問題の診断

  1. 接続問題の診断
  2. ログ・ファイルに関する作業

接続問題の診断

PD ツール共通サーバーへの接続の確立中に発生した問題を診断するには、以下の手順に従ってください。

  1. 「ホスト接続」ビューで新規接続を指定します。
    「ホスト接続」ビューで新規接続を指定する
    「ホスト接続」ビュー
  2. Eclipse 設定の Problem Determination Tools 設定ページを開きます (「ウィンドウ...」 -> 「設定」 を選択)。
    PD ツール共通クライアント設定ページ
    PD ツール共通クライアント設定ページ・ビュー
  3. 「問題診断」 セクションの接続のリストで、問題を診断するシステムを選択します。
  4. 問題診断を実行するには、テスト・ボタンをクリックします。
  5. ツールから問題診断情報がダイアログに返されます。
    成功ダイアログ失敗ダイアログ
    「接続成功」ダイアログ 「接続失敗」ダイアログ

ダイアログ (特にエラーのあるダイアログ) が表示されたら、返されたメッセージを調べて、問題を診断することができます。

診断情報 アクション
'***** エラー *****' 問題診断中に検出されたエラーの先頭にマークが付きます。 それに続くメッセージを読み、問題を把握してください。 例えば、上のエラー・ダイアログは、無効なポート番号に関連するエラーを報告しています。 システム管理者に、ポート番号が PD ツール共通サーバーで有効であることを確認するよう依頼する必要があります。
診断ツールがハング テスト接続ボタンをクリック後、クライアントがハングした場合は、キャンセル・ボタンをクリックし、ダイアログに返された問題診断情報を読んでください。 別の製品で使用されているポート番号を指定した可能性があります。
拡張機能の起動に失敗 PD ツール共通サーバーは、追加の構成ファイルを使用して拡張可能です。 例えば、Fault Analyzer for z/OS プラグインおよび File Manager for z/OS プラグインを構成することにより、それらの拡張機能を扱うように拡張することができます。 いずれかの PD ツール・プラグインを使用できない場合は、サーバー拡張機能がサーバーでインストールおよび構成されていない可能性があります。 サーバーに対して構成されている拡張機能を確認するには、問題診断テキストで「サーバーにインストールされている拡張機能に関する情報を取得中。拡張機能:」 というメッセージを探してください。 サーバーに認識されているサーバー拡張機能のリストがあります。 下の拡張機能構成名を探してください。
  • FA: Fault Analyzer for z/OS 拡張機能
  • FM: File Manager for z/OS 拡張機能
  • DT: Debug Tool for z/OS DTSP 拡張機能
  • WSIM: Workload Simulator for z/OS and OS/390 拡張機能
既知のサーバー拡張機能
報告された既知のサーバー拡張機能

上の例では、FA および FM の各拡張機能は、DEFAULT (構成ファイルが必要) および VRFY (問題診断を有効にするために事前構成された拡張機能) とともにインストールされます。

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ログ・ファイルに関する作業

「ログの表示」ボタンをクリックすると、ローカル・ログ・ファイルの内容を表示できます。 また、「ログの消去」ボタンをクリックすると、ローカル・ログ・ファイルの内容を消去できます。

ログ・ファイルの内容は、IBM サポート・チームと連携して問題を診断する際にのみ使用します。 要求された場合は、デバッグ情報を収集するために必要な手順に従ってください。

  1. 「サーバーをデバッグ・モードで稼働」オプションを選択します。
  2. 「ログの消去」ボタンをクリックして、ローカル・ログ・ファイルの内容を消去します。
  3. 一連のアクションを実行して、問題を再現します。
  4. 「ログの表示」ボタンを押してログ・ファイルを表示し、IBM サポート・チームにその内容を送ります。
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