対象としたいシステム用のフォルダーを展開します。
- システム・フォルダー内で制御パネルをクリックします。利用できるサービス・インスタンスとサービス・テンプレートのリストが、リスト・ビューに表示されます。
- インスタンスを削除したいサービスのサービス・テンプレートを展開します。
- 削除したいインスタンスを選択します。
- メニューで「ファイル」 --> 「削除」の順にクリックします。
- 注:
- このメニュー項目は、該当するサービスが許可されている場合にのみ表示されます。
結果: サービス・インスタンスが削除され、リスト・ビューに表示されなくなります。