ライブラリー・リポジトリーには、「個人」および「共通」の 2 種類のリスト・データ・セットが保持されます。 「個人」リストは、STC 内のユーザーに固有で、最大 20 のデータ・セットを定義できます。 「共通」リストは、STC 内のすべてのユーザー用に組み込まれています。 このリストは管理者権限を持つユーザーのみが編集でき、最大 50 のデータ・セットを定義できます。 ソース・プログラム・マッピング機能は、まず「個人」リスト内のライブラリーを検索し、次に「共通」リスト内のライブラリーを検索します。 ソースが見つからない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
個々のデータ・セットはリスト内で、追加、コピー、削除、および上下に移動できます。 また、一括機能として、リストから選択した行を Windows クリップボードにコピーでき、新しいデータ・セットをクリップボードから直接追加することができます。 z/OS リポジトリーは、「OK」ボタンをクリックすると更新されます。
ライブラリーの「個人」リストは、ISPF の「A04 - ソース・マッピング・データ・セット・リスト」機能と同等の機能を備えています。 ただし、「コンパイル日時に一致」に対するインディケーターは GUI では使用できず、デフォルトの「いいえ」が常に使用されます。 Application Performance Analyzer for z/OS により、GUI 内の「個人」リストと、ISPF 内の「A04 - ソース・マッピング・データ・セット・リスト」が同期化されます。
ライブラリーの「共通」リストは、ISPF の「A05 - ソース・マッピング共通リスト」機能と同等の機能を備えています。 「共通」リストはすべてのユーザーが表示できますが、「共通」リストを更新するためにアクセスできるのは、管理アクセス許可を持つユーザーに限られます。 Application Performance Analyzer for z/OS により、GUI 内の「共通」リストと、ISPF 内の「A05 - ソース・マッピング共通リスト」が同期化されます。
注: サード・パーティー・リポジトリー・タイプは、CAZRXOEM clist が使用のためにカスタマイズされた場合にのみ使用可能です。 APA/GUI は、OEM REXX の有無についてはテストできません。
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![]() 共通ライブラリー・リポジトリー |