SOA ポリシー・ライフサイクル

SOA ポリシー・ライフサイクルを使用すれば、ポリシーが最初に識別されたときから、ポリシーが実動環境にデプロイされて、ポリシーが最終的に不要になって非推奨になるときまで、ポリシーを管理できます。

ポリシーが WSRR に作成されると、デフォルトでポリシーの SOA ライフサイクルが開始され、「識別済み」ガバナンス状態になります。 ポリシーが各状態に進むライフサイクルと遷移の図を含む、ガバナンス・ライフサイクルの状態について詳しくは、IBM® WebSphere® Service Registry and Repository バージョン 8.0 インフォメーション・センター - SOA ポリシー・ライフサイクルを参照してください。 ポリシーを改訂するためにポリシーを前のガバナンス状態に戻すこともできます。

ポリシーの状態は、以下のいずれかになります。
これらすべてのガバナンス状態は有効な状態ですが、IBM SOA Policy Pattern に関して言えば、ポリシーが実施される有効なガバナンス状態は以下のとおりです。
  1. 承認済み
  2. 破棄済み
  3. 非推奨

どのポリシーを実施するかを決定する際の選択ルール

ポリシーは、いずれかの有効な状態 (「承認済み」、「破棄済み」、「非推奨」) になっていなければ、WebSphere Message Broker メッセージ・フローによって実施されません。 特定のスケジュール条件に関して複数の有効なポリシーが WSRR から取得される場合、以下の選択ルールが適用されます。
  1. ガバナンス状態には以下の優先順位があります。
    • 承認済み
    • 破棄済み
    • 非推奨
  2. 複数の有効なポリシーがガバナンス状態に基づいて同じ最高優先順位を持つ場合、ポリシーはポリシー名の昇順でソートされ、最初のポリシーが選択されます。
  3. 複数の有効なポリシーが同じ名前および同じガバナンス状態を共有する場合、直近に更新されたポリシーが実施されます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2012年10月16日


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/prodconn/v1r0m0/topic/com.ibm.scenarios.soawmbwsrr.doc/topics/csoa_policies_soa_lifecycle.htm