この TCP/IP がこのデバイスを識別するときの名前 (たとえば DEVICE1) を指定するために使用します。 IBM 2216 マルチアクセス・コネクター・モデル 400、IBM RS/6000、または別の z/OS ホストへの HPFT MPC 接続の場合、デバイス名は HPDT 接続の TRLE 名にする 必要があります。 TRLE は VTAM TRL メジャー・ノードに定義されており、デバイスを開始するには アクティブでなければなりません。 TRLE の定義については、z/OS IBM Communications Server: SNA リソース定義解説書を参照してください。
規則:
最大長は 8 文字です。
文字はそれぞれ、非ブランクの印刷可能文字でなければなりません。 ,;.= (コンマ、セミコロン、ピリオド、または等号) は使用できません。
先頭文字は $@# のいずれか、または英数字でなければなりません。 数字の場合、名前を 16 進数にすることはできません。
予約済み TRLE 名 IUTSAMEH を使用して、同じシステム上の 2 つの TCP/IP スタック間の 接続を確立することができます。このとき、2 つのスタック間の物理デバイス接続は 必要ありません。 また、予約済み TRLE 名 IUTSAMEH は、このホストで実行されている VTAM インスタンスへの Enterprise Extender 接続を定義するためにも使用できます。 Enterprise Extender 接続を定義する場合、デバイス名は IUTSAMEH にする必要があります。
VTAM は IUTSAMEH TRLE を自動的にアクティブにします。
XCF 接続の場合、デバイス名は XCF 接続のもう一方の側にあるターゲット VTAM の CP 名でなければなりません。これにより、許可される名前のセットはさらに 制限される可能性があります。 デバイスを開始するには、両方のノードの VTAM ISTLSXCF メジャー・ノードが アクティブである必要があります。 OS/390 V2R8 以前のノードへの接続の場合、XCF TRLE もアクティブでなければなりません。