IBM® File Manager® plug-in for Eclipse に用意されている機能の大部分は、「システム情報」ビューからアクセス可能です。 プラグインのインストール後に、任意のパースペクティブでこのビューを表示できます。
File Manager® サーバーへの接続の作成後に、以下の作業を行うことができます。
「システム情報」ビュー内の大部分のアクションは、コンテキスト・メニューからアクセス可能です。コンテキスト・メニューにアクセスするには、ビューで項目を右クリックするか、Shift + F10 キーを押します。ビューでの選択に応じて、使用可能な一連のアクションが示されたメニューが表示されます。
「システム情報」ビューのコンテキスト・メニューの例 |
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以下に、使用可能なアクションの要約をリストします。
アクション | 説明 |
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照会の追加 | z/OS リソースまたは z/OS サブシステム・リソースを見つけるための新規照会を追加します。 |
「割り振り」ウィザード | さまざまなデータ・セットまたは HFS ファイルを割り振るための File Manager® ウィザードを起動します。 |
接続を閉じる | 選択したシステムへの接続をすべて閉じます。 |
「比較」ウィザード | File Manager® 比較ウィザードまたは DB2 比較ウィザードを起動します。 |
クリップボードにコピー | 「システム情報」ビューで現在選択されている項目の絶対パス名をコピーします。 |
「コピー」ウィザード | リソースまたはデータをコピーするための File Manager® コピー・ウィザードまたは DB2 コピー・ウィザードを起動します。 |
「データの作成」ウィザード | リソースにデータを追加するための File Manager® 作成ウィザードまたは DB2 作成ウィザードを起動します。 |
メンバーの作成 | PDS またはライブラリー・データ・セット内にメンバーを作成するためのダイアログを表示します。 |
「テンプレートの作成」ウィザード | 新規テンプレートを作成するための File Manager® テンプレート作成ウィザードを起動します。 |
DB2 コマンド・コンソール | 選択されたシステム (または DB2 サブシステム) のコンソール・ビューで「DB2 コマンド・コンソール」を開きます。 |
DB2 SQL コンソール | 選択されたシステム (または DB2 サブシステム) のコンソール・ビューで「DB2 SQL コンソール」を開きます。 |
削除 | z/OS システム上の選択したリソースを削除します。 |
ホスト・バージョンの表示 | ホスト・バージョンおよび PTF 情報を表示します。 |
デスクトップにエクスポート | 選択されたリソースをデスクトップ上の XML ファイルまたは CSV ファイルにエクスポートします。 |
次へジャンプ | 選択されたツリー・コンポーネントの子を、ツリー内の最上位項目として表示します。 (これを元に戻すには、「システム情報」ビューのツールバーにある「戻る」ボタンをクリックします。) |
変更 | 関連するダイアログを使用して既存の照会およびシステムを変更します。 |
「エクスポート」ウィザード | DB2 データをデータ・セットにエクスポートするための File Manager® DB2 エクスポート・ウィザードを起動します。 |
定様式エディター | File Manager® の「定様式エディター・オプション」ダイアログを起動して、選択したリソースの表示または編集セッションを開始します。 |
「インポート」ウィザード | DB2 リソースにデータ・セットのデータを追加するための File Manager® DB2 インポート・ウィザードを起動します。 |
テンプレート・エディター | 現在選択されているリソースに対して File Manager® テンプレート・エディターを起動します。 |
「印刷」ウィザード | リソースの内容を印刷するための File Manager® 印刷ウィザードまたは DB2 印刷ウィザードを起動します。 |
プロパティー | 選択した項目の「プロパティー」を表示する、Eclipse の「プロパティー」ビューを起動します。例えば、File Manager® プラグインは、「プロパティー」ビューを使用して、z/OS リソースおよび照会のプロパティーを表示します (また、一部の照会プロパティーをビューから直接変更できるようにします)。 |
最新表示 | ビューで現在選択されている項目を最新表示します。例えば、データ・セット照会を選択して、メニューから「最新表示」を選択すると、最新のデータ・セット情報がホストから取得されます。 最新表示可能な子を持つ項目を最新表示すると、これらの子も最新表示されます。 |
削除 | 選択した項目をビューから削除します。 |
ログイン詳細の更新 | 選択したシステム用のユーザーおよびパスワードの詳細を更新します。 |
「テンプレートの更新」ウィザード | 既存のテンプレートを更新するために、File Manager® テンプレート更新ウィザードを起動します。 |
エラーの表示 | ビューで現在選択されている項目に関連するエラーをすべて表示します。例えば、このオプションは、サーバーでの認証が失敗した場合に使用可能になります。『問題の診断』を参照してください。 |
「ロード・モジュールの表示」ウィザード | File Manager®「ロード・モジュールの表示」ウィザードを起動します。 |
照会を使用して、メインフレーム・システム上の特定のリソースを検索できます。 パフォーマンス上の理由から、非常に汎用的なフィルターおよび照会 (すべてのデータ・セットを取り出すための ** など) を作成することは避け、より限定的な照会を作成することをお勧めします。
「データ・セット照会の追加/編集」ダイアログを使用すると、以下のデータ・セット名パターンに基づいて、データ・セットと一致する照会を指定できます。
さらに、タイプを基準にしてデータ・セットをフィルターに掛けることができます。VSAM データ・セット・タイプを選択する場合は、関連付けられた INDEX または DATA コンポーネントのデータ・セットも表示されることに注意してください。
「メッセージ・キュー照会の追加/編集」ダイアログを使用すると、指定された WebSphere® MQ マネージャーの WebSphere® MQ キューを指定のシステムで見つけるための照会を作成できます。 パターンは、キュー名について指定できますが、WebSphere® MQ マネージャーについては指定できません。サポートされるワイルドカードは以下のとおりです。
「USS ファイル照会の追加/編集」ダイアログを使用すると、指定したシステムで UNIX システム・サービス階層ファイル・システム・ファイルを見つけるための照会を作成できます。 照会では、特定のディレクトリー内のすべてのファイル、またはそのディレクトリー内のファイルのサブセットを表示できます。 これを行うには、タイプ・フィルター (すべてのファイル・タイプがまとめて「HFS ファイル」や「USSファイル」と呼ばれる一方、タイプ「ファイル」は標準の編集可能ファイルを表すことに注意してください) を指定するか、ワイルドカードを指定します。 /u/keeper*/ や /%/keeper/ は有効な照会ではないことに注意してください。 これは、File Manager® が、複数の異なるディレクトリーからファイルを検索しないためです (また、% 文字または * 文字が含まれるパスはサポートされません)。
サポートされるワイルドカードは以下のとおりです。
「CICS リソース照会の追加/編集」ダイアログを使用すると、特定のシステム上の特定の CICS システムで CICS ファイル、一時データ・キュー、または一時ストレージ・キュー・リソース (まとめて「CICS リソース」と呼びます) を見つけるための照会を作成できます。 パターンは、リソース名には指定できますが、(CICS アプリケーション ID で参照される) CICS システムには指定できません。
サポートされるワイルドカードは以下のとおりです。
「DB2 オブジェクト照会の追加/編集」ダイアログを使用すると、特定のシステム上の特定の DB2 サブシステムで DB2 表またはデータベースを見つけるための照会を作成できます。 パターンは、オブジェクト名、所有者 (作成者とも呼ばれます)、およびデータベース (表の照会時) には指定できますが、DB2 サブシステムには指定できません。 無効な DB2 サブシステムを指定すると、照会は失敗します。
サポートされるワイルドカードは以下のとおりです。