SMF レコード

FTP サーバーは、SMF 機能を使用して特定の FTP イベントをログできます。以下に、SMF を使用して記録したイベントのリストを示します。

APPEND
APPEND コマンドの処理時にイベントを記録します。
DELETE
DELETE コマンドの処理時にイベントを記録します。
ログイン失敗
ログイン失敗時にイベントを記録します。
RENAME
RENAME コマンドの処理時にイベントを記録します。
RETRIEVE
RETRIEVE コマンドの処理時にイベントを記録します。
STORE
STORE または STORE UNIQUE コマンドの処理時にイベントを処理します。

これらのイベントのそれぞれで、SMF レコードはタイプ 118 またはタイプ 119 としての書き込みを選択できます。タイプ 119 レコードは、IPv6 を使用したセッションに関する情報を含めて、より多くの情報を提供します。タイプ 119 レコードをお奨めします。タイプ 118 とタイプ 119 の両方を記録できますが、これはパフォーマンスの関係でお薦めしません。

「FTP イベントをすべてログに記録: (SMF)」を選択すると、サーバーは上記のイベントのそれぞれに関するイベント・レコードを記録します。レコード・タイプが 118 であるか 119 であるかも選択できます。

タイプ 118 レコードのサブタイプは次のとおりです。

タイプ 119 レコードのサブタイプは次のとおりです。

さらに上級のユーザーは、特定のイベントだけを記録するか、または標準以外のサブタイプを持つタイプ 118 レコードを使用することができます。SMF ロギングのより拡張されたカスタマイズを構成するには、「選択したイベントをログに記録」を選択して、「イベント・リスト...」ボタンをクリックします。 FTP 終了 FTPSMFEX を使用すると、EXIT が呼び出されるたびにイベントを記録するように選択できます。これは、タイプ 118 レコードを使用している場合に適用されるだけです。タイプ 119 レコードの場合には、FTP 特定の終了は呼び出されません。

SMF の設定が適用されるのは、FTP サーバーが FILETYPE=SEQ (通常) モードにある場合でだけです。SMF の設定をサーバーが FILETYPE=JES または FILETYPE=SQL モードにあるときにも適用したい場合には、それぞれのボックスにチェックします。