DB2 コマンドおよび SQL コンソール

DB2 コンソールのオープンおよび操作

DB2 コマンド・コンソールまたは DB2 SQL コンソールを開くには、以下のようにします。

これにより、標準の「Eclipse コンソール」ビューが (まだ表示されていない場合は) 表示され、選択された DB2 サブシステムに対するコンソールが開きます。

コンソール・ビューは、Eclipse 内のすべてのコンソール間で共用されることに注意してください。 コンソール・ビューのツールバーにある「選択したコンソールの表示」ボタンをクリックし、表示されるポップアップ・メニューから目的のコンソールを選択すると、コンソール・ビューに現在表示されているコンソールを手動で選択することができます。

このコンソール・ビューで現行コンソールをロックし、他のコンソールによってテークオーバーされないようにするには、コンソール・ビューのツールバーにある「コンソールのピン留め」ボタンをクリックします。 これを行った後で、コンソールが作成されると、コンソール・ビューの新しいインスタンスが作成され、既存のコンソール・ビューは未変更のままになります。

コンソールが開いたら、そのコンソールを必要な数のコンソール・ビューに表示できます。 新しいコンソール・ビューを作成するには、「コンソールを開く」ボタンをクリックし、表示されるポップアップ・メニューから「新規コンソール・ビュー」を選択します。

コンソールの出力をクリアするには、コンソール・ビューのツールバーにある「コンソールのクリア」ボタンをクリックします。 コンソールを閉じるには、そのツールバーの「コンソールを閉じる」ボタンをクリックします。

DB2 コンソールで以前に入力したコマンドは、コンソールが開いている間、コンソールのコマンド・ヒストリーに保持されます。 コマンド・ヒストリーには、以下の 4 とおりの方法でアクセスできます。

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DB2 コマンド・コンソール

DB2 コマンド・コンソールでは、DB2 管理コマンドを入力できます。 例えば、

DIS DATABASE (*)
と入力すると、既存のデータベースがリストされます。 認識文字 (一般的にはハイフン) は入力しないでください。

テキストを入力すると、コンソールでは、コマンド、キーワード、およびキーワード・パラメーターに対して制限付きの構文強調表示が実行されます。 認識されたコマンドのみが強調表示されることに注意してください。

Ctrl+Space を押すと、コンソールにコンテンツ・プロポーザルのリストが表示されます。 これを使用すると、使用可能なコマンドおよびキーワードのリストを確認できます。 コマンド・プロポーザルには、選択されたコマンドの資料へのリンクも含まれています。

制限: 構文強調表示およびコンテンツ・プロポーザルでは常に、DB2 v10 構文が使用されます。 DB2 コマンド・コンソールはサポートされている他のバージョンの DB2 で使用できますが、DB2 コマンド・コンソールで提供される構文強調表示およびコンテンツ・プロポーザルが正しく機能しない可能性があります。

DB2 SQL コンソール

DB2 SQL コンソールを使用して、DB2 SQL ステートメントを評価することができます。 例えば、

SELECT NAME FROM SYSIBM.SYSTABLES;
と入力すると、DB2 サブシステム内のすべての表の名前がリストされます。 SQL ステートメントの末尾にはセミコロンを付け、その直後に改行文字が続いている必要があります (つまり、セミコロンを入力して Enter キーを押します)。 これを行わないと、ステートメントは実行されません (SQL ステートメントが複数行にわたるのを許すことになります)。

SELECT ステートメントの出力はテキスト表としてフォーマット設定されます。

テキストを入力すると、コンソールでは、認識された 1 次 SQL ステートメント・コマンドが構文強調表示されます。 残りの SQL ステートメントは構文強調表示されません。

Ctrl+Space を押すと、コンソールにコンテンツ・プロポーザルのリストが表示されます。 これを使用すると、使用可能な 1 次 SQL ステートメント・コマンドのリストを確認できます。 プロポーザルには、選択されたコマンドの資料へのリンクも含まれています。

制限: 構文強調表示およびコンテンツ・プロポーザルでは常に、DB2 v10 構文が使用されます。 DB2 SQL コンソールはサポートされている他のバージョンの DB2 で使用できますが、DB2 SQL コンソールで提供される構文強調表示およびコンテンツ・プロポーザルが正しく機能しない可能性があります。

制限: File Manager DB2 の SQL 実行機能に適用される制限はすべて、DB2 SQL コンソールにも適用されます。 例えば、File Manager DB2 の SQL 実行機能で BLOB タイプの列の SELECT を実行できない場合は、DB2 SQL コンソールでも同様に実行できません。

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DB2 資料にカスタム DB2 インフォメーション・センターを使用

DB2 コンソールに表示されるコマンドの情報ポップアップには、そのコマンドの資料 (インフォメーション・センター・ページ) のリンクが含まれます。 デフォルトで使用されるインフォメーション・センターは http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dzichelp/v2r2/index.jsp ですが、これは File Manager の設定ペインでカスタマイズできます。

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