SOA Policy Gateway Basic Runtime External DataPower パターンは Basic Runtime パターンと同じですが、デプロイメントで外部 DataPower® アプライアンスを指定することが必要です。
注: この説明は、IBM® Power® システムのパターンに適用されます。
SOA Policy Gateway Basic Runtime External
DataPower パターンには以下のパーツがあります。
- WSRR スタンドアロン・サーバー
- DB2® Enterprise
- SOA monitoring for DataPower (Core OS パーツ内)
以下の図に、
SOA Policy Gateway Basic Runtime External
DataPower パターンの構成を示します。
図 1. DataPower アプライアンスを使用した PureApplication Server 構成
スクリプトおよび拡張オプション
このパターンでは、デプロイ時に以下のスクリプトへのユーザー入力が必要です。
WSRR スタンドアロン・サーバー・パーツで:
- SOA Policy Gateway 2.5.0.0 - Security
- SOA Policy Gateway 2.5.0.0 - Promotion
- SOA Policy Gateway 2.5.0.0 - DataPower Domain
Core OS パーツで:
- SOA Policy Gateway 2.5.0.0 - DataPower Monitoring
パーツとスクリプトのパラメーターを参照してください。
Governance Master を使用した Basic Runtime の構成
Basic Runtime パターンが Governance Master パターンと共に構成されると、以下が行われます。
- セルをまたぐセキュリティーが構成される。
- Governance Master の promotion.xml ファイルが、Basic Runtime デプロイメントのデプロイメント・データによって更新される。
プロモーションを構成するには、以下のいずれかのステージ・オプションを選択する必要があります。
これらのオプションは、WSRR 内のガバナンス有効化プロファイルによって提供されるレベルに調整されます。
ガバナンス・プロファイルが異なる場合、Governance Master ガバナンス・プロファイルが変更されると「その他 (other)」が選択されます。
WSRR 内のガバナンス有効化プロファイルについて詳しくは、
IBM WebSphere® Service Registry
and Repository バージョン 8.0 インフォメーション・センター - ガバナンス有効化プロファイルを参照してください。
注: このパターンは、Governance Master がないスタンドアロン・システムのプロビジョンに使用できます。これを行うには、パターンのデプロイ時に Governance Master パラメーターを「Unset」として指定します。このように設定すると、デプロイメント中にプロモーション・スクリプトでエラーが生成され、デプロイメントは「失敗 (failed)」として表示されますが、このエラーは無視できます。