基本テンプレート・エディターには、新規テンプレート作成用および既存テンプレート編集用のさまざまなオプションが用意されており、File Manager® 基本エディターとともに使用できます。 テンプレートによって、リソースに保管されたレコードの特定の解釈方法を指定できるため、File Manager® エディターの機能性が向上します。 テンプレート・エディターを使用すると、テンプレートを容易に作成および変更するために欠かせないツールが提供されるため、そうした解釈方法をユーザーが指定できます。この機能により、データとの対話方法をさらに細かく制御できます。テンプレート・エディターには、File Manager で使用できるものと同等レベルの編集機能があります。IBM File Manager の ISPF テンプレート・エディターの詳細については、「IBM File Manager® for z/OS® ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス」を参照してください。
File Manager® for Eclipse プラグインのテンプレート・エディターを使用すると、以下に関する作業を行うことができます。
テンプレート・エディターは下記の 3 つのタブで構成されます。
「レイアウト」タブには、現在編集されているテンプレートで使用可能なさまざまなレイアウトに関する情報が表示されます。 このタブを使用して、以下のようにテンプレートに関するさまざまな情報を指定できます。
「レイアウト」タブ |
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このダイアログは、識別、選択、または関連する識別の各基準として使用できる基準を構成するために役立ちます。
フィールド別基準エディター |
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このダイアログでは、独自の基準式を作成できます。 このダイアログには、基準式の作成を支援するために、現在選択されているレイアウトに関するフィールド情報が表示されます。
テーブル内のフィールドをダブルクリックすると、式で対応するフィールド番号を挿入できます。 Ctrl + Space を押してコンテキスト・アシストを起動することもできます。 これにより、フィールドのリストが説明とともに表示されます。
注: フリー・フォーマット基準はフィールド別式よりも表現が多様であるため、フリー・フォーマット基準とフィールド別基準とは交換可能ではありません。
基準エディター (フリー・フォーマット) |
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「コピーブック」タブには、テンプレートの作成に使用されたコピーブックに関する情報が表示されます。 このタブでは、テンプレートに含まれるコピーブックを変更することもできます。
1 つのテンプレートに最大 12 のコピーブック・ライブラリーを指定できます。 テンプレートの再作成時に、指定されたコピーブック・メンバーのセットがコピーブック・ライブラリーで検索されます。 テンプレートの再作成時には、ライブラリーで一致した最初のメンバーが使用されます。
「再作成」 ボタンを選択すると、エディターは、「設定」ページで指定されたコピーブックおよびコンパイラー・オプションを使用してテンプレートを再作成します。 これは、現在接続されているホストに限定して指定した場合です。 それ以外の場合は、デフォルト・オプションが使用されます。
「コピーブック」タブ |
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「情報」タブには、テンプレートの作成日や変更日などのテンプレートに関する基本的な情報が表示されます。 さらに、テンプレートの説明を指定できます。
「情報」タブ |
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